JPS6214415Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6214415Y2 JPS6214415Y2 JP1982081688U JP8168882U JPS6214415Y2 JP S6214415 Y2 JPS6214415 Y2 JP S6214415Y2 JP 1982081688 U JP1982081688 U JP 1982081688U JP 8168882 U JP8168882 U JP 8168882U JP S6214415 Y2 JPS6214415 Y2 JP S6214415Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stem
- cable
- shaft
- cable connector
- grease
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004519 grease Substances 0.000 claims description 17
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 2
- YAFQFNOUYXZVPZ-UHFFFAOYSA-N liproxstatin-1 Chemical compound ClC1=CC=CC(CNC=2C3(CCNCC3)NC3=CC=CC=C3N=2)=C1 YAFQFNOUYXZVPZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Flexible Shafts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばエンジンの回転取出し軸等に
連結され、その回転を機械式スピードメータ機械
式タコメータ、タコグラフ等のメータ類に伝達す
るためのケーブル(たわみ軸)において、該ケー
ブルのグリースがメータ側へ流れ込むことを防止
することができるようにしたメータへのケーブル
グリース上り防止機構に関するものである。
連結され、その回転を機械式スピードメータ機械
式タコメータ、タコグラフ等のメータ類に伝達す
るためのケーブル(たわみ軸)において、該ケー
ブルのグリースがメータ側へ流れ込むことを防止
することができるようにしたメータへのケーブル
グリース上り防止機構に関するものである。
第1図は従来例を示すものであるが、図におい
て、21はケーブルであつて、アウタケーシング
22とインナ軸23を有し、そのアウタケーシン
グ22内には、インナ軸23の円滑な回転を図る
ための潤滑油としてグリースが充填され、更にそ
のグリースの漏出を防止するためにアウタケーシ
ング22に固着されたケーブルコネクタ24の内
側と、インナ軸23との間にシール用環体25が
装着されているものがある。そして、このケーブ
ル21におけるインナ軸23の回転時に生じるグ
リース上りを防ぐために環体25とインナ軸23
との間隙をできるだけ小さくしているのが現状で
あるが、高低温時において生じる熱収縮によつ
て、環体25とケーブルコネクタ24との間に緩
みが生じ、これによりグリースの漏出を効果的に
防ぐことができなくなる不都合があつた。
て、21はケーブルであつて、アウタケーシング
22とインナ軸23を有し、そのアウタケーシン
グ22内には、インナ軸23の円滑な回転を図る
ための潤滑油としてグリースが充填され、更にそ
のグリースの漏出を防止するためにアウタケーシ
ング22に固着されたケーブルコネクタ24の内
側と、インナ軸23との間にシール用環体25が
装着されているものがある。そして、このケーブ
ル21におけるインナ軸23の回転時に生じるグ
リース上りを防ぐために環体25とインナ軸23
との間隙をできるだけ小さくしているのが現状で
あるが、高低温時において生じる熱収縮によつ
て、環体25とケーブルコネクタ24との間に緩
みが生じ、これによりグリースの漏出を効果的に
防ぐことができなくなる不都合があつた。
本考案は前記のような従来のものの欠点を排除
し、ケーブルのアウターケーシングの内部に充填
されたグリースが漏出することがないケーブルグ
リース上り防止機構を提供するものである。
し、ケーブルのアウターケーシングの内部に充填
されたグリースが漏出することがないケーブルグ
リース上り防止機構を提供するものである。
以下に本考案を第2図に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
1はスピードメータのフレームであつて、この
フレーム1には筒状のステム2が固着されてい
る。3は該ステム2内に嵌着されているステムブ
ツシユであり、このステムブツシユ3内には、ス
ピードメータのマグネツト軸4が回転自在に挿通
支持されている。5はマグネツト軸4の端部に嵌
着された抜止めリングであつて、これによりマグ
ネツト軸4がステムブツシユ3から抜けることが
阻止されている。6はケーブルであつて、アウタ
ケーシング7と、そのアウタケーシング7内に回
転可能に挿通されたインナ軸8とを有し、このイ
ンナ軸8の回りのアウタケーシング7内にはグリ
ース9が充填されている。更に、このアウタケー
シング7にはスリーブ状のケーブルコネクタ10
が固着されている。そしてかかる構造のケーブル
6のアウタケーシング7は、ケーブルコネクタ1
0を介してスピードメータのステム2に連結さ
れ、またインナ軸8の先端の角出し部は、マグネ
ツト軸4に設けた角孔内に係合され、このインナ
軸8の回転力がマグネツト軸4に伝達されるよう
になつている。
フレーム1には筒状のステム2が固着されてい
る。3は該ステム2内に嵌着されているステムブ
