JPS6213552Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6213552Y2 JPS6213552Y2 JP16693482U JP16693482U JPS6213552Y2 JP S6213552 Y2 JPS6213552 Y2 JP S6213552Y2 JP 16693482 U JP16693482 U JP 16693482U JP 16693482 U JP16693482 U JP 16693482U JP S6213552 Y2 JPS6213552 Y2 JP S6213552Y2
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- JP
- Japan
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- heater
- thermostat
- heat
- retaining
- temperature
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 3
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Landscapes
- Cookers (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気保温ポツトに関する。
乳幼児の哺育は母乳だけで間に合うことが理想
である。しかし家庭還境や母親の健康状態などに
よつては牛乳や粉乳を併用することが必要であ
る。粉乳を授乳する場合、先づ水を殺菌のため一
度沸騰させてから50〜55℃に冷やし、このさまし
た湯で粉乳を溶解した後、哺乳ビンに入れ体温ま
で下げる。50〜55℃の湯を用いるのは粉乳を栄養
分を壊すことなく十分に溶解するためである。因
みに、体温程度の湯では粉乳を十分に溶かすこと
はできない。
である。しかし家庭還境や母親の健康状態などに
よつては牛乳や粉乳を併用することが必要であ
る。粉乳を授乳する場合、先づ水を殺菌のため一
度沸騰させてから50〜55℃に冷やし、このさまし
た湯で粉乳を溶解した後、哺乳ビンに入れ体温ま
で下げる。50〜55℃の湯を用いるのは粉乳を栄養
分を壊すことなく十分に溶解するためである。因
みに、体温程度の湯では粉乳を十分に溶かすこと
はできない。
授乳の間隔が短いので、当然ながら夜中にも授
乳しなければならない。その授乳の都度この手間
のかかる手順を繰り返すことは哺育者に大きい負
担であつた。
乳しなければならない。その授乳の都度この手間
のかかる手順を繰り返すことは哺育者に大きい負
担であつた。
そのため乳幼児用粉乳を使う家庭では殺菌され
た50〜55℃の湯を常に用意しておくことのできる
機器が待ち望まれている。
た50〜55℃の湯を常に用意しておくことのできる
機器が待ち望まれている。
それ故に、本考案は粉乳溶解用の湯を供給でき
る電気保温ポツトを提供することを目的とする。
る電気保温ポツトを提供することを目的とする。
以下本考案につき図面を参照しながら実施例を
用いて説明する。
用いて説明する。
第1図において、1はポツト本体、2は加熱ヒ
ータ、3は保温ヒータ、4は非復帰型サーモスタ
ツト、5は制御サーモスタツトである。ポツト本
体1は例えばステンレス製の有底容器である。加
熱ヒータ2および保温ヒータ3はいずれも環状に
構成されたもので、ポツト本体1の底部外面に設
けられている。非復帰型サーモスタツト4は本体
1の底面の温度を感知し、その温度が約100℃ま
で上昇したときに作動杆41によつて接点板42
を駆動し、加熱ヒータ2への通電を断つものであ
る。制御サーモスタツト5は保温ヒータ3への通
電を断続制御する保温用のサーモスタツトで、本
体1の底部の周辺にヒータ2および3から熱的に
隔離されて設けられ、その制御動作温度は50〜55
℃のものである。
ータ、3は保温ヒータ、4は非復帰型サーモスタ
ツト、5は制御サーモスタツトである。ポツト本
体1は例えばステンレス製の有底容器である。加
熱ヒータ2および保温ヒータ3はいずれも環状に
構成されたもので、ポツト本体1の底部外面に設
けられている。非復帰型サーモスタツト4は本体
1の底面の温度を感知し、その温度が約100℃ま
で上昇したときに作動杆41によつて接点板42
を駆動し、加熱ヒータ2への通電を断つものであ
る。制御サーモスタツト5は保温ヒータ3への通
電を断続制御する保温用のサーモスタツトで、本
体1の底部の周辺にヒータ2および3から熱的に
隔離されて設けられ、その制御動作温度は50〜55
℃のものである。
非復帰型サーモスタツト4は、例えば第2図に
示すように、感温磁性体44と永久磁石45とを
用いて構成された熱応動装置である。この装置
は、受熱板43に検出温度に対応したキユリー点
をもつ感温磁性体44を固着し、一方この感温磁
性体44に対向した永久磁石45を、ばね部材4
6で磁性体44から離れる方向に付勢した可動板
47に固着させたものである。このような構成の
熱応動装置によると、磁性体44の温度がキユリ
ー点よりも大幅に低いときには永久磁石45が磁
性体44に吸着しているが、磁性体44の温度が
キユリー点に達すると永久磁石45が磁性体44
から離れて可動板47と共に所定位置まで変位す
