JPS6213229A - 熱交換器の製造方法 - Google Patents
熱交換器の製造方法Info
- Publication number
- JPS6213229A JPS6213229A JP15344085A JP15344085A JPS6213229A JP S6213229 A JPS6213229 A JP S6213229A JP 15344085 A JP15344085 A JP 15344085A JP 15344085 A JP15344085 A JP 15344085A JP S6213229 A JPS6213229 A JP S6213229A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- outer tube
- film
- heat exchanger
- water
- Prior art date
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- Pending
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は多管コイル式の熱交換器の製造方法に関する
ものである。
ものである。
第３図から第５図に多管コイル式の熱交換器の一例を示
す。第３図から第５図において、１は第゛１の流体（熱
媒）を流通させるための外管、２は第２の流体（熱媒）
を流通させろための内管、３は継手である。
す。第３図から第５図において、１は第゛１の流体（熱
媒）を流通させるための外管、２は第２の流体（熱媒）
を流通させろための内管、３は継手である。
従来、第３図から第５図に示すような多管コイル式の熱
交換器は次のような製造方法で製造している。まず、単
一の直管からなる外管１内に直管からなる複数の内管２
を挿入する。次に、ベンダで外管１を掴み、コイル状に
巻回して成形すると、内管２も外管１に沿って同時に巻
回、成形される。
交換器は次のような製造方法で製造している。まず、単
一の直管からなる外管１内に直管からなる複数の内管２
を挿入する。次に、ベンダで外管１を掴み、コイル状に
巻回して成形すると、内管２も外管１に沿って同時に巻
回、成形される。
この後、内、外管２，１の両端部に継手３を接続。
固定して製造工程を完了する。
このような従来の製造方法で得られた熱交換器では、コ
イルの中間部での断面形状は、第６図および第７図に例
示するように、内管２は外管１に対して偏心していると
共に、隣接する内管２および外管１と接触している。
イルの中間部での断面形状は、第６図および第７図に例
示するように、内管２は外管１に対して偏心していると
共に、隣接する内管２および外管１と接触している。
上述したように、従来の製造方法によって得た多管コイ
ル式の熱交換器は、外管１に対し内管２が傷心し、隣接
する内管２が互いに接触し、内管２と外管１も接触して
いる。そして、複数の内管２が外管１に対し偏心して挿
入されているため、外管１内を流通する第１の流体と複
数の内管２内を流通する第２の流体との熱交換量に複数
内管２の間で差が生じる。このため１．第２の流体に相
変化を伴う熱交換の場合には、第２の流体は複数の内管
２に対し均一に分配されず、この結果、全体の熱交換量
が減少する。また、第１の流体が凍結の可能性がある熱
交換の場合には、第１の流体の外管１内温度分布の不均
一性のために、部分凍結を起こしやすい。さらに、第１
の流体が外管１および内管２に対し腐食性がある場合に
は、隣接する内管２どうしおよび内管２と外管１が接触
しているために、これらの接触部付近にスケールが付着
しやす＜、腐食の原因になるという問題点があった。
ル式の熱交換器は、外管１に対し内管２が傷心し、隣接
する内管２が互いに接触し、内管２と外管１も接触して
いる。そして、複数の内管２が外管１に対し偏心して挿
入されているため、外管１内を流通する第１の流体と複
数の内管２内を流通する第２の流体との熱交換量に複数
内管２の間で差が生じる。このため１．第２の流体に相
変化を伴う熱交換の場合には、第２の流体は複数の内管
２に対し均一に分配されず、この結果、全体の熱交換量
が減少する。また、第１の流体が凍結の可能性がある熱
交換の場合には、第１の流体の外管１内温度分布の不均
一性のために、部分凍結を起こしやすい。さらに、第１
の流体が外管１および内管２に対し腐食性がある場合に
は、隣接する内管２どうしおよび内管２と外管１が接触
しているために、これらの接触部付近にスケールが付着
しやす＜、腐食の原因になるという問題点があった。
この発明は、上述した問題点を解決するためになされた
もので、複数の内管を均一な間隔で外管に対し偏心する
ことなく配置できる多管コイル式の熱交換器が容易に得
られるその製造方法を提供することを目的としている。
もので、複数の内管を均一な間隔で外管に対し偏心する
ことなく配置できる多管コイル式の熱交換器が容易に得
られるその製造方法を提供することを目的としている。
この発明に係る熱交換器の製造方法は、複数の内管の外
周に水溶性フィルムを均一な厚さに巻付けて、単一の外
管内に上記フィルムを内接させて挿入し、コイル状に巻
回して成形した後、外管と内管の間に水を流通させ、水
溶性フィルムを除去１７て製品を得ろものである。
周に水溶性フィルムを均一な厚さに巻付けて、単一の外
管内に上記フィルムを内接させて挿入し、コイル状に巻
