JPS62143623A - 潅水制御方法 - Google Patents

潅水制御方法

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JPS62143623A
JPS62143623A JP60282493A JP28249385A JPS62143623A JP S62143623 A JPS62143623 A JP S62143623A JP 60282493 A JP60282493 A JP 60282493A JP 28249385 A JP28249385 A JP 28249385A JP S62143623 A JPS62143623 A JP S62143623A
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irrigation
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明夫 鈴木
赤松 達雄
光彦 太田
栄一 菅野
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Taiyo Kogyo Co Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Taiyo Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 トリクルパイプに対して複数本のマイクロチューブの一
端を挿入し、該トリクルパイプの入口部分を養液の供給
端と定圧−yPまたは定流量弁を介して接続して構成し
、上記マイクロチューブの他端から養液を栽培ベッドに
灌水するいわゆるかけ流し方式の灌水装置に対し、上記
定圧弁また定流量弁にバイパスを設けこのバイパス中に
外部から開閉操作し得る水栓または弁を設け、上記水栓
または弁を一時開くことにより上記灌水装置内の空、気
溜り、ゴミ、沈澱、水あか等の障害物を除去するもので
あって、灌水装置内の養液の流通を良くし、灌水を確実
とし、灌水装置の灌水動作の信頼性を高めるものである
〔産業上の利用分野〕
本発明は灌水制御方法、さらに詳しく云えば、トリクル
パイプに対して複数本のマイクロチューブの一端を挿入
し、該トリクルパイプの入口部分栽培ベッドに灌水する
灌水装置に対する灌水制御方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、農園芸分野において、養液栽培が普及し、そのた
めの給液方法が数多く提案されている。従来、養液栽培
の多くは養液循環方式であったが、最近は、砂栽培、ロ
ックウール耕などかけ流し方式が数多く見られるように
なった。
このかけ流し方式においては、栽培ベッドの長手方向に
灌水が均一になされることが非常に重要である。何とな
れば、かけ流し方式は循環方式とは異なシ、各々の灌水
点から栽培ベッドに供給された養液は、当該灌水点の限
られた近傍に拡散するだけで、ベッド全体へは移動しな
いため、灌水のバラツキがあれば、それがそのまま培地
水分あるいは養分のバラツキとなシ、さらに生育のバラ
ツキとなり、最終的に収量の低下につながるからである
このような背景の中で各種の灌水方式が提案されている
。この中には、例えば、第5図に示すような灌水方式が
ある。
第5図は公知の灌水装置の一例の斜視図である。
図において、1は灌水装置全体を示し、8はトリクルパ
イプ、9.9’、9’はマイクロチューブ、10は栽培
ベッドである。
トリクルパイプ8はある程度例えば20mm程度の直径
を有するパイプであシ、このトリクルパイプ8に対して
、かなり小さい内径、例えば1 mm程度の内径を有し
、かつ長い、例えば40 cmm以上ジクロチューブ9
同様に構成配置されたマイクロチューブである。
栽培ベッド10に対し、上記のように、トリクルパイプ
8およびマイクロチューブ9 、9’、 9’等による
灌水装置が構成される。なお、11は養液供給端と灌水
装置1(トリクルパイプ)とを連結する連結パイプであ
る。
第5図に示すこの公知の灌水装置を使用した灌水方式で
は長手方向に対して灌水の均一性に優れ、かけ流し灌水
方式の中では非常に優れた方式である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の公知の灌水装置を用いて均一に灌水を行うための
条件は、当該灌水装置の養液の入口部分(第5図のトリ
クルパイプ8と連結パイプ11との接続部分)における
圧力をある程度低くすることでちる。この部分における
養液の圧力が高いと、灌水装置の長手方向の圧力損失に
差が生じ不均一な灌水となるからである。
しかしながら、上記の公知の灌水方式は、上記のように
当該灌水装置の養液入口部分の圧力を低くするとトリク
