JPS6213405Y2 - - Google Patents

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JPS6213405Y2
JPS6213405Y2 JP1977116119U JP11611977U JPS6213405Y2 JP S6213405 Y2 JPS6213405 Y2 JP S6213405Y2 JP 1977116119 U JP1977116119 U JP 1977116119U JP 11611977 U JP11611977 U JP 11611977U JP S6213405 Y2 JPS6213405 Y2 JP S6213405Y2
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JP
Japan
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housing
bearing
rotating machine
cover plate
inner cover
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JP1977116119U
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JPS5441510U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は大型回転機の軸受装置に係り、特に、
回転機を分解しなくとも洗浄やグリース交換など
ができる軸受装置に関する。
電動発電機などの車両用大型回転機は、第1図
に示すように、車体1の下方に吊持された状態で
使用される。この回転機は非常に厳しい条件で使
用されるため、一定の周期毎に、全体を符号2で
示す回転機を車体1から取り外し、回転子3と固
定子4とを分解してから、回転機のハウジング4
の両端に設けられた軸受装置を分解し、洗浄やグ
リース交換などの保守点検をする必要がある。
ところが、回転機2は大型のものでは2トン以
上の重量があり、車体からこの回転機2を外すに
は非常な手間がかかる。さらにその上、回転機自
体を分解しなければ軸受装置の洗浄などができな
いため、従来の大型回転機の軸受装置の保守点検
は大変な作業量を必要とした。
そこで、本考案の目的は、回転機2を車体1に
取付けた状態で、しかも回転機2を分解すること
なく、洗浄やグリース交換などができる軸受装置
を提供するにある。
以下本考案の一実施例を第2図ないし第5図を
参照して説明する。
第2図において、符号5は玉軸受を示し、この
玉軸受5は、前記回転子3の回転軸6の一端に嵌
装されている。この玉軸受5は、その外輪を軸受
ハウジング7の内孔部に嵌合させることにより保
持されている。
上記軸受ハウジング7は、第2図および第3図
に示すように、複数の切欠部分(第3図では2個
所)を有するつば部8を備えた短い円筒状の部材
で、回転機のハウジング9の端面に回転軸6と同
軸的に嵌装されている。また、この軸受ハウジン
グ7の内筒部内端には段部が形成されていて、玉
軸受5のスラスト方向の位置決めが正確に行われ
るようになつている。さらにまた、上記つば部8
には、複数個(第3図においては4個)の固定ボ
ルト11,11を貫通する第1固定ボルト孔1
2,12が開口しており、上記ハウジング9にも
これら第1固定ボルト孔に対応して同軸の第2固
定ボルト孔13,13が開口している(第2図参
照)。さらに、上記つば部8には複数個(第3図
では2個)の引き出しボルト雌ねじ孔14,14
が設けられている。ただし、回転機のハウジング
9には上記引き出しボルト雌ねじ孔14に対応す
る開口は設けられていない。
また、前記つば部8の切欠部分からのぞく回転
機のハウジング9の端面には、突き出しボルト雌
ねじ孔15,15が開口している。
一方、回転機のハウジング9の端面内側には回
転軸6と同軸に環堤部16が形成されており、こ
の環堤部16の内側には内側蓋板17が嵌合して
いる。この内側蓋板17は、外径が前記軸受ハウ
ジングのつば部とほぼ同径の円板で、中央には回
転軸6が遊嵌するテーパ孔18が開口している。
このテーパ孔18は内方程大径のテーパ孔であ
る。また、上記内側蓋板17の周辺部には、前記
第1および第2固定ボルト孔12,13と同軸
に、前記固定ボルト11と螺合するねじ孔が開口
しており、通常の状態においては、第2図に示す
ように、内側蓋板17は固定ボルト11,11に
よつて外側からよびつけられるようにして回転機
のハウジング9に固定されている。なお、これら
の固定ボルト11,11により、前記軸受ハウジ
ング7もハウジング9に固定されている。さらに
また、内側蓋板17の周辺部には、前記突出しボ
ルト雌ねじ孔15(第3図参照)と同軸に、これ
より小径の戻しボルト雌ねじ孔19,19(第4
図参照)が開口している。
他方、前記回転軸6の端部における前記玉軸受
5の内側には、前記内側蓋板のテーパ孔18に近
接して、環状の油切り21が嵌合している。この
油切り21は、上記テーパ孔8と同テーパで、か
つ、外方に向つて小径となるテーパ部を有してお
り、玉軸受5を介して軸受ナツト22に締付られ
るようにして回転軸6に固定されている。なお、
第2図および第3図において符号23は軸受ハウ
ジング7の開口を覆う端蓋を示し、この端蓋23
は端蓋ボルト24,24により軸受ハウジング7
の外端面に固定されている。
なお、回転軸6の他端における軸受装置の構成
も、玉軸受5がころ軸受25に変つただけで上記
した回転軸の一端におけるものと同様である。
上記のように構成された本考案による軸受装置
は、回転機の運転時には、第2図に示すように、
内側蓋板17と油切り21とは接触せず、回転子
は自由に回転することができる。
軸受装置の保守点検を行うときには、先ず軸受
ハウジングのつば部8から固定ボルト11,11
を抜き外し、内側蓋板17を自由にする。次い
で、第5図に示すように、前記突出しボルト雌ね
じ孔15に突出しボルト26をねじ入れ、その先
端部を回転機のハウジング9の内面に突出させ
る。すると、内側蓋板17は突出しボルト26に
