JPS62143976A - 成形可能な被覆組成物 - Google Patents

成形可能な被覆組成物

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JPS62143976A
JPS62143976A JP61237283A JP23728386A JPS62143976A JP S62143976 A JPS62143976 A JP S62143976A JP 61237283 A JP61237283 A JP 61237283A JP 23728386 A JP23728386 A JP 23728386A JP S62143976 A JPS62143976 A JP S62143976A
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JP
Japan
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coating composition
resin
composition according
phenoxy
modifying
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Application number
JP61237283A
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English (en)
Inventor
イスマエル・コロン
チヤールズ・ニール・メリアム
フイリツプ・フランク・ウルフ
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Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フェノキシ樹脂バインダーを使用した成形可
能な被覆組成物に関する。
発明の背景 熱可塑性ポリ(ヒドロキシエーテル)は、斯界において
知られておりそして一般にフェノキシ樹脂と称されてい
る。同様に、か\る樹脂とそれよりも相対的に軟質の樹
脂との混合物も知られている(米国特許第4925.5
04号及び同第4.33ス330号を参照されたい)。
これらの種類の混合物は、射出成形の如き加工処理にお
けるフェノキシ樹脂の汎用性を改良するのに又はこれと
は逆にフェノキシが混入される樹脂の加工性を改良する
のに有用であることが判明した。
また、フェノキシ樹脂は、コイル被覆樹脂として、特に
亜鉛に富む耐腐食性検器におけるバインダー樹脂として
も周知である(米国特許第4、391.855号、同第
4.474260号及び1984年10月19日付は出
願の米国特許願第662、896号を参照されたい)。
か\る被覆は変形していない表面に対しては優れた耐腐
食性を提供するけれども、これらは、基材及び被覆がか
なりの変形を受けるような用途又は約400″Fよりも
低い焼付温度が使用されるところ(いわゆる”低温焼付
”方式)では完全には満足でない場合が多い。変形を捧
々う用途の代表的なものは、自動車製造工業におけるよ
うなシート金屑の打抜き及び二次成形を包含する用途で
ある。か\る変形の結果として、耐腐食性はかなり低下
する。フェノキシ樹脂にそれよりも軟質の樹脂を混合す
ることはフェノキシ樹脂を例えば成形目的に対して軟質
化するのにか々り成功的であったけれども、か\る混合
物は、例えば溶剤を含有し亜鉛に富む被覆組成物の製造
では満足でないことが判明した。
遭遇した問題は、様々な要因、例えば、耐腐食性に対す
るフェノキシ樹脂の寄与を維持するためにその濃度を最
大限にする必要性、混合された樹脂の間での相容性を得
る必要性、被覆工業において好まれるある種の溶剤への
可溶性を得る必要性、所定のガラス転移温度を得る必要
性等から生じる。
従って、被覆の耐腐食性又は付着性のどちらにも有意義
な影響を及ぼさずに上記の種々の加工処理要件を満たし
ながらフェノキシ樹脂を軟質化するのが望ましい。種々
の特性に対するどの独特のバランスが本発明によって得
られたのである。
加えて、ある種の金属基材を用いた場合には、金属の良
好な機械的特性の劣化を防止するために比較的低温の焼
付サイクル(約400下よりも低いピーク金属温度)を
使用することが必要である。
通常のフェノキシ樹脂の場合には、か\る低温焼付サイ
クルを使用することは実用的でない。何故ならば、この
物質は、良好外接着力(これは、被覆の性能に対して極
