JPS621368A - カラ−画像記録における記録色情報補正方法 - Google Patents

カラ−画像記録における記録色情報補正方法

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JPS621368A
JPS621368A JP14108385A JP14108385A JPS621368A JP S621368 A JPS621368 A JP S621368A JP 14108385 A JP14108385 A JP 14108385A JP 14108385 A JP14108385 A JP 14108385A JP S621368 A JPS621368 A JP S621368A
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JP
Japan
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color
magenta
cyan
yellow
recording
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Application number
JP14108385A
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English (en)
Inventor
Makoto Kikukawa
眞 菊川
Koichiro Jinnai
陣内 孝一郎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■技術分野 本発明はカラー情報に基づいてカラー記録を行なうカラ
ー画像記録に関し、特に、yK画に対する記録画像の色
ずれを低減する記録色情報補正方法に関する。
■従来技術 インクジェットカラー記録や、電子写真カラー複写又は
プリントなどの、シアン、マゼンダ、イエローなどの顕
像剤をシートに記録するカラー記録においては、スキャ
ナーやビデオカメラで得たカラー情報に基づいて各色毎
の重ね記録あるいは階調記録を行なうと、記録カラー像
の色相が原画と異なることが多い、そこで従来は、カラ
ー情報(R,G、B又はそれを変換したC、M、Y)を
マスキング補正することが行なわれている。
最も基本的な補正は、次のマスキング方程式を用いて。
カラー情報Ca 、 HaおよびYaをCi、Miおよ
びYiに補正し、補正した情報(カラー記録情報) C
i、MiおよびYiに基づいてインクジェットヘッドや
露光手段(例えばレーザビーム)を記録制御する。しか
しながら、このマスキング方程式の係数aijは。
シアン、マゼンダおよびイエローの顕像剤それぞれ単色
の記録濃度測定データに基づいて設定されており、顕像
剤によるカラー記録が、加法側および比例則が成立する
との仮定に基づいている。
今ここでカラーインクジェットプリンタを例にして説明
すると、前述の如きマスキング方程式の係数を設定する
ために本発明者が、シアン(C)インク、マゼンダ(M
)インクおよびイエロー(Y)インクそれぞれで単色記
録し、各記録色(C,M、Y)における各インク成分の
濃度を測定した所、次の第1表に示す結果が得られた。
なお第1表において、Cはシアン成分の濃度を1mはマ
ゼンダ成分の濃度を、またyはイエロー成分の濃度を示
す。
第1表の結果に基づいたマスキング方程式は次のしかし
、第(2)式のマスキング方程式でサンプルをインクジ
ェット記録すると、サンプルの画像が全体的に赤みがか
ってしまうことが分かった。
CインクとMインクを混ぜるとブルー(B)となり1M
インクとマゼンダを混ぜるとレッド(R)となり、また
、マゼンダとCインクを混ぜるとグリーン(G)になる
1次の第2表に、Mインクとマゼンダそれぞれ単独での
、それらの中のシアン成分C,マゼンダ成分mおよびイ
エロー成分yの濃度和と、レッド(R)におけるシアン
成分C。
マゼンダ成分mおよびイエロー成分yの濃度との偏差:
マゼンダとCインクそれぞれ単独での、それらの中のシ
アン成分C,マゼンダ成分mおよびイエロー成分yの濃
度和と、グリーンCG)におけるシアン成分C,マゼン
ダ成分mおよびイエローyの濃度との偏差;ならびに、
CインクとMインクそれぞれ単独での、それらの中のシ
アン成分C,マゼンダ成分mおよびイエロー成分yの濃
度和と、ブルー(B)におけるシアン成分C,マゼンダ
成分mおよびイエローyの濃度との偏差;を示す。
この第2表より、単色インク(C,M、Y)のそれぞれ
における各成分(c、my y)の濃度和と。
混合インクの各成分の濃度とは一致しない、すなわちイ
ンク濃度の加法則が不成立であることが分かる。単色イ
ンクCC,M、Y)のそれぞれにおける各成分(c、m
、y)の濃度和と、混合インクの各成分の濃度との差が
小さいということは。
混色による濃度低下が小さいということであり、Rでは
m成分の濃度低下が小さく、Gではy成分の濃度低下が
小さく、またBではm成分の濃度低下が小さく、記録サ
ンプルが全体的に赤みがかることを意味する。
以上のように、従来のマスキング方程式の係数設定では
、加法則の不成立により、色補正が不十分である。
この種の問題を改善するために、特開昭57−1984
63号公報に開示の技術では、対象プリンタで14点率
iのシアン、マゼンダおよびイエローの濃度パターンを
それぞれ(i=1〜n)打出し、これらをスキャナーで
色分解して読んで、対象プリンタに与えたカラー記録情
報とスキャナーで読んだカラー情報との偏差が最小にな
るマスキング係数aijを、最小自乗法を用いて設定す
る。これによると、nを大きくしてカラー記録における
色相の全範囲をカバーし得る係数を演算することが可能
であるが、マスキング方程式が一次元(リニア)であっ
て係数が9aに限られしかも変数が3個に限られるので
、おのずから限界がある。すなわち記録特性はノンリニ
アであるので、nを大として広範囲の色相に適合するよ
うに係数を設定すると、狭い範囲の色相表現においては
誤差が大きくなり得るし、nを小として狭い範囲の色相
表現に適合するように係数を設定すると、他の範囲で誤
差が大きくなる。しかもnを小とした場合でも、シアン
、マゼンダおよびイエローのそれぞれにつき。
3個の二次元連立方程式を計算し、これを解くことが必
要であり、1つの二次元方程式を立てるのに、3n個の
