JPS62132252A - 光メモリ素子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明はレーザー等によって、すくなくとも情報の記録
、再生を行う光ディスクに関するものである。

〈従来技術〉 従来、光ディスクは、大容量のメモリとして開発が進め
られているが、追加可能メモ’Ｊ（ＴｅＯｘ等を媒体と
するＤＲＡＷ方式のディスク）あるいは書き換え可能な
メモリ（希土類・遷移金属合金を媒体とする光磁気ディ
スク）等の光ディスクでは記録を行う溝状のグループ部
分と、トラックの位置情報をあらかじめピット（即ち微
細な孔）を基板に設けることで記録しであるトランクナ
ンバーの部分とを有している。

第２図はこの基板の形状を表わしたものであって、光デ
ィスクの基板にグループ１とピット２を持っている。第
３図はこのピット２の形で記録されたトラックナンバー
を読み出した際の出力信号を表わしたものであってトラ
ックナンバーの信号３が検出されている。さて、このよ
うに検出されたトラックナンバーの信号は、通常増幅さ
れるときには、ＤＣアンプでなくＡＣアンプをもちいて
増幅される。そしてこのトラックナンバーの信号をその
信号の中央、すなわち０レベルでスライスして、デジタ
ル信号に変換すると第４図の波形を得る。しかし、この
ような信号処理を行なう場合、このトラックナンバーの
信号は、第５図のような形になる場合がある。即ち、第
３図における様にトラックナンバーの上向きの信号振幅
Ｌｌと、下向きの信号振幅Ｌ２とが異なるとき、ビット
部分によるトラックナンバーの信号はグループ部分とそ
のＤＣ成分が異なる事により、ＡＣアンプの過渡応答に
よって、信号の包絡線の最初の部分４が第５図のように
、うねりを生じるのである。このようになると、この信
号をデジタルに変換するために、信号全体としての０レ
ベルでスライススルと、上記した信号の最初の部分４で
は、トラックナンバーの信号を、信号の端のレベルで切
ることになり、この個所で誤ったデジタル信号が得られ
てしまい、エラーの原因となる。

〈発明の目的〉 本発明はこの点に鑑みて為されたものであって、グルー
プの部分とビットの部分とで、ＤＣ成分に差が出ないよ
うな、ディスクの構造に関するものである。

〈発明の構成〉 上記目的を達成するため、本発明に係る光メモリ素子で
は、ある深さと幅を持ったグループと、それと異なる幅
、または深さをもつビットを有し、この深さと幅の組み
合わせを適切に選ぶことによって、上記の問題を解決し
ようというものである。

〈発明の実施例〉 以下、図面を用い本発明に係る実施例を詳細に説明する
。

基板に形成された微細なグループやビットを、レーザー
などのスポットで照射すると、グループやビットで光が
回折され、平坦な部分に比べて反射光量が減少する。こ
の反射光の強度（反射率）Ｄはグループの幅Ｗと深さｄ
によって第６図の様に変化する。ここで第３図における
ビットのない部分ａでの反射光のレベルはほぼｌであり
、グループ上すでの反射率はＤ（Ｗｌｌｄｌ）であり、
ビット上Ｃでの反射率はＤ　（Ｗ　２１　ｄ　２　）で
ある。ここで、従来よりトラックナンバーの信号を顕著
なものとするために、 １）Ｄ（Ｗ１、ｄｔ））Ｄ（Ｗ２．ｄ２）となるような
幅と深さ、（Ｗ１＋ｄｌ＋Ｗ２＋ｄ２）の組み合わせを
選んでグループ及びビットを作製していた。

本発明では上記条件に加えて更にＷ１、Ｗ２．ｄ１、ｄ
２の組み合わせにおいて、 ＋−Ｄ（Ｗ１、ｄｌ）−Ｄ（Ｗｔ、ｄｔ）　　Ｄ（Ｗ２
．ｄ２）　　　（１）即ち、 ２Ｄ（Ｗｘ、ｄｔ）＝Ｉ＋Ｄ（Ｗ２．ｄ２）　　　　　
　　　　（２１となるように幅と深さＷ１＋　Ｗ２１　
ｄ　ｔ　＋　ｄ　２を設定したものである。このように
すると、これから得られる信号は、第１図のようになる
。即ち、トラックナンバーの信号の上半分の振幅Ｌ＋と
、下半分の振幅Ｌ２が等しくなり、グループの部分のＤ
ＣレヘルトトラックナンバーのＤＣレベルが等しくなり
、この信号をＡＣ増幅器に通しても、増幅器の過渡応答
の影響を受けることがなく、信号の包絡線にうねりは生
じ無い。このため０レベルでスライスしても信号の真ん
中でスライスすることになり、誤ったデジタル信号を得
ることがないものである。

上記（２）式のような関係を与える幅Ｗ１＋Ｗ２　＋　
ｄ　１　＋　ｄ　２の組み合わせは無数にあるが、たと
えて例をあげれば、グループの線幅Ｗ＋＝０．８　ミク
ロンとし、ｄｌ＝ｄ２とすると、（２）式を満たすピッ
ト部分の線幅は第６図の結果より、約０４６ミクロンと
なる。

即チ、クループの線幅を０．８ミクロンとし、ピット部
分の線幅を０．４６ミクロンとし、深さを同じにすると
、第１図のような信号が得られ、ＡＣ増幅器の過渡応答
の影響をか少なくなる。このほかにも式（２）を満たす
グループ幅と深さ、ピット幅と深さの組み合わせは、色
々有り、この例に限ることはなく、幅だけでなく深さを
変えても良い。

〈発明の効果〉 このように本発明によれば、トラックナンバーの信号を
ＡＣ増幅器を通して増幅した場合でも、増幅器の過渡応
答の影響を受けることが少なく、エラー率の少ないデジ
タル信号を得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る光メモリ素子によって得られる反
射率のグラフ図、第２図は光メモリ素子の一部平面図、
第３図は従来の光メモリ素子によって得られる反射率の
グラフ図、第４図は信号波形図、第５図は信号波形図、
第６図は反射率のグラフ図を示す。 図中、 １゛グループ　２：ピノト　３：）ラックナンバー信号 代理人　弁理士　福　士　愛　彦（他２名）第３ＦＡ イ２−￥ｆ 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光スポット案内用のグループと、予めピットの形で
   形成されたトラックナンバー信号を有する光メモリ素子
   であって、 グループの幅をＷ＿１、深さをｄ＿１、ピットの幅をＷ
   ＿２、深さをｄ＿２とし、そのグループ、ピットに因る
   反射率をＤ（Ｗ＿１、ｄ＿１）、Ｄ（Ｗ＿２、ｄ＿２）
   とするとき、 ２Ｄ（Ｗ＿１、ｄ＿１）＝１＋Ｄ（Ｗ＿２、ｄ＿２）と
   なるような関係がなりたつ線幅、深さの組み合わせを有
   するグループ、ピットを備えたことを特徴とする光メモ
   リ素子。