JPS62143684A - チオレドキシンシヤツフルア−ゼとその使用 - Google Patents

チオレドキシンシヤツフルア−ゼとその使用

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JPS62143684A
JPS62143684A JP61280954A JP28095486A JPS62143684A JP S62143684 A JPS62143684 A JP S62143684A JP 61280954 A JP61280954 A JP 61280954A JP 28095486 A JP28095486 A JP 28095486A JP S62143684 A JPS62143684 A JP S62143684A
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JP
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thioredoxin
protein
codon
shufflease
gene
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JP61280954A
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ビンセント ピー.ピジェット
ジェームス アール.ルッシェ
バーバラ ジェイ.シュスター
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Repligen Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はチオレドキシンシャツフルアーゼとその使用に
間する。
[先行技術及び問題点] ジスルフィド結合を含有するタンパクが微生物中でつく
られる時、これらは活性に必要な臨界的でかつ正しいジ
スルフィド結合を欠いた還元型でつくられる。細胞破壊
時に、これらのタンパクは非自然的コンホーメーション
のため、しばしば不溶性であり、天然のでない正しくな
いジスルフィド対合をもっている。これらのタンパクを
正確に折りたたむために種々の方法が用いられた。これ
らは概して全ジスルフィ1この還元に続いて制御された
酸化反応の実施を要する。この制御された酸化反応は、
タンパクチオール類をジスルフィドに酸化的に転化する
ため、並びに必要な交換反応を可能とするために、適当
な酸化環境を提供しなければならない。効果的なジスル
フィド交換を促進する条件は、酸化と還元との間のバラ
ンスを要求し、天然の即ち正しいジスルフィド類のもの
の方がより大きな熱力学的安定性を有するということが
天然の構造を達成する原動力である。ジスルフィド形成
のためには酸化に向かわせるのが必要なことと、ジスル
フィド交換に適した酸化還元環境があることとの間のバ
ランスを取る必要の結果として、高すぎるか低すぎるか
する酸化環境のために天然のタンパクの収量が低下する
。間違って折りたたまれたタンパクの例は、望ましくな
いジスルフィド異性体類(すなわち間違ったジスルフィ
ド対合をもつもの)、又は所望のタンパク生成物のオリ
ゴマーを形成する分子間ジスルフィド対合をもつ分子を
含む。
ジスルフィド結合を含んだ商業的に最も重要なタンパク
はインシュリンである。合衆国特許第4゜421.68
5号は、インシュリンを生成させるための特定的な条件
下にS−スルホン化型のA鎖とS−スルホン化型の8鎖
をチオール還元剤と反応させる場合のインシュリンの製
法を明らかにしている。この特許で明らかにされたチオ
ール還元剤は、ジチオスレイトール(DTT)とジチオ
エリスリトール(DTE)である。
[問題点を解決する手段] 本発明は、タンパクを折りたたむための天然の生物学的
過程を模倣したタンパク酵素を利用して・・いる。本明
細書でチオレドキシンシャツフルアーゼと命名された酵
素は、再折りたたみ過程を経るタンパク中でジスルフィ
ド゛の交換を触媒する役[1を果たす単一の反応性チオ
ールをもつものとして特性づけられる。グルタチオンと
ジチオスレイトールのようなチオール類、イドソベンゼ
ンのような有機酸化剤、又は酸素を含めた一般に使用さ
れる種々の酸化剤が、いずれも酸化/再折りたたみ過程
で消費されるのと異なり、チオレドキシンシャツフルア
ーゼは真の触媒に予期されるとおり、再循環されるので
有利である。また、チオレドキシンシャツフルアーゼは
非消費型触媒であるため、使用モル量が少なく、その量
は再折りたたみを受けるタンパク量のほんの一部にすぎ
ない。後者の点は経済的配慮のためばかりでなく、再折
りたたみ済み最終生成物からチオレドキシンシャツフル
アーゼを除くための配慮にとっても重要である。
本発明はまた、チオレドキシンシャツフルアーゼを暗号
化した雑種遺伝子の遺伝的構築と、チオレドキシンシャ
ツフルアーゼの製法に関する。更に本発明は、折りたた
まれていない還元済みタンパクや、正しくないジスルフ
ィド結合が形成されてしまったスクランブルドプロテイ
ン(すなわちタンパクが間違ったコンホーメーションに
折りたたまれて、一部しか活性のないもの)の接触的再
折りたたみのために、チオレドキシンシャツフルアーゼ
を使用することに関する。なおも本発明は、粗製細胞抽
出液中の組替え型タンパクの接触的再折りたたみへのチ
オレドキシンシャツフルアーゼの使用に関する。
チオレドキシンシャツフルアーゼによる再折りたたみが
可能なジスルフィド架橋を含んでいるタンパクの例は、
インシュリン、プロインシュリン、牛すい臓リボヌクレ
アーゼ(RNase)、リゾチーム、牛すい液トリプシ
ンインヒビター、インターフェロン、レンニンくキモシ
ン)、プラズミノゲンアクチベーター、プロラクチン、
ヒトα−1トリプシンインヒビター、因子(ファクター
)■等である。
上のタンパクや、ジスルフィド架橋を含んだ他のタンパ
ク類は、本明細書で開示された発明の出発材料として、
S−スルホン化型で使用できる。S−スルホン化型のタ
ンパクを使用する時は、折りたたみ過程に還元型チオレ
ドキシンシャツフルアーゼを加える。
チオレドキシンシャツフルアーゼは、以下の特性をもつ
酵素、すなわち(a)単一の反応性チオール基を含有し
、(b)再折りたたみ過程を経るタンパク中のジスルフ
ィドの交換を触媒し、かつ(c)酸化/再折りたたみ過
程で消費されない酵素、を定義した総称である。
本明細書に特定的に例示されているのは、大腸菌チオレ
