JPS62134595A - ジエツトポンプキヤビテ−シヨン監視装置 - Google Patents
ジエツトポンプキヤビテ−シヨン監視装置Info
- Publication number
- JPS62134595A JPS62134595A JP60275026A JP27502685A JPS62134595A JP S62134595 A JPS62134595 A JP S62134595A JP 60275026 A JP60275026 A JP 60275026A JP 27502685 A JP27502685 A JP 27502685A JP S62134595 A JPS62134595 A JP S62134595A
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- JP
- Japan
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- jet pump
- coolant
- pressure
- reactor
- cavitation
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、沸騰水型原子炉におけるジェットポンプの
スロート部に発生するキャビテーションを監視するジェ
ットポンプキャビテーション監視装置に関する。
スロート部に発生するキャビテーションを監視するジェ
ットポンプキャビテーション監視装置に関する。
一般に、沸騰水型原子炉では、第3図に示すように、原
子炉圧力容器1に収容された炉心3の周囲のダウンカマ
部に複数のジェットポンプ5が配設される。これらのジ
ェットポンプ5は原子炉再循環系7から供給される駆動
水の作用によって、原子炉圧力容器1内の冷却材を強制
的に炉心3へ循環させる機能を有する。
子炉圧力容器1に収容された炉心3の周囲のダウンカマ
部に複数のジェットポンプ5が配設される。これらのジ
ェットポンプ5は原子炉再循環系7から供給される駆動
水の作用によって、原子炉圧力容器1内の冷却材を強制
的に炉心3へ循環させる機能を有する。
ところで、このような沸騰水型原子炉では、原子炉運転
時に何らかの原因で原子炉水位が低下しあるいは原子炉
圧力が低下するような異常事態が発生した場合に、ジェ
ットポンプ5のスロート部等の静圧が冷却材の飽和蒸気
圧以下となり、蒸気泡が生ずるいわゆるキャビテーショ
ンが発生することがある。このキャビテーションによっ
てジェットポンプ5が損傷する虞れがある。
時に何らかの原因で原子炉水位が低下しあるいは原子炉
圧力が低下するような異常事態が発生した場合に、ジェ
ットポンプ5のスロート部等の静圧が冷却材の飽和蒸気
圧以下となり、蒸気泡が生ずるいわゆるキャビテーショ
ンが発生することがある。このキャビテーションによっ
てジェットポンプ5が損傷する虞れがある。
そこで、原子炉運転中にキャビテーションが生じないよ
うにするため、沸騰水型原子炉にはキャビテーション防
止装置が設置されている。このキャビテーション防止装
置は、原子炉再循環系7の冷却材温度T。を再循環系冷
却材温度計9にて測定し、主蒸気管の主蒸気温度T、を
主蒸気温度計11で測定して、これらの温度差(T
−T、)が一定温度差61以内になった場合に、再循環
ポンプ13を最低速度に切り替えるインターロック(再
循環ボンプランバック)が設けられたものである。
うにするため、沸騰水型原子炉にはキャビテーション防
止装置が設置されている。このキャビテーション防止装
置は、原子炉再循環系7の冷却材温度T。を再循環系冷
却材温度計9にて測定し、主蒸気管の主蒸気温度T、を
主蒸気温度計11で測定して、これらの温度差(T
−T、)が一定温度差61以内になった場合に、再循環
ポンプ13を最低速度に切り替えるインターロック(再
循環ボンプランバック)が設けられたものである。
ところが、このようなキャビテーション防止装置では、
ジェットポンプ5におけるキャビテーションの発生を防
止することはできるものの、キャビテーションが最も発
生し易いと考えられるジェットポンプのスロート部にお
いてそのキャビテーション発生を判断できる冷却材圧力
を監視している訳ではなく、原子炉再循環系7の冷却材
温度T と主蒸気温度T3とから間接的にキャビチーシ
ョンの発生を予測しているに過ぎない。
ジェットポンプ5におけるキャビテーションの発生を防
