JPS6213383Y2 - - Google Patents

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JPS6213383Y2
JPS6213383Y2 JP2330581U JP2330581U JPS6213383Y2 JP S6213383 Y2 JPS6213383 Y2 JP S6213383Y2 JP 2330581 U JP2330581 U JP 2330581U JP 2330581 U JP2330581 U JP 2330581U JP S6213383 Y2 JPS6213383 Y2 JP S6213383Y2
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JP
Japan
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electric wires
arms
damper
wires
gear locking
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JP2330581U
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JPS57139222U (ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、送電線のギヤロツピングを防止する
ギヤロツピングダンパに関する。
氷雪が付着した電線が風に吹き付けられること
により生じる送電線の低周波、大振幅の振動、い
わゆるギヤロツピングを防止するギヤロツピング
ダンパでは、並んで延びる複数の電線が結合部材
としての固定具あるいは回動具により互いに結合
され、結合部材の中間から電線を越えて両側へそ
れぞれ延びるアームの先端に重りが設けられてい
る。しかし従来のギヤロツピングダンパでは、ア
ームがそれら電線の下方を通過しているので、ア
ームが電線点検時等に電線から懸垂されて移動す
る宙乗器の移動の障害となり、宙乗器の使用を困
難にしている。
本考案の目的は、宙乗器の使用を妨げないギヤ
ロツピングダンパを提供することである。
この目的を達成するために本考案によれば、ギ
ヤロツピングダンパのアームは、電線の下方では
なく上方を電線との間に電線上を移動する宙乗器
のローラが移動可能な間隔を有して通過してい
る。
図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図および第2図は本考案を適用している2
導体用ギヤロツピングダンパを示している。1対
の架空送電線1,2は、ほぼ等距離を維持しつ
つ、同じ高さに並んで延びている。ギヤロツピン
グダンパ3は、電線1,2の途中に設けられてお
り、両端において電線1,2にボルト11の締付
けにより固定される固定具4、両端において電線
1,2を回転可能に支持しかつ固定具から所定距
離だけ離れて配置されている回動具5、固定具4
の中心と回動具5の中心とに結合していて電線
1,2に沿つて延びるねじり棒6、ねじり棒6の
長手方向中心から電線1,2の方へ両側へかつ電
線1,2を越えて延びるアーム7,8、およびア
ーム7,8の先端に設けられている重り9,10
を備える。電線1,2の振動に伴つて重り9,1
0が振動し、この結果ねじり棒6に摩擦損が発生
するため、電線1,2の捻回運動エネルギが吸収
され、さらに、重り9,10の捻回運動は電線
1,2の捻回運動とは位相を異にするため、これ
によつても捻回運動が防止される。
アーム7,8は、第2図に詳細に示されるよう
に、電線1,2の上方において電線1,2との間
に宙乗器14のローラ17が移動可能な間隔を有
して湾曲して延びている。宙乗器14は、電線
1,2の距離にほぼ等しい幅を有するかご部1
5、およびかご部15の両側から上方へ延びてか
ご部15を電線1,2に支持する懸垂部16を備
える。懸垂部16の上端には、ローラ17が取付
けられている。ローラ17は、電線1,2から脱
輪し難いように、凹状の縦断面輪郭に形成され、
電線1,2の上面を移動する。
ギヤロツピングダンパ3のアーム7,8は電線
1,2の上方において延びているので、宙乗器1
4の懸垂部16がアーム7,8に衝突せず、電線
1,2から懸垂されて移動する宙乗器14は、ギ
ヤロツピングダンパ3に妨げられることなく、移
動できる。
第3図は本考案を適用している4導体用ギヤロ
ツピングダンパを示している。第1図と対応する
部分は同符号で指示して説明を省略する。架空送
電線1,2の下にさらに架空送電線21,22が
同一の高さに並んで延びている。固定具4は、円
環部23、円環部23から半径方向外方へ延びて
電線1,2,21,22にそれぞれ固定される突
出部24、および円環部23に両端において結合
される直径部25を備える。図示されていない回
動具も、この固定具4と同一の構造を有し、唯一
の相違点は、回動具が、電線1,2,21,22
に固定されず、電線1,2,21,22を回動可
能に支持していることである。アーム7,8は、
ねじり棒6から鉛直方向上方へ延びる鉛直部28
を共通に有し、電線1,2の上方を通過してい
る。懸垂部16にはローラ17の他に、電線2
1,22の上面を移動可能なローラ29が取付け
られる。
第3図の実施例においても、アーム7,8が電
線1,2,21,22より上方を通過しているの
で、懸垂部16がアーム7,8に衝突することは
なく、宙乗器14は、ギヤロツピングダンパ3に
妨害されることなく移動できる。
このように本考案によれば、電線を越えて両側
へ延びるギヤロツピングダンパのアームが、電線
の上方を電線との間に電線上を移動する宙乗器の
ローラが通過可能な間隔を有して通過するので、
宙乗器は、アームに妨げられることなく、移動で
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図は第
1図の実施例を宙乗器とともに示す図、第3図は
本考案の他の実施例を示す図である。 1,2,21,22……架空送電線、3……ギ
ヤロツピングダンパ、4……固定具、5……回動
具、7,8……アーム、9,10……重り、14
……宙乗器、17……ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 並んで延びる複数の電線を結合する結合部材の
    中間から電線を越えて両側へそれぞれ延びるアー
    ムの先端に重りが設けられているギヤロツピング
    ダンパにおいて、アームが電線の上方を、電線と
    の間に電線上を移動する宙乗器のローラが移動可
    能な間隔を有して通過していることを特徴とす
    る、ギヤロツピングダンパ。
JP2330581U 1981-02-23 1981-02-23 Expired JPS6213383Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2330581U JPS6213383Y2 (ja) 1981-02-23 1981-02-23

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JP2330581U JPS6213383Y2 (ja) 1981-02-23 1981-02-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57139222U JPS57139222U (ja) 1982-08-31
JPS6213383Y2 true JPS6213383Y2 (ja) 1987-04-07

Family

ID=29821063

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JP2330581U Expired JPS6213383Y2 (ja) 1981-02-23 1981-02-23

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JPS57139222U (ja) 1982-08-31

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