乗算およびn個の2乗計算を要する。
最も単純な態様でn=1としても、全体として。
9個の2次元連立方程式を求めて、これにより9個の係
数を演算することになる0乗算計算回数は27回、2乗
計算回数は9回となる。したがって、係数演算のプログ
ラムが複雑かつ長くなり、その実行時間が長くなる。す
なわち、この技術によれば、9係数および3変数の一次
元マスキング方程式を2次元連立方程式で、しかも、最
小自乗法の適用のために可及的にnを大きくして解いて
係数を求めるので、マスキング方程式自身の精度に対し
て、演算労力が膨大であり、係数設定のための処理が複
雑で係数設定のために時間がかかる。
特開昭57−131172号公報に開示の技術では、し
たがってマスキング方程式を二次元としている。
二次元マスキング方程式の係数も前述の特開昭57−1
98463号に開示の如くに、実記録結果と最小自乗法
などの近似演算で設定することができるが、マスキング
方程式が二次元であるので、自乗演算回数が膨大となる
。のみならずこれにおいては、例えばスキャナで読みな
がら記録を行なう複写モードを想定すると、読取カラー
情報の1パターン領域(例えば8×8画素)毎に二次元
演算してカラー記録情報に補正することになるので、マ
スキング方程式の係数設定時のみならず、実時間(記録
処理中)においても、膨大な演算を要することになり、
複写時間が大幅に長くなる。
■目的 本発明はカラー再現性を高めるカラー記録情報処理にお
いて、カラー情報補正システムの設定に要する時間を短
くすることを第1の目的とし、カラー情報補正処理に要
する処理時間を短くすることを第2の目的とする。
■構成 従来のマスキング方程式の係数aijは、カラー記録に
おいて加法則が成立するものとして前述のように、シア
ン、マゼンダおよびイエローの単色濃度に基づいて設定
されており、実際には加法則が成立し°ないので、マス
キング方程式によるカラー情報補正でも、なお色再現性
に問題があった。
そして上述の通り、これを改善するためには、膨大な演
算処理を要する。
本発明者は、色再現性の問題が単色系カラー記録の場合
よりも混色系カラー記録において大きいことに着目し、
マスキング方程式を混色に着目して検討した。第1表に
示したように、シアンC。
マゼンダMおよびイエローY各色それぞれの単色記録に
おいても、それぞれにシアン成分濃度C。
マゼンダ成分濃度mおよびイエロー成分濃度yがある。
本発明ではこれに着目し、概略で、従来はシアンC,マ
ゼンダMおよびイエローY単色と見なしていたま剤を、
シアン成分C,マセンダ成分mおよびイエロー成分yの
混色頭側と見なし、混色記録の場合の色成分の内容を、
実際に記録した単色(複数)のそれぞれにおけるシアン
成分濃度C,マセンダ成分濃度mおよびイエロー成分濃
度yそれぞれの和として見る。すなわち、記録RのC成
分Rcは、Rを表現するために記録したMのC成分Mc
とYのC成分Ycの和である。Rのm成分Ra+は、R
を表現するために記録したMのm成分Mn+とYのm成
分Ymの和である。Rのy成分Ryは、Rを表現するた
めに記録したMのy成分uyとYのy成分yyの和であ
る。他の色Gおよび已においても同様である。
これによれば次の式が成立する。
Rc=Mc+Yc、Gc=Yc+Cc、Bc=Cc+M
c。
Rm=Mm+Ym、Gm= Y+十Cm、Bc=Cm+
Mm。
Ry=My+Yyy Gy=Yy+Cy、By=Cy+
My・・・(3) これらの式より、混色記録の中のシアン濃度、マゼンダ
濃度およびイエロー濃度の理論値は、次の混色/単色変
換式により求まる。
Cc= (−Rc+Gc+Bc)/2゜Mc= (Rc
−Gc+Bc)/2゜ Yc= (Rc+Gc−Bc)/2゜ Cm = (−Ro++C++++B11)/2゜Mm
 = (R+a−Gm+Bm)/2゜Y+a= (Rm
+Gm−Bn)/2゜Cy= (−Ry+Gy+By)
/2゜My = (Ry −Gy 十By)/2 。
Yy = (Ry 十Gy −By)/ 2・・・(4
) 顕像剤をそれぞれ、所定濃度(指示値) Rca、Rm
a。
Rya、 Gca、Gma、Gyaおよびsc’a 、
 B11a 、 Byaで混色記録した。レッド、グリ
ーンおよびブルーそれぞれにおいて、シアン濃度Rc、
Gc、Be、マゼンダ濃度Rm、G+w、Bmおよびイ
エロー濃度RYtGY−Byを検出し;検出データRc
、Gc、Bc、  Rm、Gm、Bm。
1(y、cy+[3yを第(4)式の次の混色/単色変
換式に導入して、シアン成分の濃度Cc、Mc、Yc、
マゼンダ成分の濃度C謬1M曹、Ymおよびイエロー成
分の濃度Cy1M)’+YYを演算すると;例えばマス
キング方程式を第(1)式として示す一次元式とすると
、混色したシアン、マゼンダおよびイエローの前記所定
濃度(指示値) Rca、R+*a、Rya、  Gc
a。
Gma、GyaおよびBca 、 Bi+a 、 By
aがマスキング方程式のCi、Mi、Yiに対応付ける
ことができ、演算したシアン成分、マゼンダ成分および
イエロー成分の演算濃度CC,MC,VC,C1l、M
jYllおよびcy 、 My 、 Yyをマスキング
方程式のCa 、 Ha 、 Yaに対応付けることが
できる。このように対応付けると、これらの指示値およ
び演算値に基づいて、マスキング方程式の係数aijを
求めることができる。このようにして係数aijを求め
てマスキング方程式(1)を設定した場合、該式は、加
法側の不成立を補った、混色に基づいた補正式であり、
したがって色再現性が高くなる。係数を求めるための演
算は一次連立方程式を解くものであるので、−次元であ
り、したがって演算のプログラムは簡単であり、係数設
定に要する時間が短い、このような係数設定手法は、3
変数(Ca、Ha、Ya)のみならず、それらの2乗な
ど、他の変数も用いる他のマスキング方程式(例えば2
次元マスキング方程式)の係数演算にも同様に実施し得
る。
そこで本発明では、シアン、マゼンダおよびイエローの
顕像剤をそれぞれ所定濃度で混色記録した、レッド、グ
リーンおよびブルーそれぞれにおいて、シアン濃度マゼ
ンダ濃度およびイエロー濃度を検出し:検出データを混
色/単色変換式に導入して、シアン顕像剤、マゼンダ顕
像剤およびイエロー顕像剤のそれぞれにおける、シアン
成分の濃度、マゼンダ成分の濃度およびイエロー成分の
濃度を演算し;混色したシアン。
マゼンダおよびイエローの前記所定濃度と、演算したシ