ツシユであり、このステムブツシユ3内には、ス
ピードメータのマグネツト軸4が回転自在に挿通
支持されている。5はマグネツト軸4の端部に嵌
着された抜止めリングであつて、これによりマグ
ネツト軸4がステムブツシユ3から抜けることが
阻止されている。6はケーブルであつて、アウタ
ケーシング7と、そのアウタケーシング7内に回
転可能に挿通されたインナ軸8とを有し、このイ
ンナ軸8の回りのアウタケーシング7内にはグリ
ース9が充填されている。更に、このアウタケー
シング7にはスリーブ状のケーブルコネクタ10
が固着されている。そしてかかる構造のケーブル
6のアウタケーシング7は、ケーブルコネクタ1
0を介してスピードメータのステム2に連結さ
れ、またインナ軸8の先端の角出し部は、マグネ
ツト軸4に設けた角孔内に係合され、このインナ
軸8の回転力がマグネツト軸4に伝達されるよう
になつている。
11は、本考案の主要な構成要件であるオイル
シール用のゴムパツキンであつて、該ゴムパツキ
ン11は、ステム2の内周面に嵌着される円筒部
12と、そのステム2の端面2aと、該端面2a
と対向するケーブルコネクタ10の内径段部10
aとの間に位置されてこの両者間に挟持される鍔
部13とを有し、更にその円筒部12の内周面に
はマグネツト軸4の端部に嵌着された抜止めリン
グ5の外周面に摺接される環状リツプ14が形成
され、また鍔部13の端面には、前記内径段部1
0aに当接される環状リブ15が形成されている
ものである。
シール用のゴムパツキンであつて、該ゴムパツキ
ン11は、ステム2の内周面に嵌着される円筒部
12と、そのステム2の端面2aと、該端面2a
と対向するケーブルコネクタ10の内径段部10
aとの間に位置されてこの両者間に挟持される鍔
部13とを有し、更にその円筒部12の内周面に
はマグネツト軸4の端部に嵌着された抜止めリン
グ5の外周面に摺接される環状リツプ14が形成
され、また鍔部13の端面には、前記内径段部1
0aに当接される環状リブ15が形成されている
ものである。
以上のように本実施例では、ステム2にケーブ
ルコネクタ10を連結するとき、このステム2と
ケーブルコネクタ10との間に前記構造のゴムパ
ツキン11を嵌合するようにしたものであるか
ら、そのゴムパツキン11に設けた環状リツプ1
4が抜止めリング5の外周面と密接し、また環状
リブ15はケーブルコネクタ10の段部10aに
密接されて、ケーブル6のグリース9がスピード
メータ内へ侵入されることが阻止される。また、
上記実施例におけるゴムパツキ11の硬さは必要
に応じて選択すればよく、さらに、上記実施例で
は、パツキン11をゴム製としたが、シール性を
有するものであれば他の材質でもよいことはいう
までもない。
ルコネクタ10を連結するとき、このステム2と
ケーブルコネクタ10との間に前記構造のゴムパ
ツキン11を嵌合するようにしたものであるか
ら、そのゴムパツキン11に設けた環状リツプ1
4が抜止めリング5の外周面と密接し、また環状
リブ15はケーブルコネクタ10の段部10aに
密接されて、ケーブル6のグリース9がスピード
メータ内へ侵入されることが阻止される。また、
上記実施例におけるゴムパツキ11の硬さは必要
に応じて選択すればよく、さらに、上記実施例で
は、パツキン11をゴム製としたが、シール性を
有するものであれば他の材質でもよいことはいう
までもない。
この考案は前記のようであつて、可撓性を有す
るインナ軸8が回転自在に挿入されたケーブル6
のアウターケーシング7の端部に、該端部をスピ
ードメータ1のステム2に嵌合連結させるケーブ
ルコネクタ10を固着し、円筒部12とその一端
部に連結されたそれより大径の鍔部13からな
り、かつ前記円筒部12の内周面には環状リツプ
14が設けられた全体が弾性材料製のパツキン1
1を前記ステム2内に装着して前記環状リツプ1
4を、前記ステム2内に枢支され、かつ前記イン
ナ軸8と連結してその回転によつて回転するマグ
ネツト軸4の周面に摺接させので、弾性パツキン
11の円筒部12は、ステム2に精度良く組込ま
れたマグネツト軸4の同心同状上の位置に確実に
配置される。このため円筒部12の内周面に設け
られた環状リツプ14がマグネツト軸4の周面に
偏心することなく接触し、グリース9のメータ1
内への侵入を確実に阻止することができる。ま
た、それとともに弾性パツキン11が、ステム2
に装着されるので、ステム2へのケーブルコネク
タ10の連結・分離に際しても環状リツプ14が
マグネツト軸4に接触したままであるから、環状
リツプ11がマグネツト軸4の挿入・離脱によつ
て損傷されるということがなく、その耐久性が損
なわれることがない。
るインナ軸8が回転自在に挿入されたケーブル6
のアウターケーシング7の端部に、該端部をスピ
ードメータ1のステム2に嵌合連結させるケーブ
ルコネクタ10を固着し、円筒部12とその一端
部に連結されたそれより大径の鍔部13からな
り、かつ前記円筒部12の内周面には環状リツプ
14が設けられた全体が弾性材料製のパツキン1
1を前記ステム2内に装着して前記環状リツプ1
4を、前記ステム2内に枢支され、かつ前記イン
ナ軸8と連結してその回転によつて回転するマグ
ネツト軸4の周面に摺接させので、弾性パツキン
11の円筒部12は、ステム2に精度良く組込ま
れたマグネツト軸4の同心同状上の位置に確実に
配置される。このため円筒部12の内周面に設け
られた環状リツプ14がマグネツト軸4の周面に
偏心することなく接触し、グリース9のメータ1
内への侵入を確実に阻止することができる。ま
た、それとともに弾性パツキン11が、ステム2
に装着されるので、ステム2へのケーブルコネク
タ10の連結・分離に際しても環状リツプ14が
