JPS62141197A - 茶袋用紙の無味無臭化処理法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は茶袋用紙に含有される、お湯に溶は出る成分を
、熱湯を用いて、あらかじめ、茶袋として製造する以前
又は、その製造工程中、に除去してなる、茶袋用紙の無
味無臭化処理法に関する発明である。

〈従来の技術〉 従来、茶袋によって供されるお茶には、茶袋用紙から独
得の味、臭いが抽出され、せっかくのお茶の味、香シが
そこなわれ、便利ではあるが、まずいお茶となり、必然
的に、上質なお茶の葉を茶袋用茶として使用できず、茶
袋によって供される、お茶では、味も香りもよいお茶が
飲めなかった。

〈発明が解決しようとする問題点〉 飲食物に関して無添加、無着色、無漂白が世間一般に叫
ばれている現在、天然素材を用いた、茶袋用紙と接着用
の糊からなる茶袋が多く市場に出回っているが、漢法薬
などは全くの天然素材でありながら薬効を発揮すること
を考えると、天然素材、即安全とは云い難く、−人住い
の人々は常時茶袋を用いてお茶を飲むことが圧倒的に多
く、お茶として、不必要な成分が茶袋用紙から抽出され
体内に吸収される危険がある。

〈問題を解決するための手段〉 そこで熱湯を注いでお茶を供する茶袋用紙をあらかじめ
熱湯に適宜時間浸すか、熱湯で煮沸して処理することに
より、茶袋用紙の熱湯により抽出される成分を排除する
。

〈作　用〉 実験によると熱湯で茶袋用紙を煮沸して処理する場合は
６０秒以上、熱湯に浸して処理する場合は２分以上の処
理時間で十分に、茶袋用紙の不必要な成分を抽出排除で
き、その茶袋用紙の茶袋の用法は従来通シである。

〈実施例〉 熱湯で加水分解等化学変化を起こすことのない金属、陶
器等の容器に熱湯を満し、その中に茶袋用紙を浸して処
理するか、２本の回転軸の一方の回転軸に巻いた茶袋用
紙を連続的に熱湯内を通過させた後乾燥させ、他方の回
転軸で巻き取り処理できる尚、上記容器を加熱して茶袋
用紙を煮沸すれば短時間で処理できる。鰹だし等のだし
袋や、ろ紙にも応用できる。

〈考案の効果〉 熱湯で抽出される茶袋用紙の不必要な成分を、あらかじ
め熱湯で処理し排除することにより、茶袋を用いたお茶
の所要抽出時間では、はとんど茶袋用紙からの不必要な
成分は抽出されず、お茶の葉だけの味、香シのするお茶
を楽しむことができ、上質なお茶の葉も茶袋用茶として
用いることができ、接客用にも茶袋を用いた、おいしい
お茶を提供でき、又自然食を愛好する人々にも安心して
常用できる茶袋用紙を用いた茶袋を提供できる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　茶袋用紙を熱湯で適宜時間煮沸してなる、茶袋用紙
   の無味無臭化処理法。 ２　茶袋用紙を熱湯に適宜時間浸してなる特許請求の範
   囲第１項記載の茶袋用紙の無味無臭化処理法。