アン成分、マゼンダ成分およびイエロー成分の演算濃度
をマスキング方程式に導入して該マスキング方程式のマ
スキング係数を演算して該マスキング方程式を設定し;
該設定したマスキング方程式に基づいてカラー情報をカ
ラー記録情報に補正する。
本発明の好ましい実施例では、前記混色記録におけるシ
アン、マゼンダおよびイエローの濃度比を複数組として
、複数組のマスキング方程式を設定し、カラー情報(た
とえばR系が強い原画、G系が強い原画、B系が強い原
画など、原画の色相2色調2色配配分等々)に応じて、
それに対応付けられたマスキング方程式を特定し、該特
定したマスキング方程式でカラー情報をカラー記録情報
に補正する0本発明の好ましい実施例においては、予定
された範囲のCa、MaおよびYaの各位に対して各マ
スキング方程式で予め演算したCi、MiおよびYiの
各位を、組別(グループ別)にCa、MaおよびYa各
各位対応付けて予めメモリに記憶しておき、与えらホる
グループ指定信号ならびにCa 、 MaおよびYaで
メモリを読み出して該グループ指定信号ならびにCa、
MaおよびYaに対応するCi、MiおよびYi を読
み出す。
第1図に、本発明を実施する一形式のカラー複写機の電
気系統の構成を示す、この複写機において、原稿の画像
を読むCCD7r、7g。
7bの出力は、アナログ/デジタル変換されて画像処理
ユニット100で必要な処理を施こされて、記録色情報
であるブラック(BK)、イエロー(Y)、マゼンダ(
M)およびシアン(C)それぞれの記録付勢用の2値化
信号に変換される。2値化信号のそれぞれは、インクジ
ェットドライバ112bk、 112y、 112+o
および112cに入力され、各インクジェットドライバ
がインクジェットヘッド113bk、 113y、 1
13mおよび113cを付勢することにより、記録色信
号(2値化信号)に対応して記録、非記録をする。
画像処理ユニット100は、CCD7r、7gおよび7
b″C読み取った3色の画像信号を、記録に必要なブラ
ンク(BK)、イエロー(Y)。
マゼンダ(M)およびシアン(C)の各記録信号に・変
換する。BK記録信号はそのままレーザドライバ112
bkに与えるが、Y、MおよびC記録信号は、それぞれ
それらの元になる各記録色階調データをバッファメモリ
108y、108mおよび108cに保持した後、ヘッ
ド43bkに対するインヘッド43 c v 43 r
i t 4−3 yの配置ずれによる記録位置補正のた
めの遅れ時間TY t T mおよびTcの後に読み出
して記録信号に変換するという時間遅れの後に、インク
ジェットドライバ112y、112mおよび112cに
与える。なお、画像処理ユニット100には複写機モー
ドで上述のようにCCD7r、7gおよび7bから3色
信号が与えられるが、グラフィックスモードでは、複写
機外部から3色信号が外部インターフェイス117を通
して与えられる。
画像処理ユニット100のシェーディング補正回路10
1は、 CCD 7 rt 7 gおよび7bの出力信
号を8ビツトにA/D変換した色階調データに、光学的
な照度むら、CCD7r、7gおよび7bの内部単位素
子の感度ばらつき等に対する補正を施こして読み取り色
階調データを作成する。
マルチプレクサ102は、補正回路101の出力階調デ
ータと、インターフェイス回路117の出力階調データ
の一方を選択的に出力するマルチプレクサである。
マルチプレクサ102の出力(色階調データ)を受ける
γ補正回路103は階調性(入力階調データ)を感光体
の特性に合せて変更する他に、コンソール300の操作
ボタンにより任意に階調性を変更し更に入力8ビツトデ
ータを出力6ビツトデータに変更する6出力が6ビツト
であるので、64i9の1つを示すデータを出力するこ
とになる。γ補正回路103から出力されるレッド(R
)、グリーン(G)およびブルー(B)それぞれの階調
を示すそれぞれ6ビツトの3色階調データは補色生成、
黒分離回路104に与えられる。
補色生成、黒分離回路104の構成を第2図に示す。補
色生成は色読み取り信号それぞれの記録色信号への名称
の読み替えであり、第2図に示すように、レッド(R)
階調データがシアン(C)N調データと、グリーン(G
)階調データがマゼンダ(M) FW5i1データと、
またブルー階調データ(B)がイエロー階調データ(Y
)と変換(読み替え)される、C,MおよびY階調デー
タはそのまま平均化データ圧縮回路105に与えられる
。これらの階調データがいずれも高濃度を示すものであ
ると黒記録をすればよいので、デジタル比較器104c
、 104mおよび104yで、C,MおよびY階調デ
ータをそれぞれ、閾値設定用のスイッチ104shで設
定された参照値データと比較する。デジタル比較器10
4c、104s+および104yはそれぞれ、8ビツト
データ同志を比較するものであり、階調データの6ビツ
トに更にLレベルの上位2ビツトを加えたデータ(入力
データ)を、最下位桁1ビツトおよび上位桁3ビツトを
Lレベルとし、下位から第2〜4ビツトを閾値設定用の
スイッチ104shで設定された参照値データとした8
ビツトデータ(参照値データ)と比較し、入力データが
参照値データ以下であるとLを、越えているとHをナン
トゲート104に与える。ナントゲートは比較器全部が
Lの信号を与えているときしく黒)を、いずれかがHの
信号を与えるでいるときにH(白)を出力し、データセ
レクタ110に与える。これを更に詳細に説明すると、
比較器の階調データ入力6ビツトデータ16進でO〜3
FHのレンジであるが、0のとき黒を、値が大きくなる
に従って白を、又。
出力の黒書込時はLが黒をHが白を表わす構成になって
いる。従って8ビツト入力データのMSB側2ビット(
Q6,7)をLに、下側6ビツト(00〜5)に各々C
2M、Yの階調データを入力する。比較データ側は比較
レベルを7段に設定出来る様に、ロータリ一式のディッ
プスイッチ104shを利用している。さらに、黒レベ
ルの設定であるのであまり白い色まで含めて黒とすると
ハーフトーン(灰色)を黒として解像力を上げて記録出
来る反面、カラーバランス上爪の発生が多くなり好まし
くない、そこで−塔中間レベルまでを7段階に設定出来
る様に5,6ビツト目もLとし又、あまり細かく設定す
る必要もないのでLSB@1ビットをLとし中間3ビツ
ト(PI〜3)にディツブスイッチ104shからの設
定値を入力している。今、ディップスイッチ104sh