マグネツト軸4に接触したままであるから、環状
リツプ11がマグネツト軸4の挿入・離脱によつ
て損傷されるということがなく、その耐久性が損
なわれることがない。
また、前記ケーブルコネクタ10を前記ステム
2に嵌合連結したとき、前記ステム2の端面2a
と該端面2aに対向させて前記ケーブルコネクタ
10に設けられた段部10aとの間で前記鍔部1
3を挟持するようにしたので、グリース9がメー
タ1のステム2とコネクタ10との間の間隙から
ケーブル6の外部へ漏出することが阻止される。
従つた前述のグリース9のメータ1内への侵入阻
止と相俟つて、ケーブルのグリース上りが効果的
に防止され、ケーブルの異音発生がなくなると共
にメータ類をグリースで汚損したり、あるいは故
障せしめることがなくなるという優れた効果があ
る。
2に嵌合連結したとき、前記ステム2の端面2a
と該端面2aに対向させて前記ケーブルコネクタ
10に設けられた段部10aとの間で前記鍔部1
3を挟持するようにしたので、グリース9がメー
タ1のステム2とコネクタ10との間の間隙から
ケーブル6の外部へ漏出することが阻止される。
従つた前述のグリース9のメータ1内への侵入阻
止と相俟つて、ケーブルのグリース上りが効果的
に防止され、ケーブルの異音発生がなくなると共
にメータ類をグリースで汚損したり、あるいは故
障せしめることがなくなるという優れた効果があ
る。
第1図は従来例を示した断面図、第2図は本考
案よりなるケーブルとメータ類との連結状態を示
した断面図である。 1……メータフレーム、2……ステム、2a…
…端面、3……ステムブツシユ、4……マグネツ
ト軸、5……抜止めリング、6……ケーブル、7
……アウタケーシング、8……インナ軸、9……
グリース、10……ケーブルコネクタ、10a…
…内径段部、11……ゴムパツキン、12……円
筒部、13……鍔部、14……環状リツプ、15
……環状リブ。
案よりなるケーブルとメータ類との連結状態を示
した断面図である。 1……メータフレーム、2……ステム、2a…
…端面、3……ステムブツシユ、4……マグネツ
ト軸、5……抜止めリング、6……ケーブル、7
……アウタケーシング、8……インナ軸、9……
グリース、10……ケーブルコネクタ、10a…
…内径段部、11……ゴムパツキン、12……円
筒部、13……鍔部、14……環状リツプ、15
……環状リブ。
Claims (1)
- 可撓性を有するインナ軸8が回転自在に挿入さ
れたケーブル6のアウターケーシング7の端部
に、該端部をスピードメータ1のステム2に嵌合
連結させるケーブルコネクタ10を固着し、円筒
部12とその一端部に連結されたそれより大径の
鍔部13からなり、かつ前記円筒部12の内周面
には環状リツプ14が設けられた全体が弾性材料
製のパツキン11を前記ステム2内に装着して前
記環状リツプ14を、前記ステム2内に枢支さ
れ、かつ前記インナ軸8と連結してその回転によ
つて回転するマグネツト軸4の周面に摺接させ、
前記ケーブルコネクタ10を前記ステム2に嵌合
連結したとき、前記ステム2の端面2aと該端面
2aに対向させて前記ケーブルコネクタ10に設
けられた段部10aとの間で前記鍔部13を挟持
するようにしたことを特徴とするメータへのケー
ブルグリース上り防止機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8168882U JPS58184013U (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | メ−タへのケ−ブルグリ−ス上り防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8168882U JPS58184013U (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | メ−タへのケ−ブルグリ−ス上り防止機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58184013U JPS58184013U (ja) | 1983-12-07 |
JPS6214415Y2 true JPS6214415Y2 (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=30090781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8168882U Granted JPS58184013U (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | メ−タへのケ−ブルグリ−ス上り防止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58184013U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0521017Y2 (ja) * | 1986-02-14 | 1993-05-31 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55115428U (ja) * | 1979-02-07 | 1980-08-14 |
-
1982
- 1982-06-02 JP JP8168882U patent/JPS58184013U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58184013U (ja) | 1983-12-07 |
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