ドキシン遺伝子をコドン35で変異させて、システィン
(TGC)を、他の19アミノ酸、すなわちアラニン、
アルキニン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミ
ン、グルタミン酸、グリシン、ヒスチジン、イソロイシ
ン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン
、プロリン、セリン、スレオニン、トリプトファン、チ
ロシン、及びバリンの任意のものを暗号化したコト′ン
に変更5する時につくられるチオレドキシンシャツフル
アーゼである。この変更は、ジチオールチオレドキシン
化合物をチオレドキシンシャツフルアーゼとして言及さ
れているモノチオール化合物に変更するものである。
大腸菌チオレドキシン遺伝子を大腸菌チオレドキシンシ
ャツフルアーゼ遺伝子に変更するには、部位指向性変異
誘発(ねらい撃ち突然変異)が用いられる。この方法は
、Cys35 (TGC)に対応するコドンから別のア
ミノ酸を暗号化した配列への変更を必要としたくここで
挙げる例では、Cys35を5er35へ変更した)。
この変異誘発手順を達成するために、クローン化したチ
オレドキシン遺伝子(遺伝的指定はTRX)を周知の一
本鎖DNAファージ門P19に再クローン化した。 大
腸菌給源の代わりに下記のような他のチオレドキシン、
チオレドキシンから誘導された、又はチオレドキシン様
の遺伝子給源も使用できる。
チオレドキシンシャツフルアーゼを暗号化した雑種遺伝
子のクローン化は、標準手順により、大腸菌3981菌
株[ラン・シー・エイ(Lunn、 C,A、)、カス
シュΦニス(Kathju、 S、)、ウオーレス・ビ
ー・ジェイ(Wallace、 B、J、)、クシュナ
ーφニスφアール(Kushner、 S、R,)、及
びビジエツト・ヴイ(Pigiet、 V、01984
年)J9口io1.chen+、 259巻10469
−10474頁]と指定された周知の大腸菌菌株からプ
ラスミドpBHK8を単離すること乞こよって開始され
た。p−B)lK8 DNAをKpn I及びPvuI
Iで開裂し、MP19複製型DNAを制限酵素Kpn 
I及び旧ncllで開裂した。
DNA試料を混合し、T4 DNAリガーゼで再結合さ
せた。DNAをコンピテント大腸菌J旧03に形質転換
し、細胞を栄養寒天プレート上に広げた。乳糖を利用で
きない組替え型ファージ(白色プラーク)を増殖し、一
本鎖ファージONへを調製して、アガロースゲル電気泳
動で調べた。チオレドキシン遺伝子を含有する組替え型
を、挿入されたDNAの大きさ(2,8キロベース)と
DNAシークエンシングによって確認した。チオレドキ
シン遺伝子を含有する組替え型ファージをTRX 4と
呼ぶ。チオレドキシン遺伝子のヌクレオチド配列は、ウ
ォーレス・ビー・シェイ(Wallace、 B、J、
)及びクシュナー・ニスφアール(Kushner、 
S、R,) Gene 32巻399−408頁に明ら
かにされている。この配列は、この文献への参照により
、本明細書に取り入れられている。
チオレドキシンシャツフルアーゼ遺伝子は、オリゴヌク
レオチド指向性変異誘発(ねらい撃ち突然変異)[シラ
ー・エム・ジェイ(Zoller、 M、J、)及びス
ミス・エム(Smith、M、)(1983年) Me
thods in Enzymol、 100巻468
−500頁コによって大腸菌チオレドキシン遺伝子から
構築された。
システィン残基35(すなわち下の下線のコドンAGC
)の領域中の相補的配列に対応する27塩基のオリゴヌ
クレオチド5’−TGG TGCGGT CCG I 
AAA ATG ATCGCCヲ一本鎖本領X [lN
Aニア ニー ルL/、クレノフDNAポリメラーセに
より生体外で引き伸ばした。重合混合物は大腸菌−重鎖
結合タンパク及びT4 DNAリガーゼも含有した。D
NAをコンピテントJ旧03細胞に形質転換した。
コドン35の塩基変更(即ちTGCから八GCへ)′を
含む組替クローンの確認は、イjx飾タンパクの配列に
対応するコドン35を延長した放飼性オリゴヌクレオチ
ド(5’−CGGT CCG IIG−にへへへAT)
とのディファレンシャルDNAハイブリット形成法(d
lfferen+、1alDNA hybridiza
Non)により行なった。二本鎖DNAの高い融解温度
が20クローン中2クローンで観察された。これら2チ
オレドキシン誘導体クローンの一方(TRX 351)
は、同種クローンを確保するためリブラーク単離され、
一本領DNAが調製された。
チオレドキシンから誘導された遺伝子のジデオキシシー
フェンシングはコドン35でTGCからAGCへの塩基
1個の変更を確証した。
TRX 351遺伝子生成物(チオレドキシンシャツフ
ルアーゼと命名)は、標準手111iを使用し、チオレ
ドキシンシャツフルアーゼ遺伝子(TRX 351)を
含有する旧3ファージで感染させた細胞培養基から造り
得る。
チオレドキシンシャツフルアーゼ遺伝子を標準手順でプ
ラスミドベクターに移し得る。クレノフボリメラーゼに
よるTRX 351 DNAへの旧3シークエンジング
ブライマー[ニューイングランド・バイオラブ(マサチ
ューセッツ州ビバリー)]の延長で造られる二本鎖DN
Aは、TRX  351遺伝子を含む制限断片(にpn
 I /Pst I )を除去できる。例えば、Kpn
■とF’st Iで消化させたpUc+8をTRX 3
51のKpnl/Pst I断片と混合し、T4 DN
Aリガーゼて再結合させた。組替え型クローンは、DN
A混合物によるコンピテント細胞の形質転換とアンピシ
リン耐性コロニーの選択で得られた。制限酵素による消
化は、2.8キロベースのDNA断片の挿入を確証した
チオレドキシン類はエルマン試薬の様な典型的な有機化
合物中のジスルフィドや、種々のタンパク中に天然に存
在するジスルフィド類に対し還元能力をもった低分子量
ジチオールタンパクである[ホルムグレン・エイ(Ho
1mgren+ A、)(1981年) Trends
 in Biochemical 5cience 0
巻26−39頁]。
チオレドキシン遺伝子及びチオレドキシンシャツフルア
ーゼ給源として使用できるチオレドキシンとチオレドキ
シンから誘導された、又はチオレドキシン様のジチオー
ルペプチド類は、次の化合物類により例示される。
(1)大腸菌から単離されたチオレドキシン[ローレン
ト・ティー・シー(Laurent、 T、C,)、ム