の設定が010であった場合、参照値は0000010
となり、C,M。
Y各々のデータがすべてこの値以下の時、すなわち10
進数の0〜3の間、比較器の出力がLでブラック(B 
K)出力をL(黒)とする、ここで。
設定用ディップスイッチ104shは、C,MおよびY
の比較判定に共用しているが、3組使用することにより
包容々に設定したり、又、各色の設定レンジ幅を最低、
最高設定用スイッチを用いて設定する事により、特定色
を黒パターンで解像力良くaカすることも可能である。
画像処理ユニット100の平均化データ圧縮回#r10
5は、1画像に対し6ビツトの階調データを持つものを
4×4画像データ分平均化し6ビツトの階調データとし
て出力するものである。この実施例の場合、入力画像と
出力画像の大きさは同じと想定しており、入力データ(
CODからの読み込み値)をA/D変換し8ビットデー
タ化しγ補正により6ビツトデータに変換しているが、
インクジェットドライバへの出力データはインクの記録
、非記録(1ビツト)データである。入力6ビツトデー
タにより64階調の濃度の分離が可能であり、出力の濃
度再現はディザ法、濃度パターン法が良く知られている
。一般に濃度パターン法で64階調を表現するには8X
8のマトリックスを使用している。従って入力データの
8×8画素の濃度を平均化し出力の8X8マトリクス(
階調処理回路109での濃度パターン変換)に対応させ
る必要がある。又、この平均化によりデータ量および処
理速度が1/64に圧縮され、記憶する場合のデータ容
量およびハード部のコストが低減する。なお、入力読取
の画素の大きさを出力に対し8×8倍にすることも考え
られるが、本装置では前述した様に黒部(通常文字)の
解像力を落したくないので採用していない。
第3図に平均化データ圧縮回路105の構成を示し、第
4図に該回路105の動作タイミングを示す、平均化す
るのは副走査方向(第1キヤリツジ8の露光走査方向)
8画素X主走査方向(露光走査方向と直交する方向: 
CODの電子回路走査方向)8画素データの、計64画
素である。また6ビツトデータを64ケ平均化するに際
し、全データを加算してからl/64にすると加算器と
して12ビツト加算器が必要となるが、この実施例では
、8ビツト加算器で処理するようにしている。
まず副走査方向8画素の加算を説明すると、1番目のデ
ータはラッチ1にラッチされて2番目のデータと加算器
1で加算され加算値データがラッチ2にラッチされる。
3番目のデータはうッチ1にラッチされ4番目のデータ
と加算器1により加算され更にラッチ2のデータと加算
器2により加算され、4画素のデータ(階調データ)の
和が加算器2から出力される。このデータはラッチ3に
ラッチされる。
同様にして、5〜8番目のデータが加算され加算器2か
ら出力されると、ラッチ3のデー、夕と加算器3により
加算され副走査方向8画素毎のデータが出力される。
なお、加算器1の出力は6ビツトデータの加算により7
ビツトとして扱い、加算器2,3の出力は7ビツトデー
タの加算で加算器2,3の処理結果は8ビツトであるが
出力は上位7ビツトを取って実質的に加算データ・を1
/2とした値としている。
次に主走査方向の加算を説明する。加算器3から出力さ
れる8画素の平均値は主走査1ライン分、RAMIに記
憶される。2ライン目が加算器3がら出力されると加算
器4已よりRAMIの内容と加算されRAM2に記憶さ
れる。この加算により第1+第2ラインデータがRAM
2に記憶される。
第3ライン目が加算器3から出力されると加算器4によ
りRAMIの内容と加算されRA M 2に記憶される
。この加算により1+2ラインデータがRAM2に記憶
される。3ライン目が加算器3から出力されると加算器
4によりRAM2の内容と加算されRAMIに記憶され
る。同様にRAM 1 。
2が交互に加算データ出力(読み出し)と記憶となり、
8ライン目が加算器3から出力されると加算器4により
RAM1の内容と加算され8ラインの加算データが出力
される。ここで、加算器4も加算器2,3と同様に7ビ
ツトデータ加算の上位7ビツトを出力することにより平
均化(1/2)したデータを出力することになる。なお
、この実施例では加算器として4ビットバイナリ−フル
アダー(74283)を2個並列としている。又。
最近64階調出力を8X8のマトリックスから4×4マ
トリツクスに切出すサブマトリックス法が使われている
0本回路では副走査側のラッチおよび加算器の数を変更
することにより各種のマトリックスサイズに対応させる
ことが可能である。
次にマスキング処理回路106およびUCR処理回路1
07を説明する。
この例では、シアン、マゼンダおよびイエローの顕像剤
をそれぞれ、所定濃度Rca、Rma、Rya、  G
ca。
Gna、GyaおよびBca 、 [1ma 、 By
aで混色記録した。レッド、グリーンおよびブルーそれ
ぞれにおいて、シアン濃度Re、Gc、Be、マゼンダ
濃度Rm、Gw、B−およびイエロー濃度Ry、cy+
13yを検出し;検出データRe、Gc、Be、  R
a+、Gm、Bm、  Ry、Gy、Byを(4)式の
混色/単色変換式に導入して、シアン成分の濃度Cc。
Mc 、 Yc 、マゼンダ成分の濃度C+*、M爾、
Ymおよびイエロー成分の濃度Cy、My、Yyを演算
し;混色したシアン、マゼンダおよびイエローの前記所
定濃度Rca、Rma、Rya、  Gca、Gna、
GyaおよびBca、BIla、Byaを(1)式のマ
スキング方程式のCi、Mi、Yiとし、演算したシア
ン成分、マゼンダ成分およびイエロー成分の演算濃度C
c、Mc、’i’c、  Cm、Mm、Ymおよびcy
My 、 yyを該マスキング方程式のCa 、 Ma
 、 Yaとして該マスキング方程式のマスキング係数
aljllrJ”1〜3を演算して該マスキング方程式
を設定し;該設定したマスキング方程式に基づいて、カ
ラー情報Ca、MaおよびYaの全範囲(各64階調〕
のカラー記録情報Ci、MiおよびYi (各64階調
)に補正し。
これらのカラー記録情報Ci、MiおよびYiをカラー
情報Ca、MaおよびYaデータをアドレスとしてRO
Mの1グループ領域に記憶し、このようなデータを3グ
ル一プ分ROMに記憶している。このROMがマスキン
グ処理回路106である。なお、3グループは。
赤(R)系統、緑(G)系統および青(B)系統が強い
原画のそれぞれについて前述のマスキング方程式の係数
