JPS6214123A - 弾性表面波発生伝播装置 - Google Patents

弾性表面波発生伝播装置

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JPS6214123A
JPS6214123A JP15128485A JP15128485A JPS6214123A JP S6214123 A JPS6214123 A JP S6214123A JP 15128485 A JP15128485 A JP 15128485A JP 15128485 A JP15128485 A JP 15128485A JP S6214123 A JPS6214123 A JP S6214123A
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JP
Japan
Prior art keywords
saw
waveguide
idt
optical
acoustic wave
Prior art date
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Pending
Application number
JP15128485A
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English (en)
Inventor
Naohisa Inoue
直久 井上
Maki Yamashita
山下 牧
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の要約〕 インターディジタル舎トランスデユーサとりi性表面波
導波路とが基板上に形成されており、インターディジタ
ル舎トランスデユーサの交差指電極が円弧状に形成され
ていることを特徴とする弾性表面波発生伝播装置。
[技術分野] この発明は弾性表面波発生伝播装置に関し、さらに詳し
くは、たとえば光導波路(3次元光導波路)とこの光導
波路の一端が光結合した先導波層(2次元光導波路)と
が一基板上に形成され、光導波路から先導液層に出射し
た光が弾性表面波と相互作用することにより偏向される
光偏向装置において用いられる弾性表面波発生伝播装置
に関する。
[従来技術]。
このような光偏向装置の応用として、出願人は既に、光
コンパレータ(特開昭58−150939.58−18
2929、58−182930)や光パラレル/シリア
ル変換器(特開昭59−33427)等を提案している
。−例として、光パラレル/シリアル変換器について以
下に説明しておく。
第1図において、音響光学結晶であるニオブ酸リチウム
(LiNbO3)単結晶11の表面にチタン(T i 
)を温度970℃、02雰囲気で5時間熱拡散すること
により、屈折率が結晶基板11よりも高く厚さが数μm
程度の光導波層12が、光信号の入力側(第1図左側)
の一部を除いて形成されている。この基板ll上の入力
側には、シリアル変換されるべきパラレルの光デイジタ
ル信号Aを光導波層12に入力させるための8本の光導
波路16が等間隔でかつ平行に形成されている。これら
の先導波路16は、後述する弾性表面波(以下SAWと
いう)の伝播方向に直交する方向に対してブラック角θ
だけ傾斜している。各光導波路16の+t】をり、隣接
する先導波路16の中心から中心までの間隔を文0とす
る。すべての光導波路16について巾りおよび間隔又。
は等しく設定されている。これらの光導波路16もまた
チタンの熱拡散によって形成されている。
パラレル光信号Aはこの例では8ビツトの光信号であり
、これらの各光ビツト信号がa1〜a8で表わされてい
る。各光ビツト信号a1〜a8はデータ1またはOを表
わしている。第1図において、データlは光有であり実
線で、データOは光無であり破線でそれぞれ示されてい
る。この光デイジタル信号Aの各光ビツト信号は、光フ
ァイバ・ケーブル18から光結合器17を経て先導波路
16にそれぞれ入力する。光結合手段としては、光フア
イバ結合器以外にも、グレーティング、プリズムその他
の光結合素子を用いることができる。
インターディジタル・トランスデューサ(以下、IDT
という)13は、信号Aの各光ビット信号をそれずれ回
折させるパルス状のSAWを発生するものであり、先導
波層12上において光デイジタル信号A (at〜an
)の伝播光路の側方に配置されている。IDT13には
超音波信号発生器19からパルス巾Tの超音波電圧パル
ス信号が印加される。IDT13から発生したパルス状
のSAWは光信号a、〜a6の伝播光路に向って伝播し
ていく。SAWの波面は光に対して回折格子として作用
するので、SAWの波面に小さい角度θで入射する光は
、次の条件を満足するときにSAWによって反射され、
その信号方向が20だけ変わる。
sin  θ= (入/2)φ (1/Δ)ここで入:
光の波長 Δ、SAWの波長 これが、SAWを利用したブラッグ回折による光の偏向
である。
折点)までの距離を文とする。
スイッチ20が時点し。から時間Tだけオンされ、ID
T13からパルス状のSAWが発生したのち、時間Q/
VSが経過した時点で光a1がまず回折される。この時
点では他の光a2〜a6はまだ回折されずに直進してい