ーブ・イー・シー(Moore、 E、C9)及びレイ
チャードψビー(Retchard、 P、)(196
4年) J、 Btol、 Chem、239巻343
6−3445頁]。
(2)他の給源から単離されたチオレドキシン類。
例えば酵母から[ボーク・ジー舎ピー(Porque、
 G。
P、)、ボールデステンφエイ(Baldesten、
 A、)及びレイチャード・ビー(1970年) J、
 Biol、Chem、 245巻2362−2379
頁];シアノバクテリウム(cyanobac−ter
ium)から[グリースン・エフ・ケイ(Gleaso
n。
F、に、)及びホルムグレン・エイ (1983年)「
チオレドキシン類、その構造と機能」(ピア・ガダル編
)Editions  de  Centre  Na
tional  rle  Ia  Recherch
eScientifiquel:ラットから[ゲラja
ジェイ(Guerara、 J、)、ムーブ・イー・シ
ー及びウォード・ディ・エヌエム (Ward、 D、
 NM、)(1983年)前掲];T4バクテリオファ
ージから[ソダーバーグ・ビーオー(Soderber
g、 R−0)、ショーベリ・ビーエム(Sjober
g、 B−M)、ソナースタム・ニー(Sonner−
stam、 U、)及びブランデン・シーアイ(Bra
nden。
C−1) (1978年) Proc、 Natl、 
Acad、 Sci、 IJsA 75巻5B27−5
830頁]。
(3)下記のように無傷のチオレドキシン類の開裂によ
り造られるペプチド類を代表したチオレドキシン誘導ジ
チオールペプチド類。この部類のチオレドキシン誘導ペ
プチド類の一例は、大腸菌からのチオレドキシンの臭化
シアン開裂により造られる残基1−37(すなわちTl
−37)を含有する断片である。これらのチオレドキシ
ン誘導ジチオールペプチド類の重要な特徴は、レドック
ス活性ペプチド配列のCys−X4−Cys−Lysを
含有することである(ここて×とYは独立に20アミノ
酸の任意のものでありうる)。例えば、大腸菌チオレド
キシンからのレドックス活性ペプチド配列は、Cys−
Gly−Pro−Cys−Lys (cys=システィ
ン、GIy=グリシン、Pro=プロリン、Lys=リ
シン)である。
(4)タンパクジスルフィドの還元を触媒する固有の能
力をもつチオレドキシン様ジチオールペプチド類。これ
らのチオトド−11シン様ジJオールペプチド類は、概
してしドックス活性ジスルフィドを形成する一対のシス
ティン残基な含む特徴をもつ。この例は大腸菌チオレド
キシン中と同じ配列のCys−Gly−Pro−Cys
−Lys又はT4バクテリオファージで暗号化された他
のチオレドキシンからの類似配列Cys−Vat−Ty
r−Cys (cys=システィン、■a1=バリン、
Tyr=チロシン)を含んだ、天然給源から誘導又は合
成的に構築されたペプチド類を含む[ソダーバーグ・ビ
ーオー、ショーベリ・ビーエム、ソナースタム・ニー及
びブランデン・シーアイ(1978年) Proc、 
Natl、 Acad、 Sci、 USA 75巻5
827−5830頁]。他のチオレドキシン様ペプチド
類は、固有のチオレドキシン様活性をもつプロチオエン
類と呼ばれる種子タンパクの部類を包含する[ワダ・ケ
イ(Wada、 K、)及びブキャナン・ビー・ビー(
Buchanan、 B、B、)(1983年)「チオ
レドキシン類。
その構造と機能」(ヒ0−h゛り6編)Edition
s de Centre National de I
a Recherche 5cientifique]
チオレドキシン遺伝子とチオレドキシンシャツフルアー
ゼのもう一つの給源はエドマン・ジエイ・シー(Edm
ar+、 J、C0)、エリス・エル(Ellis、L
、)、ブラッチャー・アール・ダブリュー(Brach
er、 R。
V、)、ロス−7−ルーZイ(ROth、RoA、)及
ヒラツタ−・ダブリュー争ジエイ(Rutter、’ 
W、J、)(19’85年) Nature 317巻
267−270頁で開示のタンパクジスルフィドイソメ
ラーゼである。
ジスルフィド架橋を含有する折畳まれていないタンパク
は、タンパク折畳有効量の酸化チオレドキシンシャツフ
ルアーゼを、それのみ、又は酸素かジチオスレイトール
のような化学酸化剤と組合わせて、折畳まれていない還
元済みタンパクと反応させて効果的に折畳まれる。
本発明方法に使用できるチオレドキシンシャツフルアー
ゼの濃度は、約3ないし約50μMの範囲にある。最適
濃度は少なくとも5μMと考えられる。
チオレドキシンシャツフルアーゼの正確な水準は、21
一 本発明を有するタンパク技術の当業者により、特定タン
パクについて容易に決定できると認識すべきである。
濃度5μ台のチオレドキシンシャツフルアーゼは、還元
済みの変性された牛すい臓RNase(23μM)の再
折り畳みを触媒し、酵素活性の定量的な回収を生ずる。
反応は、個々のタンパクについて最適化されるが、約7
.0ないし約11.OのpH範囲で実施できる。pHが
約7.0ないし約9.0の範囲にあるのが好ましい。再
折り畳み率は空気より著しく大きく、20−酸化DTT
のそれに比肩する。チオレドキシンシャツフルアーゼの
場合、50%活性が51時間後に回復されるのに対し、
酸化1)TTを使用すると50時間である。酸化剤とし
て空気のみの存在下でRNaseの復元(renats
uration)率は測定不能なほど遅く、50時間後
の回復は僅か20%活性にすぎない。
チオレドキシンシャツフルアーゼの存在下におけるRN
aseの50%再活性化に要する時間(T172)は、
酸素及び/又は酸化DTTのような酸化剤の添加によっ
て(空気の存在下におりる再折畳みに対して)−22+
4倍ないし8倍減少しろる。窒素下におけるチオレドキ
シンシャツフルアーゼ5μMでのTI/2は80時間で
あった。この値は空気の添加によって50時間に、また
酸素の添加によって21時間に低下した。チオレドキシ
ンシャツフルアーゼの不在下では、酸素のみではRNa
seの限定的な再折り畳みしか触媒できず、回復した活
性は30時間後に最大限30%までしか達しない。酸化
DTTでも、同じ強化的効果が観察された。窒素下に5
71MチオレドキシンシャツフルアーゼのT172は、
20 mM酸化[ITTの添加と共に80時間から20
時間へ減少した。酸化DTTのみの存在下(すなわち窒
素下)におけるT172は56時間であった。5μMチ
オレドキシンシヤツフルアーゼの最良のT172である
