JPS6213812A - 動圧型流体軸受 - Google Patents

動圧型流体軸受

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JPS6213812A
JPS6213812A JP15268285A JP15268285A JPS6213812A JP S6213812 A JPS6213812 A JP S6213812A JP 15268285 A JP15268285 A JP 15268285A JP 15268285 A JP15268285 A JP 15268285A JP S6213812 A JPS6213812 A JP S6213812A
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JP
Japan
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dynamic pressure
sleeve
pressure generating
bearing
shaft
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JP15268285A
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English (en)
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JPH0331929B2 (ja
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Takafumi Asada
隆文 浅田
Takuji Murakami
村上 卓二
Koji Nakagawa
仲川 浩司
Kazuyoshi Kurose
黒瀬 和義
Hideaki Ono
英明 大野
Hiroshi Inoue
洋 井上
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は動圧型流体軸受、とくにスリーブ内径に異形断
面形状の加工具によって動圧発生溝を形成したジャーナ
ル式の動圧型流体軸受に関する◇従来の技術 近年、ビデオテープレコーダー等、民生機器の小型薄型
化が進む中、回転機構部を有する商品の軸受部において
は、短かいラジアル軸受スパンでの回転性能を飛躍的に
向上させる手段として、従来の玉軸受や、真円すべり軸
受に代わって動圧型流体軸受を採用する動きがある。
以下、図面を参照しながら従来の動圧型流体軸のである
。第6図において左半分は、軸材料に比べて比較約款か
い黄銅等の材料からなり、内径D1を有するスリーブ1
に、例えば、先願である特出昭69−     に示さ
れているような異形断面形状の加工具によって動圧発生
溝2A、2B。
2C,2Dを深さhlに塑性加工し、この動圧発生溝に
隣接して隆起部3A、3B、3C,3D。
3E、3F、3G、3Hが形成された状態の断面図であ
る。この隆起部3A〜3Hが形成される高さδ1は動圧
発生溝深さhと同程度の高さを有し、これは通常設計す
る軸受半径隙間3〜15ミクロンメータより大きい。そ
こで同図右半分に示すように旋盤加工等によりスリーブ
1の内径をD2まで削シ、隆起部3A〜3Hを完全に除
去し、深さhの動圧発生溝を有するスリーブ1を形成し
、第7図に示すように軸4と組合せて動圧型流体軸受を
構成していた。
以上のように構成された動圧型流体軸受の動作について
説明する。軸4またはスリーブ1のいずれか一方が図示
しないモーター等により回転を始めると、動圧発生溝2
A、2Bのポンピング作用によシ潤滑流体まだは空気の
圧力が高められ、ΔRに示す半径隙間を保ちつつ無接触
で高精度に回転し、民生機器等の所定の性能を満たすも
のである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では通常の運転を行なう
場合、軸受の起動停止時に軸4とスリーブ1が強い力で
接触するのであるが、スリーブ10円筒面に隆起部3A
〜3Hが完全に除去され、真円度良く仕上がっているの
で、軸4とスリーブ1が面接触したときに両方の金属が
凝着し合い、カジリ現象を発生し、軸受をロックさせる
確率が高いという欠点があった。尚、ここで言う軸受の
ロックとは、このように強い面接触が行なわれたときに
接触面に強い応力と、摩擦熱が加わり両材料が凝着して
軸受半径隙間よシ厚い粒子が生成し、これが軸受隙間を
うめて回転を重くし、ロックに至らしめるものである。
また第6図においてスリーブ1の内径をD2まで旋削等
によシ仕上げるので加工時間が長くかかるという欠点も
あっだO本発明は上記問題点に軸受面のカジリと軸受の
ロックが少なく加工時間の短かい動圧型流体軸受の構成
を提供するものである・ 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の動圧型流体軸受
は、軸とスリーブからなり、スリーブの内周面に動圧発
生溝とそれに隣接して隆起部を形成し、この隆起部の高
さを動圧発生溝深さの10チ〜30チに構成したもので
ある。
作  用 本発明は上記の構成によってスリーブ内径に設けた動圧
発生溝の周囲にある隆起部がスリーブと軸との間の面接
触と凝着現象を軽減し、カジリと軸受のロックを防止し
、しかもスリーブに塑性加工により発生した隆起部を完
全に除去しないので、加工時間が短かくてすむ。
実施例 以下、本発明の一実施例の動圧型流体軸受について図面
を参照しながら説明する。第1図は本発明の第1の実施
例における動圧型流体軸受の断面図である。第1図にお
いて6はスリーブ、6A。
6Bは動圧発生溝、7A、7B、7C,7Dは隆起部、
8は軸である。第2図に示すように、この隆起部7A〜
7Dの寸法δ2は溝の深さhの10〜30パーセント(
以下チと記す0)の高さを有し、少なくとも軸受半径隙
間ΔRより小さくなっている。第3図に動圧発生溝eA
、eB、ac。
6Dと隆起部7A、7B、7C,7D、7E。
7F、7G、7Hの形成方法の一例を示している。
内径D1を有するスリーブに従来例と同様に図示しない
異形断面形状を有する加工具によって動圧発生溝6A〜
6Dを深さhlになるように塑性加工する。この時、余
肉が加工された動圧発生溝の周辺に集まり隆起し、隆起
部7A〜7Hが形成される。しかしこのときの隆起部7
A〜7Hは動圧発生溝の深さhlと同程度の高さδ1を
有しているのでこれを切削加工または、再度塑性加工等
の図示しない加工方法により隆起部をδ2になるまで隆
起部7八〜7Hの先端部を除去してスリーブ1の形成を
