JPS62136684A - 可視光透過率調整機能を有する透明導電フイルム - Google Patents

可視光透過率調整機能を有する透明導電フイルム

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JPS62136684A
JPS62136684A JP60276687A JP27668785A JPS62136684A JP S62136684 A JPS62136684 A JP S62136684A JP 60276687 A JP60276687 A JP 60276687A JP 27668785 A JP27668785 A JP 27668785A JP S62136684 A JPS62136684 A JP S62136684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
transparent conductive
visible light
conductive film
light transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP60276687A
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English (en)
Inventor
節夫 鈴木
高須 信孝
武田 順子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願発明は波長400nmから700nm全域に渡って
の可視光透過率が一定範囲内に有るように調整された透
明導電性プラスチックフィルムに関するものである。更
に詳しくは数種の混合油溶性染料により着色された紫外
線硬化樹脂(以下UV硬化樹脂という)薄膜がプラスチ
ックフィルム上に形成され更に8K 塗膜上にインジウ
ム/錫系酸化物(以下ITOという)薄膜が形成されて
いる透明導電フィルムに係るものである。
〔従来の技術〕
LCD、CRT等の表示体の進歩は著じるしく、これに
伴ない咳表示体と一体化された信号入力のための謂ゆる
タッチキー、タッチパネルが着目され広く使われる傾向
にある。
即ちタッチパネルから人力された信号をIC駆動回路に
導きこれによりLCD、CRTを駆動せしめようとする
ものである。従って透明性・導電性は該デバイス構成の
上で必須の要件となる。
従来この目的を達成する為に用いられる透明導電基板と
しては表面に薄膜導電層が形成されたガラス板および/
又は透明プラスチックフィルl、が用いられている。
一方画像または文字の見易さ及び目的の疲れ防止という
観点から表示体からタッチパネルを通じて目に到達する
光を減光しようという動きが有り、特にCRT、EL、
プラズマディスプレー等の自己発光型表示体のまぶしさ
を防止しようという要請がある。
この要求に対処する方法として従来ガラス板上またはプ
ラスチックフィルム上に光透過率を調整する金属または
金属薄膜を形成したものが使用されているが高性能コン
トロールが可能であるという長所を有する反面非常に高
価である上に可撓性が無く、曲面への対応が出来ないと
いった難点があるため広く普及する迄には至っていない
この点を解消する方法としてプラスチックフィルム形成
時にカーボン、黒色染顔料等を煉り込んだものがニュー
トラルデンシティフィルター(以下NDフィルターとい
う)として、導電層無しで、一部市版されておりこれら
を基半反とラミネートする方式のものがある。
しかしながら該方法で得られるNDフィルターは可視光
9M域で吸光曲線のフラットネスが悪いとか、染顔料の
均一分散が困難な為バラツキが大きいとか各種透過率の
フィルムが得にくいといった難点故に高価な材料になら
ざるを得す広く用いられる迄には至っていない。
一方油溶性黒色染料により着色された樹脂フェスを用い
コーティング法でNDフィルターを安価に得ようとする
ことも提案されているが、用いる油溶性染料が黒色であ
るため吸収曲線のフラットネスが得難く、実用化されて
いないのが現状である。
〔発明の目的〕
本願発明は、従来コーティング法では得られなかったN
Dフィルターを得んとする目的で研究を行った結果着色
用油溶性染料の多色混合が効果的であることを見い出し
、更に製法合理化のためにUV硬化系を採用し、更にU
V硬化樹脂層にスパック薄膜密着性が良いことを応用し
て達成したものである。
本発明によれば任意の可視光透過率を有しており可視光
域での吸光曲線のフラットネスの優れた透明導電フィル
ムが得られる。
以下に本願発明の詳細を述べる。
〔発明の構成〕
本願発明に用いられるベースフィルムは可視光域透明性
に優れたフィルムであればすべて使用可能であるがタッ
チパネル、タッチキー等の作成の際導電層のエツチング
パターン化工程に耐えるための耐薬品性に優れ、寸法変
化が小さいフィルムが好ましく、接着工程に耐える為の
耐熱性、使用時の耐湿熱性、耐候性、強度等に優れてい
ることが好ましい。
この様なフィルムとしてポリエステルフィルム、ポリエ
ーテルスルフォンフィルム、ポリエーテルエーテルケト
ンフィルム等の謂ゆるエンプラフィルム類が好ましく一
般にはポリエステルフィルムが価格面も含めて好んで用
いられる。
次いで本発明に用いられるUV硬化樹脂としては、ポリ
エステルアクリレート、ポリウレタンアクリレート等の
オリゴマー・とペンタエリスリトールトリアクリレート
等の多官能アクリレート系モノマの混合系が用いられる
また塗布後の造膜性、色分離防止の為の速乾性、塗布厚
みのコントロールといった観点から常温固形のオリゴマ
ーの使用が好ましく、溶剤を用いたフェス系が好ましい
。溶剤については油溶性染料の溶解性も加味して適宜選
択される。
また用いられるフェスに溶解される油溶性染料としては
緑、紫、赤、橙および黄色の5色混合であることが必須
条件であり、配合割合はフラットネスを得るために用い
る染料の種類の組合わせにより適宜決定される。また各
色染料については一般に市販されている油溶性染料であ
ればこれを限定するものでは無い。
かくして得られるUV硬硬化樹脂温混合れた染料〜溶剤
〜光増惑剤を主成分とするフェスをプラスチックフィル
