JPS62138102A

JPS62138102A - ロ−タリ−耕耘装置の回動耕耘カバ−

Info

Publication number: JPS62138102A
Application number: JP27880385A
Authority: JP
Inventors: 隆司平野
Original assignee: Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Current assignee: Yanmar Co Ltd
Priority date: 1985-12-10
Filing date: 1985-12-10
Publication date: 1987-06-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は農用トラクター等に付設したロータリー耕耘装
置において、該ロータリー耕耘装置の耕耘カバーを前後
に回動可能とした構成に関するものである。

（ロ）従来技術従来からロータリー耕耘装置の耕深調節において、ロー
タリー耕耘装置が上下動するに際して、耕耘爪と耕耘カ
バーの位置関係を圃場面に対して一定の位置関係を維持
すべく、耕耘カバーを前後に回動可能に構成した技術は
公知とされているのである。

例えば、実公昭５１−２９１３０号公報の如くである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点本発明の目的は、前後回動可能な耕耘カバーに耕耘伝動
ケースを嵌入した嵌入孔の余裕間隙の密閉構造に関する
ｔ）のであり、前記１Ｊｔ来の技術においては、該嵌入
ｆＬの間隙を密閉−づへく蛇腹構造の可撓性部材を介装
していたので、該部分に大きなスペースが必要で有った
のである。

本発明において６才、該蛇Ｉ＋夏構造を改良して、初数
枚のシール部材を重複してスライドすることにより、該
嵌入孔を密閉−ｌんとするものである。

そして、該嵌入孔を板状のシール部材により密閉して且
つＭ耘カバーが前後回動可能にする為には、耕耘伝動ゲ
　スに固設した短冊状のシール部材を前後の長く配置す
れば良いのであるが、これでは耕耘カバーが後方・＼回
動した峙に、該シール部材が前方へ突出してしまい、ま
た耕耘カバーが前方へ回動した場合には、↓Ｊ目云伝動
ゲケーに固設したシール部材が、耕耘カバーの後◇；１
；に枢支され垂下されたり゛Ｊ′カバーに１？す、し５
てしまうとい・）不具合いが有ったのである。

本発明はシール部材を多段に＋Ｉ４成することにより、
この点を負へり肖したｔ）のである。

（ニ）問題４解決するための「段本発明の目的は以上の如くであり、次に該ｌ−１的を達
成する為の構成を説明ずろと。

耕耘カバーを前後に回動可能に構成したセンタードライ
ブ形ロークリ　耕耘装置において、耕耘カハー−一、の
耕耘伝動ゲ　スの嵌入孔に、耕耘カバーの前後・＼の回
動に伴い発生ずる間隙を密閉すべく、内方に耕耘伝動ケ
ース用の孔を有するシール部子Ａを配設し、該シール部
材庖・複数の板状部ヰ１で構成し、ＬＬいに重合して耕
耘カバーに対し７スライト可能に付設したものである。

また、シール部材を、耕耘カバーの耕耘爪側の面で、耕
耘カバーとスライ１゛ガイドとの間に挟持しスライド可
能としたものである。

また、シール部材を前後方向の長さにおいて、耕耘爪軸
側から耕耘カバー側に向かって順次大きくなるように構
成したものである。

（ポ）実施例り作用本発明の目的・構成は以上の如くであり、欣乙こ添イ１
の図面に示１ッた実施例の構成と、（ｊｔ−ｔ！て発明
の詳細な説明するき。

第１図は本発明の前後回動可能な耕耘カバーを具備した
センター１゛ライブ形のロータリー耕耘装置の側面図、
第２図１ｉ：　ＦｉＪしく本発明のロータリー耕耘装置
の分解状態の斜視図、第３図ばＤ１耘カバーの嵌入孔に
耕耘伝動ケースが嵌入された部分の前面断面図、第４図
・第５図・第６図・第７図は４段式に構成したシール部
材を下から順に示Ｕ７た平面図、第８図はシール部＋４
の係止突起が無い為にシール部）Ａが共Ｑこ移動して間
隙が発４トシた状態を示す側面図、第９図は同じく平面
図、第１０図はシール部材に係止突起を設けて該間隙の
発生しないように構成し７に実施例の平面図、第１１図
は同じく側面図、第１２図は係止突起部分の拡大図であ
る。

