JPS62134305A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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Publication number
JPS62134305A
JPS62134305A JP60275700A JP27570085A JPS62134305A JP S62134305 A JPS62134305 A JP S62134305A JP 60275700 A JP60275700 A JP 60275700A JP 27570085 A JP27570085 A JP 27570085A JP S62134305 A JPS62134305 A JP S62134305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
rubber
bead
curvature
radius
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60275700A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Tsurunaga
鶴長 恭明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP60275700A priority Critical patent/JPS62134305A/ja
Publication of JPS62134305A publication Critical patent/JPS62134305A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は空気入りタイヤ、特に、荒地、採石、採鉱現場
等不整地において、積込みおよび積込み運搬等をする産
業車輌および建設車両に装着する空気入りタイヤに関す
る。
(従来の技術) 従来の空気入りタイヤとしては、例えば、第4図に示す
ものがある。、第4図において、31は従来の空気入り
タイヤ32の一対(図には一方のみを示す)のビード部
であり、ビード部31はリム33のフランジ部34に係
止している。ビード部31のリム33に接する接触部3
1aには、ビードトウ35からビードヒール36を通っ
てカーカス部37の外側面に沿ってサイドウオール38
の放射内側端部38aまで、ゴム被覆したコード層また
はゴムシートからなるチェーファ−39が設けられ、ビ
ード部31を保護している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、不整地を重荷重で積込み運搬するような
厳しい使用条件下においては、ビード部31の外側のチ
ェーファ−39とフランジ部34とが相対的な動きを起
こし、また、ビード部31のチェーファ−39とフラン
ジ部34との間に細かな砂や異物が侵入して擦れ、チェ
ーファ−39に、いわゆるリム擦れが起こる。特に、フ
ランジ部34の高さの中央部34aがビード部31に接
触する部分において、チェーファ−39がリム擦れによ
り摩耗し、長期間の使用時には損傷を起こして遂には破
損するという問題点がある。
そこで、本発明は不整地の厳しい使用条件において、長
期間に渡って使用しても、ビード部のリム擦れ摩耗が防
止できるビード部を有する空気入りタイヤを提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る空気入りタイヤは、リムのフランジ部に係
止する一対のビード部と、両ビード部間に跨って延在す
るカーカス部と、カーカス部の外側面に貼付けられたサ
イドウオール部と、を備えた空気入りタイヤにおいて、
ビード部がJIS硬度60度以上の天然ゴムおよびポリ
ブタジェンゴムを含むゴム組成物からなり、フランジ部
に接してビードヒールからサイドウオール部の放射内側
端部まで延在するシート状の補強ゴム層を有し、フラン
ジ高さHの30〜80%の範囲内で、タイヤリム組み前
の補強ゴム層の曲率半径Rtが対応するフランジ部の曲
率半径R2に対して次式 0式% の関係にあることを特徴としている。また、前記ゴム組
成物の天然ゴムNRとポリブタジェンゴムBRとの重量
比NR/BRが次式 %式% の関係にあることが好ましい。
ここに、ビード部のリム組み前の該補強ゴム層の曲率半
径Rtを0.8 Rr以上、1.2Rr以下としたのは
、0.8Rr未満では加硫時の未加硫タイヤと加硫金型
との圧力分布が不適切となり、補強ゴム層の厚みが薄(
なり、擦れ摩耗を防止する効果がない、1.2Rrを超
えるとリム組み後のリムフランジとタイヤのビード部と
の接触部の圧力分布が不適切となり、リム擦れ摩耗を促
進するからである。また、曲率半径Rtをフランジ高さ
Hの30〜80%の範囲としたのは、この範囲がリムフ
ランジに対応した曲率をもつ部分であるからである。
(作 用) 本発明の空気入りタイヤのビード部はフランジ部に接し
て前述の硬度の大きい耐リム擦れ性に優れたゴム組成物
からなる補強ゴム層を有し、かつ、離合点の近傍の所定
範囲において、補強ゴム層の曲率半径R,,がフランジ
部の曲率半径R2に対して所定の関係を有している。こ
のため、ビード部のフランジ部に接する補強ゴム層は、
加硫時に加硫金型に最適な圧力分布で圧接し、ゴム流れ
が少なく、はぼ均一な厚さを有する耐リム擦れ性に優れ
た補強ゴム層が形成される。したがって、長期間に渡っ
て不整地における重荷重の厳しい使用条件で使用しても
、耐リム擦れ摩耗性の向上、耐損傷性の大幅な向上がで
きる。
(実施例) 以下、本発明に係る空気入りタイヤの実施例を図面に基
づいて説明する。
第1図は本発明に係る空気入りタイヤの第1実施例を示
す、その一部所面図である。
まず、構成について説明する。第1図において、空気入
りタイヤ(タイヤサイズ23.5−25)  1はリム
2のフランジ部3に係止する一対のビード部5(図には
片側のみを示す。)と、両ビード部間に跨って延在する
カーカス部6と、カーカス部6の外側面に貼付けられた
サイドウオール部7とを備えている。チェーファ−9は
ゴム被覆したコード層からなる。補強ゴム層12はJI
S硬度60度以上(この実施例では70度)の天然ゴム
およびポリブタジェンゴムをそれぞれ50重量部宛含む
耐摩耗性に優れた(この実施例では2倍の耐摩耗性)ゴ
ム組成物からなり、フランジ部3に接してチェーファ−
9の外側にビードヒール11からサイドウォール部7の
