JPS6213726Y2 - - Google Patents

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JPS6213726Y2
JPS6213726Y2 JP13893282U JP13893282U JPS6213726Y2 JP S6213726 Y2 JPS6213726 Y2 JP S6213726Y2 JP 13893282 U JP13893282 U JP 13893282U JP 13893282 U JP13893282 U JP 13893282U JP S6213726 Y2 JPS6213726 Y2 JP S6213726Y2
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JP
Japan
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diaphragm
impeller
vibration
refractory
molten metal
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JP13893282U
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JPS5954142U (ja
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  • Continuous Casting (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は溶融金属撹拌用インペラーの耐火物ラ
イニング振動成形装置の改良に関する。
溶融金属撹拌用インペラー(以下、単にインペ
ラーと呼ぶ)は芯金の外面に振動成形によつてキ
ヤスタブル耐火物をライニングした構造である。
そして、溶融金属中に浸漬して回転起動し、溶融
金属を回転撹拌して各種の処理を行なうために用
いられている。しかし、このインペラーは溶融金
属に短時間で出し入れするので、特にインペラー
の撹拌翼において急熱、急冷が繰り返される。こ
のため、インペラーの撹拌翼の耐火ライニングが
割れやすいことが知られている。
このような欠陥を防止するために、従来からキ
ヤスタブル耐火物にステンレスフアイバーを3〜
7%添加していた。しかし、キヤスタブル耐火物
にステンレスフアイバーを添加すると、キヤスタ
ブル耐火物の流動性が悪くなる。従つて、従来の
インペラーの芯金の外方に枠を組み、芯金と枠の
間に、ステンレスフアイバーを3〜7%含み所定
の水分を添加して混練したキヤスタブル耐火物を
投入して、棒状バイブレーターで振動を与え流動
脱気させる振動成形では、振動が局所的で成形に
非常に時間を要し、その上完全に脱気ができな
い。また、ステンレスフアイバーは高価であり、
ライニング単価が高くなるのでステンレスフアイ
バーを効果的に添加することが望まれていた。
本考案はこのような諸問題を解決し、インペラ
ーの耐火物ライニングを短時間に強固に施工でき
る振動成形装置を提供することを目的とする。
本考案を図面に示す実施の数例にもとずいて説
明する。第1図〜第3図に示す如く、4枚撹拌翼
インペラー用の耐火ライニング振動成形装置1
(以下、単に成形装置1と呼ぶ)は、波状に凹凸
(多数の彎曲部又は屈曲部)を施した振動板3を
4枚撹拌翼芯金12を囲むように十字型に折曲し
て、その振動板3上端の各先端に複数の架台4を
固着して、架台4上に振動モーター5を取付けた
振動枠2を外枠6内に設置し、クレーン、チエー
ンホイスト等の巻上げ機7により振動枠2を昇降
自在とする。
第4図には2枚撹拌翼インペラー用の成形装置
1を示す。この装置では波状に凹凸を施した振動
板3を2枚、撹拌翼芯金14を囲むように長四角
型に折曲して、その振動板3上端の両端と中間に
複数の架台4を固着して、架台4上に振動モータ
ー5を取付けた振動枠2を外枠6内に設置し、ク
レーン、チエーンホイスト等の巻上げ機7により
振動枠2を昇降自在とする。
このように構成した4枚翼および2枚翼のイン
ペラーの成形装置1に、第2図、第3図および第
5図、第6図に示すごとく、外枠6内に設置した
振動枠2の中にインペラー11の撹拌翼芯金1
2,14をセツトする。振動板3は外枠6と撹拌
翼芯金12,14の間隙をその厚さ方向に2分す
る。そして、その間隙にステンレスフアイバーを
3〜7%添加した高アルミナ質キヤスタブル耐火
物21を投入する。成形装置1を起動すると、振
動枠2は波状に凹凸を施した振動板3を介して、
投入した高アルミナ質キヤスタブル耐火物21の
広範な範囲に振動を伝え、短時間に流動化して脱
気する。成形がほぼ完了した時点で振動枠2を振
動させながら鎖8で連結したクレーン、チエーン
ホイスト等の巻上げ機7で徐々に吊り上げる。振
動板3によつてできた境界部の空隙は流動化した
キヤスタブル耐火物21によつて埋められて行
く。振動枠2を撹拌翼芯金12,14にライニン
グしたキヤスタブル耐火物21より上げきつた時
点で成形を完了する。
他の実施例として4枚撹拌翼インペラー用成型
装置を第7図に示す。
4枚撹拌翼芯金12先端付近のみを囲むように
振動板3を外枠6内に設置することもできる。特