めて重要なものである)を提供するのに十分なだけ流動
して基材を湿らさないからである。本発明の混合物を使
用すると、か\る低温焼付サソクルの場合でさえも良好
な接着力及び′e〜性能を提供することが可能である。
更に、被覆が溶剤に対して又は熱水若しくはスチームに
対しそ抵抗性でしかも高度な成形性のま\でなければな
うがいような種々の用途が存在する。か\る用途の例は
、被覆が広範の伸びを受け7?i:ければならないとこ
ろの引抜−再引抜缶被覆にある。か\る核種はスチーム
滅菌条件下でのそれらのかぶり抵抗を向上させるために
典型的には架橋されるが、しかしこれは通常、深絞り成
形条件下における被覆の破損をもたらす。本発明の被覆
組成物は、か\る架橋された引抜−再引抜被覆用途に対
して大きく向上された破損抵抗性及びかぶり抵抗を付与
することが分かった。
発明の概要 本発明に従えば、 (Jl)  フェノキシ樹脂、 (b)  フェノキシ樹脂と比較して相対的に軟質で且
つフェノキシ樹脂と相容性であり、そして(1)テトラ
ヒドロフラン中において25℃で約[1,1〜約2dl
/、9好ましくは約12〜約1d1/9の換算粘度、 (11)約−120〜約30℃好ましくは約−10〜約
0℃のTg。
0iD  セロソルブアセテート中において25℃で少
なくとも約1g/溶剤100gの溶解度、 怜 約2,000〜約9へ000好ましくは約4000
〜約60,0000分子量、 を有する改質用樹脂約1〜約50重量%好ましくは約5
〜約30重量%(全樹脂を基にして)(e)  任意成
分としての粒子状物質、(d)  任意成分としての架
橋剤、 を含む成形可能力被覆組成物が提供される。
また、本発明は、金属基材に被覆として上記の組成物を
付着させてなる被覆製品も提供する。
本発明の好ましい具体例では、粒子状物質は亜鉛顔料で
あり、これによって亜鉛に富む耐腐食性被覆が提供され
る。
発明の記述 フェノキシ樹脂と改質用樹脂との組み合わせは、成形可
能な被覆組成物をもたらす。この用語は、被覆がその連
続性及び付着力に対して有意な損傷を受けずに基材に対
する物理的操作(例えば、圧延、曲げ、打抜、切断等)
に耐え得ることを意味する。従って、被覆の保護特性が
維持される。
先に記載したように、フェノキシ樹脂は、斯界において
周知で例えば米国特許第4,476.260号、同第3
.294.747号及び同第427ス051号に記載さ
れる実質上線状の熱可塑性樹脂である。
用語「フェノキシ」の範囲内には、極めて少ない残留エ
ポキシド官能基しか有しないような高分子量の芳香族エ
ポキシ銹導樹脂、例えばシェル・ケミカル・カンパニー
によって商品名@EPONOLResin A 52.
53.551等の下に販売されるものが包含されること
が理解されよう。
また、フェノキシ樹脂は、ペンダントヒト四キシル基を
含有するので、ヒドロキシル基と反応性の物質例えばメ
ラミン、インシアネート、フェノール、尿素−ホルムア
ルデヒド等によって架橋可能であることも理解されよう
本発明において有用力改質用樹脂は一般とは無定形の熱
可塑性樹脂であるが、しかし改質用樹脂とフェノキシと
の混合物がはソ無定形になるという条件下に結晶質樹脂
を使用することが可能である。改質用樹脂は、フェノキ
シ樹脂と比較して相対的に軟質である。用語「相対的に
軟質」とは、改質用樹脂が室温において約70.000
よりも小さい引張モジュラスを有することを意味する。
加えて、有用な改質用樹脂は、フェノキシ樹脂と相容性
でなければならない。用@「相容性」とは、室温におい
て単−相及び一点のTgを有する均質混合物が得られる
ことを意味する。
その上、有用な改質用樹脂は、換算粘度、分子量、ガラ
ス転移温度及びセロソルブアセテートへの可溶性に関し
て先に記載した特定の基準を満たさなければカらない。
フェノキシ樹脂と相容性の重合体の好適な一般群は、ポ
リエステル、ポリエステルウレタン、ポリエーテルウレ
タン及びポリアルキレンエーテル(ポリエチレングリコ
ールである1ボリオツクス1及び”UCON“(登録商
標)液の如き)である。
好ましい物質は、イプシロンカプロラクトンから誘導さ
れるものの如き脂肪族ポリエステルである。
これらの中には、米国特許第4169.945号に記載
されるような様々なラクトン基材ポリオール及び重合体
、例えばユニオン・カーバイド・コーボレーショ/から
入手することができる”TONK”(登録商標)ポリオ
ール及び重合体が包含される。