る。SAWはパルス状であって、その先端から後端まで
の長さはT・VSであル、ソして、コノ長さT−VSは
SAWが光a、と相互作用している間は、他の光a2〜
a11.  とくにa?と相互作用しないように定めら
れている。光a1は、SAWによってほぼTの時間だけ
回折され、SAWが通過すると、再び非回折光に戻る0
次に、時点t。から(文十交0)/VSの時間が経過し
たときに、光a2がSAWによって、上述の一定時間の
間だけ回折される。このようにして、SAWによって、
a3  + all  r・・・・・・+a8の順に順
次回折されてい<、SAWの発生器としては、IDT以
外にたとえばガン・ダイオードがある。
グレーティング・レンズ14は、光デイジタル信号Aの
回折光を集光するものであり、先導波層12−ヒに形成
されている。光導波層12上に設けられる集光手段とし
ては、他にジオデシック争レンズやルネブルグ・レンズ
などを用いることができる。そして、第1図に示すよう
に先導波層12上で集光しても、光導波層12から出力
された光を集光するようにしてもよい、集光された光は
次に光検出器15によって検知され、電気信号に変換さ
れる。光検知器15も光導波層12上に設けても、光導
波層12外に設けてもどちらでもよい。偏向された光を
光信号のまま取出す場合には、光検知器15の代わりに
光結合器が設けられる。
上述のように、8ビア)のパラレルな光信号は、その各
ビット信号が一定時間ごとに順次回折されるから、回折
された光は時間的にシリアルな信号となる。これにより
、光パラレル/シリアル変換が達成される。
第2図は、光導波路16の一部および光とSAWとの相
互作用の様子を示している。この図から分かるように、
光導波路16から光導波層12に出射した光が広がるこ
とは避けられない。
SAWもまた広がりながら伝播していく、光導波層12
に出射した光のすべてがSAWとブラック回折条件を満
足することはなく、その一部は左 SAWによって回折(偏向)されずに直謳していされた
光を鎖線で、直進する光を破線でそれぞれ示す。
第3図は広がり角度の比γと偏向効率との関係を示して
いる。広がり角度の比は次式で与えられる。
広がり角度の比γ =(光の広がり角度)/ (SAWの広がり角度)=(
λ・L)/(Δ・D) ここでLはIDT13の電極の重なり部分の長さすなわ
ち電極交差長である(第1図参照、第2図ではSAWの
広がりが無視され、LがSAWの巾として与えられてい
る)。
上の式において、比γはSAWのrtJLと光導波路1
6の巾りとに依存し、比γが小さいほど偏向効率が高ま
る。
上述の式において、光導波路16の巾りを一定とした場
合にIDT13の電極交差長りが短いと広がり角度の比
γが小さくなり偏向効率が高まる。これは、SAWの広
がり角度が大きくなり。
同様に広がって伝播する光の多くの方向成分と相互作用
するからである。
ところが、IDT13の電極交差長りが短いと、正規化
インピーダンスのりアクタンス分が1より小さくなり、
反射係数が高くなるという問題がある0反射係数が高い
場合には、屈折率変化を大きくするためにIDTの電気
入力パワーを大きくしなければならずIDTの電極が破
壊するおそれがある。
IDT13の電極交差長りを長くすれば反射係数は低い
が、上述の式からも明らかな′ようにSAWの広がり角
が小さく、偏向効率が低下するという問題が生じる。
[発明の目的] この発明は、高い偏向効率が得られるとともに、電極破
壊のおそれのない長い電極交差長のIDTを備えたSA
Wの発生伝播装置を提供することを目的とする。
[発明の構成と効果] この発明によるSAWの発生伝播装置は、基板上に形成
されたIDTと、このIDTから発生するSAWの伝播
方向に向ってのびた5AW4波路とからなり、IDTが
円弧状の交差指電極を有していることを特徴とする。
この発明によると、IDTの交差指電極が円弧状に形成
されているから、このIDTから発生したSAWは一点
に集波されるように伝播する。この集束するSAWはS
AW導波路に入るとこの導波路内に閉じ込められて導波
路にそって伝播していく。
円弧状ではあっても電極交差長の長いIDTを、使用す
ることができるので、反射係数が低くIDTへの電気入
力パワーを有効に使え、電極破壊のおそれがなくなる。
また1円弧状交差指電極をもつIDTから発生したSA
Wは導波路まで集束して導かれるのでSAWのパワーが
狭い巾に集中され、大きな屈折率変化すなわち強度の高
いSAWが得られる。
導波路を伝播してきたSAWはIDTよりもrtJの狭
い導波路の端部から出射するので、W極交差長の短いI
DTからSAWが発生するのと実質的に等価であり、S
AWの広い広がり角度が得られ偏向効率が高まる。
[実施例の説明] 第4図および第6図はこの発明の実施例を示している。
第4図は、この発明によって改良された第1図の光パラ
レル/シリアル変換器の一部を拡大して示すものである
I DT30は円弧状に形成された交差指電極31を備
えている。このIDT30はたとえばチタンとアルミニ
ウムの2層構造で、リフトオフ法とスパッタにより作製
される。交差指電極31の巾、隣接する電極間隔ともに
たとえば2.5gm、周期10gmとし、電極間に35