る。こうした永久磁石45の位置変位が、可動板
47に連結した作動杆41によりケース48外に
伝達され、その結果、接点板42を開く。一旦変
位した永久磁石45は、温度が低下しても自動的
に復帰するということはなく、温度低下後に操作
レバー6を操作することによつてのみ、第2図の
図示の位置に復帰させることができる。
示すように、感温磁性体44と永久磁石45とを
用いて構成された熱応動装置である。この装置
は、受熱板43に検出温度に対応したキユリー点
をもつ感温磁性体44を固着し、一方この感温磁
性体44に対向した永久磁石45を、ばね部材4
6で磁性体44から離れる方向に付勢した可動板
47に固着させたものである。このような構成の
熱応動装置によると、磁性体44の温度がキユリ
ー点よりも大幅に低いときには永久磁石45が磁
性体44に吸着しているが、磁性体44の温度が
キユリー点に達すると永久磁石45が磁性体44
から離れて可動板47と共に所定位置まで変位す
る。こうした永久磁石45の位置変位が、可動板
47に連結した作動杆41によりケース48外に
伝達され、その結果、接点板42を開く。一旦変
位した永久磁石45は、温度が低下しても自動的
に復帰するということはなく、温度低下後に操作
レバー6を操作することによつてのみ、第2図の
図示の位置に復帰させることができる。
制御サーモスタツト5は、例えば第3図に示す
ように、リードスイツチ7の外周に環状永久磁石
8および環状感温磁性体9を組み合わせ、平常時
に接点が閉じているように構成された感温リード
スイツチである。
ように、リードスイツチ7の外周に環状永久磁石
8および環状感温磁性体9を組み合わせ、平常時
に接点が閉じているように構成された感温リード
スイツチである。
第4図は、加熱ヒータ2、保温ヒータ3、非復
帰型サーモスタツト4および制御サーモスタツト
5を接続した電気回路の一例を示している。第4
図において、非復帰型サーモスタツト4と加熱ヒ
ータ2とを互いに直列に接続した直列回路と、制
御サーモスタツト5と保温ヒータ3とを互いに直
列に接続した直列回路とを、互いに並列に接続し
ている。なお第4図では加熱ヒータ2と保温ヒー
タ3とが互いに並列に接続されているが、第5図
のように加熱ヒータ3と保温ヒータ3とが互いに
直列に接続されていてもよい。
帰型サーモスタツト4および制御サーモスタツト
5を接続した電気回路の一例を示している。第4
図において、非復帰型サーモスタツト4と加熱ヒ
ータ2とを互いに直列に接続した直列回路と、制
御サーモスタツト5と保温ヒータ3とを互いに直
列に接続した直列回路とを、互いに並列に接続し
ている。なお第4図では加熱ヒータ2と保温ヒー
タ3とが互いに並列に接続されているが、第5図
のように加熱ヒータ3と保温ヒータ3とが互いに
直列に接続されていてもよい。
次にこの保温ポツトの動作を説明する。
先ず第4図の回路構成の場合には、ポツト本体
1に冷水を入れ、操作レバー6を押し下げて非復
帰型サーモスタツト4を復帰させて電源を接続す
ると、制御サーモスタツト5も閉成しているの
で、ヒータ2および3がいずれも発熱して本体1
の温度が上昇する。本体1が保温設定温度50〜55
℃に達すると、サーモスタツト5が開成して保温
ヒータ3への通電を断ち、それ以後は加熱ヒータ
2だけで昇温が続けられて煮沸殺菌が行なわれ
る。本体1の底面の温度が約100℃になると非復
帰型サーモスタツト4が作動し、加熱ヒータ2へ
の通電を断つ。その結果、湯温は低下し始める。
湯温が50〜55℃に降下すると、制御サーモスタツ
ト5がヒータ3への通電を断続制御し始め、湯温
を50〜55℃に維持する。
1に冷水を入れ、操作レバー6を押し下げて非復
帰型サーモスタツト4を復帰させて電源を接続す
ると、制御サーモスタツト5も閉成しているの
で、ヒータ2および3がいずれも発熱して本体1
の温度が上昇する。本体1が保温設定温度50〜55
℃に達すると、サーモスタツト5が開成して保温
ヒータ3への通電を断ち、それ以後は加熱ヒータ
2だけで昇温が続けられて煮沸殺菌が行なわれ
る。本体1の底面の温度が約100℃になると非復
帰型サーモスタツト4が作動し、加熱ヒータ2へ
の通電を断つ。その結果、湯温は低下し始める。
湯温が50〜55℃に降下すると、制御サーモスタツ
ト5がヒータ3への通電を断続制御し始め、湯温
を50〜55℃に維持する。
また第5図の回路構成の場合には、非復帰型サ
ーモスタツト4が開成するまで制御サーモスタツ
ト5と保温ヒータ3との直列回路には電圧がほと
んどかゝらない。非復帰型サーモスタツト4が開
成し、湯温が50〜55℃に降下すると制御サーモス
タツト5が閉成し、保温ヒータ3と加熱ヒータ2
とに通電され、湯温を50〜55℃に断続制御し始め
る。
ーモスタツト4が開成するまで制御サーモスタツ
ト5と保温ヒータ3との直列回路には電圧がほと
んどかゝらない。非復帰型サーモスタツト4が開
成し、湯温が50〜55℃に降下すると制御サーモス
タツト5が閉成し、保温ヒータ3と加熱ヒータ2
とに通電され、湯温を50〜55℃に断続制御し始め
る。
サーモスタツト4は非復帰型であるので、貯湯
量が減つた時に冷水を追加注入するのみでは保温
ヒータ3のみによつて加温され、授乳に不適当な
殺菌されていない湯となるおそれがある。したが
つて冷水を追加注入する場合には、非復帰型サー