11時間は、酸素の存在下に20 m■酸化DTTの組
合わせを用いて得られた。
20 mM DTTを添加した5μM濃度のチオレドキ
シンシャツフルアーゼは、変性・還元済みRNaseの
再折り畳みにおいて、100μMチオレドキシンと同程
度に有効である。空気の存在下に、酸化DTTを加えた
チオレドキシンシャツフルアーゼのTI/2は、チオレ
ドキシンの20時間に対して18時間であった。
[材料及び方法] 材料:牛すい臓リボヌクレアーゼA (RNase)及
びシメチジン−2’:3’−環式一燐酸をシグマ社(ミ
ズーリ州セントルイス)から入手した。チオレドキシン
は、ランくい」nn)らの手順[(1984年)J。
Biol、 Chem、 259巻+0469−104
74頁]によって大腸菌SK3981から精製された。
3−(N−モルホリン)−プロパンスルホン酸(MOP
S)ナトリウムは、カルバイオケム社(カリフォルニア
州すンディエゴ)からのウルトロール等級であった。セ
ファデックスG−25−50もシグマ社から得た。他の
使用薬品はすべて試薬等級であった。
チオレドキシンシャツフルアーゼ検定: 13,700
M1 c「10モル吸光係数を使用し、280 nmて
の吸光度によってタンパク濃度を測定した[ホルムグレ
ン・エイ及びレイチャート・ピー(14167年)Eu
r、 J、 Biochem、 2巻187−196頁
コ。タンパク濃度は、マツケボイらが記述しているうさ
ぎ抗チオレドキシンを使用する定量的ロケット免疫検定
によっても測定された[マツケボイ・エム(MCEVO
!If tM、)、ランフ・シー(Lantz、 C,
)、ラン・シー・エイ(いjnn、 C,A、)及びビ
ジエツト・ヴ−? −(Pigiet。
V、)(1981年) J、 Biol、 Chem、
 256巻6646−6650頁コ。
抗チオレドキシン親和カラムは、ショーベり及びホルム
グレンの記述のとおり、硫酸アンモニウム沈殿のくり返
して単離された免疫グロブリンフラクションを使用して
つくられた[ショーベリ・ビー・エム及びホルムグレン
・エイ(1973年) Bio−chim、 Biop
hys、 Acta 315巻+76−180頁]。抗
体カラムは均質なチオレドキシン試料を使用して、ゲル
1T11当たり約1 mgのチオレドキシンを保持した
チオレドキシン351の親和精製:旧3 TRX 35
1で感染させた大腸菌JM103 Al79の静止相細
胞培養基から得られる培地1リツトルにジチオスレイト
ール0.04 n+Mを加え、室温で数時間培養した。
固定化された抗チオレドキシンを添加し、試料を一夜4
℃で絶えずかきまぜた。次に試料を3xlOcmのカラ
ムに注ぎ、抗チオレドキシンーセファロースの全部をカ
ラムに充填した。次に、今度は培地をカラムに通した。
最後に、団トリス(pH7,4)で、280nmでの吸
光度が0.03未満になり、非特異的に結合されたタン
パクの除去が確実になるまで、カラムを完全に洗った。
チオレドキシンシャツフルアーゼをO,1M酢酸(pH
2,2)でカラムから溶離した。1M重炭酸アンモニウ
ムの添加により0.71フラクシヨンを直ちに中和した
。フラクションを280 rvでの吸光度でタンパクに
ついて監視した。一つの大きなピークと小さめのショル
ダーピークが定常的に観察された。これらのフラクショ
ンを一緒にし、VMIOフィルターを付けたアミコン・
スターセル(アミコン社、マサチューセッツ州ダンバー
ス)を使用して、窒素下に濃縮した。試料を希釈し濃縮
することによって緩衝液を50mM)リス、3 mM 
EDTA(pH7,4)と交換した。試料を4℃で保存
した。
RNase Aの濃度と活性:天然RNase及びスク
ランブルドRNaseの酵素濃度は、277.5 nm
で測定される9、800 Micm−’の吸光係数を用
いて決定された[ハントガン・アール・アール(fla
ntgan、 R,R,)、ヘイムズ修ジー・ジー(l
lammes、 G、G、’)及びシェラガ・エッチ・
エイ(Scheraga、 H,A、)(1974年)
Bio−chemistry 13巻3421−343
1頁]。完全に還元された酵素の濃度は、9,200 
Mlcm−1の吸光度係数を用いて、275 nmで測
定された[アンフィンセン′・シー・ビー(Anfin
sen、 C,B、)、ハーバ−・イー(Ha−ber
、 E、)、シーラ・エム(Sela、 M、)及びホ
ワイト・エフ・エッチ・ジュニア(White、 F、
11. Jr、)(1961年) Proc、 Nat
l、 Acad、 Sci、 USA 47巻+309
−1315頁]。
RNase Aの活性はクルツクらの手順によって決定
された[クルツク・イー拳エム(crook、 E、M
、)、マチアス・エイ・ビー(Mathias、 A、
P、)及びラビン・ビー・アール(t+abin、 B
、R,)(1960年)BiochemJ、74巻23
4−238頁]。最終検定混合物は、O,1M閂0PS
(pH7,0)、7 mMシチジン−2’:3’−環式
−燐酸、及び10−30Mg/ml RNase Aか
らなっていた。シチジン−2゛:3”−環式−燐酸を2
5℃で加水分解する時の291 nmでの吸光度の増加
は、RNase活性の尺度として監視された。
還元変性済みRNase^の復元及び再折り畳み:RN
aseの還元及び変性は、0.15M IITT及び6
MグアニジンMCIを含有するO、IM+−リス/II
CI(pH8,6)1.5ml中で天然酵素30 my
、を−夜培養することによって行なわれた。0.0IN
 IIcIで平衡化され展開される1x24 cmセフ
ァデックスG −25:tll r!1粒子カラムを使
用するカラムクロマトグラフィにより、還元RNase
を過剰のDTT及びグアニジンIIcIから分離した。
RNase Aを含有するフラクションを一緒にし、濃
度を275 nmでの吸光度によって決定し、−20℃
に冷凍したアルゴン下にフラクションを保存した。
種々量のチオレドキシンシャツフルアーゼ又はチオレド
キシンを含有するl mM EDTAで、O,1M)リ
ス(pH7,4又は9.0〉中の還元酵素を希釈するこ
とによって、RNaSe Aの再酸化を開始した。種々
の時間にアリコートを分析し、天然の非変性化RNas
eと特異活性(すなわちRNaseタンパクmg当たり
のシチジン−2’ :3’−環式−燐酸の加水分解)と
の比較によって再折り畳み率を計算した。
スクランブルドRNaseの復元と再折り畳み:前節の
