JPS62137126A - 金属球殻状部品の製作方法 - Google Patents

金属球殻状部品の製作方法

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JPS62137126A
JPS62137126A JP60276704A JP27670485A JPS62137126A JP S62137126 A JPS62137126 A JP S62137126A JP 60276704 A JP60276704 A JP 60276704A JP 27670485 A JP27670485 A JP 27670485A JP S62137126 A JPS62137126 A JP S62137126A
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spherical shell
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JP60276704A
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Hiroshi Kurosawa
博 黒澤
Izumi Ochiai
和泉 落合
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は金属球殻状部品の製作方法に係り、特に金属製
パラボラアンテナ、自動車ボディのルーフ、カーブミラ
ー等のゆるやかな曲面をもった部品の製作に好適な金属
球殻状部品の製作方法に関するものである。
〔発明の背景〕
従来のパラボラアンテナ、自動車ボディルーフ等の製作
方法は凹型と凸型とによりなる雌雄型の間に金属板をプ
レスすることにより製作していたが雌雄型を必要とする
ことと薄肉板加工のため型の隙間の管理が困難なため高
額な金型コストを必要としていた。また、ゆるやかな曲
面を雌雄型で成形するためスプリングバックが多いうえ
、板厚の変化などによりスプリングバック量が不均一と
なり、製品の加工精度を満足させるのが困難であった。
また、特開昭59−218005号に記載のパラボラア
ンテナ反射鏡の製造装置では、球殻状曲面の成形時に、
被加工材の外周クランプ部が手板であることから被加工
材の面方向の張力により内部に引込まれ易い。このこと
から、内部へ材料が高所的に引込まれた場合には1球殻
状曲面の成形面精度が悪くなる。又、球殻状曲面を成形
後に外周フランジ部等の後加工が必要となる。後加工を
した場合は、球殻状曲面の面精度が悪くなる恐れがあっ
た。
また、大型パラボラアンテナでは風圧の影響を避けるた
め、パンチメタルシートやネット状の金属板を成形した
パラボラアンテナが必要となるが、上記製造装置では、
パンチメタルシートやネット状金属板を被加工材とした
成形は不可能である。
〔発明の目的〕
本発明の目的はパラボラアンテナや自動車ボディルーフ
のような周辺に補強部分を持ったゆるやかな曲線を有す
る金属球殻状部品を1金属板のみでなくパンチメタルシ
ートやネット状金属板を使っても高精度にしかも安価な
金型で製作する方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は高価となる曲面部の成形型について片側のみと
することにより、金型コストを低減させるとともに流体
の圧力を弾性体膜を下型の空気逃げ凹部に作用させて弾
性体膜を拡張し、これにより、被加工材を脹らせて球殻
状曲面に成形させるため0曲率の最も小さい部分が最終
段階で初めて型に接触する。したがって、流体圧力によ
り被加工材は常に面方向に均一な張り力で成形され、局
部的に材料が引き込まれないようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例について第1図、第2図。
第3図、第4図、第5図、第6図にもづき説明する。
第1図は本発明の一実施例で一般の単動液圧プレス等を
用いて金属製パラボラアンテナを成形する場合の金型と
被加工材のテーパー材の外周フランジ部補強部を成形す
る前の関係状態を示す断面側面図である。すなわち、被
加工材1外周フランジ部15を成形クランプするクラン
プ7と球殻状曲面10と、中央頂上部付近に空気孔6を
備えた上金型2と、被加工材1のテーパー状に成形され
たフランジ部をクランプするクランプ受け部8と。
その下側に敷いたゴム板状の弾性体膜4と、下型に凹状