これらの物質は、過剰のラクトン例えばカプロラクトン
及び少なくとも2個の反応性水素原子を有する有機多官
能性開始剤の接触重合によって製造される。後者の例は
、エチレングリコール、トリエチレンクリコール、t2
−プロピレンクリコール等の如きジオールである。
有機官能性開始剤をラクトンと反応させるときには、最
つども簡単な形では次の式 R”((oc(cR’t )nCHR’:]、、0H)
X C式中、n=3〜6好ましくは4〕によって表わす
ことができる反応が生じる。
この式において、有機官能性開始剤はR”(OH)!で
ある。
これは、カプロラクトンそれ自体又は置換カプロラクト
ン(こ\で、R′はアルキル、アルコキシ、アリール、
シクロアルキル、アルカリール又はアラルキル基であり
モしてR“はアルキル又はアルコキシ基である)であっ
てよい。これらはすべて米国特許第4169.945号
に示されている。
本発明の範囲内の被覆組成物を調製するに当っては、様
々の重要な考慮事項を心に留めなければ々らない。フェ
ノキシ樹脂それ自体が耐腐食性(例えば、バリヤー特性
)及び物理的取扱い(例えば、アンチブロッキング)に
望ましい特性を被覆に与えるので、フェノキシ樹脂の濃
度は、製造間に被覆を変形することができ且つ所要の焼
付サイクルな清たすことができる必要性に対応してでき
るだけ高く維持されなければkらない。同様に、隣り合
った表面を互いに接触させて例えばロール又は種重ねシ
ートの形態で被覆金属を貯蔵するときにその粘着を防止
するためには変形できる必要伸性に対応してフェノキシ
/改質用樹脂のTgをできるだけ高く維持するのが望ま
しい。理想的には、30℃以上のブレンドTgが望まれ
る。本発明の被覆組成物は有機溶剤中の溶液として適用
されるので、各樹脂及び濃度は、斯界における標準装置
を使用して容易に適用することができるように選択され
るべきである。一般に用いられる溶剤は、ケトン(ME
K、ジエチルケトン及びシクロヘキサノンの如き)及び
エステル(CELLO8OL’VE(8アセテートの如
き)(ユニオン・カーバイド)、” Dibasic 
Esters ” (デュポン)(ジ酸のメチルエステ
ル、エチル−3−エトキシプロピオネート等の混合物)
を包含する。加えて、上記溶剤と芳香族溶剤(トルエン
、キシレン及びナフサの如き)とのη々の溶剤混合物を
使用することもできる。
使用するときには、か\る共溶剤は、フェノキシに対し
て非溶剤でなければならず且つ全溶剤を基にして約50
重量%以下に制限されなゆればならない。適用の容易さ
のために、完全配合’tsm組成物は、25℃において
A47オードカツプで測定したときにせいぜい600秒
の粘度を有すべきである。
粒子状物質を被覆組成物中に含めるときには、その濃度
は、それlまど厳密なものでは・ないが、しかし通常全
被覆の約95重量%以下好ましくは約65〜約90チに
すべきである。本発明の好ましい亜鉛に富む具体例では
、約2〜約5ミクロンの粒間を有する市場で入手可能な
亜鉛顔料を具合よ□く用いることができる。約6〜約7
ミクロンの平均粒度を有する亜鉛顔料を使用するのが好
ましい。
その上、本発明の被覆組成物は、斯界に周知の官能性添
加剤例えば架橋剤、沈殿防止剤、粘度調節剤、着色剤、
酸化防止剤等を含有することができることも理解されよ
う。
使用する場合には、架橋剤は、改良された延伸及び付着
性能を得るための汎用性を保持しながらかぶり抵抗及び
耐溶剤性を最大限にするのに十分な濃度で提供されるべ
きである。このような処方は当業者の技術範囲内である
が、しかし典型的には架橋剤は全樹脂固形分を基にして
約2〜10係好ましくは約4〜8%である。
以下の実施例では、次の操作を用いて被り組成物を作っ
た。すべての成分を1クオートの容器に仕込み、そして
温和な攪拌下に60〜70℃で約30分間加熱した。容
器の加熱を止め、そして2/8inのコールスヘッド(
Cowless bead )を備えたデスパーセータ
ー(Disperaator ) (プレミア・ミル・
コーポレーション)を使用してその内容物を約1,50
0PPMで5〜10分間十分に攪拌した。次いで、容器
を約10分間加熱して内容物を60〜70℃に戻した。
次いで、4つの/Btn直径孔を有する2 1/2 i
 n媒体円板を備えたデスパーセーターにおいて前記の
組成物を更に混合した。ミキサーを約tO,60PPM
で始動させ、そして約80容量チ(全処方物を基にして
ンの金属酸化物(例えば、酸化アルミニウム又は酸化ジ