記述のとおりに単離された還元変性RNaseを変性条
件下に酸化させてスクランブルドRNaseをつくった
。セファデックスG−25カラムからの一緒にしたフラ
クションをグアニジンIIcI中間とし、固体トリスで
puを8.6に調製した。次に酸素を数分間吹込み、試
料を光から保護して室温で3−4日培養した。エルマン
の方法[エルマン・ジー・エル(Ellman、 G、
L、)(1959年) Arch、 Biochem、
 Bto−phys 82巻To−77頁コで測定され
る遊離チオールの量は、RNaseモル当たり0.05
モル未満であった。
活性は約5%であり、再折り畳みRNaseの大部分は
正しくない・不活性型のものであった。
スクランブルドRNaseの再活性化は、種々量のチオ
レドキシンシャツフルアーゼ及びl又は還元DTTを含
有する1 mM EDTAで、0.1M)リス(pH7
,4)中の不活性RNaseを希釈することによって行
なわれた。種々の時間にアリコートを検定し、記述のと
おりに特異活性と天然RNaseとの比較によって再活
性化率を計算した。
チオレドキシン断片Tl−3’l及びTl9−36 :
(a)臭化シアン開裂によるTl−37の生産大腸菌チ
オレドキシン試料を4℃の水中で12時間透析した。5
1を乾燥し、70%ぎ酸中に再懸濁した。臭化シアン(
シグマケミカル社)を70%ぎ酸に溶解し、50倍モル
過剰のメチオニン中のチオレドキシンに添加pた。溶液
を窒素でパージし、室温の暗黒中で24時間培養した。
開裂反応が完了したら溶液を窒素下に乾燥し、酢酸ナト
リウム緩衝液に再懸濁し、水酸化アンモニウムでP)+
 8.!5に調整した。
214 nmで監視されるベックマンモデル421シス
テム(ベックマンインスッルメント社、カリフォルニア
州フラートン、の商標名)に取り付けたウォータースμ
mボンダパックC−18カラム(ウォータース・アソシ
エーツ社、マサチューセッツ州ミルフォード、の商標名
)に試料を装填した。使用溶媒系は、0.1%トリフル
オロ酢酸(緩衝液A)及びアセトニトリル中のO、OR
%トリフルオロ酢酸(緩衝液B)であった。30分にわ
たり0%から60%Bの勾配を使用して、毎分2mlの
流量でペプチドを分離した。
チオレドキシンをCNBrでTl−37とT3B−10
8の2断片に開裂し、それぞれ44%及び51%緩衝液
Bで溶離した。アミノ酸分析で両ペプチドの組成を確認
した[ホルムグレン・エイ及びレイチャート・ビー(1
967年)  Eur、 J、 Biochem、 2
巻+87−196頁]。
Tl−37は酵素の活性部位を含有した。回収された両
ペプチドは出発材料の69%を占めた。未反応チオレド
キシンは損失の12−15%を占めたが、他の損失はH
PLC分離によるものであろう。
(b)トリプシン開裂によるTl9−311の生産上記
のHPLC分離後、T I −,31を蓄え、乾燥し、
酢酸ナトリウム緩衝液に再懸濁し、NH4OHでpH8
,0に調整した。トリプシン(シグマケミカル社)のア
リコートをペプチド濃度の1%(W/W)で培養物に添
加した。反応混合物を37℃で1時間培養した。
トリプシン断片の分離は、臭化シアン断片の場合のよう
にHPLCで行なった。
Tl−37ペブチドのトリプシン消化は、T4−18及
びTl9−36の2ペプチドを生じた。これらをHP 
L Cで分割し、それぞれ31%及び45%の緩衝液B
で溶離した。アミノ酸分析は、31%Bで溶離する種カ
月5アミノ酸を含有し、活性部位ペプチドTl9−3[
1に相当することを示した。Tl−3790ナノモルを
培養すると、HPLCで分離後、Tl9−3680ナノ
モルを生じ、収率88%であった。
以下は、本発明の生成物及び本発明実施の最良の態様を
含めた手順を示す実施例である。これらの実施例は限定
的に考えられてはならない。他に注意がなければ、百分
率はすべて重量、溶媒混合物割合はすべて容量による。
実施例1 細菌菌株及びファージ系の維持成長プラスミ
ドpnllKBを含有する大腸菌SK3981菌株を既
述(ランら)のとおりに構築した。これは、61604
合衆国イリソイ州ビオリア、合衆国農務省北部研究所の
永久保存施設から入手できる。寄託は1985年11月
8日になされ、受託施設での呼出し番号はNRRL B
−18027である。大腸菌JM103菌株とファージ
MP19はニューイングランド・バイオラブから得られ
た。これらの細菌菌株はVT培地く酵母エキス5g/l
、バクトドリブトン10 g/I、NaCl 5g/l
)で生育させた。培地にSK3981の生育のためアン
ピシリン50 mg/lを補った。
実施例2 ファージDNAの増殖と単離旧3から誘導さ
れる組替え型ファージ材料の調製とファージDNAの単
離は、既述の手順[メッシング・ジエイ(Messin
g、J−)(1983年) Methods En−z
ymol、 101巻20−78頁]を使用して行なわ
れた。
実施例3 合成オリゴヌクレオチドの調製合成オリゴヌ
クレオチド類はアプライド・バイオシステムズ(カリフ
ォルニア州フォスター)の380A DNA合成機によ
る自動合成を用いて調製した。
実施例4 大腸菌細胞のDNA形質転換DNA形質転換
にコンピテントな大腸菌J旧03は、一般に使用される
手順[コーエン・ニス・エヌ(cohen、S、N、)
、チャン・エイ・シー・ピー(chang。
A、C,P、)及びスー・エル(tlsu、 L−)(
1972年) Proc。
Natl、 Acad、 Sci、USA 69巻21
10−2114頁コにより既述のとおりに調製された。
ヘテロ二本鎖組替えファージDNA(60ng)をコン
ピテントJM1030.2 mlに加え、0℃に15分
保持した。細胞を42℃で2分間パルス処理し、0.7
%バクト寒天とJM]03の一夜培養基0.2 ifと
を含有するYTブロス31に20μmを添加した。混合
物をYT寒天プレー)(VTブロスに1.5%バクト寒
天を加えたもの)に広げ、プレートを37℃で一夜培養
した。
実施例5 制限酵素による消化 制限酵素はずへて、ベテスダ研究所(メリーランド州ゲ
イサーズバーグ)又はニューイングランド−バイオラブ
から購入した。培養条件はメーカー推薦のものであった
実施例6  DNA断片のライゲーション(連結)DN
A連結(ライゲーション)反応物(20μm)は60m
M)リス−HCI(pH7,5)、In mM MgC
l2.1 mMジチオスレイトール、50℃M ATI
’、 20 nM DNAターミニ、及びT4 DNA
リガーゼにニューイングランド・バイオラブ) 20単