よつて内方に押動され、そのテーパ孔18の円錐
状の内面が油切り21のテーパ部と接合する。こ
の結果、回転子3は内側蓋板17を介して回転機
のハウジング9に保持されることになる。その次
に、端蓋ボルト24,24を抜き出して端蓋23
を外す。
そして、第5図に示すように、軸受ナツト22
を外した後前記つば部8における引き出しボルト
雌ねじ孔14に引き出しボルト27をねじ入れる
と、軸受ハウジング7は外方に引き出されてく
る。
このようにして外された軸受ハウジング7は、
軽いので手で持ち運びが可能であり、以後玉軸受
5やころ軸受25などのころがり軸受の洗浄やグ
リース交換などは非常に楽に行うことができる。
ころがり軸受の保守点検作業が終了したらこれ
を再び軸受ハウジング7に嵌装し、ころがり軸受
の内輪を回転軸6に嵌合させつつ軸受ハウジング
7を回転機のハウジング9に嵌装する。
その後は上記分解とは逆の手順により、軸受ナ
ツト22を回転軸6の端部にねじ込み、端蓋23
を軸受ハウジング7の外端面に固定する。
次に、図示しない戻しボルトを前記突出しボル
ト雌ねじ孔15に挿通し、その先端部を前記戻し
ボルト雌ねじ孔19にねじ込み、戻しボルトを外
方に引き出すと、内側蓋板17は外方に移動して
第2図に示す位置に復帰し、油切り21および回
転子3は自由になる。その後固定ボルト11,1
1を取付けて、軸受ハウジング7、および内側蓋
板17を回転機のハウジング9に固定すれば、軸
受装置の組立は完了する。
以上の説明から明らかなように、本考案は、内
側蓋板17を回転軸の軸線方向に移動可能に設
け、そのテーパ孔と回転軸の油切り21のテーパ
部とを相互に接合できるようにし、かつ、ころが
り軸受を保持した軸受ハウジング7を外方に引き
出すことができるようにしたので、回転子3を一
時的に回転機のハウジング9に保持させた状態で
軸受ハウジング7のみを取り出すことができ、軸
受の交換が簡単になり、軸受の交換あるいは保守
点検の工数、および作業時間を大幅に削減できる
という効果がある。ことに、内側蓋板のテーパ孔
と油切りのテーパ部とを嵌合させることにより芯
合せが自動的に行なわれ、軸受の交換作業がきわ
めて容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の軸受装置を備えた車輛用回転機
の断面図、第2図は本考案の一実施例による軸受
装置の拡大部分断面図(第3図0−線)、第3
図はその端面図、第4図および第5図は軸受装置
の分解手順を示す拡大部分断面図である。 2……回転機、3……回転子、4……固定子、
5……玉軸受、6……回転軸、7……軸受ハウジ
ング、9……回転機のハウジング、16……環堤
部、17……内側蓋板、18……テーパ孔、21
……油切り、25……ころ軸受。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 回転軸の端部と嵌合したころがり軸受と、こ
    のころがり軸受の外輪と嵌合することによりこ
    れを保持し、回転機のハウジングに外側から装
    着された軸受ハウジングと、上記回転機のハウ
    ジング内に嵌合保持されて回転軸の軸線方向に
    移動可能であつて、回転軸の端部が遊嵌するテ
    ーパ孔を中央に開口させた内側蓋板と、回転軸
    の端部において上記テーパ孔に近接して形成さ
    れ、このテーパ孔と同テーパのテーパ部を外周
    面に備えた油切りとを有し、保守点検時上記内
    側蓋板を回転軸の軸線方向に移動させて、その
    テーパ孔を上記油切りのテーパ部に密着させ、
    回転機の回転子を、内側蓋板を介して、回転機
    のハウジングに一時的に保持させるようにした
    ことを特徴とする軸受装置。 2 上記内側蓋板を回転機のハウジングの内側に
    形成された環堤部に嵌合させた実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の軸受装置。
JP1977116119U 1977-08-30 1977-08-30 Expired JPS6213405Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977116119U JPS6213405Y2 (ja) 1977-08-30 1977-08-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977116119U JPS6213405Y2 (ja) 1977-08-30 1977-08-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5441510U JPS5441510U (ja) 1979-03-20
JPS6213405Y2 true JPS6213405Y2 (ja) 1987-04-07

Family

ID=29068369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977116119U Expired JPS6213405Y2 (ja) 1977-08-30 1977-08-30

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738231Y2 (ja) * 1989-04-04 1995-08-30 関東自動車工業株式会社 液体注入装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4413214Y1 (ja) * 1965-06-28 1969-06-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4413214Y1 (ja) * 1965-06-28 1969-06-02

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Publication number Publication date
JPS5441510U (ja) 1979-03-20

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