JPS62144893A - 薄膜体のレ−ザ加工方法 - Google Patents

薄膜体のレ−ザ加工方法

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Publication number
JPS62144893A
JPS62144893A JP60288553A JP28855385A JPS62144893A JP S62144893 A JPS62144893 A JP S62144893A JP 60288553 A JP60288553 A JP 60288553A JP 28855385 A JP28855385 A JP 28855385A JP S62144893 A JPS62144893 A JP S62144893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
laser
film body
cutting
solid
Prior art date
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Pending
Application number
JP60288553A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Nishikawa
幸男 西川
Masashi Makino
牧野 正志
Yuji Uesugi
雄二 植杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は薄膜体のレーザ加工方法に関するものである。
従来の技術 従来、フィルムの切断のような薄膜体のレーザ加工方法
は、例えば特開昭56−151189号公報、特開昭6
0−121090号公報に示されているように、炭酸ガ
スレーザを用いるのが一般的な方法であった。固体レー
ザを用いた場合、金寓やセラミックスを加工することは
できるが、樹脂フィルムを切断しようとしても吸収率が
低く切断は困難である。一方、炭酸ガスレーザは樹脂フ
ィルムへの吸収が良く容易に切断することができろう 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のように炭酸ガスレーザを用いた方法
では、波長が長いためスポット径を小さく絞ることがで
きず、切断幅を100μm以下にする必要があるような
微細加工には適さない。
本発明は上記問題点に鑑み、フィルムに対して微細加工
を可能とする薄膜体のレーザ加工方法を提供するもので
ある。
問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明の薄膜体のレーザ加
工方法は、フィルムの表面に蒸着により金属層を形成し
た後、固体レーザを用いて蒸着フィルムの切断あるいは
穴あけ加工を行なうものである。
作用 上記した方法によって、以下に述べる理由で蒸着フィル
ムに対して切断あるいは穴あけ加工することができる。
固体レーザ、例えばYAGレーザを用いて樹脂フィルム
を切断あるいは穴あけ加工することは困難である。第1
図は加工時の蒸着フィルム断面とビーム強度の関係を示
すものである。1は固体レーザ・ビーム、2は樹脂フィ
ルム、3は蒸着金属である。レーザ・ビーム2がガウス
モードの時、ビーム強度は4に示されるように光軸上で
最も大きく、周辺にいくほど小さくなる。そして蒸着金
属はビーム強度がしきい値5より大きなところで除去さ
れる。上述したように樹脂フィルム2は固体レーザ・ビ
ーム1をほとんど吸収しない。しかし蒸着金属3が溶融
あるいは気化する際の熱量の一部が樹脂フィルム2に伝
わる。またビーム強度の変化を示す曲線4の斜線部では
、蒸着金属3は除去はされないが温度上昇する。樹脂フ
ィルム2の融点は金属に比べ低(300’C以下のこと
が多い。したがって樹脂フィルム2には蒸着金属3がら
熱量が与えられるので、固体レーザを用いてもフィルム
を切断あるいは穴あけ加工することができる。
また、一般に使われているレンズの焦点位置におけるス
ポット径dは次式(1)のように示される。
f弓 d=  −(1) ここで、fはレンズの焦点距離、1は波長、アは入射ビ
ーム径である。式(1)からも明らかなように、レンズ
の焦点距離と入射ビーム径が同じであれば、波長の短い
方がスポット径を小さく絞ることができる。つまり固体
レーザ、例えばYAGレーザの波長(1,06μm)は
炭酸ガスレーザの波長(1o、eμm)に比べて短く、
スポット径を小さく絞シ切断や穴あけ加工することが可
能である。
実施例 以下、本発明の一実施例の薄膜体のレーザ加工方法につ
いて、図面を参照しながら説明する。
第2図は本発明における薄膜体のレーザ加工方法を説明
するだめの構成図である。第2図において、6は固体レ
ーザ発振器、7は反射鏡、8は集光レンズ、9は蒸着フ
ィルム、1oは供給ロール、11は巻き取りロール、1
2はガイド・ロールである。固体レーザ発振器6から出
た固体レーザ・ビーム1は反射鏡7により反射された後
集光レンズ8を通過し、蒸着フィルム9に集光されたレ
ーザ・ビームか照射され加工が行なわれる。
上記薄膜体のレーザ加工方法について、以下第1図及び
第2図を用いてその動作を説明する。
第1の実施例では固体レーザ発振器6としてYAGレー
ザのQスイッチ発振器を用いた。蒸着フィルム9の種類
により切断条件は異なると考えられるが、蒸着金属3の
厚さが5ooXの場合、平均出力0.2 Wを焦点をぼ
かさずに照射すると、幅50μm以下で毎秒1胴の速度
で切断することができる。
第2の実施例では固体レーザ発振器eとしてYAGレー
ザの連続発振器を用いた。この場合、平均出力5Wを焦
点をぼかさずに照射すると、幅so1tmで毎秒300
mmの速度で切断することができる。
なお、第1及び第2の実施例ではYA(、レーザを用い
たが、他の固体レーザでも切断可能なことは言うまでも
なく、またモードも基本モードとマルチモードのいずれ
でも良い。
発明の効果 以上のように本発明は、蒸着フィルムの切断あるいは穴
あけ加工を固体レーザを用いて行なうことにより、蒸着
フィルムに対して小さな幅で切断あるいは穴あけ加工す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレーザ加工方法における加工時の蒸着
フィルム断面とビーム強度の関係を示した図、第2図は
本発明のレーザ加工方法を説明するだめの構成図である
。 1・・・・・・固体レーザ・ビーム、2・・・・・・樹
脂フィルム、3・・・・・・蒸着金属、4・・・・・・
ビーム強度の変化を示す曲線、6・・・・・・固体レー
ザ発振器、9・・・・・・蒸着フィルム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 薄膜体の表面に蒸着により金属層を形成した後、固体レ
    ーザを用いて前記薄膜体の切断あるいは穴あけ加工を行
    なう薄膜体のレーザ加工方法。
JP60288553A 1985-12-20 1985-12-20 薄膜体のレ−ザ加工方法 Pending JPS62144893A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0661734A3 (en) * 1993-12-28 1996-11-06 Nec Corp Process for forming contact holes in an insulating membrane and process for cutting the membrane.

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54120498A (en) * 1978-03-10 1979-09-19 Hitachi Ltd Laser machining

Patent Citations (1)

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