位を含有した。培養は14℃、4時間であった。
実施例?  DNAシークエンシング チオレドキシン及びチオレドキシン誘導体のDNAシー
フェンシングは、ハイデツカ−らの連鎖停止法[ハイデ
ツカ−・ジー(Heidecker、 G、)、スプリ
ング・ジエイ(Messingl 、1−)及びグロー
ネンボーン・ビー(Gronenborn、 B、)(
1980年) Gene 10巻68−73頁]によっ
て行なった。シーフェンシング反応をプライムするのに
オリゴヌクレオチド 5′ATTCACCTGACTG
ACを使用した。
実施例日 チオレドキシン遺伝子を含有する組替え型M
P+9の単離 にpnl及びPvu IIで消化させたプラスミF”p
BIIK8と、Kpn I及びHi nc IIで消化
させたMP+9のライゲーションは、実施例6に記述さ
れたとおりに行なわれた。DNAを実施例4に述へたよ
うにコンピテントJM103に形質転換したが、但しY
TプレートはIPTG(イソプロピルチオガラクトシト
とXgal(5−プロモートクロロ−3−インドリル−
βーDーガラクトシF、シグマ社)を含有した。DNA
挿入物を含有する組替え型ファージは透明なプラークを
つくったが、MP+9ファージは青色プラークを生じた
。透明プラークをYTアブロス中J旧03 2 mlに
加え、一本領DNAを既述のようにつくった[スプリン
グ・ジェイ(1983年) Mel.l+or1s E
nzyn+o1. 101巻20−78頁]。大きなI
IN八挿へ物を含有するクローンは、アガロースゲル電
気泳動を使用して、そのより遅い移動度から確認された
。これらのクローンがチオレドキシン遺伝子を含有する
ことは、ジデオキシ連鎖停止法による一本鎖DNAのシ
ーフェンシングによって確認された。
実施例9 一対の不一致塩基対合を含んでいるヘテロ二
本鎖DNAの形成 27塩基オリゴヌクレオチド5’−TGG TGC G
GT CCGAGC AAA ATG ATC GCC
をマニアチスらの記述のように14ポリヌクレオチドキ
ナーゼとATPでキナーゼ処理した[マニアチス・チー
/ −(Maniatis, T.)、フリッシュ・イ
ー・エフ(Fritsch, E.F.)及びサムプル
ツク・ジェイ(Sambrook+ J.)(1982
年)「分子クローン化J (Molecular Cl
oning)(実験室マニュアル)コールドスプリング
ハーバ−研究所にューヨーク州コールドスプリングハー
バ−)]。チオレドキシン遺伝子のアンチセンス鎖を含
有する、−36− Mlgえ型ファージDNAを二本鎖DNA形成の基質と
して使用した。
2On+M)リス−1(cI(pl( 7.5)、7 
mM MgC12、1 mMジチオスレイトール、50
 mM NaCl、ファージDNA0、4μg5オリゴ
ヌクレオチド10 ngを含有する混合物(60μm)
を68℃に15分、次に37℃に10分加熱し、0℃に
置いた。以下の添加を行なった。dATP。
dCTP, dTTP, dGTPを0.2 mMまて
: ATPを1 mMまで;DNAポリメラーゼ■クレ
ノフにューイングランドバイオラブ)4単位;大腸菌一
本鎖結合タンパク(ファーマシア、ニューシャーシー州
ビスキャタウェー) 0.571g; T4 DNAリ
ガーゼにューイングランド・バイオラブ)20単位。混
合物を14℃で4時間培養した。DNAをJ旧03コン
ピテント細胞に形質転換し、実施例4で述べたようにプ
レートした。
実施例1O  ニトロセルロースフィルター上のディフ
ァレンシャルDNAハイブリッド形成へテロ二本鎖DN
Aでの細胞形質転換から得られる個々のクローンからフ
ァージDNAを調製した。
それぞれ約0.3μgをニトロセルロースシート(シュ
ライチャーφアンド・シュニル社、ニューハンプシャー
州キーン)に置き、シートを68℃で2時間焼いた。フ
ィルターを5 ml(7)6X SSC (IX SS
C=0、’15M NaCI, 0.015Mクエン酸
ナトリウム、ImMEDTA)及びIOXデンハート液
(100X − 2χ牛血清アルブミン、2χフイコー
ル、2χポリビニル、ピロリドン)中で23℃、15分
間ハイブリッド事前形成させた。6X SSC + I
OXデンハート液中で5x106 82P−cpm (
108 cpm/7z g)オリゴヌクレオチド(5’
−’a2P−CGGT CCG AGC AAA AT
)を含有するハイブリッド形成液5mlの入った蜜月可
能な袋にフィルターを入れた。ハイブリット′形成は2
3℃、1時間であフた。
フィルターを23℃で15分、l’iX SSCで3回
洗った。
フィルターヲ42℃で5分間、50 ml 6X SS
C11回洗い、2時間オートラジオグラフィ処理した。
次にフィルターを50 ml 6X SSCで60℃で
5分洗い、−夜オートラジオグラフィ処理した。60℃
並びに42℃でハイブリッド形成を示したクローンを、
更にシーフェンシングによって分析した。
実施例11 一本領ファージpDNAからの二本鎖DN
Aの形成と制限 組替え復旧3ファージ中の遺伝子構築物は、増殖とタン
パク生産のためプラスミドに移すことができる。実施例
9に述べたものと同じ技術が、二本鎖DNAの形成に使
用できる。この遺伝子の脇にある部位の制限開裂を使用
して、適当なプラスミドへのライゲーションのため二本
鎖断片を得ることができる。例えば、我々はチオレドキ
シンシャツフルアーゼ遺伝子をプラスミドρ1Jc1B
にューイングランド・バイオラブ)へ移した。
実施例12  チオレドキシン遺伝子給源からチオレド
キシンシャツフルアーゼ遺伝子を得 るための一般的プロトコル チオレドキシン遺伝子給源からチオレドキシンシャツフ
ルアーゼ遺伝子をつくりだすために、オリゴヌクレオチ
ド指向性変異誘発(ねらい撃ち突然変異)を使用できる
。我々は、Cys35をセリンと置き換えた例を示した
。コドン35での任意のアミノ酸置換で生ずるこの位置
の他の変更も、これらの手法で達成できる。また、遺伝
子の他のコドンを変更して、異なるpHやイオン条件で
活性のあるシャツフルアーゼ分子を生しさせるにも、こ
れらの手法を使用できる。チオレドキシンシャツフルア
ーゼの基本的基準は、化合物が単一の反応性チオールを
含有し、かつそれが再折り畳み過程を経過するタンパク
中でジスルフィドの交換を触媒することである。
実施例13  還元済み変性RNaseの再折り畳みに
対するチオレドキシンシャツフルアーゼの影響 pH9,0(0,1M )リス、1.0 mM EDT