止することはできるものの、キャビテーションが最も発
生し易いと考えられるジェットポンプのスロート部にお
いてそのキャビテーション発生を判断できる冷却材圧力
を監視している訳ではなく、原子炉再循環系7の冷却材
温度T と主蒸気温度T3とから間接的にキャビチーシ
ョンの発生を予測しているに過ぎない。
〔発明の目的〕
この発明は、上記事実を考慮してなされたものであり、
ジェットポンプにおけるキャビテーションの発生を直接
監視することができるジェットポンプキャビテーション
監視装置を提供することを目的とする。
ジェットポンプにおけるキャビテーションの発生を直接
監視することができるジェットポンプキャビテーション
監視装置を提供することを目的とする。
この発明に係るジェットポンプキャビテーション監視装
置は、原子炉圧力測定器、ジェットポンプディフューザ
部差圧測定器、ジェットポンプディフューザ部内冷却材
流量測定器、再循環系冷却材流量測定器および再循環系
冷却材温度測定器に接続されてジェットポンプスロート
部内の冷却材圧力を算出する圧力算出器と、この圧力算
出器に接続され上記ジェットポンプスロート部内の冷却
材圧力に基づいて冷却材の飽和温度を算出し表示する飽
和温度算出表示器とを有して構成されるものである。
置は、原子炉圧力測定器、ジェットポンプディフューザ
部差圧測定器、ジェットポンプディフューザ部内冷却材
流量測定器、再循環系冷却材流量測定器および再循環系
冷却材温度測定器に接続されてジェットポンプスロート
部内の冷却材圧力を算出する圧力算出器と、この圧力算
出器に接続され上記ジェットポンプスロート部内の冷却
材圧力に基づいて冷却材の飽和温度を算出し表示する飽
和温度算出表示器とを有して構成されるものである。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明に係るジェットポンプキャビテーシ
ョン監視装置の一実施例が適用された沸騰水型原子炉の
概念図である。
ョン監視装置の一実施例が適用された沸騰水型原子炉の
概念図である。
沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器31内には炉心33が
収容され、冷却材35が充填される。炉心33の上部に
は気水分離器37および蒸気乾燥器39が設置される。
収容され、冷却材35が充填される。炉心33の上部に
は気水分離器37および蒸気乾燥器39が設置される。
また、炉心33の外周は炉心シュラウド43で覆われ、
この炉心シュラウド43と原子炉圧力容器31との間(
ダウンカマ部)にジェットポンプ45が複数配設される
。このジェットポンプ45は、原子炉圧力容器31内に
設置された再循環ポンプ47とともに原子炉再循環系4
9を構成する。
この炉心シュラウド43と原子炉圧力容器31との間(
ダウンカマ部)にジェットポンプ45が複数配設される
。このジェットポンプ45は、原子炉圧力容器31内に
設置された再循環ポンプ47とともに原子炉再循環系4
9を構成する。
給水管51から原子炉圧力容器31内へ供給された冷却
材は、気水分離器37および蒸気乾燥器39で分離され
た飽和水とともに、原子炉圧力容器31内を下方へ流動
する。この冷却材の一部(炉心全流量の1/3)は、原
子炉再循環系へ導かれて再循環ポンプ47で昇圧され、
駆動水としてジェットポンプ45へ送り込まれる。ジェ
ットポンプ45へ送り込まれた駆動水は、第2図(A)
に示すジェットポンプノズル部52から高速で噴射され
、その結果ジェットポンプスロート部53に負圧が発生
する。この負圧が、ダウンカマ部の冷却材(炉心全流量
の2/3)をジェットポンプ吸込部55からジェットポ
ンプ45内に吸い込む。
材は、気水分離器37および蒸気乾燥器39で分離され
た飽和水とともに、原子炉圧力容器31内を下方へ流動
する。この冷却材の一部(炉心全流量の1/3)は、原
子炉再循環系へ導かれて再循環ポンプ47で昇圧され、
駆動水としてジェットポンプ45へ送り込まれる。ジェ
ットポンプ45へ送り込まれた駆動水は、第2図(A)
に示すジェットポンプノズル部52から高速で噴射され
、その結果ジェットポンプスロート部53に負圧が発生
する。この負圧が、ダウンカマ部の冷却材(炉心全流量
の2/3)をジェットポンプ吸込部55からジェットポ
ンプ45内に吸い込む。
ジェットポンプ内に吸い込まれた冷却材は、ジェットポ
