JPS62138830A - 高含水性ソフトコンタクトレンズ - Google Patents

高含水性ソフトコンタクトレンズ

Info

Publication number
JPS62138830A
JPS62138830A JP28003085A JP28003085A JPS62138830A JP S62138830 A JPS62138830 A JP S62138830A JP 28003085 A JP28003085 A JP 28003085A JP 28003085 A JP28003085 A JP 28003085A JP S62138830 A JPS62138830 A JP S62138830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meth
hydrophilic
acrylate
group
polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28003085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0718986B2 (ja
Inventor
Tatsutoshi Nakajima
中嶋 辰登士
Nobuyuki Toyoshima
豊嶋 伸行
Masashige Yamanaka
正重 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Menicon Co Ltd
Original Assignee
Toyo Contact Lens Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Contact Lens Co Ltd filed Critical Toyo Contact Lens Co Ltd
Priority to JP60280030A priority Critical patent/JPH0718986B2/ja
Publication of JPS62138830A publication Critical patent/JPS62138830A/ja
Publication of JPH0718986B2 publication Critical patent/JPH0718986B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 f産業上の利用分野] 本発明は新規な高含水性ソフトコンタクトレンズに関す
る。さらに詳しくは、分子内に親水性基および少なくと
も1個の重合性基を有するスチレン系ポリマーと、親水
性モノマーとを主成分とする共重合体からなる高含水性
ソフトコンタクトレンズに関する。
[従来の技術] コンタクトレンズ用材料として種々存在する材料の中で
、水を吸って膨潤して軟化する性質を有する材料が、装
着感の良好なソフトコンタクトレンズをうる上で好まし
いことは知られている。
このような材料として、現在、ポリヒドロキシアルキル
メタクリレートを主体とした材料、ポリビニルピロリド
ンを主体とした材料などが使用されている。中でも後者
の材料は多くの水分を吸収する性質ををし、酸素などの
気体透過性に優れるため、生理上角膜に必要とされる酸
素を外気から角膜へ、レンズ内に含浸された水分を介し
て充分供給できるので、生理学的な面における眼に対す
る安全性の高いものである。
[発明か解決しようとする問題点] ポリビニルピロリドンを主体とする材料は前記のように
優れた特性を有するものではあるか、通常、含水率か高
いために含水膨潤時の力学的特性が著しく低下し、その
ためにレンズにしたばあいに破損しやすいという耐久性
上の問題を有している。
前記耐久性の問題を解決するために、特公昭57−43
085号公報には親水性重合体の主鎖に、ある範囲の大
きさのポリメチルメタクリレートの側鎖を適当に導入し
て櫛型ブロック重合体にすることにより、親水性重合体
の好ましい性質を保持させたまま、機械的強度を向上さ
せることに関する開示がなされている。
しかしながら上記公報に開示された片末端に重合性基を
有するポリメチルメタクリレートは、工業的に合成する
際にそれのみを効率よくうるだめの反応制御か難しく、
ポリメチルメタクリレート鎖の末端に重合性基の導入さ
れたものと重合性基の導入されていないものとのl見合
物が生成し易く、とくに工業的に大量に生産するばあい
には、親水性モノマーと充分共重合されていないポリメ
チルメタクリレ−1・か混入したりして、含水時に失透
現象かあられれるばあいもあり、良品率がよくないなと
生産性の点て問題がある。
また特公昭60−15647号公報は、疎水性で重合性
の大分子量のモノマー(線状ポリマー)と少なくとも1