に加工し流体作用口5より貫通した孔12で結ばれた下
型空気逃げ凹部9を有する下型3の上部に被加工1を置
いた状態を示す金型と被加工材の関係位置を示す。
第2図はプレスを作動させ被加工材1を上金型2と下型
3の間にプレスL、被加工材1の外周フランジ部15を
形成すると共にフランジ部をクランプした状態を示す断
面側面図である。
すなわち、被加工材1の外周フランジ15を成形する際
に、下型3に具備された弾性体膜4の上部空間部の空気
溜り11が、プレス圧力により圧縮される。該圧縮され
た空気溜11により弾性体膜4が下型空気逃げ凹部9側
に拡脹され、被加工材1は若干金型2側に脹らむ。かか
る方法によれば、被加工材1のフランジ部を成形完了後
に該フランジ部がクランプされることと、下型空気逃げ
凹部を広く下型に作っておくことにより内部空気溜り1
1の空気圧力を低くすることができることから被加工材
が内部に引込まれるのを防止できる。
第3図は第2図の状態のものに流体圧作用口5より流体
圧力を下型空気逃げ凹型部9に作用させ、これにより弾
性体膜4を押し上げて被加工材1を拡脹させて上金型2
の球殻状曲面10に抑圧成形した状態を示す断面側面図
である。すなわち、流体の作動圧力により内部空気溜り
11に圧縮され1被加工材1へ同時に拡張力として作用
する。また、球殻状部品の外周部に於て、上金型2と被
加校材1の角部16で弾性体膜4の外周部を押さえてい
るため、流体の作動圧力の密封も同時に行われている。
被加工材1に、パンチメタルシートやテント状金属板を
使うこともできる。この場合は、内部空気溜り11は発
生せず弾性体膜4と被加工材1は全面で接触して球殻状
曲面が成形される。
第4図は被加工材1として、通気性のない金属板を使う
場合に、内部空気溜り11を発生させないで、しかも流
体作用時に空間部を極力小さくして下型空気逃げ凹部9
を小さく作り作動流体量を少くする目的を達成する手段
を示す断面側面図である。すなわち1弾性体膜4の被加
工材1に接する面に、細い溝17を1本もしくは複数本
平行・直角又は放射状に外周端部まで設けている。この
弾性体膜4の細い溝17に対応する位置に、内部空気逃
し溝13を設け、この溝と外気とを連通せしめる空気孔
14を備えている。かかる構造の下型を使うことにより
、被加工材1と弾性体膜4の間の内部空気溜りはなくな
り、被加工材1が内部空気溜11の圧力により内部へ引
込まれるのを防止できる。また、内部空気溜り11がな
くなることにより、下型空気逃げ凹部を小さくでき作動
流体量の使用量を減らすことができる。
また細い溝17は、球殻状曲面成形後に弾性体膜と被加
工材とを引き離す空気の侵入口ともなり、完成品取出1
を容易にさせる働きもする。
第5図は、本発明により成形されたパラボラアンテナ面
の一実施例を示す断面側面図である。すなわち、被加工
材1が上記方法により成形され外周フランジ補強部と球
殻状曲面とを成形されて成るパラボラアンテナ面の断面
側面図である。
第6図は本発明により成形されたパラボラアンテナ面の
一実施例を示す断面側面図である。すなわち、被加工材
1に補強部材18を予め成形し取付けたものを上金型2
と下型3によりクランプし、角部16により弾性体膜4
を外周部でシールし球殻状曲面を成形したパラボラアン
テナ面の断面側面図である。
本発明の一実施例によれば、金属球殻状部品の外周部の
フランジを、上金型のテーパー状の外周部クランプ部と
下型の外周部のテーパー状のクランプ受け部との間でテ
ーパー状のフランジ補強部を形成しているので、確実な
りランプができる。
しかる後、流体の圧力を作用させるため、被加工材の外
周部からの引込まれを防止し乍ら被加工材が成形される
。このためボディシワが防止できると共に、球殻状曲面
部に伸された材料は面方向の伸びによる成形法であるた
め、スプリングバックを最小限にすることができ、高精
度の曲面を成形することができる。又、型当りによる表
面の粗れが、球殻状曲面部で発生しない効果がある。本
発明者の知る限り、球殻状曲面部で型当りによる表面の
粗れの無い成形方法は現在のところない。このように、
表面の粗れが無いので、内面の研磨仕上げ作業を省くこ
とができるという大きな効果を有する。
又、被加工材の板厚を変化させてもテーパー状のフラン
ジ補強部を持つ球殻状曲面は流体の圧力を加減して成形
することができる。しかも同様に高精度の球殻状曲面を
得ることができる。
また1弾性体膜を用いるため、パンチメタルシートやネ