モスタツト4を手動にて復帰させて煮沸殺菌を行
なわせるとよい。また沸騰した水や沸騰後冷やし
た湯を注入する場合には、非復帰型サーモスタツ
ト4を復帰させることなく、単に保温し続けるだ
けで十分である。このように補充注水の仕方に応
じてエネルギーの無駄のない手順を選ぶことがで
きる。
量が減つた時に冷水を追加注入するのみでは保温
ヒータ3のみによつて加温され、授乳に不適当な
殺菌されていない湯となるおそれがある。したが
つて冷水を追加注入する場合には、非復帰型サー
モスタツト4を手動にて復帰させて煮沸殺菌を行
なわせるとよい。また沸騰した水や沸騰後冷やし
た湯を注入する場合には、非復帰型サーモスタツ
ト4を復帰させることなく、単に保温し続けるだ
けで十分である。このように補充注水の仕方に応
じてエネルギーの無駄のない手順を選ぶことがで
きる。
以上に説明したように、本考案によれば粉乳溶
解用の湯を無用な煮沸・冷却の過程を発生させる
ことなく極めて効率よく用意しかつ供給すること
の可能な電気保温ポツトを提供できる。
解用の湯を無用な煮沸・冷却の過程を発生させる
ことなく極めて効率よく用意しかつ供給すること
の可能な電気保温ポツトを提供できる。
第1図は本考案の一実施例を示す電気保温ポツ
トの要部断面図、第2図は本考案に用いられる非
復帰型サーモスタツトの一例の断面図、第3図は
同じく制御サーモスタツトの一例の正面図、第4
図は電気回路の一例を示した回路図、第5図は同
じく他例を示した回路図である。 1:ポツト本体、2:加熱ヒータ、3:保温ヒ
ータ、4:非復帰型サーモスタツト、5:制御サ
ーモスタツト、6:操作レバー、7:リードスス
イツチ、8,45:永久磁石、9,44:感温磁
性体。
トの要部断面図、第2図は本考案に用いられる非
復帰型サーモスタツトの一例の断面図、第3図は
同じく制御サーモスタツトの一例の正面図、第4
図は電気回路の一例を示した回路図、第5図は同
じく他例を示した回路図である。 1:ポツト本体、2:加熱ヒータ、3:保温ヒ
ータ、4:非復帰型サーモスタツト、5:制御サ
ーモスタツト、6:操作レバー、7:リードスス
イツチ、8,45:永久磁石、9,44:感温磁
性体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ポツト本体と、約100℃で動作する非復帰型
サーモスタツトと、加熱ヒータと、所要の保温
設定温度の制御サーモスタツトと、保温ヒータ
とを備え、上記非復帰型サーモスタツトと上記
加熱ヒータとを互いに直列に接続し、かつ上記
非復帰型サーモスタツトに対し、上記制御サー
モスタツトと上記保温ヒータとを互いに直列に
接続してなる直列回路を並列に接続したことを
特徴とする電気保温ポツト。 2 上記加熱ヒータと上記保温ヒータとが互いに
並列に接続されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項記載の電気保温ポツ
ト。 3 上記加熱ヒータと上記保温ヒータとが互いに
直列に接続されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項記載の電気保温ポツ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16693482U JPS5970634U (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 電気保温ポツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16693482U JPS5970634U (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 電気保温ポツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5970634U JPS5970634U (ja) | 1984-05-14 |
JPS6213552Y2 true JPS6213552Y2 (ja) | 1987-04-08 |
Family
ID=30365340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16693482U Granted JPS5970634U (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 電気保温ポツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5970634U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0667347B2 (ja) * | 1985-06-10 | 1994-08-31 | 松下電器産業株式会社 | 電気コ−ヒ−沸し器 |
-
1982
- 1982-11-05 JP JP16693482U patent/JPS5970634U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5970634U (ja) | 1984-05-14 |
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