0MHz艮 の高周波電卑を印加すると波長Δ=10pmのSAWが
発生する。波長入=0.29pmの光に対してブラッグ
角は0.82@になる。
このようなI DT30の内側から、光導波路16から
出射する光との相互作用場所に向ってSAWの伝播方向
にSAWの導波路21が先導波層12上に形成されてい
る。このSAW導波路21は、光導波層12上に厚さI
gmのTa20..22を装荷することにより形成され
る。この装荷膜22の直下がSAWの導波路21となる
。この装荷膜22は、通常のリフトオフ法を用いて、T
aをターゲットにして高周波反応性スパッタリングによ
り作製することができる。このような構造によって、こ
のSAW導波路21におけるSAWの速度が遅くなり、
導波路21内にSAWのエネルギが閉じ込められる。
I DT30の交差指電極31が円弧状に形成されてい
るので、IDT30から発生したSAWは一点に集波す
るように伝播していき、導波路21に入り、この導波路
21にそって伝播していく。
そして、導波路21の先端から出射してSAWは光との
相互作用場所に向って伝播していく、導波路−1から出
射したSAWを基板表面方向に閉じ込めるものはないの
で、SAWは広がりながら伝播していく、このときのS
AWの広がり角度はΔ/Laで与えられることになる。
ここでLaは導波路21の巾である。したがって、ID
Tの電極交差長りが実質的にLaまで短くなったのと等
価となる。SAWの広がり角度が大きくなるので、光の
高い偏向効率が得られる。また、交差長の長いIDTを
作製することができる。
第4図において、導波路21のIDT30側の端縁を鎖
線で示すように円弧状にしてもよい。
第5図はSAW導波路21の変形側を示している。ここ
では導波路21は、I DT30に近い場所で巾が最も
広<IDT30から遠ざかるにしたがって巾がしだいに
減少するホーンないしは扇状の部分21aを有している
。このような導波路部分21aの存在により、IDT3
0から発生したSAWが導波路21に低損失で導入され
るようになる。この部分コ/aの形状はSAWの伝播損
失ができるだけ少なくなるようにすることが好ましい。
第7図はSAW導波路のさらに他の例を示している。こ
こではSAW導波路−7以外の光導波層12表面上にS
AWの伝播速度を速くする膜、たとえばA文203膜2
3が形成されている。この装荷膜23は、Anをターゲ
ットとして、リフトオフ法を用いて、高周波スパッタリ
ング法により作製することができる。
圧電媒質であるLiNbO3(基板11)はその表面を
導体S膜で被覆するとそこを伝播するSAWの速度が遅
くなり、SAW導波路が構成される。第8図はSAW導
波路J/とすべき場所にAi膜24をスパッタ等で付け
ることによりSAW導波路を形成した例を示している。
Alに代えてAu膜を蒸着してもよい。
この発明は、上述した光パラレル/シリアル変換器や光
コンパレータのみならず、たとえば出願人が特願昭80
−40133として出願している導波型光センサにも適
用できる。この導波型光センサは、−基板上に形成され
た複数の光センサ部分とこれらの光センサ部分からのパ
ラレル光をシリアル光信号に変換する部分とから構成さ
れている。もちろん、この発明は他の光偏向装置および
他のSAW利用装置にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は光パラレル/シリアル変換器を示す斜視図、第
2図は第1図の一部を拡大して示す平面図、第3図は広
がり角度の比に対する光の偏向効率を示すグラフである
。 第4図はこの発明の実施例を示す平面図、第5図は変形
例を示す平面図である。 第6図は第4図のVl−Vl線にそう断面図である。 第7図および第8図は変形例を示し、第6図に相当する
断面図である。 1・・・基板 2・・・光導波層、 21・・SAW導波路 22、23、24・・・SAW導波路を形成する装荷膜
。 30・・・IDT。 1・・・円弧状交差指電極。 以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に形成されたインターディジタル・トラン
    スデューサと、このインターディジタル・トランスデュ
    ーサから発生する弾性表面波の伝播方向に向ってのびた
    弾性表面波導波路とからなり、インターディジタル・ト
    ランスデューサが円弧状の交差指電極を有していること
    を特徴とする弾性表面波発生伝播装置。
  2. (2)弾性表面波導波路が、インターディジタル・トラ
    ンスデューサに近い場所で巾が最も広く、弾性表面波伝
    播方向に向って漸次巾が狭くなる導波路部分を有してい
    る、特許請求の範囲第(1)項に記載の弾性表面波発生
    伝播装置。
  3. (3)弾性表面波導波路の最も巾の広い端縁が円弧状に
    形成されている、特許請求の範囲第(1)項または第(
    2)項に記載の弾性表面波発生伝播装置。
JP15128485A 1985-07-11 1985-07-11 弾性表面波発生伝播装置 Pending JPS6214123A (ja)

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