ルコニウム)ビーズ(2龍直径)を加えた。
混合速度を約&000PPMに高めそしてそこで温度を
60〜70℃に制御しながら15〜30分間保った。次
いで、混合を止め、組成物を室温に冷却しながら沈降さ
せ、そしてビーズを濾過によって除いた。
そのようにして調製した組成物の主要特性は、次の操作
を使用して測定された。
粉末度 :ヘグマンゲージ(Hegman gauge
 )を使用して測定。
粘 度 :25℃において7g64フオードカツプ。
比 重 =25−の比重ビンを使用。
不揮発分:1〜21の塗料をアルミニウム皿におき、計
量し、循環空気炉において130℃で1時間乾燥させ、
そして再計量す る。
試験目的のための被覆組成物は、次の処方に従って調製
された。
フェノキシ樹脂(対照)又はジェノキシ/改質用樹脂混
合物            45部溶 剤     
       287部亜鉛顔料          
   300部MPA  6QX         1
1部Aerosil R−972Z7部 CaOt 5部 上記の処方において、MPA  、SOXは、米国ニュ
ーシャーシー州ハイストーン所在のNL・ケミカルズか
ら入手できる沈殿防止剤である。AerosilR−9
72は、米国ニューシャーシー州テターボロ所在のデガ
ッサ・コーポレーションから入手できる増稠剤である。
酸化カルシウムは、水のスカベンジャーとして作用する
以下の実施例では、次の物質が使用された。
UCON  25H:約2,0OOcPの粘度を有する
エチレンオキシド/プロピレン オキシド共重合体 UCON  75)(:約90,0000P粘度の同様
の共重合体。両方の物質とも、ユ ニオン・カーバイド・コーポレ ーシ目ンから市場で入手可能で ある。
TONE  0260 : 50〜60℃の融点及び1
30〒における約1.500センチス トークスの粘度を有する約5,000 の分子量のカプロラクトンポリ オール。
TONE PCL−700:約6 Q、000の分子量
のカプロラクトン重合□体。両方の物 質トも、ユニオン・カーバイ ド赤コーポレーションかう市 場で入手可能である。
Estane 5715  : B Fグツドリッチか
ら市場で入手可能なポリエステルウレタン。
PKHHフェノキシ:ユニオン・カーバイド・コーポレ
ーションから市場で入手 できる約60,000の分子量 のフェノキシ樹脂。
EPONOL5s−L−32:Z、 −Z、 (7) 
カーYす−−ホルト粘度を有し且つシェル・ケ ミカル・カンパニーから入手 できる高分子量エポキシ樹脂。
DowXP−71709: I”) ・ケミ力Ay ・
:l−ホレーション(ヨーロッパ)から入 手できる高分子量エポキシ樹 脂。
CYMEL  570 :アメリカン・サイアナジッド
から入手できるメラミン樹脂。
以下の実施例において、′二回延伸(ダブルドロー)@
試験と記載した成形適性評価操作は次の如くして実施さ
れる。200〜300ミル厚の試験パネルから円形試料
(66m直径)を切り取り、そしてそれらを” Tin
1us (11sen ”延性試験機(Ductoma
tic A −12)に締め付ける(締付圧= 900
 pat )。55ytODX26m高さのカップを使
用しモしてダイの隙間を[LO40inにして第一の延
伸を行なう。次いで、28wODX56ww高さのカッ
プを使用しそしてダイの隙間を先と同じにして第二の延
伸を行なう。両方の延伸において、延伸比は12in/
分である。かくして形成した二回延伸カップをヘキサン
中において脱グリースし、乾燥させ、視覚評点を与え、
そしてテープ試験をした。視覚評点の尺度は次の通りで
ある。
1    スカートなし一平滑な被覆 2    スカート−平滑々被覆 3    はソ平滑な被覆(90チ)、僅かな破損 4′IEJ、覆において少なくとも1つの大きい部分で
中程度の破損 5    被接の残部(50〜50%)においていくら
かのスケールと共に中程度 の破損 6    全面的にスケールが付いた(70%)外観、
基材の少なくとも1つの部分 が露出 7    貧弱な被覆、スケールの付いた(90%)外
観、ゆるめられたフレーク、 基材の多くの部分が露出 8    基材はとんど全部が露出 テープ試験では、第二延伸カップからスカートを注意深
く取り除き、そしてそのカップを化学天秤で計量する。
カップの周囲にテープを巻き、次いでそのテープを急速
に取り除く。カップを再計量し、そしてその差異を重量
損失として報告する。
別法として、テープを計蓋し、次いで取り除き後に再計
