JPS62135403A - ゴキブリ類の誘引,摂食刺激剤 - Google Patents

ゴキブリ類の誘引,摂食刺激剤

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JPS62135403A
JPS62135403A JP60276214A JP27621485A JPS62135403A JP S62135403 A JPS62135403 A JP S62135403A JP 60276214 A JP60276214 A JP 60276214A JP 27621485 A JP27621485 A JP 27621485A JP S62135403 A JPS62135403 A JP S62135403A
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JP
Japan
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cockroaches
seed oil
iris
attractant
solvent
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Pending
Application number
JP60276214A
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English (en)
Inventor
Kimihide Shimano
島野 公秀
Haruo Shimamura
島村 治夫
Hiroshi Yamaguchi
洋 山口
Hiroshi Murayama
村山 普
Ryohei Kaneko
良平 金子
Katsura Seki
関 桂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ゴキブリ類の誘引、摂食刺激剤に関し、更に
詳しくは、カキツバタ、アヤメ、ノハナンヨウブおよび
ダルマヒオウギの種子油を利用したゴキブリ類の誘引、
摂食刺激剤に関する。
(従来の技術) 本発明者らは、先にイチハッの種子油がワモンゴキブリ
を特異的に誘引するという知見からその成分がイリステ
クトラミンアルコールであることをつきとめて、イリス
テクトラミンアルコールを有効成分とするワモンゴキブ
リの誘引、摂食刺激剤を開示した(特願昭59−195
469号)。
(発明が解決しようとする問題点) この誘引、摂食刺激剤は、ワモンゴキブリの雄に対する
作用が特異的に強いので、主としてワモンゴキブリが生
息している場合のゴキブリ駆除には極めて効果的である
が、数種のゴキブリ類が群棲している場合にはゴキブリ
駆除は不十分なものとなってしまう。
本発明の目的は、数種のゴキブリが群棲している場合で
も十分なゴキブリ駆除を行なうことができるゴキブリ類
の誘引、摂食刺激剤を提供することにある。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明者らは、数種のゴキブリが群棲する場合にもゴキ
ブリ駆除を十分に行゛なうことができる、効果的なゴキ
ブリ誘引剤を製造すべく鋭意研究した結果、カキツバタ
、アヤメ、ノハナショウブまたはダルマヒオウギの種子
油を配合した餌はゴキプリ類全般に対して強い誘引作用
と摂食刺激作用を示し定着性がよいばかりでなく、雌雄
が共存してもその活性が低下しないことを見いだして本
発明を完成した。
本発明の目的物は、カキツバタ種子油、アヤメ種子油、
°ノハナショウブ種子油およびダルマヒオウギ種子油よ
りなる群から選んだ一種または二種以上を有効成分とす
るゴキブリ類の誘引、摂食刺激剤である。
本発明において、必要に応じて砂糖、魚粉、米ヌカ油な
どの誘引物質を添加することができる。
本発明のゴキブリ類の誘引、摂食刺激剤は、たとえば下
記の方法により種々のタイプのものを製造することがで
きる。
(1)前記種子油を適当な溶媒(たとえば、アセトン、
メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコール、ジメチルホルムアミドなどの親水性有機
溶媒;ベンゼン、クロロホルム、エーテル、メチレンク
ロライド、n−ヘキサンなどの親油性溶媒)に溶解した
溶液を適当な担体(たとえば、P紙、厚紙、不織布、綿
布、フラノネルなどの繊維吸収体、エチレンビニルアル
コール、ポリエチレンテレフタレートなどの高分子担体