個の親水性で共重合性のコモノマーとを共重合させるこ
とによりえられる、化学結合され、相分離され、自然硬
化した親水性熱可塑性グラフトコポリマーの製造法に関
するものである。
しかしながら、上記の公報に開示された材料は、ポリマ
ー鎖の片方の末端にのみ重合可能な二重結合を有する線
状ポリマー(以下、マクロモノマーという)を使用して
いるので、これと親水性共重合性コモノマーとを重合し
たばあい、共重合体鎖同士のからみあいなどによる物理
的架橋を何するために、ある程度機械的強度が向上する
反面、マクロモノマーの重合基濃度が低いため、共重合
体中に未重合マクロモノマーが存在し、精製によりこれ
を取り除いておかないと、含水した時に材料中にマクロ
な相分離を生起しやすく、そのために透明なものかえら
れにくくなる可能性かあり、さらにこの重合では、化学
的架橋を形成することはほとんどなく、形状安定性、種
々の溶媒に対する不溶性(耐溶媒性)加熱殺菌における
阻煮沸性などの耐久性の面でも問題を残す原因ともなっ
ている。
このような理由から、前記マクロモノマーを使用した材
料は、医療用途の光学材料としては好適とはいえなかっ
た。
さらに上記の公報に開示されたマクロモノマーは、リビ
ングアニオン重合により合成されているために、この重
合反応(二ψ作が!す雅なうえに、マクロモノマーの生
産性の効率が非常にわるく、工業的には材料を安価に大
量生産することがきわめて困難でもあった。
一方、ポリヒドロキシアルキルメタクリレートを主体と
した材料には、材料自体の含水率が通常30〜40%(
重量%、以下同様)であるために、ポリビニルピロリド
ンを主体とした材料と比べて力学的特性には優れるが、
含水率が低く、気体透過性に劣り、レンズ内に含浸され
た水分を介して生理上角膜に必要とされる酸素を外気か
ら角膜へ充分供給できないなどの問題がある。
本発明は、前記のごとき従来の高含水性ソフトコンタク
トレンズが有していた、含水膨潤時における著しい力学
的特性の低下のない、透明性に優れ、かつ高含水性を有
するソフトコンタクトレンズを生産性よくうるためにな
されたちのである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、分子内に親水性基および少なくとも1個の重
合性基を有するスチレン系ポリマー5〜40部(重量部
、以下同様)と、高含水性ソフトコンタクトレンズをう
るために好適なN−ビニルラクタム類およびチッ素原子
に結合している水素原子が置換されていてもよい(メタ
)アクリルアミド類から選ばれた親水性モノマー95〜
60部とを合計量が100部になるように配合したもの
を主成分とする共重合体からなる高含水性ソフトコンタ
クトレンズに関する。
ここでいうスチレン系ポリマーとは、該ポリマーの骨格
を形成するための成分としてスチレン系モノマーおよび
所望によりスチレン系以外のモノマー(たとえば、アル
キル(メタ)アクリレートなど)を使用し、親水性基お
よび重合性基を導入するためのモノマーを使用してえら
れる共重合体のことである。
本発明においては、前記補強成分であるスチレン系ポリ
マーが、分子内に親水性基および少なくとも1個の重合
性基を有するために、前記親水性モノマーと良好に共重
合させることができ、えられた共重合体は含水時におい
てもマクロな相分離を招来することがないので、透明性
の優れた高含水性ソフトコンタクトレンズかえられる。
[実施例] 本発明に用いる分子内に親水性基および少なくとも1個
の重合性基を有するスチレン系ポリマーは、N−ビニル
ラクタム類およびチッ素原子に結合している水素原子が
置換されていてもよい(メタ)アクリルアミド類から選
ばれた親水性モノマーから誘導される親水性ポリマーの
含水時における極端な強度の低下および失透現象を伴わ
ずに効率よく補強するための成分である。
失透現象をともなわずに親水性ポリマーを効率よく補強
するために、補強成分として好ましいスチレン系ポリマ
ー鎖中に親水性基および少なくとも1個の重合性基が導
入されているのである。
前記スチレン系ポリマーは、たとえば骨格を形成するた
めのモノマーであるスチレン系モノマー(a)および所
望によりアルキル(メタ)アクリレート系モノマー(b
)、分子内に親水性基を導入するためのモノマーである
親水性基含有モノマー(C)、および分子内に少なくと
も1個の重合性基を導入するためのモノマーである分子
内に少なくとも2個の重合性基を有するモノマー(d)
を共重合させることによりえられる。
前記スチレン系モノマー(a)、アルキル(メタ)アク
リレート系モノマー(b)、親水性基含有モノマー(c
)および分子内に2個の重合性基を有するモノマー(d
)について以下に示す。
スチレン系モノマー(a)とは、芳香環にビニル基など
の重合基が導入されたモノマーてあり、たとえばスチレ
