JPS621332Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS621332Y2 JPS621332Y2 JP16732679U JP16732679U JPS621332Y2 JP S621332 Y2 JPS621332 Y2 JP S621332Y2 JP 16732679 U JP16732679 U JP 16732679U JP 16732679 U JP16732679 U JP 16732679U JP S621332 Y2 JPS621332 Y2 JP S621332Y2
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- JP
- Japan
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- channel
- water
- trap
- outlet
- cross
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 208000031481 Pathologic Constriction Diseases 0.000 claims 1
- 208000037804 stenosis Diseases 0.000 claims 1
- 230000036262 stenosis Effects 0.000 claims 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 25
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 5
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 5
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 3
- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は和風水洗便器の改良に関するものであ
る。
る。
従来の和風水洗便器はトラツプ通水路の入口側
通水路と出口側通水路の断面積が略等しく、か
つ、出口側通水路に続いて堰部と便鉢底部との間
に形成される排水路は該出口側通水路の断面積と
略等しい境界部から徐々に断面積が大きく拡開さ
れるように形成されている。すなわち、洗浄水量
が12の標準タイプのものでは、入口側通水路、
出口側通水路および各出口側通水路と排水路の境
界部の各断面積は約70〜80cm2であつて、この標準
タイプのものを利用して洗浄水量を12以下に減
らすと、汚物は入口側通水路内には落下するが、
出口側通水路と排水路間の堰部を越えるに充分な
まで水位が上らず、汚物がトラツプ通水路内に滞
留するおそれがあつて節水できないという問題点
があつた。そこで、入口側通水路よりも出口側通
水路の断面積を若干小さくして前記のような問題
点を解決しようとする試みもなされているが、こ
の場合にも洗浄水の流速が若干速くなることはあ
つても出口側通水路と排水路との境界部に相当す
る堰部直上の水位向上は殆んど認められないた
め、10程度まで洗浄水量を減らすことができて
も期待する程節水効果は認め難く、8程度の洗
浄水量で充分な節水式の和風水洗便器の開発が強
く要望されているところである。
通水路と出口側通水路の断面積が略等しく、か
つ、出口側通水路に続いて堰部と便鉢底部との間
に形成される排水路は該出口側通水路の断面積と
略等しい境界部から徐々に断面積が大きく拡開さ
れるように形成されている。すなわち、洗浄水量
が12の標準タイプのものでは、入口側通水路、
出口側通水路および各出口側通水路と排水路の境
界部の各断面積は約70〜80cm2であつて、この標準
タイプのものを利用して洗浄水量を12以下に減
らすと、汚物は入口側通水路内には落下するが、
出口側通水路と排水路間の堰部を越えるに充分な
まで水位が上らず、汚物がトラツプ通水路内に滞
留するおそれがあつて節水できないという問題点
があつた。そこで、入口側通水路よりも出口側通
水路の断面積を若干小さくして前記のような問題
点を解決しようとする試みもなされているが、こ
の場合にも洗浄水の流速が若干速くなることはあ
つても出口側通水路と排水路との境界部に相当す
る堰部直上の水位向上は殆んど認められないた
め、10程度まで洗浄水量を減らすことができて
も期待する程節水効果は認め難く、8程度の洗
浄水量で充分な節水式の和風水洗便器の開発が強
く要望されているところである。
本考案は前記のような要望に応えた和風水洗便
器を目的として完成されたもので、図示の実施例
に示すように、便器本体1のトラツプ通水路2に
続いて堰部3と便鉢底部4との間に形成される排
水路5に、一側壁10′のみ絞ることにより形成
した断面積が該トラツプ通水路2の入口側通水路
2aと出口側通水路2bの各断面積より小さい狭
窄部6を設けたことを特徴とするものである。
器を目的として完成されたもので、図示の実施例
に示すように、便器本体1のトラツプ通水路2に
続いて堰部3と便鉢底部4との間に形成される排
水路5に、一側壁10′のみ絞ることにより形成
した断面積が該トラツプ通水路2の入口側通水路
2aと出口側通水路2bの各断面積より小さい狭
窄部6を設けたことを特徴とするものである。
このように構成されたものは、便器本体1に設
けられているリム水出孔7や噴出孔から洗浄水を
便鉢部内に吐出させて便鉢底部4上にある汚物を
トラツプ通水路2の入口側通水路2aに落下させ
ると汚物は水流に乗つて仕切壁8によつてトラツ
プ通水路2内を2分された出口側通水路2bを経
て該トラツプ通水路2に続き堰部3と便鉢底部4
との間に形成される排水路5に送り出されたうえ
便器排水口9を経て排水管に排出されることは在