ルパイプ内に空気が溜シ、この空気の溜った部分に、マ
イクロチューブの挿入端(第5図の9a)が存在するよ
うな状態となったとき、この窒気溜シの空気がマイクロ
チューブから排出されることなく、従って溢水が行なわ
れないという事態が生ずるという問題がある。なお、こ
の空気溜シの他、ゴミ、沈澱、水あか等も障害の原因と
なる。
本発明は、上記の公知の灌水装置を利用した灌水方式に
おける上記の問題点を解決し、常に均一な灌水が可能な
灌水制御方法を提案するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は当該灌水装置において空気溜υによる灌水
不良の生ずる状況をつぶさに観察した結果、次のことを
観察した。まづ、当該灌水装置の養液入口部分が高い圧
力の下においては空気溜シは解消されており、この場合
、養液の出ていないマイクロチューブは観察されなかっ
た。次に、空気溜りは灌水が一旦中止されると生ずるこ
とが観察された。上記の事実から、灌水開始時には一時
的に灌水装置に高い圧力をかけ空気溜シを解消し、しか
る後、低水圧として灌水を継続し、灌水開始後は、定期
的に、あるいは何らかの原因で空気溜シおよびその他の
障害物が発生した毎に、上記と同様に一時的に灌水装置
に高い圧力をかけて空気溜りその他を解消し、しかる後
低水圧として灌水を継続することによシ上記問題は解決
でき、良好な灌水が可能になることが見出された。
従って、本発明によれば、トリクルパイプに対して複数
本のマイクロチューブの一端を挿入し、該トリクルパイ
プの入口部分を養液の供給端と定圧弁または定流量JT
’を介して接続して構成し、上記マイクロチューブの他
端から養gを栽培ベッドに灌水する海水装置に対し、上
記定圧弁また定流量弁にバイパスを設けこのバイパス中
に外部から開閉操作し得る水栓または升を設け、上記水
栓または弁を一時開くことにより上記灌水装置内の空気
溜り、ゴミ、沈澱、水あか等の障害物を除去することに
より、上記の問題点は解決される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
第1の実施例 第1図は本発明の第1の実施例に対する配管の模式図で
ある。図において、1は第5図に示す灌水装置、2は定
圧弁または定流量弁、3および4は手動水栓、8′は灌
水装置の入口部をなすトリクルパイプの一端、11は連
結パイプ、12は養液の給供端である。
定圧弁または定流量弁2は、養液の供給端12か部)に
供給される元圧を低下させ、均一な灌水を行わせるもの
である。
第1図において、灌水装置1で灌水を行なうには、まづ
水栓3f、手動的に開ける。このとき通常は定圧弁また
は定流量弁2のバイパス中に設けられた水栓4は閉じで
ある。
ここで灌水が開始されるが、さらに水栓4を手動的に開
ける。この操作によシ、養液の供給端■における高い圧
力が水栓4を経て灌水装置1の人が発生し、灌水がなさ
れないマイクロチューブが存在していたとしても、この
空気溜り等の障害物を押し流し、短時間(5〜lO秒)
後に当該マイクロチューブから灌水が開始される。
このとき、水栓4を閉じる。これにょシ濯水装置1の入
口部分には低い圧力が加わり、均一な潅とができる。
あるいは、定期的に水栓4を短時間開くことによシ空気
溜り等を除去し、長時間に亘って均一な灌水を確保する
ことができる。
第2の実施例 第2図は第2の実施例に対する配管の模式図である。
第2図に付した番号は第1図と同じものを示す。
ただし、5および6は電磁弁であってそれぞれ水栓3お
よび4と入れ替えたものである。
第2図に示す第2の実施例においては、第1図に示す第
1の実施例で水栓3および4を手動的に操作する代りに
、電磁弁5および6を電気信号によシ操作するもので、
その動作は第1の実施例と全く同様である。
第2の実施例にあっては、灌水装置1の灌水制御を遠隔
制御によって行なうことが可能である。
なお、図において、Sはソレノイドを示す。
第3の実施例 第3図は本発明の第3の実施例に対する配管の模式図で
ある。第3図における番号は第2図のものと同じものを
示す。なお7は電磁弁5および6を制御する操作盤であ
る。第3図に示すものは第2図のものに対して操作盤7
を付加した点が異る。
この操作盤7により、第3図のものは本発明に従って次
のよう動作する。
操作盤7において、スイッチを投入すると、電磁弁5お
よび6に同時に電気信号が送られ両者ともに開く。従っ
て、前記のように灌水装置の入口部分8には高圧がかが
シ灌水が開始される。次に操作盤7内に組込まれた図示
しない遅延リレーによって定圧9Fまたは定流量弁2の
バイパス中に設けられた電磁弁6は短時間(例えば5秒
)後に自動的に閉とされる。
この実施例によれば、灌水開始後短時間(数秒間)は、
高圧によシ多量の養液が流通し、灌水装置1のマイクロ