ン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンなどが具体例
としてあげられる。これらは単独で用いてもよく、2種
以上を併用してもよい。
アルキル(メタ)アクリレート系モノマー(b)とは、
該モノマー中のアルキル基が直鎖状、分岐鎖状、環状で
あるアルキル基、あるいはこれらのアルキル基がフッ素
などのハロゲン原子で置換されたアルキル基であるアル
キル(メタ)アクリレート系モノマーであり、たとえば
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)
アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシ
ル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレー
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、トリフルオ
ロエチル(メタ)アクリレート、ヘキサフルオロイソプ
ロピル(メタ)アクリレートなどのアルキル(メタ)ア
クリレートが具体例としてあげられる。これらは単独で
用いてもよく、2種以上併用してもよい。
親水性基含有モノマー(C)とは、たとえば水酸基、ポ
リアルキレングリコール残基、カルボキシル基、アミド
基、N−置換アミド基、アミノ基、N−置換アミノ基、
ラクタム環のごとき親水性基を含有するモノマーであり
、その具体例としては、たとえばヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレ−ト、/ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ノヒドロキン
ブチル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモ
ノ (メタ)アクリレート、トリエチレングリコールモ
ノ (メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレートなとの水酸基合資(メタ)アク
リレート;(メタ)アクリル酸; (メタ)アクリルア
ミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、リーエチル
(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシエチル(メタ
)アクリルアミドなどのN−モノ置換(メタ)アクリル
アミド;N、N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N
、N−ジエチルアクリルアミド、N−エチル−N−アミ
ノエチル(メタ)アクリルアミド、N−(メタ)アクリ
ロイルピロリドン、L(メタ)アクリロイルモルホリン
、χ−(メタ)アクリロイルピロリドンなどのN、N−
ジ置換(メタ)アクリルアミド; (メタ)アクリロイ
ルオキシエチルアミンなどの(メタ)アクリロイルオキ
シアルキルアミン;N−メチル(メタ)アクリロイルオ
キシエチルアミンなどのN−モノ置換(メタ)アクリロ
イルオキシアルキルアミン、 N、N−ンメチル(メタ
)アクリロイルオキシエチルアミンなとのN、N−ジ置
換アルキルアミン;N−ビニルピロリドン、N−ビニル
ピペリドン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルピ
ペリジン、N−ビニルサクシイミド、α−メチレン−N
−メチルビワリドン、4−ビニルピリジンなどのN−ビ
ニルへテロ環化合物なとかあげられる。
また、2.3−0−インプロピリデングリセ0−ル(メ
タ)アクリレート、2−メチル−2−エチル−4−(メ
タ)アクリルオキシメチル−[,3−ジオキソラン、メ
チル−2,3−0−イソプロピリデングリセロール(メ
タ)アクリレートなどのジヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレート中の2個のヒドロキシル基をケタール化し
た化合物なども共重合したのち酸処理して親水化すれば
、上記親水性基含有モノマーと同等の効果を発揮させる
ものとしてあげられる。これらのモノマーは、単独で用
いてもよく、2種以上併用してもよい。
分子内に2個の重合性基を有するモノマー(d)の具体
例としては、たとえばエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、アリル(メタ)アクリレート、ビニル(メ
タ)アクリレート、シエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート
、シプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、メ
タクリロイルオキシエチルアクリレ−1−、ジビニルベ
ンゼンなどがあげられる。
これらは単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい
本発明に用いる分子内に親水性基および少なくとも1個
の重合性基を何するスチレン系ポリマーの製造には、該
ポリマーとN−ビニルラクタム類およびチッ素原子に結
合している水素原子が置換されていてもよい(メタ)ア
クリルアミド類から選ばれた親水性モノマーとを共重合
させる際に、立体障害なとを招来することなく共重合性
を良好にするという観点から、(a)成分としてスチレ
ン、(b)成分として低級アルキル(メタ)アクリレー
トを用いることが好ましい。
また、ビニル基と(メタ)アクリロイル基またはアリル
基と(メタ)アクリロイル基とては共重合性が異なるよ
うに、該ポリマーの重合性基と共重合させる親水性モノ
マーの正合性基との共重合性を考慮に入れて(d)成分
を選択するのが好ましい。具体的には、たとえば親水性
モノマーとしてN−ビニルラクタム類を使用するばあい
には、(d)成分としてアリル(メタ)アクリレートや
ビニル(メタ)アクリレートなどのビニル括含釘(メタ
)アクリレート系モノマーを用いるのか好ましく、親水
性モノマーとしてチッ素原子に結合している水素原子が
置換されていてもよい(メタ)アクリルアミド類を使用
するばあいには、(d)成分としてエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレートやジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレートなとの(メタ)アクリロイル基含有(
メタ)アクリレート系モノマーを用いるのか好ましく、
また上記親水性モノマーの両方を使用するばあいには、
(d)成分としてビニル基含有(メタ)アクリレート系
モノマーと(メタ)アクリロイル基含有(メタ)アクリ
レート系モノマーとを併用するのが好ましい。
以上の(a)成分、(C)成分、(d)成分および所望
により(b)成分を共重合させることによって、本発明
に用いる分子内に親水性基および少なくとも1個の重合
性基を有するスチレン系ポリマーがえられるが、重合性
基を導入するために用いられる(d)成分の重合性基が
全て共重合に係らないように(架橋反応に供されないよ
うに)重合条件を制御する必要がある。それゆえ重合方
法としては溶液重合が好ましい。該溶液重合の溶媒とし
ては、各共重合成分を良好に溶解し、かつ重合を阻害し
ないものであればよく、たとえばベンゼンやアセトンな
どがあげられ、単独で用いてもよく、2種以上併用して
もよい。
使用する溶媒の量は反応条件により異なり、必要に応じ
て適当量使用すればよい。また、反応温度および反応時
間のそれぞれの間には相関関係があり、−概に反応条件
を決定することはできないが、比較的低温度(50〜8
0°C)で数分〜数時間共重合反応させるのが実用的に
は好ましい。
重合に際しては通常の重合開始剤、たとえばアゾビスイ
ソブチロニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリル、
t−ブチルハイドロバーオキサイト、クメンハイドロパ
ーオキサイド、過酸化ベンゾイルなどが使用でき、その
使用量は全重合用モノマー100部に対して約o、oo
t〜5部、好ましくは約0.01〜2部の範囲である。
本発明に用いるスチレン系ポリマーをつる際の各モノマ
ーの仕込量を調整することによって、ポリマーの組成、
すなわち重合性基および親水性基の量を制御することが
可能であり、本発明においては、(a)成分、(c)成
分、(d)成分および所望により(b)成分中の(d)
成分(重合性基)の割合を全仕込量に対して約0.2〜
5モル%、(C)成分(親水性基)の割合を全仕込量に
対して約1〜30モル%の範囲にすることが、優れた補
強効果を有する上で好ましい。
スチレン系ポリマーを合成する際に(b)成分を使用す
るばあい、(a)成分に対する(b)成分の使用量は、
必要に応じて適当量使用すればよい。
重合性基の割合を重合性基の数として見たばあい、重合
性基の数は補強効果を発揮するために前記スチレン系ポ
リマー1分子内に少なくとも1個必要であり、該ポリマ
ーの数平均分子量が10000〜50000の範囲にお
いては5個程度までが好ましく、もし重合性基の数がこ
れ以上になると、親水性モノマーと共重合した際にえら
れるポリマーの架橋密度が必要以上に高くなり、含水率
か低下し、好ましい高含水率を有する共重合体かえられ
にくくなる。
一方、親水性基の割合が上記範囲より少ないばあいには
、製造されるコンタクトレンズは含水時に失透現象か生
