JPS6213685Y2 - - Google Patents

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JPS6213685Y2
JPS6213685Y2 JP18654983U JP18654983U JPS6213685Y2 JP S6213685 Y2 JPS6213685 Y2 JP S6213685Y2 JP 18654983 U JP18654983 U JP 18654983U JP 18654983 U JP18654983 U JP 18654983U JP S6213685 Y2 JPS6213685 Y2 JP S6213685Y2
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JP
Japan
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detection coil
guide
wire
rolling
detection
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JP18654983U
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JPS6094308U (ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は貫通型熱間探傷機を搭載可能とした条
線用ローラーガイド装置に関するものである。
従来技術 熱間圧延途中における条線、特に丸鋼もしくは
断面が円形の線材の表面疵の検査は、一般に渦流
探傷法によつて行われている。
従来からこれらの渦流探傷法は、圧延ライン
(一般に最終圧延スタンド後)にリング状の検出
用コイルを備え、このリング状コイルを条線が通
過する時に、条線の表面を検査する方式のもので
あり、一般的には貫通型熱間探傷法と呼ばれてい
る。この渦流探傷の検出精度を良くするには、充
てん率(条線の断面積と検出用コイルの断面積の
比)を高くする必要がある。つまり、リング状の
検出コイルとその中を通過する条線の表面との間
隔を小さくすることが貫通型熱間探傷法の精度を
高めるための重要なポイントである。
第1図は従来使用されている検出用コイルのラ
インへの挿入状態を示す一例である。
検出用コイル1の前後に検出用コイル1の内径
より小さい径の案内筒2を備え、これらの検出用
コイル1と案内筒2とはオンラインからオフライ
ンへ移動可能な台車3に設置されている。13は
条線材である。
検出用コイル1の前後に備えた案内筒2は、高
速圧延される条線13の振動防止を図るためのも
のであり、これは大きな振動が発生した時に検出
用コイル1が破損するのを防止する点では有効で
あるが、条線と検出用コイル1との間隔を一定の
小さな値に保持するためには、あまりその役割を
果せなかつた。このため、従来渦流探傷の検出精
度の向上はこの様な装置ではあまり期待出来なか
つた。又、圧サイズの変更に対しては台車3をオ
フラインへ引き出して検出用コイル1と案内筒2
を交換する必要があり、この作業は圧延ロールの
変更と別の作業となるため連続圧延作業を行う上
では作業上大きな支障となつていた。
又他の従来技術として実開昭57−20608号に示
されるものがある。この技術は鋼材を3方からロ
ーラーで挾む構造の装置を用い鋼材サイズを変更
する際、案内される鋼材の中心線が一定となるよ
う3方かなら挾むローラーの移動距離を制御でき
るものであるが、この装置は構造が複雑で製造時
や保守の面で不利である。
考案の目的 本考案は、この様な従来の問題点を解消するた
めに創案したもので、検出用コイルの前後にカリ
バーを有する一対の小径ローラー(以下ガイドロ
ーラーと云う)を少なくとも2組備える事によつ
て条線の振動を減少し、且つ条線と検出コイルと
を一定の小さな間隔で保持する事によつて、検出
精度の向上を図り、さらに前記検出用コイルとガ
イドローラーを圧延ロールの出側フンド部に装着
し圧延ロールと一体構造に構成する事により、圧
延サイズ変更に対して圧延ロールの組替と同時に
検出コイルの交換が可能な作業性の良いローラー
ガイド装置を提供することを目的とする。
考案の構成 以下、本考案のローラーガイド装置を図面に基
づいて詳細に説明する。
第2図、第3図は、各々本考案のローラーガイ
ド装置の側面図、平面図を示す。第2図、第3図
に示すように本考案のローラーガイド装置は、内
部を被検査材である条線材が通過するリング状の
検出用コイル1とその前後に軸芯を水平方向又は
垂直方向としたガイドローラー5,5′を備え圧
延ロール4側にはデリバリーガイド6を備え、検
出用コイル1とガイドローラー5又は5′間に備
えたガイド7,7及びこれらを固定する架台8か
ら構成される。検出用コイル1は、コイルのセン
ターが圧延パスセンターに一致する様に架台8に
固定する。検出用コイル1の前後に設けるガイド
ローラー5,5′は、一方に対して他方の軸芯が
90度異なるよう配置するとより効果的であるが、
水平−水平、垂直−垂直の配置でも良い。
本考案に係るガイドローラー5,5′は検出用