A)で、チオレドキシンシャツフルアーゼ又はチオレド
キシンシャツフルアーゼと酸化DTTとの混合物は空気
酸化のみに比較して、RNase再折り畳再折度を高め
た。
チオレドキシンシャツフルアーゼの存在は、2倍再折り
畳み速度を高めた。空気による50%再活性化の時間は
9時間であり、チオレドキシンシャツフルアーゼでは、
わずか4−5時間である。酸化DTT(5mM)の添加
は、このpHではチオレドキシンシャツフルアーゼによ
る再折り畳み速度に影響しなかった。これらの条件下に
チオレドキシンシャツフルアーゼは還元済み変性リボヌ
クレアーゼの再折り畳みて、チオレドキシンより30倍
効果があった。
pH7,4(0,1M)リス、1 mM EDTA)で
は、チオレドキシンシャツフルアーゼは空気酸化に比べ
て再折り畳み速度を著しく高めた。5μMチオレドキシ
ンシヤツフルアーゼでの50%再活性化時間は51時間
であるが、空気の存在下での50%再活性化の時間は、
酸化剤無添加でのRNase復元速度が遅いため決定で
きなかった。
5μMチオレドキシンシヤツフルアーゼによるRNas
e再活性化の効率は、20 mM酸化DTTを使用して
観察される効率に比肩していた。空気の存在下における
20 mM酸化DTTでの50%再活性化の時間は56
時間であった。同様に、酸素の存在下に5μ阿チオレド
キシンシヤツフルアーゼの7172は21時間であり、
20 mM酸化DTTでは26時間であった。
最大限の活性を得るためには、チオレドキシンシャツフ
ルアーゼは酸化剤の存在を必要とする。
酸化剤として酸素を使用する時は、50%再活性化時間
は、空気に比へ、51時間から21時間に低下した。酸
化DTTのような化学酸化剤も使用できる。
空気の存在下に、酸化DTT(20mM)を伴ったチオ
レドキシンシャツフルアーゼ(5MM)は、20時間後
にRNaseの50%再活性化を生じた。同様に、酸素
の存在下にDTTを伴ったチオレドキシンシャツフルア
ーゼのT172は11時間であり、これに比べ個々に使
用されるDTT又は酸素では20ないし25時間であっ
た。
20 mM DTTの存在下に5μ台チオレドキシンシ
ャツフルアーゼで触媒されるRNaseの再折り畳みは
、100μMチオレドキシンで観察されるものに比肩し
ていた。空気の存在下に、チオレI・キシンシャツフル
アーゼとDTTでは、RNaseの50%再活性化は1
8時間後に得られた。酸素の存在下に、DTTを伴った
チオレドキシンシャツフルアーゼのT1/2は11時間
であった。
pH7,4で、チオレドキシンシャツフルアーゼは酸化
DTTより5 、000倍効果があった。酸化DTTの
存左下にチオレドキシンシャツフルアーゼはチオレドキ
シンより少なくとも20倍効果があった。
実施例14 合衆国特許第4,421,685号の実施例で、DTT
又はD’TEの代わりにチオレドキシンシャツフルアー
ゼを、それのみ又は酸素と組合わせて使用して、所望の
インシュリンの改良された収量が得られる。
実施例15 上に例示された牛すい臓リボヌクレアーゼの代わりに任
意のジスルフィドタンパク又はS−スルホン化ジスルフ
ィドタンパクを使用して、比肩し得る有益なタンパク折
り畳み結果が得られる。
実施例16 ジスルフイド架橋が還元されているが折りたたまれてい
ないタンパクを、タンパク折り畳み有効量のチオレドキ
シンシャツフルアーゼとチオール還元剤、例えばジチオ
スレイトール又はジチオエリスリトールとを含む混合物
と反応させると、このタンパクの強化された折り畳みが
得られる。
実施例17 タンパク折り畳み有効量のチオレドキシンシャツフルア
ーゼとチオール還元剤、例えばジチオスレイトール又は
ジチオエリスリト−ルとを含む混合物に、折りたたまれ
ていないS−スルホン化ジスルフィドタンパクを反応さ
せると、このタンパクの強化された折り畳みが得られる
実施例18 pH8,5(0,1M)リス、1.0 mM EDTA
)で、チオレドキシンシャツフルアーゼは空気酸化のみ
に比べ、スクランブルト’RNaseの再活性化率を高
めた。10時間後、5μ閃チオレドキシンシャツフルア
ーゼの存在下ζこRNaseの25%再活性化があり、
lOu門チオレドキシンシャツフルアーゼでは、再活性
化は50%であった。チオレドキシンシャツフルアーゼ
が存在しないと、5時間後の回復したRNase活性は
10%であり、10時間でもそれ以上の活性増加は見ら
れなかった。
実施例19  チオレドキシンシャツフルアーゼによる
スルホン化RNaseの再折り畳み チオレドキシンシャツフルアーゼは、pH7,5でスル
ホン化RNaseの再折り畳みを効果的に触媒し、活性
RNaseの定量的回復を生じた。スルホン化RNas
eはタンハウザー及びシェラガの方法によって調製した
[タンハウザー・ティー・ダブリュー(Thannho
u’ser、 T、W、)及びシエラガ・エッチ・エイ
(ScMra’ga、 H,A、)(1985年)旧o
chemistry 24巻?+38+−7688頁)
。還元チオレドキシンシャツフルアーゼが必要であり、
最適条件はチオレドキシンとタンパクチオスルホネート
とのl=1モル比(チオレドキシンとRNaseとの8
=1モル比)であった。比がチオレドキシンとタンパク
チオスルホネートとの1=2に減少したとき、再活性化
速度もRNase活性化の最終収率も低下した。l:l
の比でT172(50%の活性回収に要する時間)は3
.5時間であり、RNaseの最終収率は80%であっ
た。チオレドキシンが半分に減ると、T172は22時
間に増加し、RNase活性の回収はわずか60%であ
った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、以下の特性をもつ酵素チオレドキシンシャッフルア
    ーゼ。 (a)単一の反応性チオール基を含有する。 (b)再折りたたみ過程を経るタンパク中のジサルファ
    イド交換を触媒する。 (c)酸化/再折りたたみ過程で消費されない。 2、チオレドキシン遺伝子からつくられる、特許請求の
    範囲第1項によるチオレドキシンシャッフルアーゼ。 3、大腸菌(Escherichia coli)チオ
    レドキシン遺伝子からつくられる、特許請求の範囲第2
    項によるチオレドキシンシャッフルアーゼ。 4、ジチオール化合物の暗号の代わりにモノチオール化
    合物の暗号へ大腸菌チオレドキシン遺伝子を変更するこ
    とによって、この遺伝子からつくられる、特許請求の範