を設定して得たデータである。このマスキング処理回路
に、平均化データ圧縮回路105のカラー情報(Ca、
Ma、Ya)を与え、かつグループ指定のための選択信
号を与えることにより、カラー記録情報(Ci、Mi、
Yi)が読み出される。
なお、前記3種のマスキング方程式の一例を示すと、第
1表に示す特性のインクを用いて次の第3表に示すR,
GおよびBの記録を行なって、前述の方法で係数を演算
して得たマスキング方程式は次の第(5)式に示すもの
となった。
第3表 ・・・(5) 第(2)式(従来例)のマスキング方程式によると、B
 (Ca=63.Ma=63.Ya=0)を記録すると
き、記録情報は C1=61.Mi=:47.Yi=0 であったが、第(5)式によれば、   〜C1=61
.Mi=43.Yi=0 となり、ブルー記録のとき従来よりもMiが減じられて
、画面が赤みががるという従来の問題が改善された結果
が得られる。
OCR処理回路107でも次の(6)式に従って。
カラー記録情報を補正する。
・・・(6) この(6)式の入力Y0.M。およびC8がマスキング
処理回路106の出力Ci、MiおよびYiである。
なお、マスキング処理とUCR処理の両者を同時に行な
う演算式を設定して、マスキング処理回路106の予定
された入力Ca 、 Ma 、およびYa(各6ビツト
)に対応付けた演算値を予めROMにメモリしてもよい
、この場合には、マスキング処理回路106とUCR処
理回路107は1組のROMで構成され、マスキング処
理回路106への入力で特定されるアドレスのデータが
UCR処理回路107の出力としてバッファメモリ10
8y、108+++。
108cおよび階調処理回路109に与えられる。なお
、一般的に言って、UCR処理回路107は記録紙への
記録における記録紙との相対色バランス用の補正を行な
うものである。
次に画像処理ユニット100のバッファメモリ108y
、108mおよび108cを説明する。これらは単に最
先に記録を開始する黒記録ヘッド43bkに対すル他の
ヘッドのヘッド間距離に対応するタイムディレィを発生
させるものである。各メモリの書き込みタイミングは同
時であるが、読み出しタイミングは、メモIJ108y
はヘッドoyの記録付勢タイミングに合せて、メモリ1
08mはヘッド43mの記録付勢タイミングに合せて、
またメモリ108cはヘッド43cの記録付勢タイミン
グに合せて行なわれ。
それぞれに異なる。各メモリの容量はA3を最大サイズ
とするときで、メモ1J108yで最少限A3yK稿の
最大所要量の24%、メモ’J108mで48%、また
メモリ108cで72%程度であればよい1例えば、C
CDの読み取り画素密度を400dpi (ドツトパー
インチ: 15.75ドツト/mm)とすると、メモリ
108yは約87にバイトの、メモリ108+aは約1
74にバイトの、また、メモリ108cは約261バイ
トの容量であればよいことになる。この実施例では、6
4階調、6ビソトデータを扱うので、メモリ108y。
108mおよび108cの容量はそれぞれ87に、17
4におよび261にバイトとしている。メモリアドレス
としては。
バイト単位(8ビツト)より6ビツト単位としてメモリ
アドレスを計算すると、メモリtosy : 116K
 X 6ビツト、メモリ108n : 232K X 
6ビツトおよびメモリ108c : 348K X 6
ビントとなる。
一番容量が大きいメモIJ108cの構成を第5図に示
す、なお、他のメモIJ 108yおよび1015Nも
同様な構成である。しかしメモリ容量は少ない。
第5図を参照してメモリ構成の概要を説明すると。
入力データメモリとして64K X 1ビツトのメモリ
を36個使用して384K X 6ビツトの構成として
いる。
第5図に示すDRAM1〜6がこれである。
UCR処理の終了したデータは、ファーストイン/ファ
ーストアウト(FiFo)のメモリであるFiF。
RAMI、2に書込む、これはUCR処理の出力データ
の出力タイミングとメモリD RA M 1〜6との書
込タイミングのずれの修正用のもので、はぼ1ライン分
のバッファとなっている。 FiF。
RAMI、2に書込まれたデータは、カウンタ1によっ
てO番地から順次決定されるアドレスのDRAM1〜6
に書込まれる。次にカウンタ1のアドレスが1番地加算
され次のデータが書込まれる。この様にしてデータは順
次DRAM1〜6に書込まれ、384Kに達するとリセ
ットされまた0番地より書込まれる。書込み開始からカ
ウンタ1が384にアドレスを進めるとDRAM1〜6
がらデータがFiFo RA M 1 、2に書込み開
始(DRAM1〜6よりの読み出し)される。開始時カ
ウンタ2はリセットされO番地のデータがまずFiF。
RAMI、2に書込まれ、カウンタ2が1番地となり書
込は様順次読み出されて行く、このカウンタ2も384
Kに達するとりセントされ0番地より書込まれる。 F
iFoRA M 1 、2に書込まれたデータは濃度パ
ターン処理回路109に、インクジェットドライバ11
2cからの同期信号に基づいて出力される。データセレ
クタlはカウンタ1又はカウンタ2のアドレス(カウン
トデータ)選択をするものであり、DRAM 1〜6に
対しデータ書込の時はカウンタ1のアドレスデータが、
またデータ読み畠しのときはカウンタ2のアドレスデー
タが出力される。データセレクタ2は、64K X 1
ビツトのDRAM1〜6のアドレスが上位8ビツト下位
8ビットのマトリックスで決定されるため、16ビツト
アドレスの上位/下位選択のために用いている。
またデコーダは、 31114にアドレスに対し64に
毎に6ブロツクのDRAM1〜6を選択する為のアドレ
スデコーダである。
次に画像処理ユニットlOOの濃度パターン処理回路1
09を説明する。この回路109は、Y。
MおよびCの各々の階調データより、その濃度に対応す
るパターンを発生させる回路であり、ROMで構成され
ている。
6ビツトの階調データは、64階調の濃度情報を表わせ
る。一般的には濃度パターン法が多い、ここでは8X8
のマトリックスにより64ば調表現の処理方式を用いて
いる1回路109は8X8の濃度パターンを1グループ
当り64種持ち1階調データと主走査アドレスにより副
走査方向の8ビツトデータを出力する方式をとっている
。今、濃度パターンを、第6a図に示すように渦巻形に
スレッシュレベルを分布させた2値化データに基づいて