ンプディフューザ部57で圧力が回復された後、第1図
に示すように炉心33へ強制的に送られる。
ンプディフューザ部57で圧力が回復された後、第1図
に示すように炉心33へ強制的に送られる。
炉心へ送られた冷却材は、この炉心で加熱されて気液二
相流となる。この気液二相流は、気水分離器37にて気
相(蒸気)と液相とに分離される。
相流となる。この気液二相流は、気水分離器37にて気
相(蒸気)と液相とに分離される。
このうち気相たる蒸気は、さらに蒸気乾燥器39にて乾
燥され、主蒸気管59を経てタービン等へ導かれる。ま
た、気水分111器37および蒸気乾燥器39にて分離
された液相たる飽和水は、冷却材として原子炉圧力容器
31内を流下する。
燥され、主蒸気管59を経てタービン等へ導かれる。ま
た、気水分111器37および蒸気乾燥器39にて分離
された液相たる飽和水は、冷却材として原子炉圧力容器
31内を流下する。
さて、このような沸騰水型原子炉にはジェットポンプキ
ャビテーション監視装置61が備えられる。このジェッ
トポンプキャビテーション監視装置61の主要な構成要
素は圧力算出器63.f5よび飽和温度算出表示器65
であり、このうち圧力算出器63はジェットポンプスロ
ート部53を流れる冷却材の最小圧力を算出する。
ャビテーション監視装置61が備えられる。このジェッ
トポンプキャビテーション監視装置61の主要な構成要
素は圧力算出器63.f5よび飽和温度算出表示器65
であり、このうち圧力算出器63はジェットポンプスロ
ート部53を流れる冷却材の最小圧力を算出する。
ここで、ジェットポンプ45内を流れる冷却材の圧力変
化を第2図(A)、(B)を参照して述べる。ジェット
ポンプノズル部52内の冷却材は駆動水として最高圧力
(ジェットポンプノズル部冷却材圧力P。)であり、ジ
ェットポンプノズル部52から噴出してジェットポンプ
吸込部55の冷却材(ジェットポンプ吸込部冷却材圧力
P、)をジェットポンプスロート部53内へ吸い込む。
化を第2図(A)、(B)を参照して述べる。ジェット
ポンプノズル部52内の冷却材は駆動水として最高圧力
(ジェットポンプノズル部冷却材圧力P。)であり、ジ
ェットポンプノズル部52から噴出してジェットポンプ
吸込部55の冷却材(ジェットポンプ吸込部冷却材圧力
P、)をジェットポンプスロート部53内へ吸い込む。
このとき、加速損失および摩擦損失等のため、冷却材圧
力は急激に減少し、ジェットポンプスロート部53内で
最小となる(ジェットポンプスロート部冷却材最小圧力
1〕、)。駆動水および吸い込まれた冷却水はジェット
ポンプスロート部53内を通過する間に混合が促進され
、徐々に圧力が上昇する。ジェットポンプスロート部5
3の出口ではこの混合が完了し、冷却材圧力はPt (
ジェットポンプスロート部出口冷却材圧力)になる。そ
の後、冷却材はジェットポンプディフューザ部57内で
流速が低下し、圧力が回復する(ジェットポンプディフ
ューザ部出口冷却材圧力Pd)。
力は急激に減少し、ジェットポンプスロート部53内で
最小となる(ジェットポンプスロート部冷却材最小圧力
1〕、)。駆動水および吸い込まれた冷却水はジェット
ポンプスロート部53内を通過する間に混合が促進され
、徐々に圧力が上昇する。ジェットポンプスロート部5
3の出口ではこの混合が完了し、冷却材圧力はPt (
ジェットポンプスロート部出口冷却材圧力)になる。そ
の後、冷却材はジェットポンプディフューザ部57内で
流速が低下し、圧力が回復する(ジェットポンプディフ
ューザ部出口冷却材圧力Pd)。
さて、第1図の圧力算出器53は原子炉圧力測定器67
、ジェットポンプディフューザ部差圧測定器69、ジェ
ットポンプディフューザ部内冷却材流量測定器71およ
び再循環系冷却材流量測定器73および再循環系冷却材
温度測定器75に電気的に接続される。原子炉圧力測定
器67は原子炉圧力容器31に設けられ、この原子炉圧
力容器31内の圧力Pを測定する。ジェットポンプディ
フューザ部差圧測定器69はジェットポンプディフュー
ザ部57に設けられ、このジェットポンプディフューザ
部57の差圧ΔPを測定する。ジェットポンブディフエ
ーザ部内冷却材流最測定器71は、ジェットポンプディ
フューザ部差圧ΔPからジェットポンプディフューザ部
57を流れる冷却材の流量Wdを測定する。再循環系冷
却材流量測定器73および再循環系冷却材温度測定器7