量し、そしてその差異を重量損失として報告する。使用
したテープは、米国フロリダ州所在のボール・エヌ・カ
ードナー・カンパニーから入手できモしてASTM D
−5559に記載のムロ70接着試験テープである。
実施例において1オルセン・バトン((11senBu
tton ”テストと記載した接着力評価操作は、AS
TM E645−78に従って” Tin1us Ol
senDuctomaHc A −12’を使用して調
製サレタ鋼球押込を利用するものである。これは、−回
延伸試験である。テープ試験は、各ボタンに対して行わ
れる。テープ(先に記載の如き)をボタンの上に置きそ
して消ゴムを使用してボタン上にプレスする。次いで、
テープを60秒以内で取り除き、そしてゼネラルモータ
ースによって使用されそして所要時にゼネラルモーター
スから入手できる絵入りの基準チャートと比較して評点
付けする。この評点方式では、0は亜鉛に富む塗料によ
るテープの完全被覆を表わし、これに対して10は本質
上きれいなテープ即ちテープによる塗料除去が全くない
ことを表わす。かくして、数が大きい程、接着力が良好
である。
実施例において1かぶり1試験(表V)と記載した評価
操作では、すず不含銅の3X4inパネルに樹脂の25
%固形分溶液を被覆して8 W/i n”の乾燥被覆重
量を得る。各パネルを最低172時間風乾し、モして4
00’Fで10分間焼付げる。各試験パネルから1 i
nストリップを切り取り、そして水を含有する100−
ビーカーに入れる。ストリップの長さの約75チを水中
に浸漬する。パネル及びビーカーをオートクレーブに入
れ、そして121℃で90分間加熱する。次いで、試験
ストリップを取り出し、”Kimwipe“を使用して
軽くた\いて乾かし、次いでかぶり(プラッシュ)につ
いて視覚評価する。露出部分は、浸漬部分とは別に評点
な付ける。視覚評点の尺度は、次の通りである。
10  完全    なし 9 優秀    微量 8  極めて良好      極めて僅か6   良 
 好             僅  か4  普 通
        中程度 2  貧 弱         かなり1  極めて貧
弱      ひどい 0  価値表し       完全破損実施例 次の実施例は、本発明の種々の具体例を例示するもので
あって、いかなる点においても本発明を限定するもので
はない。
例  1 以下の表及び上記の処方に示される被覆組成を使用して
被覆組成物を調製し、そして准12線巻棒を使用して2
00〜300ミル厚の鋼製試験パネルに適用した。この
パネルには、@Dacrornet ”(オハイオ州チ
ャートン所在のインターナショナル・メタル・コーチン
グスの登録商標)として業界に知られた亜鉛/クロム下
塗組成物を工業的に予め被覆しておいた。試験パネルを
360℃の炉において90秒間焼付け、次いで直ちに室
温水浴中で急冷した。別法として、パネルを急冷前に2
60℃の炉において2分間焼付けた。得られた不発明の
被覆の乾燥フィルム厚は約14ミルであった。上記の各
試験の結果を次の表に示す。
表  に 回延伸試験 10肝点が最良 重量損失 試料/Ifh   バインダー樹脂         
視覚評点 (■)I  PKHH6(a)    3t
7(a)(フェノキシ一対照)          6
(b)    3五5(b)2 80/20  PK)
IH/UCON       2.5(a)   17
.8(a)25H3(b)    17: 4(b)3
 80/20  PKHH/UCON       2
.5(a)   17.5(a)75H3(b)   
 15.3(b)4 75/25  PKHH/TON
E       2(a)    15.6(a)02
60               2(b)    
1五7(b)5 70/30  PKHH/TONE 
      2(a)    11B(a)0260 
              2(b)    1五2
(b)6 75/25  PKHH/PCL−2(a)
    15.6(a)700           
     3(b)    1 tl(b)7 5(1
150  PKHH/Estane      5(b
)    19.2(b)8  DowXP−7170
7(Control)    7(b)    7aO
(b)9 70/30 DOWXP−71707/  
  2−3(b)  12.5(b)TONE  02