放射内側端部7aまで設ける。補強ゴム層12が、第2
図に示すように、リム組み前のタイヤの状況においてフ
ランジ部3 (図には一点鎖線に示している)のフラン
ジ高さHの30〜80%の範囲L+2で、補強ゴム層1
2 (図には一部のみ示している)の外表面12aの曲
率半径R1がその対応するフランジ部の曲率半径Rt<
この実施例では38゜111)に対して次式0.8Rf
≦R5≦1.2 Rfの関係(この実施例ではRfとR
tはほぼ同じ)にある。第1図におけるようにリム組み
後においては、空気圧のためタイヤはリムフランジ部3
に押しつけられ変形して曲率半径Rtは曲率半径R1に
同じになる。I6は副補強ゴム層であり、副補強ゴム層
16は補強ゴム層12の硬度(70度)の0.9〜0.
6倍(この実施例では0.75倍)のJIS硬度(この
実施例では53度)のゴム組成物からなりチェーファ−
9と補強ゴム層12との間に配置され、ビードヒール1
1から補強ゴム層12の放射外側端部12bを超えて放
射外方に設けている。
補強ゴムM12は硬いゴム組成物であるので補強ゴム層
12の放射外端部12bには応力が集中してカーカスプ
ライが損傷することがあるが、軟い副補強ゴム層重6が
チェーファ−9と補強ゴム層12との間に設けられてい
るので放射外端部12bの応力集中が大幅に緩和され損
傷の発生を防止できる。
第3図は本発明に係る空気入りタイヤの第2実施例を示
す、その一部断面図である。
第2実施例では、空気入りタイヤ(タイヤサイズ29.
5〜29) 21において、補強ゴム層22がビードヒ
ール11からサイドウオール部7の放射内側端部7aの
一部まで補強ゴム層22の厚さを漸増して設けられ、副
補強ゴム層23がフランジ部3の上部3aの近傍から放
射外側にのみ設けられ、かつ、リム組み前の曲率半径R
tが45m (この実施例の場合の曲率半径Rfは50
.8mm)であること以外は第1実施例と同じである。
(効 果) 次に、試験タイヤ(タイヤサイズ23.5−25)を2
種類(第1実施例および従来タイヤ)準備して本発明の
効果を確認したので説明する。
試験は試験タイヤを車両に装着し、不整地において、重
荷重で積込み作業および積込運搬作業を5000時間実
施し、各試験タイヤの補強ゴム層のリム擦れの状況を目
視にて調査した。従来タイヤは20本中に5本にチェー
ファ−がリム擦れを起こし、コードの露出があったが、
本発明の空気入りタイヤ(第1実施例)はリム擦れの発
生は殆ど(摩耗量で従来タイヤの1/8)なかった。ま
た、補強ゴム層の端部の損傷の発生もなかった。
以上説明したように、本発明によれば、不整地の厳しい
使用条件下で、長期間に渡って使用しても、ビード部の
リム擦れ摩耗の発生が大幅に防止でき、ビード部の耐久
性を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係る空気入りタイヤの第
1実施例を示す図であり、第1図はその一部断面図、第
2図は第1図のタイヤのリム組み前におけるリムフラン
ジ部との関係を示す要部拡大図である。第3図は本発明
に係る空気入りタイヤの第2実施例の一部断面図である
。第4図は従来のタイヤの一部断面図である。 1.21・・・・・・空気入りタイヤ、2・・・・・・
リム、 3・・・・・・フランジ部、 5・・・・・・ビード部、 6・・・・・・カーカス部、 7・・・・・・サイドウオール部、 11・・・・・・ビードヒール、 12.22・・・・・・補強ゴム層、 H・・・・・・フランジ高さ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リムのフランジ部に係止する一対のビード部と、
    両ビード部間に跨って延在するカーカス部と、カーカス
    部の外側面に貼付けられたサイドウォール部と、を備え
    た空気入りタイヤにおいて、ビード部がJIS硬度60
    度以上の天然ゴムおよびポリブタジエンゴムを含むゴム
    組成物からなり、フランジ部に接してビードヒールから
    サイドウォール部の放射内側端部まで延在するシート状
    の補強ゴム層を有し、フランジ高さHの30〜80%の
    範囲内で、タイヤリム組み前の補強ゴム層の曲率半径R
    _tが対応するフランジ部の曲率半径R_fに対して次
    式 0.8R_f≦R_t≦1.2R_f の関係にあることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. (2)前記ゴム組成物の天然ゴムNRとポリブタジエン
    ゴムBRとの重量比NR/BRが次式0.4≦NR/B
    R≦4 の関係にある特許請求の範囲第1項記載の空気入りタイ
    ヤ。
JP60275700A 1985-12-06 1985-12-06 空気入りタイヤ Pending JPS62134305A (ja)

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JP60275700A JPS62134305A (ja) 1985-12-06 1985-12-06 空気入りタイヤ

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JPS62134305A true JPS62134305A (ja) 1987-06-17

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ID=17559143

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JP (1) JPS62134305A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0253614A (ja) * 1988-08-18 1990-02-22 Bridgestone Corp 大型車両用タイヤ
KR20040018595A (ko) * 2002-08-23 2004-03-04 금호타이어 주식회사 장착성이 양호한 공기입 타이어

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0253614A (ja) * 1988-08-18 1990-02-22 Bridgestone Corp 大型車両用タイヤ
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