第１Ｍ、第２図、１、す、全体的な構成から説明すると
。

ロータリー耕耘装置は、し１−タリーギアボックス７に
イ］設したＩ・ノブリンクマスト３１や直装アーム２１
等により、農用１ラクターの後部に付設される。そして
１−センターのｐ　Ｔ　ＯＱｌ＋　、ｊ′、、す、−７
，ニハーサルショイン１〜軸を介して、ＩＩ−タリーギ
アボックス７の入力軸へ動力が伝達されているのである
。

該ロータリーギアボックス７より十カーへ四〇で耕耘伝
動ケ　ス５が−・体部に突出されており、該耕耘伝動ケ
ース５より左右へ耕１、に爪軸２３が突設配置されて、
該耕耘爪軸２３にυＨｉＪＩ［（２４が植設されている
のである。

第１図に開示する如く、耕耘爪軸２３の中心Ｏ１と耕耘
カバー９の円弧回動の中心０２とは、偏心しており、耕
耘カバー９の回動の中心０２の方が前方子方に位置して
おり、耕１ムカハー９を回動すると後方の耕耘土壌の取
込まれる力が狭くなり、放出される方が広く構成されて
いるのである。

しかし、本発明は該回動中心が偏心されたものに限定さ
れるものではないのである。

通常のロータリー耕耘装置においては、ロータリーギア
ボックス７より左右に突設されたメインヒーＪ、１５に
より、耕耘カバー９を固定するのであるが、４゛発明ζ
こｔ？いてに！、υ目ノ１カバー９４回動可能に支持す
る必要があり、メインヒー去１５の両端にローラー支１
、）体］　［ｊをＩ！Ｉ、ｌ設して、該ローラー支持体
１６の下Ｏ：）；をＹ−股に分岐して２）、該先端に左
右４個づつ、合、ｉ！８個の１：１−ラー８を支持して
いるのである。該１１−ラー８は耕耘カバー９の１−面
に固設されたしＩ−クーガイド１フ内に嵌装されており
、耕耘カバー９の前後回動と」（に、１１−ラー８がロ
ーラーガイド１７内で回転して、支持するのである。

耕ＫＲカバー９の左右端にばサイトカバー１９・１９が
固設されているのである。また耕耘カバー９の後端にば
、リアカバー２６が上下回動自在に枢支されており、該
リアカバー２６はデプスフレーム３０との間に、ハンガ
ーＩコツト２つを介して吊り下げられているのであイ）
。

該デプスフレーム３０　＋１ｌＲ１整装置２８により上
下回動可能に構成されているのである。該調整装置２８
は耕耘カバー９の前後回動を行う回動シリンダー２７と
共に、伸縮調整さり、ているのである６耕耘カバー９１
：ｌ：実施例において番よ、回動シ・リンダ−２７によ
り油圧を利用し、て、前後回動しているがこれ乙こ限定
されるものではなく、他のモーター等によっても良いも
のである。

以−ヒのよ・うな全体的な構成において、本発明は、υ
ｌ耘カバー９を前後に回動可能とすべく、耕耘伝動ケー
ス５の嵌入孔９ａに設けた余裕間隙を、シール部材によ
り密閉する構造に関するものである。

第３図において該構成を説明すると。

本実施例ζこおいては、４枚のシール部材を介装してい
るのである。しかし該シール部材の枚数を限定するもの
ではないのである。

耕耘カバー９の嵌入孔９ａは前後に長い長孔に構成され
ており、該嵌入孔９ａの１−面には第２図に丞ず如く、
固定された可撓性の板よりなる固定弾性カバー２０が突
出されているのである。しかし、該固定弾１９１カバー
２０ののては１分に嵌入孔９、．１を閉鎖することが出
来ず、完全な密閉を行うべくシール部材１・２・３・４
を配置し７たものである。該シール部＋ＡＩ・２・３・
４は、耕耘カバー９の下面にイく１設したスライドガイ
ド６の溝内に余裕を持って嵌装されており、前後に耕耘
伝動ケース５と共にスライドガイドとしているのである
。

スライドガイド６はクランプヒス２１により構成されて
おり、クランプ部２１ａの内径にビス部２１ｂを螺装す
ることによりクランプ部２１ａの裾部が広がって、耕耘
カバー９とスライドガイド６を挟着ずべく構成している
のである。