    囲第3項によるチオレドキシンシャッフルアーゼ。 5、大腸菌チオレドキシン遺伝子が大腸菌SK3981
    菌株から誘導され、この微生物からのチオレドキシン遺
    伝子が、Cys35(TGC)に対応するコドンがアミ
    ノ酸セリンの暗号のコドンに変るよう変異化されている
    、特許請求の範囲第4項によるチオレドキシンシャッフ
    ルアーゼ。 6、ジチオール化合物の暗号の代わりにモノチオール化
    合物の暗号へのチオレドキシン遺伝子の変更を含む、以
    下の特性をもつ酵素チオレドキシンシャッフルアーゼの
    製法。 (a)単一の反応性チオール基を含有する。 (b)再折りたたみ過程を経るタンパク中のジサルファ
    イド交換を触媒する。 (c)酸化/再折りたたみ過程で消費されない。 7、ジチオール化合物の暗号の配列からモノチオール化
    合物の暗号の配列への変更が、部位指向性変異誘発(s
    ite−directed mutagenesis)
    によって行なわれる、特許請求の範囲第6項による方法
    。 8、部位指向性変異誘発がジチオールアミノ酸の暗号の
    コドンからモノチオールアミノ酸の暗号のコドンへの変
    更を行なうものである、特許請求の範囲第7項による方
    法。 9、部位指向性変異誘発が、システインの暗号のコドン
    から他の19のアミノ酸の任意のものの暗号のコドンへ
    の変更を行なうものである、特許請求の範囲第8項によ
    る方法。 10、暗号の変更がセリンの暗号のコドンへの変更であ
    る、特許請求の範囲第9項による方法。 11、コドン変更が大腸菌から得られるチオレドキシン
    遺伝子のコドン35について行なわれる、特許請求の範
    囲第10項による方法。 12、ジスルフィド架橋を含有する折りたたまれていな
    い還元済みタンパクを、次の特性、すなわち (a)単一の反応性チオール基を含有する;(b)再折
    りたたみ過程を経るタンパク中のジサルファイド交換を
    触媒する; (c)酸化/再折りたたみ過程で消費されない;という
    特性をもつタンパク折りたたみ有効量のチオレドキシン
    シャッフルアーゼと、それのみ又は酸素と組合わせて反
    応させることからなる、この折りたたまれていない還元
    されたジスフフィド架橋を含むタンパクを折りたたむた
    めの生体外方法。 13、酸化チオレドキシンシャッフルアーゼのタンパク
    折りたたみ有効量が約3μMないし約50μMである、
    特許請求の範囲第12項による方法。 14、方法が約7.0ないし約11.0のpHで行なわ
    れる、特許請求の範囲第12項による方法。 15、ジスルフィド架橋を含有するタンパクがインシュ
    リン、プロインシュリン、牛すい臓リボヌクレアーゼ(
    RNase)、リゾチーム、牛すい液トリプシンインヒ
    ビター、インターフェロン、レンニン(キモシン)、プ
    ラズミノゲンアクチベーター、プロラクチン、ヒトα−
    1トリプシンインヒビター、及びファクター(因子)V
    IIIからなる群から選ばれる、特許請求の範囲第12項
    による方法。 16、ジスルフィド架橋を含有するタンパクがS−スル
    ホン化型であり、チオレドキシンシャッフルアーゼが還
    元型である、特許請求の範囲第12項による方法。 17、ジスルフィド架橋を含有するタンパクがインシュ
    リン又はプロインシュリンである、特許請求の範囲第1
    2項による方法。 18、タンパクがスクランブルドプロテイン(sc−r
    ambled protein)である、特許請求の範
    囲第12項による方法。 19、タンパクが粗製細胞抽出液中の組替え型タンパク
    である、特許請求の範囲12項による方法。 20、折りたたまれていない還元型タンパクに、タンパ
    ク折りたたみ有効量のチオレドキシンシャッフルアーゼ
    とチオール酸化剤とを含む混合物を反応させることを含
    む、ジスルフィド架橋が還元されており、折りたたまれ
    ていないタンパクを折りたたむための生体外方法。 21、チオール酸化剤が酸化されたジチオスレイトール
    又はジチオエリスリトールである、特許請求の範囲第2
    0項による方法。 22、チオレドキシンシャッフルアーゼのタンパク折り
    たたみ有効量が約3μMないし約50μMである、特許
    請求の範囲第20項による方法。 23、方法が約7.0ないし約11.0のpHで行なわ
    れる、特許請求の範囲第20項による方法。 24、ジスルフィド架橋を含有するタンパクがインシュ
    リン、プロインシュリン、牛すい臓リボヌクレアーゼ(
    RNase)、リゾチーム、牛すい液トリプシンインヒ
    ビター、インターフェロン、レンニン(キモシン)、プ
    ラズミノゲンアクチベーター、プロラクチン、ヒトα−
    1トリプシンインヒビター、及びファクター(因子)V
    IIIからなる群から選ばれる、特許請求の範囲第20項
    による方法。 25、ジスルフィド架橋を含有するタンパクがS−スル
    ホン化型であり、チオレドキシンシャッフルアーゼが還
    元型である、特許請求の範囲第20項による方法。 26、ジスルフィド架橋を含有するタンパクがインシュ
    リン又はプロインシュリンである、特許請求の範囲第2
    0項による方法。 27、このタンパクがスクランブルドプロテインである
    、特許請求の範囲第20項による方法。 28、タンパクが粗製細胞抽出液中の組替え型タンパク
    である、特許請求の範囲第20項による方法。 29、チオレドキシンシャッフルアーゼが、ジチオール
    化合物の暗号のコドンがモノチオール化合物の暗号化の
    コドンに変更された場合の変異化大腸菌チオレドキシン
    遺伝子として特性づけられる、特許請求の範囲第12項
    による方法。 30、システインの暗号コドンが他の19のアミノ酸の
    任意のものの暗号のコドンに変更された、特許請求の範
    囲第29項による方法。 31、暗号変更がセリンに対する暗号のコドンにへの変
    更である、特許請求の範囲第30項による方法。 32、コドンの変更がコドン35で行なわれる、特許請
    求の範囲第31項による方法。
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