作成した64パターン(これを1グループという)とす
ると、このパターンは濃fiOのとe8X8マトリック
ス内でインクドツトを記録するドツト数は0で、濃度デ
ータが表わす数分のドツトにインクドツトを記録して行
くものであり、濃度32のとき第6a図に示す斜線部に
インクドツト記録が行なわれる。従って、ある列のデー
タが順次処理回路109に入力され、主走査アドレス1
からデータ順に8ビツトデータが出力されこれをパラレ
ル−シリアル変換して出力することにより副走査方向l
ライン分のデータが得られる。これを主走査方向8回デ
ータを8カ(8ライン処理)した後火のデータ列を入力
する1例えば、データ列20゜32、40ノ主走査3の
データは00111110,01111110゜111
11111となる。ここでは8X8マトリツクスを用い
た64階調表現を示したが解像力を上げる方法としてド
ツト径変調との組合せ、サブマトリックス法等が提案さ
れている。これに対してもパターン変更あるいはパター
ンからの8力方式により同様の階調表現が可能である。
また、カラー処理に関しては、Y、M、CおよびBK濃
度パターンを同一パターンとせずモアレ防止の意味から
もパターン発生角度を各色毎に変えてもよい、すなわち
、パターングループを複数として異グループのパターン
を各色毎に割り当てる。
BK割り当ての記録信号としては、黒分離回路104か
らのドツトパターン(2仮借号)とUCR処理回路10
7からのBK階調情報より発生する濃度パターン(階調
パターン信号)を合成処理する必要がある。単純に言う
と文字部の黒は、黒分離回路104からの2仮借号に基
づくトナー付与の方が濃度パターン情報に基づくトナー
付与の場合よりも解像力が高い。しかし写真部などの諧
調画像部では逆に、濃度パターン情報に基づくトナー付
与の方が画像再現性が高い。
黒分離回路104からのドツトパターン(2仮借号)と
UCR処理回路107からのBK階調情報より発生する
濃度パターン(階調パターン信号)を合成処理するには
次の方式が考えられる。すなわち、(a)単純に両者の
論理和(少なくとも一方が黒であるとトナー付与:記録
)をとる、(b)8X8マトリツクス区分で、その内に
記録する黒を黒分離回路104が出力するとそのマトリ
ックスには黒分離回路104の出力を割り当て、出力が
ないときは濃度パターンのデータを割り当てる、および
(c)8X8マトリツクス区分で、その内に記録する黒
を黒分離回路104が出力するとそのマトリックスに黒
分離回路104の出力を割り当てると共に、黒分離回路
104が出力した「黒」の個数を該マトリックスに割り
当てるはずの′a度パターンの「黒」数と比較し、後者
が前者を越える分を該マトリックスの白部にランダムに
割り当てる。
8X8マトリツクス領域に第6b図に示すように黒く斜
線)が分布していた場合、黒分離回v&104の出力は
第6C図に示す分布となり、UCR処理回路107のB
K出力に基づいて特定される濃度パターンが第6d図に
示す黒分布のものであるとき、上記(、)の方式によれ
ば第7a図に示す記録信号が得られ、上記(b)の方式
によれば第7b図に示す記録信号が得られ、また上記(
c)の方式によれば第7c図に示す記録信号が得られる
上述の方式(a)はハード上は簡単となるが、第7a図
に示すように、記録黒が増加する場合が多く、またこの
実施例の1つの目的である黒文字の解像力向上に対し、
黒画像の端部が黒くぼけるという比較的に好ましくない
結果となる。上述の方式(b)は、データ処理を8X8
マトリック区分として1つの区分内に黒分離回路104
の出力「黒」があるか否かを判定し、有るとその区分に
は回路104の出力を割り当てることで実施できる。つ
まり比較的に簡単なハードおよびロジックで実現できる
。しかも、この方式では文字の解像力を上ける目的が達
成できる。しかし1画像が中間調である場合濃度パター
ンを割り当てるときよりも黒が5ドツト分濃度低下とな
る。
上述の方式(c)は(、)および(b)の問題点を解決
するものである。しかし現実には、差は簡単に求められ
るが、差分を白領域にランダムに割り当てるハードおよ
びロジックが複雑となる。
以上の考察の結果、この実施例では、黒文字の解像力の
向上の観点から上述の(b)の方式を採用している。こ
の方式は第1図に示すデータセレクタ110で行なわれ
る。
第8図にデータセレクタ110の構成を示す。
黒分離回路104からの画素毎のO(L:白))。
1 (H:黒)データはシリアル/パラレル変換器11
0aにより8ビツト毎にパラレル出力されオアゲートO
RIが8ビツト中に黒(1)が1ケでもあれば「1」を
、全部白(0)であると「0」を出力する。この出力は
1ライン分RAM1に記憶され、2ライン目が入力され
るとRAMIに記憶した1ライン目のデータとオアをと
りRAM2に記憶する。この様にして順次8ライン分の
データのオアをとる。
この間、パラレル変換した1分離回路104がらの画素
毎の0(L:白))、1(H:黒)データは8ライン分
の容量のラインバッファ110bに書込まれる。この書
込みを終えるとタイミングパルスが1となってアンドゲ
ートANDIが開かれて、ラインバッファ110bより
1ライン毎にデータがデータセレクタ110cに与えら
れると共に、処理回路109より1ライン毎に濃度パタ
ーンデータがセレクタ110Cに与えられ、またRAM
2のデータが繰り返し読み出されてセレクタ110cの
制御データ入力端に与えられる。
8X8マトリック区分でその内に黒分離回路104の呂
力黒があるときRAM2の出力が1であるので、データ
セレクタ110cはバッファ110bの出力をオアゲー
ト111 (第1図)を通してレーザドライバ1llb
kに与える。分離回路の出力が1個も黒でなかったとき
には濃度パターンのデータを与える。
画像処理ユニット100のピーク検出回路115は、単
色黒複写モードにおいて意味があるもので。
R,GおよびB信号のそれぞれをアナログ置換し、アナ
ログ3信号を比較してそれら3者の内の最高値のものを
2値化回路116に出力する。
2値化回路116は入力信号を黒(1:記録)。
白(0:非記録)を示す信号に2値化する。2値化した
信号はオアゲート111を通してレーザドライバ112
bkに与えられる。
同期制御回路114は、上記各要素の付勢タイミングを
定め、各要素間のタイミングパルス合させる。200は
以上に説明した第1図に示す要素全体の制御、すなわち