60 10  EPONOL−55−L−32(対照)7(b
)1196(b)11 70/りOEPONOL−55
−L−52/  2−3(b)  27.7(b)TO
NE  02(50 (a) 360℃で90秒焼付 (b)260℃で2分間焼付 表Iは、本発明の混合物が二回延伸後に従来技術の普通
のフェノキシ又は高分子量エポキシ樹脂よりもずっと良
好な外観及び付着力を有する被覆をもたらすこと及びこ
れらの改善が低温焼付サイクルを用いるときでさえも維
持されることを例示している。
表  ■ 鋼球押込(Olsen Button)接着試験テープ
評点 試料層   バインダー樹脂          26
0° 360(11   PKHH(フェノキシ一対照
)762 80/20  PKHH/UCON  25
H62380/20  PKHH/UCON  25H
73475/25  PKHH/TONE  0260
   8   75  70/30  PKHH/TO
NE  0260   8   86 75/25  
PKHH/PCL−7008775(1150PKHH
/Estane 5715  8   78  Dow
XP−71707(対称)      7  −9 7
0/30  DowXP−71707/     8 
  −TONE  0260 10  EPONOL−55−L−32(対称)   
3  −11  7(1150  EPONOL−55
−L−32/  7   −TONE  0260 表■は、本発明の混合物がこの特定の試験において26
0℃でP KHI(に匹敵するか又はそれよりも良好で
あること、しかしながらUCON液との2つの混合物が
360℃においてPKHHはど機能しないことを示して
いる。しかしながら、他の3つのフェノキシ混合物は3
60℃でさえもPKHH以上に機能する。
例  2 腐食環境に対する抵抗性を評価するために、被覆試料に
ASTM B117−73 に従って400時間の露出
時間で塩水噴霧試験を施こした。表■において、′ボタ
ン腐食(Button Corrosion ) ”は
、変形部(即ち、ボタンの頭)における腐食を視覚測定
したものであり、これに対して”フィールド腐食(Fi
eld Corroson ) ”は試料の扁平(未延
伸)部における腐食を測定したものである。
表■ 試料                    ボタン
腐 フィール1 PKHH(フェノキシ一対照)892
 80/20  PKHH/UCON  25H151
(13)80/20  PKHH/UCON  75H
69475/25  PKHH/TONE  0260
   7    75 70/30  PKH)I/T
ONE  0260   8    86 75/25
  PKHH/PCL−7005875(1150PK
HH/Eatane 5715   8    7(a
)  評点は1〜8で、1が最良である(b)  評点
は1〜10が最良であるパネル上の”オルセン((11
sen )”ボタンの腐食性能は、混合物がそれらの大
きい汎用性のために延伸部に良好な腐食保護を提供する
ことを示している。驚いたことに、それらは、延伸され
ていない部分の耐腐食性がPKHHのもの(これは、P
KHHの良好なバリヤー特性によるものとされる)に極
めて類似している。
例  3 先の例において例示した被覆組成物の物理的特性を表■
に示す。
表  ■ I  PKHH10(1185t9666.6(フェノ
キシ一対照) 2  80/20PKHH/    45   B6 
 t94  66.2UCON  25H 380/20PKHH/    46 100   t
93 65.8UCON  75H 475/25PKHH/    43  83  t9
5 65.5TONE  0260 5  7(1150PKHH/    35  68 
 t94 65.6TONE  0260 6  75/25PKHH/    46 600 2
.00 67.3PCL−700 75(1150PKHH/    6B  5B2  
t99 649Eatane  5715 (c) g/“  3、 例  4 次の処方、 204部のセロソルブアセテート、 21部のアロマチック150(エクソン社から入手可能
な芳香族溶剤混合物)、 75部の樹脂又は樹脂混合物、 を使用して架橋用組成物を調製した。
上記の25チ固形分溶液に、樹脂100部当り(PHR
)のCYMELs 70の部数を基にしてCYMEL5
70を加えた。組成物を処方し、そして試赦した。結果