じ、逆に多すぎるばあいには、スチレン系ポリマーに対
する補強効果が充分にえられなくなる。
本発明に用いるスチレン系ポリマーとして、たとえば一
般式(■): (式中、R1、R2、R3およびR4は同一または異種
で水素原子またはメチル基、R5は親水性基、Aは、た
とえばCI!2− C(CI+3) (CH2)2−1
C112−C1l −C112−などの重合性基、Rs
はたとえば01〜C4のアルキル基、p、q、r%Sは
親水性基および重合性基の含有率を表わすための数であ
り、p、q、rは1以上、Sは0以上の整数であって、 0.01  ≦   1      ≦ 0.3  、
p + q + r + S 0.002≦       ≦ 0.05p+q+r+
s を満足する整数を表わす)で示される化合物があげられ
る。
本発明に用いるスチレン系ポリマーをつるために、前記
方法では(a)成分、(c)成分、(d)成分および所
望により(b)成分を用いたが、(d)成分を用いなく
ても以下の方法で重合性基を導入することにより、スチ
レン系ポリマーを合成することかできる。
■たとえばグリシジル(メタ)アクリレートのようなエ
ポキシ基含有(メタ)アクリレートと前記(a)成分、
(C)成分および所望により(b)成分とを共重合し、
エポキシ基と反応する化合物、たとえばメタクリル酸、
ヒドロキンスチレンなとを反応させて重合性基を導入す
る。
■前記(a)成分、(C)成分および所望により(b)
成分に加え、重合性基を導入するために前記(C)成分
として記載したヒドロキシル基含有アルキル(メタ)ア
クリレートを用いて共重合させ、そののち所望量の(メ
タ)アクリル酸クロライドのような重合性基を有する酸
ハライドと反応させて重合性基を導入する。
■(メタ)アクリル酸またはヒドロキシスチレンなどを
前記(a)成分、(C)成分および所望により(b)成
分を共重合させたのち、グリシジル(メタ)アクリレー
トのようなエポキシ基および重合性基を有する化合物を
反応させて重合性基を導入する。
前記の■〜■の方法はすべて2段階反応であり、本発明
に用いるポリマーを工業的に生産性よくうるという観点
から、1階段反応でえられる前記(a)成分、(C)成
分および(d)成分および所望により(b)成分の共重
合による合成法が好ましい。
かくして合成されるスチレン系ポリマーは溶媒に溶解し
た状態で無色透明であり、乾燥状態では白色粉末状であ
る。分子量をゲル浸透クロマトグラフィー(以下、GP
Cという)により測定すると、ポリスチレン換算による
数平均分子量が約5000〜toooooの範囲にある
。分子量は目的物である高含水性ソフトコンタクトレン
ズの力学的特性に影響を及ぼし、分子量が大きいほど力
学的特性を良好にすることができ、好ましいものではあ
るが、逆にあまりにも分子量が大きすぎると、該スチレ
ン系ポリマーと、たとえばN、N−ジメチル(メタ)ア
クリルアミドおよび(または)N−ビニル−2−ピロリ
ドンのごとき親水性モノマーとを共重合する際に均一に
混合しにくくなり、均一な共重合体をうろことが困難と
なるため、好ましい数平均分子量の範囲は約10000
〜50000である。
本発明に用いる共重合体は、以上のべたようにしてえら
れたスチレン系ポリマーと、共重合するための必須親水
性モノマーであるN−ビニルラクタム類およびチッ素原
子に結合している水素原子が置換された(メタ)アクリ
ルアミド類から選ばれた親水性モノマーを主成分とする
ものとが、共重合せしめられて製造される。
また前記スチレン系ポリマーの一部を、所望により該ス
チレン系ポリマーと同様にしてえられる(メタ)アクリ
レート系ポリマーに換えて適当量使用することができる
。ここでいう(メタ)アクリレート系ポリマーとは、ス
チレン系ポリマーをえるのに使用した成分のうち、(a
)成分以外の(b)成分、(c)成分および(d)成分
からえられる分子内に親水性基および少なくとも1個の
重合性基を存する(メタ)アクリレート系ポリマーのこ
とである。
前記N−ビニルラクタム類としては、たとえばN−ビニ
ルピロリドン、N−ビニルピペリドン、N−ビニルカプ
ロラクタムなどや、これらのラクタム環が1個以上の炭
素原子数1〜4の低級アルキル基で置換されたものなと
があげられるが、これらに限定されるものではない。
本明細書にいうN−ビニルラクタム類とは前記のごとき
N−ビニルラクタム類に限定されるものではなく、N−
ビニル基を有する化合物で重合性があり、重合体が親水
性を有するもの、たとえばN−ビニルへテロ環化合物で
あるN−ビニルピペリジン、N−ビニルサクシイミドの
ようなもの、たとえばα−メチレン−N−メチルピロリ
ドン、4−ビニルピリジンのような前記N−ビニルラク
タム類と同様な性質を有する化合物などをも含む概念で
あり、これらの化合物を前記N−ビニルラクタム類とと