ム上にコートし硬化せしめて所定透過率のフィルムを得
る。なおコート厚みは3〜10μであることが好ましく
3μ以下の場合は染料の濃度を上げる必要があるため溶
解性に限界を生じてしまうし、10μm以上の場合は硬
化層にクラックを生じたり、屈曲性が損なわれるといっ
た問題が生ずる。
なお塗布方法としてはスピンナーコート法、ロールコー
ク−法、カーテンコーター法等の通常のコーティング方
法が用いられる。
またUV硬化樹脂に対する油溶性染料の混合割合はl 
prh〜1oprhが望ましく、その混合割合がl p
rh以下では色がうすくで実用性に欠けて、NDフィル
ターとしての役目がうすれてしまう。
また1Qprh以上であればUV硬化樹脂に対する油溶
性が劣り、ブリード等をおこしてしまい実用性に乏しく
なる。
次いで得られたNDフィルターにスパッターによりIT
O膜を形成するがこの膜厚はシート抵抗で400Ω/口
程度に調整するのが一般的である。
〔発明の効果〕
かくして得られる可視光透過量が調整されたフィルムは
400r+m〜700nmの波長域での各波長における
透過率が±5%以内にコントロールされ更にコート層が
ベースフィルム上にある為スパック−薄膜密着性に優れ
更にU■硬化層がベースフィルムより固い層になるため
打鍵性に優れるといった副次的効果も発現し、タッチパ
ネル、り・ノチキー等に適する素材として工業的意義の
高いフィルムであった・ 以下に実施例を示す。
〔実施例〕
実施例1 ビスフェノールA型    150重量部エポキシアク
リレート ペンタエリスリトール    50〃 トリアクリレート 2−エチルアントラキノン 10〃 メチルセロソルブ     250〃 アセテート 酢酸ブチル        1501/キシレン   
      400//以上を均一に溶解・混合してU
V硬化樹脂溶液を調製した。
次に、以下の5種類の油溶性染料を上記樹脂溶液に溶解
せしめて、着色樹脂溶液を得た。
アゾ系赤色染料      3.3重量部アントラキノ
ン系橙色染料 0.9〃 キノフタロン系黄色染料  0.7〃 アントラキノン系緑色染料 6.5〃 アントラキノン系紫色染料 3.0〃 150μ厚のポリエステルフィルム上に、得られた着色
樹脂溶液をロールコータ−法にによりコーティングし、
80℃の乾燥ゾーン内に5分間滞留させた後゛、80W
/cmの高圧水銀灯よりl’5cmの距離にて2m/w
inのスピードで通過させて塗膜の硬化を行なった。
塗膜の厚みは硬化th1o−となるようにした。
以上のようにコーティングされた着色フィルムの透過率
曲線を第1図に示す。
次に、このコーテイング面上にITO層をスパッタリン
グ法により設けた。得られた導電フィルムの特性を第1
表に記す。
比較例1 色樹脂溶液を実施例と同様にコーティングし硬化させた
。これらの着色フィルムの透過率曲線を第2図、第3図
に示す。これら着色フィルムは黒色であるにもかかわら
ず、透過率の波長依存性が顕著であった。
比較例2 実施例1で得られた着色フィルムのコーテイング面とは
反対面である、ポリエステルフィルム上に直接実施例1
と同様にlToのスパックリングを行なった。得られた
導電フィルムの特性を第1表に示す。
第1表 導電フィルムの特性 *1. 100g/cnlの荷重をかけたガーゼを1 
、000往復させた後の抵抗値変化*2.10−■φの
棒に沿わせて1,000回屈白させた後の抵抗値変化 *3.10%−NaO)1溶液に10分間浸漬させた後
の抵抗値変化 第1表かられかるようにNDフィルタ一層上にITO薄
膜を設けたものの方が、ベースフィルムに直接ITO″
y4膜を設けたものより密着性がすぐれ実用的である。
又、5色の油溶性染料を溶解して着色されたUV硬化樹
脂層を硬化して得られる着色フィルムは、可視光領域で
ほぼフラットな透過率を与え、しかもこの樹脂層にIT
O導電層を設けることにより、■TO密着性に起因する
種々の特性向上が認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例で得られたフィルムの透過率曲線、第2
図は比較例1での染料Aによるフィルムの透過率曲線、
第3図は同染料Bによるフィjレムの透過率曲線である
。 特許出願人 住友ベークライト株式会社第1図 波  長 第2図   第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 プラスチックフィルム上に緑、紫、赤、橙 および黄色の混合油溶性染料で着色された紫外線硬化樹
    脂の硬化層が形成され、該塗膜上にインジウム〜錫系酸
    化物から成る透明導電薄膜が形成されていることを特徴
    とする可視光透過率調整機能を有する透明導電フィルム
JP60276687A 1985-12-11 1985-12-11 可視光透過率調整機能を有する透明導電フイルム Pending JPS62136684A (ja)

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JP60276687A JPS62136684A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 可視光透過率調整機能を有する透明導電フイルム

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JP60276687A JPS62136684A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 可視光透過率調整機能を有する透明導電フイルム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09324144A (ja) * 1996-04-03 1997-12-16 Dainippon Toryo Co Ltd 近赤外線カットフィルター形成用組成物及び近赤外線カットフィルター
CN103613121A (zh) * 2013-11-12 2014-03-05 北京科技大学 一种油溶性氧化铟氧化锡纳米微粒及气敏薄膜的制备方法

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