複写機としての制御を行なうマイクロプロセッサシステ
ムである。このプロセッサシステム200が、コンソー
ルで設定された各種モードの複写制御を行ない、第1図
に示す画像読み取り一記録系は勿論、インクジェットプ
リンタ系のシーケンス制御を行なう。
この実施例の複写機は、フルカラーコピーのみならず単
色黒コピーも可能であり、フルカラーモードと単色黒モ
ードの設定切換えのためにコンソール300に切換指示
キースイッチ302が備わっている。ここで単色黒モー
ドが設定されているときの動作を説明する0画像走査部
は単色黒モードのときもフルカラーモードのときと同様
に動作し。
R,Gおよび83色の色信号がγ補正回路103より出
力される。フルカラーモードのときは動作しなかったピ
ーク検出回路115と2値化回路116が動作し、逆に
カラーモードで動作していた補色生成、黒分離回路10
4以下階調処理回路109まで、ならびにインクジェッ
トドライバ112y、a+、cおよびインクジェットヘ
ッド43 y+m+Cは単色黒モードでは動作しない、
これらの回路の動作、非動作は、プロセッサシステム2
00の指示に基づ(同期制御回1114の制御動作によ
って定まる。γ補正回路103の出力はピーク検出回路
115に与えられ、ピーク検出回路115が3人力の中
で最もレベルの大きいもののアナログ電圧を2値化回路
116に与える。2値化回路116には、所定の値に設
定されたスレッシュホールドレベルがあり、入力を―レ
ベルと比較して1ビツトのデジタル信号に変換しオアゲ
ート111に与える。この8力はオアゲート111を通
してドライバ112bkに与えられる。
ドライバ112bkは与えられた信号に基づいてヘッド
43bkの記録を制御する。すなわち信号に基づいて記
録、非記録を制御する。
その他複写機各部要素を付勢するドライバ、センサに接
続された処理回路等が備わっており、入出力ボート20
7あるいは他の入出力ボートに接続されてシステム20
0に接続されているが、図示は省略した。
以上に説明した複写機では、マスキング方程式に予定範
囲のカラー情報を導入して演算したカラー記録情報を予
めメモリに記憶しておき、記録時には、カラー情報で該
メモリをアクセスしてカラー記録情報を読み出す構成と
しているが、マスキング方程式に基づくカラー記録情報
は次の式(7)により求ま、る。
Ci:al ICa+al 2Ma+al 3 YaM
i= a2 1 Ca+ a22 Ma+ a23 ’
1aYi= a3 1 Ca+ a32 Ma十a33
 Ya・・・(7) したがって、メモリにCx r M xおよびYiを演
算するプログラムを格納しておいて、該ブ°ログラムに
基づいてカラー記録情報を演算するようにしてもよい、
また、例えば、Ca 、 MaおよびYaの予定全範囲
について、a12Ma+a13Yaの演算結果を格納し
たメモリ1.a21Ca+a23Yaの演算結果を格納
したメモリ2.a31Ca+a3゜Maの演算結果を格
納したメモリ3+attCaの演算結果を格納したメモ
リ4.a22Maの演算結果を格納したメモリ5および
a33Yaの演算結果を格納したメモリ6と、メモリ1
の読出しデータとメモリ4の読み出しデータを加算する
加算器1.メモリ2の読出しデータとメモリ5の読み出
しデータを加算する加算器2およびメモリ3の読出しデ
ータとメモリ6の読み出しデータを加算する加算器3を
備えて、これらのメモリ1にはMaおよびYaを、メモ
リ2にはCaおよびYaを、メモリ3にはCaおよびM
aをアドレスデータとして与え、メモリ4にはCaを、
メモリ5にはMaを、またメモリ6にはYaをアドレス
データとして与えて、加算器1の出力をCiとして、加
算器2の出力をMiとして、また加算器3の出力をYi
として得るようにしてもよい、すなわち。
メモリと加算器を用いたハード構成で演算結果を得るよ
うにしてもよい。
更に、上記複写機では、マスキング処理回路106のR
OMに、係数が異なる3組のマスキング方程式に基づい
た演算結果を3グループ予め格納しているが、スキャナ
ー(7r、 7g、 7b)およびプリンタ43c、4
3m、43y)を備える場合は、たとえば、所定カラー
記録情報Rca、R+ga等を格納したメモリを備えて
、所要の場合にはこのカラー記録情報に基づいてカラー
R,GおよびBをr、Rし、これをスキャナで読んで、
このときに各色のシアン成分、マゼンダ成分およびイエ
ロー成分Rc、Gc等を検出し検出したデータより混色
/単色変換式でシアン成分Cc等を演算し、該カラー記
録情報Rca等と演算データCc等により係数を演算す
るプログラム、ならびに、演算した係数を(7)式に設
定して、補正演算式(7)実行プログラムを設定するテ
ストプログラムを組込んでおいてもよい。また、メモリ
アクセスを用いる場合には、演算した係数を(7)式に
代入し、この式に基づいて予定範囲の値を演算してメモ
リテーブルに査込むテストプログラムを組込んで、演算
式あるいは補正用のテーブル(メモリデータ)を自動的
に作成するようにしてもよい。
■効果 本発明によれば、マスキング方程式の係数が一次連立方
程式で求められるので、マスキング方程式の設定に時間
がかからない、にもかかわらず、混色記録における色成
分Rc等を検出し、これに基づいて実(理論)色成分値
Cc等を演算し、演算した値Cc等と混色記録の記録指
示値Rca等により係数aiJを演算するので、加法側
の不成立を折り込んだマスキング方程式が得られ、した
がって、加法側不成立による従来の色ずれが改善される
。したがって、再現性が高いカラー記録が得られる。−
次元マスキング方程式を用いる場合には、上記のように
マスキング方程式を設定した後の、カラー情報をカラー
記録情報に変換する処理も一次元処理であるので、処理
に要するハードが簡単となり、プログラムで演算する場
合にはプログラムが簡単であり、しかも処理時間が短い
、したがってカラー記録速度を高くし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を一態様で実施する複写機の電気系統
の構成を示すブロック図である。第2図は第1図に示す
補色生成・黒分離回路104の構成を示すブロック図、
第3図は第1図に示す平均化データ圧縮口l!8tos
の構成を示すブロック図、第4図は該回路105の処理
動作タイミングを示すタイムチャート、第5図は第1図
に示すバッファメモリ108yの構成を示すブロック図