回して成形した後、外管と内管の間に水を流通させ、水
溶性フィルムを除去１７て製品を得ろものである。
この発明における熱交換器の製造方法では、水溶性フィ
ルムが各々の内管の外周に均一な厚さで巻付けられ、上
記フィルムが外管に内接した状態で、内、外管を巻回、
成形するため、上記フィルムによって、内管が外管に対
し偏心したり、接触したりすること、および内管が互い
に接触することを防止でき、成形後に上記フィルムを除
去することで、複数の内管相互間および内管と外管との
間隔を均一に確保できる。
ルムが各々の内管の外周に均一な厚さで巻付けられ、上
記フィルムが外管に内接した状態で、内、外管を巻回、
成形するため、上記フィルムによって、内管が外管に対
し偏心したり、接触したりすること、および内管が互い
に接触することを防止でき、成形後に上記フィルムを除
去することで、複数の内管相互間および内管と外管との
間隔を均一に確保できる。
以下、この発明の一実施例を図面について説明する。
第１図において、１は外管、２は内管、４は水溶性フィ
ルムである。
ルムである。
この実施例による熱交換器の製造方法では、まず、直管
状の複数の内管２の外周に水溶性フィルム４を均一な所
定厚さにそれぞれ巻付ける。次に、上記フィルム４が巻
付けられた内管２を外管１内に挿入し、各々の内管２の
フィルム４を互いに外接させると共に、外管１に内接さ
せる。この状態のものを、ベンダで外管１を掴み、第３
図、第４図に示すように、外管１をコイル状に巻回して
成形すると共に、内管２同様に成形し、成形後に継手３
を接続、固定する。その後、これらの継手３の第１の流
体人口３ａから第１の流体出口３ｂに通水するように、
外管１と内管２の間に水を流通させ、水溶性フィルム４
を溶解、除去させ、外管１に流した水も除去する。
状の複数の内管２の外周に水溶性フィルム４を均一な所
定厚さにそれぞれ巻付ける。次に、上記フィルム４が巻
付けられた内管２を外管１内に挿入し、各々の内管２の
フィルム４を互いに外接させると共に、外管１に内接さ
せる。この状態のものを、ベンダで外管１を掴み、第３
図、第４図に示すように、外管１をコイル状に巻回して
成形すると共に、内管２同様に成形し、成形後に継手３
を接続、固定する。その後、これらの継手３の第１の流
体人口３ａから第１の流体出口３ｂに通水するように、
外管１と内管２の間に水を流通させ、水溶性フィルム４
を溶解、除去させ、外管１に流した水も除去する。
この実施例の製造方法で得た多管コイル式の熱交換器は
、第２図に示すように、水溶性フィルム４の厚さ分だけ
の所定間隔を、外管１と各々の内管２の間および内管２
相互間に確保することができ、また外管１に対し複数の
内管２を偏心することなく配置することができる。
、第２図に示すように、水溶性フィルム４の厚さ分だけ
の所定間隔を、外管１と各々の内管２の間および内管２
相互間に確保することができ、また外管１に対し複数の
内管２を偏心することなく配置することができる。
以上説明したように、この発明の製造方法によれば、複
数の内管を均一な間隔で外管に対し偏心することなく配
置した多管コイル式の熱交換器が得られる。そして、得
られた熱交換器は、複数の内管の間で熱交換量に差がな
く、したがって内管内を流通する第２の流体の状態が均
一であり、その分配も均一に行われるために熱交換能力
が大きい。また外管内を流通する第１の流体が凍結の可
能性のある熱交換の場合でも、外管内を流通する第１の
流体が内管内を流通する第２の流体によって均一に冷却
されるために、部分凍結を起こしにくくすることができ
、凍結開始も遅くすることができる。さらに、外管内を
流通する流体に内、外管に体する腐食性がある場合でも
、全部の管に互いに接触する部分がなく、スケールが内
、外管に付着しにくいために、冑食の進行を抑制できる
という効果が得られる。
数の内管を均一な間隔で外管に対し偏心することなく配
置した多管コイル式の熱交換器が得られる。そして、得
られた熱交換器は、複数の内管の間で熱交換量に差がな
く、したがって内管内を流通する第２の流体の状態が均
一であり、その分配も均一に行われるために熱交換能力
が大きい。また外管内を流通する第１の流体が凍結の可
能性のある熱交換の場合でも、外管内を流通する第１の
流体が内管内を流通する第２の流体によって均一に冷却
されるために、部分凍結を起こしにくくすることができ
、凍結開始も遅くすることができる。さらに、外管内を
流通する流体に内、外管に体する腐食性がある場合でも
、全部の管に互いに接触する部分がなく、スケールが内
、外管に付着しにくいために、冑食の進行を抑制できる
という効果が得られる。
第１図はこの発明の一実施例による熱交換器の製造方法
により内管に水溶性フィルムを巻付けて外管に挿入した
状態のコイル部の横断面図、第２図は第１図の水溶性フ
ィルムを除去した製品の状態のコイル部の横断面図であ
り、第３図は多管コイル式の熱交換器の一例を示す平面
図、第４図は同側面図、第５図は同継手部の端面図であ
り、第６図および第７図は従来の製造方法によって得た
第３図の■−■線および■−■豚部分の断面図である。 １・・外管、２・・・内管、４・・水溶性フィルム。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄（外２名） 第、２！ＩＩ 第１図 第６図 第７ｖａ 第３ｖａ 手続補正書（自発） 園
により内管に水溶性フィルムを巻付けて外管に挿入した