チューブの灌水がなされていないものは全く見当らなか
った。
このように、灌水開始に当って、高圧のため空気溜シ等
は発生しないので、以後、均一の灌水を行なうことがで
きる。
この実施例も第2の実施例と同様に遠隔制御が可能な外
、電磁*5.6の動作タイミングが自動的に設定される
ので操作が簡単となる。
第4の実施例 第4図は本発明の第4の実施例に対する配管の模式図で
ある。第4図における番号は第3図のものと同じものを
示す。この実施例では複数の灌水装置(1および1′)
に対する灌水制御を行なうものであり、2’、 6’、
 8”、 11’等はそれぞれ第2の灌水装置1′用の
定圧弁あるいは定流量弁、該弁のバイパス中に設けられ
た電磁弁、トリクルチューブの入口部分の一端および連
結パイプを示す。なお、13.13’は第1および第2
の灌水装置1,1′用の養液供給端である。
この実施例では養液供給端12よりのチューブはそれぞ
れ各灌水装置1.1′の養液供給端13 、13’に導
かれる。
本実施例の動作は第3の実施例とl1iJ様であシ、容
易に理解し得るので説明は省略する。
なお、実際には、栽培ベッドは複数列存在し、そして、
灌水装置も各栽培ベッド毎に存在するので、本実施例の
ように電磁弁5は各栽培ベッドに対する灌水装置の元栓
の役割を果し、電磁弁6゜6′等は各栽培ベッドの各バ
イパスの開閉の役割を果すこととなる。そして、この配
置、配列が実用上用いられることになる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、養液栽培等におけるかけ流し方式の一
つであるトリクルパイプとマイクロチューブによる灌水
方式の信頼性を向上させる効果がある。従って、農家に
おいて上記の灌水方式を安心して使用することができ、
養液栽培を実施するに商って非常に有利となる。
また、本発明によれば、前記した窒気溜シの解消のみな
らず、灌水装置中のゴミ、沈澱、水あかなどの解消にも
役立ち、他の灌水方式の栽培ベッドにとシつけて同様に
効果を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、および第4図はそれぞれ本発
明の第1.第2.第3および第4の実施例に対する配管
の模式図、 第5図は公知の灌水装置の一例の斜視図である。 1・・・灌水装置 2・・・定圧弁または定流量弁 3.4・・・手動式水栓 5 、6 、6’・・・電磁弁 7・・・操作盤 8、v・・・トリクルパイプ 9 、9’ 、 9’・・・マイクロチューブlO・・
・栽培ベッド 11・・・連結パイプ ν・・・養液供給端 特許出願人 住友電気工業株式会社(外2名)代理人弁
理士 玉 蟲  久 五 部 本発明の第1の実施例に対する配管の模式同第  1 
 図 本発明の第2の実施例に対する配管の模式図本発明筒3
の実施例に対する配管の模式同第  6  図 本発明の第4の実施例に対する配管の模式同第  4 
 図 1 灌水装置 8ニトリクルパイプ 9:マイクロナユーブ 公知の灌水装置の一例の斜視図 第  5  図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トリクルパイプに対して複数本のマイクロチュー
    ブの一端を挿入し、該トリクルパイプの入口部分を養液
    の供給端と定圧弁または定流量弁を介して接続して構成
    し、上記マイクロチューブの他端から養液を栽培ベッド
    に灌水する灌水装置に対し、 上記定圧弁また定流量弁にバイパスを設けこのバイパス
    中に外部から開閉操作し得る水栓または弁を設け、 上記水栓または弁を一時開くことにより上記灌水装置内
    の空気溜り、ゴミ、沈澱、水あか等の障害物を除去する
    ことを特徴とする灌水制御方法。
  2. (2)上記定圧弁または定流量弁のバイパス中に設けら
    れた水栓は外部から手動的に操作し得るものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の灌水制御方法
  3. (3)上記定圧弁または定流量弁のバイパス中に設けら
    れた弁は電磁弁であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の灌水制御方法。
  4. (4)上記定圧弁または定流量弁のバイパス中に設けら
    れた弁は、操作盤から制御される電磁弁であることを特
    徴とする特許請求の範囲第3項記載の灌水制御方法。
JP60282493A 1985-12-16 1985-12-16 潅水制御方法 Expired - Lifetime JPH0657100B2 (ja)

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