完了する0尚、一般に、このように塑性加工されるスリ
ーブ5は軸8よりも軟質な例えば銅系の金属材料等によ
シ構成される。
以上のように構成された動圧型流体軸受についてその動
作を説明する。第1図において図示しないモーター等に
より軸8tたはスリーブ6のいずれか一方が回転を始め
ると、動圧発生溝6A、6Bのボンピング作用により軸
8とスリーブ5の間の潤滑流体または空気が加圧され無
接触で回転する。
この起動時に軸8とスリーブ5が強く接触することによ
り発生する摩耗粉の発生量は、第4図のごとくなる。図
中記号Iに示するのX=δ2/h1であり隆起部高さと
動圧発生溝深さの隆起高さ比率である。このように隆起
部は小さいほど摩耗粉の発生は少なく、この値が大きく
なり、とくに隆起部がx=so%になると摩耗発生量は
かなり増加する。この摩耗粉の発生は少量であれば正常
と言えるが、あまり量が多い場合には摩耗粉が原因とな
って軸受をロックさせることがある。このことからして
Iの値はおよそ3C%以下であれば良いといえる。
次に軸受がロックするまでの時間、即ち寿命を第5図は
軸受負荷を規定の約6倍にした加速試験結果である。こ
のように隆起が全くないx = O%では従来例と同じ
理由により軸8とスリーブ5の間で強い面接触によるカ
ジリ現象が生じ比較的短時間で軸受のロックが発生して
しまう。また隆起部7A〜7Hが大き過ぎてX=60%
の場合は前記のとおり発生摩耗粉が多いので、これによ
り軸受のロックが早く発生してしまう。同図においてx
=10〜30%の場合はカジリ現象もなく軸受のロック
が最も発生し難いことがわかった。
このように軸8より軟かい材料からなるスリーブ6に動
圧発生溝aA−eDとその周辺に隆起部7A〜7Hを形
成することにより軸受面間のカジリ現象を防止でき、ま
た従来例に比べ隆起部を完全には除去しないので短時間
で加工が完了する。
尚、動圧発生溝は4本の場合について説明しだが何本で
もかまわない。
尚、動圧発生溝の断面形状は、円弧の場合について説明
したが略四角形でも略三角形でも同様である。
尚、スリーブ5は軸8より軟らかい材料の場合について
述べたが、同程度の硬度を有する場合にも同様である。
しかし、この隆起部を有するスリーブ6の材料が軸8の
材料より硬い場合にはこの隆起部が軸8を切削し、多量
の摩耗を発生する場合がある。
発明の効果 以上のように本発明は、スリーブ内径に動圧発生溝とそ
の周辺に動圧発生溝の深さの10%〜3Q%の隆起部を
形成することにより、カジリ現象が少なく、信頼性が高
く、加工が短時間が行なえる動圧型流体軸受の構成を提
供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における動圧製流体軸受の断
面図、第2図は第1図の動圧発生溝の詳細図、第3図は
第1図のスリーブの形成方法解説図、第4図は本発明動
圧型流体軸受の摩耗特性解説図、第6図は動圧型流体軸
受のロック発生時間の図、第6図は従来の動圧型流体軸
受のスリーブ形成方法解説図、第7図は同従来の動圧軸
受の断面図である。 5・・・・・・スリーブ、6A、6B、6C,6D・・
・・・・動圧発生溝、7A、7B、7G、7D、7E、
7F、7G。 7H・・・・・・隆起部、8・・・・・・軸。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 5゛−スリーブ δ 第3図 prl 第4図 7v粍#す汰 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸とスリーブからなり、前記スリーブの内周面に
    は動圧発生溝と、その動圧発生溝に隣接する隆起部を有
    し、前記隆起部の高さが前記動圧発生溝深さの10%〜
    30%とした動圧型流体軸受。
  2. (2)スリーブは、軸に比べて同等あるいは軟かい材料
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の動
    圧型流体軸受。
JP15268285A 1985-07-11 1985-07-11 動圧型流体軸受 Granted JPS6213812A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15268285A JPS6213812A (ja) 1985-07-11 1985-07-11 動圧型流体軸受

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JP15268285A JPS6213812A (ja) 1985-07-11 1985-07-11 動圧型流体軸受

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Publication Number Publication Date
JPS6213812A true JPS6213812A (ja) 1987-01-22
JPH0331929B2 JPH0331929B2 (ja) 1991-05-09

Family

ID=15545809

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JP15268285A Granted JPS6213812A (ja) 1985-07-11 1985-07-11 動圧型流体軸受

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JP (1) JPS6213812A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218379A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Ntn Corp 動圧軸受装置用軸部材およびその製造方法
WO2023037703A1 (ja) * 2021-09-09 2023-03-16 東洋製罐株式会社 しごき加工パンチ

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JP2007218379A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Ntn Corp 動圧軸受装置用軸部材およびその製造方法
WO2023037703A1 (ja) * 2021-09-09 2023-03-16 東洋製罐株式会社 しごき加工パンチ

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