状態のコイル部の横断面図、第２図は第１図の水溶性フ
ィルムを除去した製品の状態のコイル部の横断面図であ
り、第３図は多管コイル式の熱交換器の一例を示す平面
図、第４図は同側面図、第５図は同継手部の端面図であ
り、第６図および第７図は従来の製造方法によって得た
第３図の■−■線および■−■豚部分の断面図である。 １・・外管、２・・・内管、４・・水溶性フィルム。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄（外２名） 第、２！ＩＩ 第１図 第６図 第７ｖａ 第３ｖａ 手続補正書（自発） 園
Claims (1)
- 第１の流体を流通させるための単一の外管内に、第２の
流体を流通させるための複数の内管を挿入し、上記内、
外管をコイルと状に巻回して成形する多管コイル式の熱
交換器の製造方法において、複数の内管の外周に水溶性
フィルムを均一な厚さに巻付け、単一の外管内に上記フ
ィルムを内接させて内管を挿入し、コイル状に巻回して
成形した後、外管と内管の間に水を流通させて水溶性フ
ィルムを除去し、さらに水を除去することを特徴とする
熱交換器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15344085A JPS6213229A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | 熱交換器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15344085A JPS6213229A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | 熱交換器の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6213229A true JPS6213229A (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=15562576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15344085A Pending JPS6213229A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | 熱交換器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6213229A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011163640A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Panasonic Corp | 熱交換器 |
| CN103017575A (zh) * | 2012-11-27 | 2013-04-03 | 枣庄福源印染机械有限公司 | 塑料同轴散换热水器 |
| CN104567483A (zh) * | 2015-01-27 | 2015-04-29 | 东南大学 | 套管换热器 |
| US11884555B2 (en) | 2007-06-07 | 2024-01-30 | Deka Products Limited Partnership | Water vapor distillation apparatus, method and system |
| US11939237B2 (en) | 2011-07-15 | 2024-03-26 | Deka Products Limited Partnership | Water vapor distillation apparatus, method and systems |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP15344085A patent/JPS6213229A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11884555B2 (en) | 2007-06-07 | 2024-01-30 | Deka Products Limited Partnership | Water vapor distillation apparatus, method and system |
| JP2011163640A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Panasonic Corp | 熱交換器 |
| US11939237B2 (en) | 2011-07-15 | 2024-03-26 | Deka Products Limited Partnership | Water vapor distillation apparatus, method and systems |
| CN103017575A (zh) * | 2012-11-27 | 2013-04-03 | 枣庄福源印染机械有限公司 | 塑料同轴散换热水器 |
| CN104567483A (zh) * | 2015-01-27 | 2015-04-29 | 东南大学 | 套管换热器 |
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