もに、またはN−ビニルラクタム類にかえて使用しても
よい。
前記チッ素原子に結合している水素原子が置換されてい
てもよい(メタ)アクリルアミド類としては、(メタ)
アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、
N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリルアミド、N、N−ジメチル(メタ
)アクリルアミド、N、N−ジエチル(メタ)アクリル
アミド、N−エチル−N−アミノエチル(メタ)アクリ
ルアミドなどがあげられるが、これらに限定されるもの
ではない。
これらの親水性モノマーは単独で用いてもよく、2種以
上併用してもよい。
上記必須成分である親水性モノマーと前記スチレン系ポ
リマーとの使用比率は、重量比で約95:5〜eo:4
oであり、好ましくは約90:10〜70:30である
本発明に用いるスチレン系ポリマーは、上記親水性モノ
マーからえられる親水性ポリマーを補強するために使用
される成分であり、上記2成分の合計量100部中に5
部以上必要であり、また本発明のコンタクトレンズの高
含水性を維持するためには40部以下にすることが必要
である。
本発明の高含水性ソフトコンタクトレンズをうる上で、
必要に応じて前記必須親水性モノマーの一部を(メタ)
アクリル酸、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
ジヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、アルコキ
シポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレートな
どのような通常の親水性モノマーに代えて使用してもよ
い。ただしこのようなばあいには、高含水性を保持する
ために、前記必須親水性モノマーおよび代替するモノマ
ーの合計ffi 100部中にしめる代替するモノマー
の量を約20部以下にすることが好ましい。このような
ばあいにも前記親水性モノマーとスチレン系ポリマーと
の使用比率を維持する必要がある。
また、必要に応じて、たとえばエチレングリコールジ(
メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、ビ
ニル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(
メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ
)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、メタクリロイルオキシエチルアクリレート、トリ
メチロールプロパントリ (メタ)アクリレート、ジビ
ニルベンゼン、ジアリルフタレート、アジピン酸ジアリ
ル、トリアリルイソシアヌレート、α−メチレン−N−
ビニルピロリドンなどのような分子内に2個以上の重合
性基を有する通常の架橋剤を使用することも可能である
。これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用しても
よい。こうした架橋剤は重合初期の比較的低温段階で架
橋固定効果が充分に発揮され、重合反応がさらに進んだ
段階で、重合開始前から存在するスチレン系ポリマーが
マクロな相分離をする可能性を減少させることができる
このためにえられるコンタクトレンズの形状保持性を向
上させたり、均一に重合されることにより材料の歪が低
減されて光学的特性に優れたものかえられる。このよう
な架橋剤の使用量は前記親水性モノマー100モル部に
対して、0.005〜15モル部の範囲で使用するのが
適当である。
さらに架橋剤を使用したばあいには、たとえばメチル(
メタ)アクリレート、スチレンなどのモノマーを所望に
より適当量加えて使用することができる。
これらのモノマーは、比較的重合初期段階で、スチレン
系ポリマーもしくはN−ビニルピロリドンやジメチル(
メタ)アクリルアミドなどのような親水性モノマーと共
重合体を形成しやすく、このために前記架橋剤を使用し
たばあいにみられるような架橋固定効果を助ける働きを
する。
本発明に用いる共重合体の製造に際しては、本発明のソ
フトコンタクトレンズを生産性よくうるために通常の塊
状重合法か好ましいが、必要に応じて溶液重合法を用い
てもよい。いずれの重合方式によるばあいにおいても昇
温方式、たとえば約40〜50℃にて数〜数十時間加温
重合させたのち、約lO℃/数時間の割合にて昇温させ
、重合を完結させるのが好ましい。
重合に際しては本発明に用いるスチレン系ポリマーを製
造する際に用いた重合開始剤を全重合用モノマー 10
0部に対して約0.0001〜5部、好ましくは約0.