5は原子炉再循環系49に設置され、それぞれ原子炉再
循環系49を流れる冷却材の流ff1W X温度To
を測定する。
、ジェットポンプディフューザ部差圧測定器69、ジェ
ットポンプディフューザ部内冷却材流量測定器71およ
び再循環系冷却材流量測定器73および再循環系冷却材
温度測定器75に電気的に接続される。原子炉圧力測定
器67は原子炉圧力容器31に設けられ、この原子炉圧
力容器31内の圧力Pを測定する。ジェットポンプディ
フューザ部差圧測定器69はジェットポンプディフュー
ザ部57に設けられ、このジェットポンプディフューザ
部57の差圧ΔPを測定する。ジェットポンブディフエ
ーザ部内冷却材流最測定器71は、ジェットポンプディ
フューザ部差圧ΔPからジェットポンプディフューザ部
57を流れる冷却材の流量Wdを測定する。再循環系冷
却材流量測定器73および再循環系冷却材温度測定器7
5は原子炉再循環系49に設置され、それぞれ原子炉再
循環系49を流れる冷却材の流ff1W X温度To
を測定する。
圧力算出器63は、上記測定値P、ΔP、W、。
W、T、に基づき次式(1)を用いて、ジエントポンプ
スロート部53内の冷却材最小圧力PIIlを時系列に
算出する。
スロート部53内の冷却材最小圧力PIIlを時系列に
算出する。
一〇 ・・・・・・(1)
P ニジエツトポンプスロート部出口冷却材圧力P ニ
ジエツトポンプスロート部冷却材最小圧力W ニジエツ
トポンプディフューザ流冷2JJ材流FW5ニジエツト
ポンプ吸込部冷却材流量(=W、−W、 ) W ニジエツトポンプ駆動水流量 A ニジエツトポンプスロート部流路面積ASSニジニ
ットポンプ吸込流流路面 積 ニジエツトポンプノズル部流路面積ρ :冷却材密
度 Q :重力加速度 この式(1)はジェットポンプスロート部53において
成立する運動量保存式であり、流路面積A 、A
、Aoおよび重力加速度qは予め求めs ておく。また、流ff1Wd、Woはそれぞれジェット
ポンプディフューザ部内冷却材流量測定器71、再循環
系冷却材流量測定器73にて測定され、流ff1W8は
これらの測定値Wd 、woから算出される。冷却材密
度ρは、再循環系冷却材温度測定器75および原子炉圧
力測定器67にてそれぞれ測定された温度T 1圧力P
から算出される。ざらに、圧力Ptは、ジェットポンプ
ディフューザ部57において成立する次の運動量保存式
(2)から求める。
P ニジエツトポンプスロート部出口冷却材圧力P ニ
ジエツトポンプスロート部冷却材最小圧力W ニジエツ
トポンプディフューザ流冷2JJ材流FW5ニジエツト
ポンプ吸込部冷却材流量(=W、−W、 ) W ニジエツトポンプ駆動水流量 A ニジエツトポンプスロート部流路面積ASSニジニ
ットポンプ吸込流流路面 積 ニジエツトポンプノズル部流路面積ρ :冷却材密
度 Q :重力加速度 この式(1)はジェットポンプスロート部53において
成立する運動量保存式であり、流路面積A 、A
、Aoおよび重力加速度qは予め求めs ておく。また、流ff1Wd、Woはそれぞれジェット
ポンプディフューザ部内冷却材流量測定器71、再循環
系冷却材流量測定器73にて測定され、流ff1W8は
これらの測定値Wd 、woから算出される。冷却材密
度ρは、再循環系冷却材温度測定器75および原子炉圧
力測定器67にてそれぞれ測定された温度T 1圧力P
から算出される。ざらに、圧力Ptは、ジェットポンプ
ディフューザ部57において成立する次の運動量保存式
(2)から求める。
P −P。
Pd ニジエツトポンプディフューザ部出口冷却材圧力
K :局所圧力損失係数
f :摩擦係数
L ニジエツトポンプディフューザ長さDll:水力直
径 Ad ニジエツトポンプディフューザ部出口流路面積 W、ニジエツトポンプスロート部冷却材流量この式(2
)において式(1)と同一符号は同一概念を示す。面積
等A、、に、L、D#iはジェットポンプ45の幾何学
形状から予め求める。摩擦係数fはジェットポンプディ
フューザ部冷却材流LWdの関数として算出する。また
、ジェットボンブディフエーザ部出口冷却材圧力Pdは
、原子炉圧力測定器67およびジェットポンプディフュ
ーザ部差圧測定器69にてそれぞれ測定された圧力P、
ΔPから算出する。なお、流ff1Wtは流量Wdと同
一値である。
径 Ad ニジエツトポンプディフューザ部出口流路面積 W、ニジエツトポンプスロート部冷却材流量この式(2