;シリカ、アルミナなどの無機担体など)に塗布または
吸着後乾燥させ、細断してゴキブリ類の誘引テープを製
造する。
(2)前記種子油を常用の粘着剤に混入し、これを常法
により厚紙に塗布してゴキブリ類の誘引粘着板を製造す
る。
(3)前記種子油を常用のゴキブリ類殺虫剤と共に常用
の粘着剤に混入し、これを常法により厚紙に塗布してゴ
キブリ類の誘引殺虫粘着板を製造する。
(4)前記種子油を常用のベイト剤中に混入し、ゴキブ
リ類の誘引ベイト剤を製造する。
(5)前記種子油に常用の乳化剤9分散剤、浸透剤、懸
濁剤、湿潤剤、展着剤、賦形剤、安定剤などを添加し、
常法により油剤、乳剤、水和剤、粉剤、顆粒剤、丸剤1
錠剤、噴霧剤などのタイプのゴキブリ類の誘引、摂食刺
激剤を製造する。
また、前記種子油は、たとえば下記の方法で製造するこ
とができる。
すなわち、乾燥したカキツバタ、アヤメ、ノハナショウ
ブまたはダルマヒオウギの種子を粉砕し、親油性の有機
溶媒(たとえば、n−ヘキサン、ベンゼン、トルエンな
ど)または親水性の有機溶媒(たとえば、アセトン、エ
ーテルなど)を用いて2〜4時間ソックスレー抽出を行
なう。この抽出液から溶媒を留去し、残渣にアルコ−〃
類(たとえば、メタノール、エタノールなど)を加えて
溶解し、デカ/テーシ、ンによってアルコール類不溶物
を除去し、アルコール類溶液から溶媒を留去して黒褐色
油状物として前記種子油を得ることができる。
(発明の効果) 本発明の誘引、摂食刺激剤は、ゴキブリ類全般に対して
顕著な誘引、摂食刺激作用を有し、数種のゴキブリ類が
肝要する場合でもその捕獲厘除に利用することができる
(実施例) 以下、実施例および試験例を挙げて本発明を具体的に説
明する。
実施例 1 (1)  カキツバタ乾燥種子500りを粉砕し、これ
をn−ヘキサン 3tで3時間、ソックスレー抽出した
。この抽出液からn−ヘキサンを留去し、残渣にメタノ
ール1tを加えて溶解し、デカンテーショ/でメタノー
ル不溶物を除去した後、メタノール溶液からメタノール
を留去し、黒褐色のカキツバタ種子油150りを得た。
(2)  カキツバタ種子油5f、ホウ酸 10(1゜
溶性デン粉150f、バレイショデン粉 1559゜水
 5902を混合し、適宜の大きさに成形、乾燥してベ
イト剤を得た。
実施例 2 (1)  カキツバタ乾燥種子の代りにアヤメ乾燥種子
油を用い、実施例1(1)に準じてアヤメ種子油を得た
(2)  アヤメ種子油 102.天然ゴム20[1゜
水素添加ロジン 780 f、  プチルヒドロキ7ト
ルエン 107をよく混練し、誘引粘着剤+0002を
調製した。
これを厚紙にロールで塗付し、巾’?crn長さ20口
に切断し、ゴキブリ捕獲器用の誘引粘着板を得た。
実施例 3 (1)  カキツバタ乾燥種子の代りにノハナショウブ
乾燥種子を用い、実施例1(1)に準じてノハナショウ
ブ種子油を得た。
(2)  アヤメ種子油の代りにノハナショウブ種子油
を用い、実施例2(2)に準じてゴキブリ捕獲器用の誘
引粘着板を得た。
実施例 4 (1)カキツバタ乾燥種子の代りにダルマヒオウギ乾燥
種子を用い、実施例1(1)に準じてダルマヒオウギ種
子油を得た。
(2)ダルマヒオウギ種子油22を200−のn−ヘキ
サンに加え、15分間十分に攪拌して溶解させた。
この溶液を分圧機より巾20crn、長さ50ctn。
厚さ0.1mの不織布に均一に含浸させた後、との含浸
布を十分に風乾してn−ヘキサンを揮散させた。この風
乾した含浸布を巾0.5(7)、長さ20zに切断し、
誘引テープを得た。
この誘引テープはゴキブリ捕獲器の粘着板中央に載置し
て使用する。
試験例 1 (1)  ワモンゴキブリ、クロゴキブリ、チャバネゴ
キブリの各種について、種別にそれぞれ羽化後1ケ月の
雌雄(1:1)成虫100頭を1群として必要数の群を
用意した。
(2)また、各種アヤメ科植物種子油を検体とし、検体
を同量のアセトンで溶解した溶液を試験に用いた。
直径11crnの東洋戸紙N112上に直径1crnの
円スポットを等間隔に4個所設けた。
このスポットにそれぞれ検体1oooμg含有液。
アセトン100011g、砂糖2000μg含有液、検
体1000/ig十砂糖11000p含有液を塗布し、
これを十分に風乾して溶媒を完全に揮散させてテスト紙
を調製した。
(3)別個のケージ(35X30X18crnのポリカ
ーボネート製透明容器)にそれぞれ別個の供試虫を一群
ずついれ、12時間明期−12時間暗期の条件下で飼育