最も上段のシール部＋Ａ４は耕耘カバー９に固設されて
おり、最も下のシール部材１は長孔１ａを耕耘伝動ケー
ス５と同じ大きさに構成して、実質的に耕耘伝動ケース
５に固定しているのである。

シール部材は耕耘カバー９が前後に回動した場合にも、
常に嵌入孔９ａを密閉する構成の前後長が有れば、１枚
でも良いのである。

しかし、本実施例においては、１枚のシール部材で構成
した場合に、ＪＪＩ耘カバカバー９端・後端への回動時
に、シール部ＩＡが前後に１ノー耘カバー９を超えて突
出し、これがリアカバー２６や農用１・ラフターの一部
に接触する可能性があるので、耕耘カバー９の前後４：
１４への回動に際しても、シール部材が逆の方向へ突出
することのないよ・うに、シール部材を１・２・３・４
と多数枚に分割して、これを重複して、必要長さだけス
ライ１−さゼて、シール部材が耕耘カバー９よりも突出
することのないように構成したものである。

また、該シール部材をシール部材３の如く鉄板により構
成した場合には、該シール部材の孔内に耕耘伝動ケ　ス
５を嵌入させるのが困難となるので、耕耘伝動ケース５
に対して側面方向から挿入可能な切欠部３ａを構成して
いるのである。

また、シール部材を可撓性部材により構成した場合には
長孔の方向に切削し７たスリンｌ□　ｌ　ｂ・２ｂ・４
ｂを設げて、該スリンｌ□　１　ｂ・２ｂ−４ｂを広げ
ることにより、長孔１ａ・２ａ・４ａ内に耕耘伝動ケー
ス５を挿入可能に構成し７ているのである。

第４図・第５図・第６図・第７図においては、ｒから順
にシール部材を示しているのである。そして下から３枚
目」のシール部＋Ａ３は鉄板により構成している。そし
て該シール部材３にば、係止突起３Ｃ・３ｄを前後端に
下向きに突出して、該係止突起３Ｃ・３ｄが、その下の
シール部材２の前後端に係合すべく構成しているのであ
る。このように構成することにより、シール部材を多段
に構成したことにより発生ずる、１ふ孔１ａ・２ａ・４
ａの間隙を失くずことができるのである。

次に第８図、第９図の図面に基づいて、シール部材を多
段にした場合に間隙の発生する原因を説明すると。

第８図に開示した状態におい一ζ、間隙が発生するので
ある。即ｌ）、シール部材４と３が前後逆方向に位置し
、該状態でシール部材３・４が共に固着状態で移動する
場合である。本実施例の構成の前提としては、１ノ］耘
カバー９の移動と共にソール部＋４’　１・２・３まで
は、それぞれの状態に応じてスライドすることが求めら
れているのであるが、上下のシール部材の間で摩擦力が
小さい場合に、耕耘伝動ケース５が長孔３ａ内に接当し
て、強制御的に移動させない場合には、シール部材３と４が固着し
て、一体部に移動してしま・うのである。

この場合においても、シール部材１と２の間でスライド
が発生し、シール部材２かシール部材３と共にスライド
すれば、第８図の間隙は閉じることができるのであるが
、シール部材１と２も固着している場合に、間隙が発生
してしまうのである。

本発明では、このように中間に位置するシール部材が固
着して一体的に移動してｊ−まうのを防くべく、上段の
長い方のソール部材の前後に、下向きに係止突起を構成
したものである。

本実施例においては、第１１図・第１２図・第１３図に
示す如く、シール部材３に係止突起３ｃ・３ｄを構成し
ているのである。

シール部材４は耕耘カバー９に固設されており、これは
耕耘カバー９と共にスライドするので問題はない。また
、シール部材１も長孔１ａと耕耘伝動ケース５がぴった
りと嵌入する大きさに構成されており、これも耕耘伝動
ケース５と共にスライドするので問題ないのである。結
局、Ｎ段にシ一ル部材を配置した場合に、１番下の１枚
目と、最も上のＮ番「１ば係止突起が不要であり、下か
ら２番１１も３番Ｌ１の係止突起により強制スライドさ
せられるので必要ないので、下から３枚目よりＮ＝１番
目のシール部材までは係止突起を設ける必要があるので
ある。