001〜2部の範囲で使用するのがよい。
上記重合を所望のコンタクトレンズに対応した形状を有
する成形型内で行ない、所望の形状のコンタクトレンズ
をうろこともできるし、切削研磨などの機械加工により
コンタクトレンズに成形することもでき、えられた成形
品を水和膨潤させることにより目的物である高含水性ソ
フトコンタクトレンズかえられる。
なお、重合時に分子内にケタール化されたジヒドロキシ
アルキル基を何するスチレン系ポリマーを用いるはあい
には、たとえば特開昭58−176618号公報に記載
されているごとく、コンタクトレンズに成形後、該コン
タクトレンズを通常の酸を用いて脱ケタール化(ケター
ル基を水酸基に変換する反応)処理を行なう必要がある
つぎに本発明の高含水性ソフトコンタクトレンズを実施
例にもとづき説明する。
参考例1 3つ白丸底フラスコに、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート15g(5部)、スチレン285g(95部)、
アリルメタクリレート2.7g(0,90部)、エチレ
ングリコールジメタクリレート 1.4g  (0,4
7部)、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル
L、Og  (0,33部)および溶媒としてベンゼン
300 mlを用いて、攪拌しながら95〜100°C
にて210分間重合させた。
ついで重合液をn−ヘキサン中に投入して重合物を沈澱
物として98gえ、減圧乾燥し、さらに該重合物をベン
ゼンに溶解して大量のn−へキサン中に投入し、再沈精
製して減圧乾燥し、分子内に親水性基および重合性基を
有するスチレン系ポリマーをえた。
えられたスチレン系ポリマーの分子量を下記方法により
測定した。その結果を収率とともに第1表に示す。
(分子量) GPC分析装置により、溶媒としてテトラヒドロフラン
を用い、流量1.0ml / min 、カラム温度4
0℃で測定。
参考例2〜6 参考例1と同様にして、第1表に示す成分、分量で配合
し、分子内に重合性基と親水性基とを有するスチレン系
ポリマーおよび分子内に親水基を有しないスチレン系ポ
リマーを各々合成し、分子量を測定した。それらの結果
を収率とともに第1表に示す。
実施例1〜8 第2表に示す親水性モノマー、スチレン系ポリマー(表
中ではポリマー(A)と表示する)および重合開始剤を
第2表に示す割合で配合した重合用混合液を、内径18
mmのポリプロピレン製試験管中に入れ、35℃で40
時間、50℃で8時間、そののち10℃/90分の割合
で110℃まで昇温させて重合させた。該重合物をポリ
プロピレン製試験管より取り出し、120℃で2時間キ
ユアリングしたのち、えられた棒祠をレンズ形状に加工
し、該レンズを生理食塩水中に浸漬したところ、含水時
に透明かつ強度的に良好で、しなやかなコンタクトレン
ズかえられた。
なお、えられたソフトコンタクトレンズの諸物性を/I
ll+定するにあたっては、各々えられた棒材から含水
時において厚さ約0.2mm5直径約20mmになるよ
うに加工したフィルム状試験片を用い、下記のようにし
て測定した。その結果を第2表に示す。
(外 観) 平衡含水状態でのフィルムの外観を肉眼で観察。
(含水率) 次式に従って含水率(%)を測定。
[以下余白] (!!;l膨潤率) 次式に従って線膨潤率(%)を測定。
[以下余白コ (突き抜き荷重) インストロン型の圧縮試験機を用いて、含水状態のフィ
ルム(厚さ約0.2mm)の中央部へ直径1/16イン
チの抑圧針をあて、フィルム破断時の荷重(g)を測定
(伸び率) 上記突き抜き荷重(g)を測定したときのフィルムの破
断時の伸び率(%)を測定。
実施例9 N−ビニル−2−ピロリドン22重量部、ジメチルアク
リルアミド66重量部、参考例4にて合成したスチレン
系ポリマー10重量部、メチルメタクリレ−1・2重量
部、エチレングリコールジメタクリレート 0.3!I
f量部の割合で配合した重合用混合液を、実施例1〜8
と同様にして重合させ、コンタクトレンズおよびフィル
ム状試験片をえた。えられた試験片の物性を実施例1〜
8と同様にして測定したところ、外観(含水状態)は無
色透明、含水率は79.8%ミ線膨潤率はG 8 、7
96、突き抜き荷重は112g、伸び率は54%であっ
た。
比較例1〜4 第2表に示す親水性モノマー、分子内に親水性基を有し
ないスチレン系ポリマー(表中ではポリマー(B)と表
示する)および重合開始剤を第2表に示す割合で配合し
た重合用混合液を実施例1〜8と同様にして重合させ、
フィルム状試験片をえた。えられた試験片の物性を実施
例1〜8と同様にして測定し、その結果を第2表に示す
[以下余白] 第2表の結果から明らかなように本発明の高含水性ソフ
トコンタクトレンズは、高含水(含水率約75〜809
6)であるにもかかわらず、含水状態での透明性か良好
で、力学的特性(機械的強度や形状安定性なと)に優れ
たものであることかわかる。
[発明の効果〕 本発明に用いる共重合体は、分子内に親水性基および少
なくとも1個の重合性基を有するスチレン系ポリマーを
補強成分として用い、特定の親水性モノマーを共重合さ
せてえられるため、高含水であるにもかかわらず、力学
特性に優れ、スチレン系ポリマー中の親水性基の働きに
より親水性モノマーとの共重合性が良好となり、高含水
時における失透現象のない共重合体かえられる。
こうしてえられた共重合体から製造された本発明の高含
水性ソフトコンタクトレンズは、つぎのような特徴を白
゛するものである。
■ 高含水率約70〜90%を有し、酸素透過性に優れ
るため、長時開眼に連続して装用することが可能である
■ 補強成分として分子内に親水性基および少なくとも
1個の重合性基を有するスチレン系ポリマーを用いてい
るため、従来のa水性ソフトコンタクトレンズ材料に見
られたような含水時における極端な強度の低下(力学的
特性の低下)および透明性の低下(失透現象)もなく、
透明性、力学的性質に優れた高含水性ソフトコンタクト
レンズを生産性よく製造することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 分子内に親水性基および少なくとも1個の重合性基
    を有するスチレン系ポリマー5〜40重量部と、N−ビ