して慣した。前記(2)項で調製したテスト紙一種類に
ついて、ゴキブリの種別毎に試“験ができるように、前
記ケージにテスト紙を配置し、24時間後にテスト紙を
回収してその摂食状態を調べた。
検体はワモンゴキブリ、クロゴキブリ、チャバネゴキブ
リに対して誘引、摂食作用を示し、特に検体と砂糖の(
1:1)混合物は強い誘引、摂食作用を示した。
その結果を第1〜3表に示す。
第  1  表 ワモンゴキブリ 註) +++ニスポットの食痕面積  9o%以上十十 二 
       tt            7 0〜
89%+:     tt       so〜69%
± :     tt       30〜49%−:
     tt       2q%以下第  2  
表 第3表 註)第1表と同じ 試験例 2 (1)  カキツバタ種子油を検体とし、試、験例1(
2)に準じて直径1crnの円形状東洋2紙N[L 2
に検体を1000μg含浸させて誘引板を調製した。
また、魚粉75部、マルトース5部、L−アラビノース
5部、オレイン酸5部、米ヌカ油10部よりなる混合物
に少量の水を加えて練り、0,72程度の小さな団子状
の誘引餌を調製した。
(2)供試上として、ワモンゴキブリ、クロゴキブリ、
ヤマトゴキブリ、チャバネゴキブリについてそれぞれ成
虫50頭幼虫50頭からなる一群を3群ずつ用意した。
約6畳の広さの部屋を4室用意し、試験実施1週間前か
ら各室にそれぞれ別種の供試上1群を放ち、十分に餌と
水を与えておいた。
(3)実開昭54−142679号公報記載のゴキブリ
捕獲器の粘着板中央に前記(1)項で調製した誘引板を
載置したトラップA、同じく前記り1)項で調製した誘
引餌を載置したトラップB、粘着面に何も載置しないト
ラップCを一組にして、各室の中央に置き、48時間経
過後に各トラップのゴキブリ捕獲数を調べた。実験は3
回縁シ返し、その平均値を捕獲数とした。
その結果を第4表に示す。
第4表 ゴキブリ捕獲数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カキツバタ種子油、アヤメ種子油、ノハナショウ
    ブ種子油およびダルマヒオウギ種子油よりなる群から選
    んだ一種または二種以上を有効成分とするゴキブリ類の
    誘引、摂食刺激剤。
JP60276214A 1985-12-09 1985-12-09 ゴキブリ類の誘引,摂食刺激剤 Pending JPS62135403A (ja)

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JP60276214A Pending JPS62135403A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 ゴキブリ類の誘引,摂食刺激剤

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0577237U (ja) * 1992-03-31 1993-10-22 川崎重工業株式会社 コール・イン・チューブドライヤ
JPH0620446U (ja) * 1992-03-31 1994-03-18 川崎重工業株式会社 コール・イン・チューブドライヤ
WO2012107266A1 (en) 2011-02-09 2012-08-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Poison bait-type insecticidal composition for attracting cockroaches and preparing method thereof

Cited By (3)

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JPH0620446U (ja) * 1992-03-31 1994-03-18 川崎重工業株式会社 コール・イン・チューブドライヤ
WO2012107266A1 (en) 2011-02-09 2012-08-16 Henkel Ag & Co. Kgaa Poison bait-type insecticidal composition for attracting cockroaches and preparing method thereof

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