を表Vに示す。これらの試肢に対して、428線巻棒を
使用して鋼パネル(先に記載の如き)を被覆した。湿っ
たパネルを400℃の炉において10分間焼付けた。乾
燥した神覆は、約8v/in”の重量であった。
表  V 架橋被覆 Cymel 370 二回延 PKHH100%    4   3  中程度PKH
H100チ    8  7−8 僅かPKHH/TO
NE 0260 70/30   4   1   な
しPKHH/TONE  0260 70/30   
8   2−5  なしDOWXP−71707100
%   87DowXP−71707/   70/3
0  8   1TONE 0260 EPONOL 55−L−52100チ   87EP
ONOL 55−L−32/70/30   a   
 1TONE 0260 表Vは、本発明の混合物が優秀な成形適性及びかぶり抵
抗を有する架橋被覆を提供することを例示している。フ
ェノキシ型樹脂は、かぶりを減少するのに十分なだけ架
橋すると、破損せずに二重延伸を受けることができない
。しかしながら、この混合物は、匹適するレベルにおい
て架橋されたフェノキシ型生成物よりも優秀な成形適性
及び一層良好なかぶり抵抗さえ提供する。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)フェノキシ樹脂、 (b)フェノキシ樹脂と比較して相対的に軟質で且つフ
    ェノキシ樹脂と相容性であり、そして(i)テトラヒド
    ロフラン中において25℃で約0.1〜約2dl/gの
    換算粘度、 (ii)約−120〜約30℃のTg、 (iii)セロソルブアセテート中において25℃で少
    なくとも約1g/溶剤100gの溶解 度、 (iv)約2,000〜約90,000の分子量、を有
    する改質用樹脂約1〜約50重量%(全樹脂を基にして
    )、 (c)任意成分としての粒子状物質、 (d)任意成分としての架橋剤、 を含む成形可能な被覆組成物。
  2. (2)改質用樹脂の濃度が約5〜約30重量%である特
    許請求の範囲第1項記載の被覆組成物。
  3. (3)改質用樹脂が、 (i)テトラヒドロフラン中において25℃で約12〜
    約1dl/gの換算粘度、及び (ii)約−100〜約0℃のTg、 を有する特許請求の範囲第1項記載の被覆組成物。
  4. (4)フェノキシ樹脂がPKHHである特許請求の範囲
    第1項記載の被覆組成物。
  5. (5)改質用樹脂がポリアルキレンオキシドである特許
    請求の範囲第1項記載の被覆組成物。
  6. (6)ポリアルキレンオキシドがUCON25H又はU
    CON75Hである特許請求の範囲第5項記載の被覆組
    成物。
  7. (7)改質用樹脂がポリエステルである特許請求の範囲
    第1項記載の被覆組成物。
  8. (8)改質用樹脂が脂肪族ポリエステルである特許請求
    の範囲第7項記載の被覆組成物。
  9. (9)脂肪族ポリエステルがイプシロンサプロラクトン
    から誘導される特許請求の範囲第8項記載の被覆組成物
  10. (10)脂肪族ポリエステルがTONE0260又はP
    CL−700である特許請求の範囲第9項記載の被覆組
    成物。
  11. (11)改質用樹脂がポリエステルウレタンである特許
    請求の範囲第1項記載の被覆組成物。
  12. (12)改質用樹脂がポリエーテルウレタンである特許
    請求の範囲第1項記載の被覆組成物。
  13. (13)粒子状物質が亜鉛顔料である特許請求の範囲第
    1〜12項のいずれか一項記載の被覆組成物。
  14. (14)金属基材に特許請求の範囲第1〜13項のいず
    れか一項記載の被覆組成物を付着させてなる耐腐食性物
    品。
  15. (15)架橋剤を含有する特許請求の範囲第1〜12項
    のいずれか一項記載の被覆組成物。
  16. (16)メラミン樹脂である架橋剤を含有する特許請求
    の範囲第1〜12項のいずれか一項記載の被覆組成物。
  17. (17)引抜−再引抜金属基材に特許請求の範囲第15
    項記載の被覆組成物を付着させてなる物品。
JP61237283A 1985-10-08 1986-10-07 成形可能な被覆組成物 Pending JPS62143976A (ja)

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