である。 第6a図は階調処理回路109に格納されている濃度パ
ターンを作成するにおいて用いられるスレッシュレベル
データの分布を示す平面図である。 第6b図は原稿上の8×8ドツトマトリ゛ソクス領域の
画像分布を示す平面図、第6c図は補色生成黒分離回路
104のBK高出力平面展開して示す平面図、第6d図
は階調処理回路109のBKI度パターン出力を平面展
開して示す平面図である。 第7a図は回路104のBK高出力回路109のBK濃
度パターン出力の論理和を平面展開して示す平面図、第
7b図は回路104の出力に「黒」があるときデータセ
レクタ110が出力する信号を平面展開して示す平面図
、第7C図は回路104の出力と濃度パターン信号の「
黒」の差分を白領域にランダム配置した記録信号分布を
示す平面図である。 第8図はデータセレクタ110の構成を示すブロック図
である。 104c、 104m、 104y :デジタル比較器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シアン、マゼンダおよびイエローの顕像剤をそれ
    ぞれ所定濃度で混合記録した、レッド、グリーンおよび
    ブルーそれぞれにおいて、シアン濃度マゼンダ濃度およ
    びイエロー濃度を検出し;検出データを混合/単色変換
    式に導入して、シアン顕像剤、マゼンダ顕像剤およびイ
    エロー顕像剤のそれぞれにおける、シアン成分の濃度、
    マゼンダ成分の濃度およびイエロー成分の濃度を演算し
    ; 混合したシアン、マゼンダおよびイエローの前記所定濃
    度と、演算したシアン成分、マゼンダ成分およびイエロ
    ー成分の演算濃度をマスキング方程式に導入して該マス
    キング方程式のマスキング係数を演算して該マスキング
    方程式を設定し;該設定したマスキング方程式に基づい
    てカラー情報をカラー記録情報に補正する; カラー画像記録における記録色情報補正方法。
  2. (2)シアン、マゼンダおよびイエローの顕像剤をそれ
    ぞれ、所定濃度Rca、Rma、Rya、Gca、Gm
    a、GyaおよびBca、Bma、Byaで混合記録し
    た、レッド、グリーンおよびブルーそれぞれにおいて、
    シアン濃度Rc、Gc、Bc、マゼンダ濃度Rm、Gm
    、Bmおよびイエロー濃度Ry、Gy、Byを検出し; 検出データRc、Gc、Bc、Rm、Gm、Bm、Ry
    、Gy、Byを次の混合/単色変換式に導入して、シア
    ン成分の濃度Cc、Mc、Yc、マゼンダ成分の濃度C
    m、Mm、Ymおよびイエロー成分の濃度Cy、My、
    Yyを演算し; Cc=(−Rc+Gc+Bc)/2、 Mc=(Rc−Gc+Bc)/2、 Yc=(Rc+Gc−Bc)/2、 Cm=(−Rm+Gm+Bm)/2、 Mm=(Rm−Gm+Bm)/2、 Ym=(Rm+Gm−Bm)/2、 Cy=(−Ry+Gy+By)/2、 My=(Ry−Gy+By)/2、 Yy=(Ry+Gy−By)/2 混色したシアン、マゼンダおよびイエローの前記所定濃
    度Rca、Rma、Rya、Gca、Gma、Gyaお
    よびBca、Bma、Byaを次のマスキング方程式の
    Ci、Mi、Yiとし、演算したシアン成分、マゼンダ
    成分およびイエロー成分の演算濃度Cc、Mc、Yc、
    Cm、Mm、YmおよびCy、My、Yyを次のマスキ
    ング方程式のCa、Ma、Yaとして該マスキング方程
    式のマスキング係数aij、i、j=1〜3を演算して
    該マスキング方程式を設定し; ▲数式、化学式、表等があります▼ 該設定したマスキング方程式に基づいたカラー情報Ca
    、MaおよびYaのカラー記録情報Ci、MiおよびY
    iへの補正をする; 前記特許請求の範囲第(1)項記載の、カラー画像記録
    における記録色情報補正方法。
  3. (3)前記混合記録におけるシアン、マゼンダおよびイ
    エローの濃度比を複数組として、複数組のマスキング方
    程式を設定し、カラー情報に応じてマスキング方程式を
    特定してこれに基づいてカラー情報をカラー記録情報に
    補正する前記特許請求の範囲第(1)項記載の、カラー
    画像記録における記録色情報補正方法。
  4. (4)予定された範囲のCa、MaおよびYaの各値に
    対してマスキング方程式で予め演算したCi、Miおよ
    びYiの各値をCa、MaおよびYa各値に対応付けて
    予めメモリに記憶しておき、与えられるCa、Maおよ
    びYaでメモリを読み出して該Ca、MaおよびYaに
    対応するCi、MiおよびYiを読み出す前記特許請求
    の範囲第(2)項記載の、カラー画像記録における記録
    色情報補正方法。
  5. (5)前記混合記録におけるシアン、マゼンダおよびイ
    エローの濃度比を複数組として、複数組のマスキング方
    程式を設定し、予定された範囲のCa、MaおよびYa
    の各値に対して各マスキング方程式で予め演算したCi
    、MiおよびYiの各値を、グループ別にCa、Maお
    よびYa各値に対応付けて予めメモリに記憶しておき、
    与えられるグループ指定信号ならびにCa、Maおよび
    Yaでメモリを読み出して該グループ指定信号ならびに
    Ca、MaおよびYaに対応するCi、MiおよびYi
    を読み出す前記特許請求の範囲第(2)項記載の、カラ
    ー画像記録における記録色情報補正方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63302660A (ja) * 1987-06-02 1988-12-09 Toshiba Corp カラー画像処理方法
US4929978A (en) * 1987-10-23 1990-05-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Color correction method for color copier utilizing correction table derived from printed color samples

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