に損耗の激しい撹拌翼先端を重点的に振動成形す
る。
2枚撹拌翼インペラーも同様に振動成形でき
る。
インペラー11の回転軸芯金13の耐火物ライ
ニングは常法によつて行う。
振動板3の形状としては、平面状では振動伝達
面積が小さいこと、および振動板3によつてでき
た境界部が消えにくく、この部分から亀裂が入り
やすいので好ましくない。また、波状の凹凸のピ
ツチをステンレスフアイバーの長さ以下にする
と、振動板3の凹凸にステンレスフアイバーが引
掛り、振動板3を引き上げた際、境界部に気泡が
残つて好ましくない。従つて、振動板2の凹凸の
ピツチは添加するステンレスフアイバーの長さ以
上にすることが好ましい。たとえば、ステンレス
フアイバー長さ30mmの場合、振動板3の凹凸のピ
ツチは60〜120mmが良い。また、振動板3の凹凸
(彎曲状又は屈曲状)の他の形状としては断面が
鋸歯状、歯車の歯形状等が採用できる。
振動としては、振動数1500〜7200VPMで振幅
0.1〜1.0mm程度が良い。これらを超える振動数、
振幅になると流動化したキヤスタブル耐火物中で
粗粒、微粉、ステンレスフアイバー等が分離する
ので好ましくない。また前記未満では効果が小さ
い。
撹拌翼芯金12,14と外枠6の間隙は、成形
装置1の振動板3によつて厚さ方向に2分されて
いるので、特に耐スポーリング性を要求される外
面にはステンレスフアイバーを3〜7%含むキヤ
スタブル耐火物を充填し、内面にはステンレスフ
アイバーを0〜2%含むキヤスタブル耐火物を充
填することもでき、耐火材のコストを下げること
ができる。
また、同様に耐スポーリング性を要求される外
方部分にはSiC含有キヤスタブル耐火物を充填
し、内方部分には高アルミナ質キヤスタブル耐火
物を充填しても良い。
本考案は以上説明したように、インペラーの撹
拌翼の耐火ライニングの成形が短時間にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は溶融金属撹拌用4枚翼インペラーにキ
ヤスタブル耐火物をライニングする本考案の振動
成形装置の部分断面正面図、第2図は第1図に4
枚翼インペラーをセツトした正面説明図、第3図
は第2図の平面図、第4図は2枚翼インペラーに
キヤスタブル耐火物をライニングする本考案の振
動成形装置の部分断面正面図、第5図は第4図に
2枚翼インペラーをセツトした正面説明図、第6
図は第5図の平面図、第7図は本考案の振動成形
装置の他の実施例を示す平面図である。 図中、1……成形装置、2……振動枠、3……
振動板、5……振動モーター、6……外枠、7…
…巻上げ機、11……インペラー、12,14…
…芯金、21……キヤスタブル耐火物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外枠6内に昇降自在とした振動板3の上端の
    所要個所に、架台4を介して振動モーター5を
    取り付け、該振動板3は多数の彎曲部又は屈曲
    部を有し、該振動板3を前記外枠6と回転翼芯
    金12,14のほゞ中間に配設してなる溶融金
    属撹拌用インペラーの耐火ライニング振動成形
    装置。 (2) 振動板3の多数の彎曲部又は屈曲部のピツチ
    がキヤスタブル耐火物に混入されるステンレス
    フアイバーの長さより大である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の溶融金属撹拌用インペラ
    ーの耐火ライニング振動成形装置。
JP13893282U 1982-09-16 1982-09-16 溶融金属撹拌用インペラ−の耐火物ライニング振動成形装置 Granted JPS5954142U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13893282U JPS5954142U (ja) 1982-09-16 1982-09-16 溶融金属撹拌用インペラ−の耐火物ライニング振動成形装置

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JP13893282U JPS5954142U (ja) 1982-09-16 1982-09-16 溶融金属撹拌用インペラ−の耐火物ライニング振動成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5954142U JPS5954142U (ja) 1984-04-09
JPS6213726Y2 true JPS6213726Y2 (ja) 1987-04-08

Family

ID=30311564

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JP13893282U Granted JPS5954142U (ja) 1982-09-16 1982-09-16 溶融金属撹拌用インペラ−の耐火物ライニング振動成形装置

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JPS5954142U (ja) 1984-04-09

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