ット状金属板の成形にも弾性体膜が流体の圧力を封止す
ることができるため、金属板と同様に高精度の曲面を成
形することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、板材料の伸びに部分的な
違いが極めて少く変形やしわが外周部に発生せず、又、
型当りによる表面の粗れが球殻状曲面部で発生しない効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例で上金型と下型と加工前の被
加工材の位置関係を示す断面側面図、第2図は被加工材
が外周フランジ部でクランプされた状態を示す断面側面
図、第3図は被加工材が流体作用口より流体圧力を作用
させ球殻状曲面に成形された状態を示す断面側面図、第
4図は弾性体膜の上面に細い溝を設は内部空気逃し溝と
空気孔を下型に設け、被加工材を外周フランジ部でクラ
ンプされた状態を示す断面側面図、第5図は被加工材が
所定の球殻状部品に成形された状態を示す断面側面図で
ある。第6図は外周フランジ部に予め補強を取付は球殻
状部品に成形された状態を示す断面側面図である。 1・・・被加工材、2・・・上金型、3・・・下型、4
・・・弾性体膜、5・・・流体作用口、6・・・空気孔
、7・・・外周部のクランプ部、8・・・クランプ受け
部、9・・・下型空気逃げ凹部、10・・・球殻状曲面
、11・・・内部空気溜り、12・・・孔、13・・・
内部空気逃し溝、14・・・空気孔、15・・・外周フ
ランジ部、16・・・角部、17・・・細い溝、18・
・・補強部材。 第5図 自発手続補正書 事件の表示 昭和60年特許願第 276704  号発明の名称 
 金属球殻状部品の製作方法補正をする者 11件との舶 特許出願人 6 弥  15+01株式会坤 日 立 製 作 折代
   理   人 2、 明細書第2頁第13行目「手板」とあるのをr平
板」と補正する。 3、 明細書第2頁第15行目「高所的」とあるのを「
局所的」と補正する。 4、 同上書、第3頁第1行目から第5行目「また、・
・・・・・である。」とあるのを削除する。 5、 同上書、同頁第8行目「弾性体膜を」とあるのを
「弾性体膜と」と補正する。 6、 同上書、第4頁第10行目「テーパー材Jとある
のを「テーパー状」と補正する。 7、 同上書、同頁第8行目「クランプ7」とあるのを
「外周部のクランプ部7」と補正する。 8、 同上書、第5頁第3行目「プラスし」とあるのを
「プラスし」と補正する。 9、 同上書、第6頁第2行目から第3行目「内部空気
溜り11に圧縮され1被加工材1」とあるのを「内部空
気溜り11は圧縮されるが被加工材1」と補正する。 10、同上書、同頁第8行目「テント状」とあるのを「
ネット状Jと補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被加工材の外周部を球殻状の凹型の球殻状曲面を持
    つ第1の金型の外周部のクランプ部と第2の型の外周部
    のクランプ受け部とにより、被加工材をクランプすると
    ともに被加工材の外周にフランジ部を形成し、該フラン
    ジ部と第2の型の内部底面との間に具備された弾性体と
    第2の型との間に流体圧を加えて上記弾性体を押し拡げ
    て、被加工材に球殻状曲面を成形することを特徴とする
    金属球殻状部品の製作方法。
JP60276704A 1985-12-11 1985-12-11 金属球殻状部品の製作方法 Expired - Lifetime JPH0741323B2 (ja)

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DE19863642208 DE3642208A1 (de) 1985-12-11 1986-12-10 Verfahren zur herstellung von werkstuecken in der form von schalen mit gewoelbter oberflaeche
US06/940,493 US4748837A (en) 1985-12-11 1986-12-10 Method of forming spherical shells

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Cited By (5)

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