)において式(1)と同一符号は同一概念を示す。面積
等A、、に、L、D#iはジェットポンプ45の幾何学
形状から予め求める。摩擦係数fはジェットポンプディ
フューザ部冷却材流LWdの関数として算出する。また
、ジェットボンブディフエーザ部出口冷却材圧力Pdは
、原子炉圧力測定器67およびジェットポンプディフュ
ーザ部差圧測定器69にてそれぞれ測定された圧力P、
ΔPから算出する。なお、流ff1Wtは流量Wdと同
一値である。
このようにして圧力算出器63で算出されたジェットポ
ンプスロート部53の冷却材最小圧力P は、圧力算出
器63と電気的に接続された飽和温度算出表示器65に
入力される。この飽和温度算出表示器65は、冷却材の
蒸気圧曲線に基づき、入力されたジェットポンプスロー
ト部冷却材最小圧力P からこの最小圧力P□に対応す
る飽和温度を算出し表示する。また、この飽和温度算出
表示器65は、飽和温度とともに、再循環系冷却材温度
T。も表示し、原子カプラント運転員に提示する。
ンプスロート部53の冷却材最小圧力P は、圧力算出
器63と電気的に接続された飽和温度算出表示器65に
入力される。この飽和温度算出表示器65は、冷却材の
蒸気圧曲線に基づき、入力されたジェットポンプスロー
ト部冷却材最小圧力P からこの最小圧力P□に対応す
る飽和温度を算出し表示する。また、この飽和温度算出
表示器65は、飽和温度とともに、再循環系冷却材温度
T。も表示し、原子カプラント運転員に提示する。
したがって、運転員は、飽和湿度算出表示器65に表示
された飽和温度と再循環系冷却材温度T、とを比較する
ことにより、ジェットポンプスロート部53におけるキ
ャビテーションの発生を直接監視することができる。ま
た、このキャビテーション監視装置61によってキャビ
テーション発生直前の状態を適確に把握し、その直前状
態までジェットポンプを通常に作動させることができ、
その結果ジェットポンプ45の安全性および効率を向上
させることができる。
された飽和温度と再循環系冷却材温度T、とを比較する
ことにより、ジェットポンプスロート部53におけるキ
ャビテーションの発生を直接監視することができる。ま
た、このキャビテーション監視装置61によってキャビ
テーション発生直前の状態を適確に把握し、その直前状
態までジェットポンプを通常に作動させることができ、
その結果ジェットポンプ45の安全性および効率を向上
させることができる。
また、このジェットポンプキャビテーション監視装置を
従来から使用されているキャビテーション防止装置と組
み合せれば、キャビテーション監視装置によってキヤご
チージョンの発生直前の状態を適確に把握し、キャビテ
ーション防止装置によってキャビテーションの発生を阻
止することができる。故に原子炉の安全性や効率を向上
させることができる。
従来から使用されているキャビテーション防止装置と組
み合せれば、キャビテーション監視装置によってキヤご
チージョンの発生直前の状態を適確に把握し、キャビテ
ーション防止装置によってキャビテーションの発生を阻
止することができる。故に原子炉の安全性や効率を向上
させることができる。
以上のようにこの発明に係るジェットポンプキャビテー
ション監視装置によれば、圧力算出器にてジェットポン
プスロート部内の冷却材圧力を算出し飽和温度算出表示
器にて圧力算出器で算出された圧力に基づきジェットポ
ンプスロート部内の冷却材飽和温度を算出し表示するよ
うにしたことから、ジェットポンプスロート部内の冷却
材飽和温度を再循環系冷却材温度と比較することにより
、ジェットポンプスロート部におけるキャビテーショの
発生を直接監視することができるという効果を奏する。
ション監視装置によれば、圧力算出器にてジェットポン
プスロート部内の冷却材圧力を算出し飽和温度算出表示
器にて圧力算出器で算出された圧力に基づきジェットポ
ンプスロート部内の冷却材飽和温度を算出し表示するよ
うにしたことから、ジェットポンプスロート部内の冷却
材飽和温度を再循環系冷却材温度と比較することにより
、ジェットポンプスロート部におけるキャビテーショの
発生を直接監視することができるという効果を奏する。
第1図はこの発明に係るジェットポンプキャビテーショ
ン監視装置の一実施例が適用された沸騰水型原子炉の概
念図、第2図(A>はジェットポンプ内の冷却材の流動
状況を示す図、第2図(B)はジェットポンプ内の冷却