    ニルラクタム類およびチッ素原子に結合している水素原
    子が置換されていてもよい(メタ)アクリルアミド類か
    ら選ばれた親水性モノマー95〜60重量部とを合計量
    が100重量部になるように配合したものを主成分とす
    る共重合体からなる高含水性ソフトコンタクトレンズ。 2 チッ素原子に結合している水素原子が置換されてい
    てもよい(メタ)アクリルアミド類がN−置換またはN
    ,N−ジ置換(メタ)アクリルアミド類である特許請求
    の範囲第1項記載の高含水性ソフトコンタクトレンズ。
JP60280030A 1985-12-12 1985-12-12 高含水性ソフトコンタクトレンズ Expired - Lifetime JPH0718986B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60280030A JPH0718986B2 (ja) 1985-12-12 1985-12-12 高含水性ソフトコンタクトレンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60280030A JPH0718986B2 (ja) 1985-12-12 1985-12-12 高含水性ソフトコンタクトレンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62138830A true JPS62138830A (ja) 1987-06-22
JPH0718986B2 JPH0718986B2 (ja) 1995-03-06

Family

ID=17619318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60280030A Expired - Lifetime JPH0718986B2 (ja) 1985-12-12 1985-12-12 高含水性ソフトコンタクトレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0718986B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60135412A (ja) * 1983-12-24 1985-07-18 Toyo Contact Lens Co Ltd ヒドロゲル
JPS60199012A (ja) * 1984-03-24 1985-10-08 Toomee Sangyo Kk コンタクトレンズ材料

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60135412A (ja) * 1983-12-24 1985-07-18 Toyo Contact Lens Co Ltd ヒドロゲル
JPS60199012A (ja) * 1984-03-24 1985-10-08 Toomee Sangyo Kk コンタクトレンズ材料

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0718986B2 (ja) 1995-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1242299A (en) Hydrophilic polymers and contact lenses made therefrom
US4436887A (en) N-Vinyl lactam based biomedical devices
US4866148A (en) Hydrophilic copolymers, the use thereof as biomedical materials and contact-optical articles produced therefrom
EP0611781A1 (en) Ophthalmic lens polymer incorporating acyclic monomer
EP1857477A1 (en) (meth)acrylate compound, process for production of the compound, (meth)acrylate copolymer, process for production of the copolymer, and soft intraocular lens
US4492776A (en) Hydrogel contact lenses for permanent wear
US4440919A (en) Low N-vinyl lactam content based biomedical devices
US4829126A (en) High water-absorptive soft contact lens
US5610204A (en) Method of curing methacrylate-based compositions
JPH0357454B2 (ja)
JP2804273B2 (ja) 高含水性眼用レンズ材料
JPS62138830A (ja) 高含水性ソフトコンタクトレンズ
EP0747734A2 (en) Contact lenses with hydrophilic crosslinkers
JPH10177152A (ja) 含水性ソフトコンタクトレンズ
JP4020213B2 (ja) 眼用レンズ材料およびその製法
JPH06289331A (ja) 含水性ソフトコンタクトレンズ
JPS6314119A (ja) ソフトコンタクトレンズ用材料
JPS6125734B2 (ja)
JPH0457831A (ja) 光学用樹脂
JPH11119170A (ja) 高含水コンタクトレンズおよびその製法
JPH0682177B2 (ja) 含水性コンタクトレンズ
JPS61190507A (ja) 医用材料
JPS61141717A (ja) ヒドロゲル基材
JPH04194816A (ja) 高酸素透過性コンタクトレンズ
JPS6330818A (ja) 軟質コンタクトレンズ用材料

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term