来の和風水洗便器と同様であるが、本考案はトラ
ツプ通水路2に続いて堰部3と便鉢底部4との間
に形成される排水路5には、その一側壁10′の
みを絞ることにより形成した前記入口側通水路2
aと出口側通水路2bの各断面積より小さい狭窄
部6が設けられているから、入口側通水路2a、
出口側通水路2bを経て排水路5に送り出される
汚物を含んだ洗浄水の水流が堰部3の直上位置に
おいて急速に速められると同時に堰部3の直上位
置における水位が高められるから、洗浄水量を8
程度まで減らしても汚物を排出させるに充分な
流速と水位が堰部3の直上位置において確保でき
ることになつて節水効果の高いものとなる。しか
も、前記狭窄部6をその一端壁10′のみを絞つ
て他方の一側壁10をそのままとして形成したこ
とは排出される汚物の該狭窄部6の一側壁10′
に衝突したものが向きを変えて対向する他方の一
側壁10に向つて加速され、該一側壁10に案内
されて円滑に排出されることとなり、入口側通水
路2aの断面が12cm×6cm、出口通水路2bの断
面が11cm×6cmとし、かつ、出口側通水路2bと
排水路5との境界部にあたる狭窄部6を5.5cm×
9cm、約50cm2とした場合8の洗浄水をもつて略
完全な洗浄が行われることが実験上確認されてい
る。
けられているリム水出孔7や噴出孔から洗浄水を
便鉢部内に吐出させて便鉢底部4上にある汚物を
トラツプ通水路2の入口側通水路2aに落下させ
ると汚物は水流に乗つて仕切壁8によつてトラツ
プ通水路2内を2分された出口側通水路2bを経
て該トラツプ通水路2に続き堰部3と便鉢底部4
との間に形成される排水路5に送り出されたうえ
便器排水口9を経て排水管に排出されることは在
来の和風水洗便器と同様であるが、本考案はトラ
ツプ通水路2に続いて堰部3と便鉢底部4との間
に形成される排水路5には、その一側壁10′の
みを絞ることにより形成した前記入口側通水路2
aと出口側通水路2bの各断面積より小さい狭窄
部6が設けられているから、入口側通水路2a、
出口側通水路2bを経て排水路5に送り出される
汚物を含んだ洗浄水の水流が堰部3の直上位置に
おいて急速に速められると同時に堰部3の直上位
置における水位が高められるから、洗浄水量を8
程度まで減らしても汚物を排出させるに充分な
流速と水位が堰部3の直上位置において確保でき
ることになつて節水効果の高いものとなる。しか
も、前記狭窄部6をその一端壁10′のみを絞つ
て他方の一側壁10をそのままとして形成したこ
とは排出される汚物の該狭窄部6の一側壁10′
に衝突したものが向きを変えて対向する他方の一
側壁10に向つて加速され、該一側壁10に案内
されて円滑に排出されることとなり、入口側通水
路2aの断面が12cm×6cm、出口通水路2bの断
面が11cm×6cmとし、かつ、出口側通水路2bと
排水路5との境界部にあたる狭窄部6を5.5cm×
9cm、約50cm2とした場合8の洗浄水をもつて略
完全な洗浄が行われることが実験上確認されてい
る。
従つて、本考案は洗浄水量を大幅に節約できる
和風水洗便器として構造が簡単なために安価に提
供できる利点と相俟ち、実用的価値極めて大なも
のである。
和風水洗便器として構造が簡単なために安価に提
供できる利点と相俟ち、実用的価値極めて大なも
のである。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠側面
図、第2図は同じく一部切欠底面図、第3図は第
1図のA−A断面図である。 1:便器本体、2:トラツプ通水路、2a:入
口側通水路、2b:出口側通水路、3:堰部、
4:便鉢底部、5:排水路、6:狭窄部、1
0′:一側壁。
図、第2図は同じく一部切欠底面図、第3図は第
1図のA−A断面図である。 1:便器本体、2:トラツプ通水路、2a:入
口側通水路、2b:出口側通水路、3:堰部、
4:便鉢底部、5:排水路、6:狭窄部、1
0′:一側壁。
Claims (1)
- 便器本体1のトラツプ通水路2に続いて堰部3
と便鉢底部4との間に形成される排水路5に、そ
の一側壁10′のみを絞ることにより形成した断
面積が該トラツプ通水路2の入口側通水路2aと
出口側通水路2bの各断面積より小さい狭窄部6
を設けたことを特徴とする和風水洗便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16732679U JPS621332Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16732679U JPS621332Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5687583U JPS5687583U (ja) | 1981-07-13 |
JPS621332Y2 true JPS621332Y2 (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=29678190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16732679U Expired JPS621332Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS621332Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-03 JP JP16732679U patent/JPS621332Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5687583U (ja) | 1981-07-13 |
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