材の圧力変化を示ずグラフ、第3図は従来の沸騰水型原
子炉を示す概略図である。 31・・・原子炉圧力容器、45・・・ジェットポンプ
、4つ・・・原子炉再循環系、53・・・ジェットポン
プスロート部、57・・・ジェットポンプディフエーザ
部、61・・・ジェットポンプキャビデーション監視装
置、63・・・圧力算出器、65・・・飽和温度算出表
示器、67・・・原子炉圧力測定器、69・・・ジェッ
トポンプディフューザ部差圧測定器、71・・・ジェッ
トポンプディフューザ部内冷却材流旧測定器、73・・
・再循環系冷却材流量測定器、75・・・再循環系冷却
材温度測定器、PIIl・・・ジェットポンプスロート
部冷却材最小圧力。 出願人代理人 波 多 野 久ノズル部 、ヵ部 スト8部 デイフ:L−サ一部
ジエツトポンプ軸方向長ざ (B) 蔓2 図
ン監視装置の一実施例が適用された沸騰水型原子炉の概
念図、第2図(A>はジェットポンプ内の冷却材の流動
状況を示す図、第2図(B)はジェットポンプ内の冷却
材の圧力変化を示ずグラフ、第3図は従来の沸騰水型原
子炉を示す概略図である。 31・・・原子炉圧力容器、45・・・ジェットポンプ
、4つ・・・原子炉再循環系、53・・・ジェットポン
プスロート部、57・・・ジェットポンプディフエーザ
部、61・・・ジェットポンプキャビデーション監視装
置、63・・・圧力算出器、65・・・飽和温度算出表
示器、67・・・原子炉圧力測定器、69・・・ジェッ
トポンプディフューザ部差圧測定器、71・・・ジェッ
トポンプディフューザ部内冷却材流旧測定器、73・・
・再循環系冷却材流量測定器、75・・・再循環系冷却
材温度測定器、PIIl・・・ジェットポンプスロート
部冷却材最小圧力。 出願人代理人 波 多 野 久ノズル部 、ヵ部 スト8部 デイフ:L−サ一部
ジエツトポンプ軸方向長ざ (B) 蔓2 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、原子炉圧力測定器、ジェットポンプディフューザ部
差圧測定器、ジェットポンプディフューザ部内冷却材流
量測定器、再循環系冷却材流量測定器および再循環系冷
却材温度測定器に接続されてジェットポンプスロート部
内の冷却材圧力を算出する圧力算出器と、この圧力算出
器に接続され上記ジェットポンプスロート部内の冷却材
圧力に基づいて冷却材の飽和温度を算出し表示する飽和
温度算出表示器とを有して構成されるジェットポンプキ
ャビテーション監視装置。 2、飽和温度算出表示器には、再循環系冷却材温度も併
せて表示される特許請求の範囲第1項記載のジェットポ
ンプキャビテーション監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60275026A JPS62134595A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | ジエツトポンプキヤビテ−シヨン監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60275026A JPS62134595A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | ジエツトポンプキヤビテ−シヨン監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62134595A true JPS62134595A (ja) | 1987-06-17 |
Family
ID=17549838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60275026A Pending JPS62134595A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | ジエツトポンプキヤビテ−シヨン監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62134595A (ja) |
-
1985
- 1985-12-09 JP JP60275026A patent/JPS62134595A/ja active Pending
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