このように係止突起を設けることにより、耕耘カバー９
の回動に際して、回動幅に応じた枚数のシール部材を強
制的に、上段のシール部材の突起によりスライドさゼる
ことができ、摩擦力が弱くて、シール部材がスライドし
ないことにより発生する間隙を失くずことができたので
ある。

（へ）発明の効果本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。

第１に、シール部材を内方に耕耘伝動ケース用の孔を有
する短冊状の板状部材で構成し、互いに重合して耕耘カ
バーに対しスライド可能に（」設したので、ｉｌｌ耘カ
バーが０；１後に回動してもシール部材の前端が耕耘カ
バーから突出したり、後端がりアカバーと干渉するまで
突出することがなくなったのである。これにより、耕耘
カバーの回動幅を大きく取ることが出来たのである。ま
た耕耘伝動ケース５の嵌入孔９ａを完全に密閉すること
が出来たのである。

第２に、シール部材を、耕耘カバーの耕耘爪側の面で、
耕耘カバーとスライドガイドとの間に挟持しスライド可
能としたので、多段に重複構成したシール部材は耕耘カ
バー９とロータリーギアボックス７との間には、狭くて
配置出来ないが、耕耘カバー９の下側とすることにより
、耕耘爪２４とも干渉せず、デザイン的にも耕耘カバー
の外観を悪くすることなく配置出来たのである。

第３に、シール部材を前後方向の長さにおいて、耕耘爪
軸側から耕耘カバー側に向か、って順次大きくなるよう
に構成したので、重複状態のシール部材の端部が耕耘カ
バーに近づくに連れて広がった段部とすることができ、
耕耘土壌の詰まり易い四部を構成し７ないのである。ま
た仮に該段状のシール部材の周囲に耕耘土壌が詰まって
も、耕耘爪の回転により掻き落とすことができるのであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の前後回動ｉｉＪ能なｔＪ［耘カバーを
具備したセンタードライブ形のロータリー耕耘装置の側
面図、第２図は同じく本発明のロータリー耕耘装置の分
解状態の斜視図、第３図ば耕耘カバーの嵌入孔にυＦ耘
伝動ケースが嵌入された部分の前面断面図、第４図・第
５図・第６図・第７図は４段式に構成したシール部子Ａ
をドから順に示した平面図、第８図はシール部＋４の係
止突起が無い為にシール部材が共に移動して間隙が発生
した状態を示す側面図、第９図に１間しく平面図、第１
０図はシール部材に係１に突起を設るｌて該間隙の発生
しないように構成した実施例の゛［′面図、第１１図は
同じく側面図、第１２図は係ＩＬ突起部分の拡大図であ
る。１．２，３．４・・シール部材ｌａ、２ａ、：１１．４ａ・・・長孔ｌｂ、２ｂ、３ｂ、４ｂ・・・スリット５・・・・・・
・・・・耕耘伝動ケース６・・・・スライドガイド７・・・・ロータリーギアボックス８・・・・ローラー９・・・・耕耘カバー９ａ・・・嵌入孔

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、耕耘カバーを前後に回動可能に構成したセンタ
ードライブ形ロータリー耕耘装置において、耕耘カバー
への耕耘伝動ケースの嵌入孔に、耕耘カバーの前後への
回動に伴い発生する間隙を密閉すべく、内方に耕耘伝動
ケース用の孔を有するシール部材を配設し、該シール部
材を複数の板状部材で構成し、互いに重合して耕耘カバ
ーに対しスライド可能に付設したことを特徴とするロー
タリー耕耘装置の回動耕耘カバー。
（２）、特許請求の範囲第１項記載のシール部材を、耕
耘カバーの耕耘爪側の面で、耕耘カバーとスライドガイ
ドとの間に挟持し、スライド可能としたことを特徴とす
るロータリー耕耘装置の回動耕耘カバー。
（３）、特許請求の範囲第１項記載のシール部材を前後
方向の長さにおいて、耕耘爪軸側から耕耘カバー側に向
かって順次大きくなるように構成したことを特徴とする
ロータリー耕耘装置の回動耕耘カバー。