コイル1の前後に配置され、ガイドローラー5,
5′には圧延ロール4の孔型で形成される形状の
径と概略等しい径の接触面が形成されたカリバー
を有している。断面半円径のカリバーを有するガ
イドローラー5,5′は軸9によつて回転自在に
とりつけられ、かつ軸9の中心線は、第3図に示
すとおりガイドローラー5の上部に設けた円形ギ
ヤ10の軸11の中心線とは偏心させて設け、ピ
ニオン12の回転によつて対をなしたガイドロー
ラー5の両者の間隔を調整出来るようにし条線1
3にガイドローラー5を密着させられる機構とす
る。
考案の作用 本考案はこのようにして構成してあるので、条
線1を水平方向と垂直方向からガイドローラー5
によつて密着状態で、はさみ込む事により、垂直
方向のガイドローラー5で条線13の圧延方向に
対して上下の振動を、又垂直方向のガイドローラ
ー5で条線13の圧延方向に対して左右方向の振
動を減少させ、検出用コイル1のセンターと条線
13のセンターとをほぼ一定に保持出来る。この
ため従来、条線13の振動分を見込んで、条線1
3の径よりかなり大きめに検出用コイル1の内径
を決めて、その結果検出精度の悪化をきたしてい
たものが、本考案のガイドにより検出用コイル1
の内径を条線13の径に対してシビアに設定出来
るので大幅な検出精度の向上を図る事が出来る。
又、圧延ロール4側に設けたフンド6、検出用コ
イル1とガイドローラー5,5′間に設けたガイ
ド7,7は、条線13がガイドローラー5にはさ
み込まれる時のインパクトを減少させる役割をも
つものである。検出用コイル1とその前後のガイ
ドローラー5,5′及びフンド6、ガイド7から
構成される本考案ガイド装置は第2図、第3図に
示すように圧延ロール4の出側バルケン部に架台
8で装着される。
このため、圧延サイズ変更に対して、圧延ロー
ルの組替えと同時にガイドローラー装置の組替え
も出来、作業性がきわめてよい特徴を有する。
考案の効果 本考案装置を用いることにより被探傷鋼材の振
動を減少でき検出コイルとの間隔を小さくするこ
とで疵検出精度の向上や機器の破損を防止でき、
更に、圧延ロールの組替と同時にガイドローラー
装置の整備を行なうことができ作業性が良いなど
の効果があり産業上有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来使用されている検出コイル用ガ
イド装置、第2図は本発明の実施例を示す側面
図、第3図は同上の平面図である。 1……検出用コイル、2……案内筒、3……台
車、4……圧延ロール、5,5′……ガイドロー
ラー、6……フンド、7,7……ガイド、8……
架台、9……ガイドローラー軸、10……円形ギ
ヤ、11……円形ギヤ軸、12……ピニオン、1
3……条線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カリバーを有する一対の小径ローラーを少なく
    とも2組備え、これら小径ローラー間に条線材の
    疵検出器を塔載して一体に構成したことを特徴と
    する条線圧延機出側ガイド装置。
JP18654983U 1983-12-02 1983-12-02 条線圧延機出側ガイド装置 Granted JPS6094308U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18654983U JPS6094308U (ja) 1983-12-02 1983-12-02 条線圧延機出側ガイド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18654983U JPS6094308U (ja) 1983-12-02 1983-12-02 条線圧延機出側ガイド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6094308U JPS6094308U (ja) 1985-06-27
JPS6213685Y2 true JPS6213685Y2 (ja) 1987-04-08

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ID=30402915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18654983U Granted JPS6094308U (ja) 1983-12-02 1983-12-02 条線圧延機出側ガイド装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341850Y2 (ja) * 1986-12-26 1991-09-03
JP2012208064A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Kobe Steel Ltd 渦流探傷装置及びその渦流探傷装置を備えた条鋼圧延ライン

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6094308U (ja) 1985-06-27

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