JPS62131833A - 座席装置 - Google Patents
座席装置Info
- Publication number
- JPS62131833A JPS62131833A JP27126885A JP27126885A JPS62131833A JP S62131833 A JPS62131833 A JP S62131833A JP 27126885 A JP27126885 A JP 27126885A JP 27126885 A JP27126885 A JP 27126885A JP S62131833 A JPS62131833 A JP S62131833A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- lock plate
- plate base
- side rail
- rail
- Prior art date
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、方向転換を可能にした座席装置に関し、例え
ばフォークリフトトラック等の産業車両に用いられるも
のである。
ばフォークリフトトラック等の産業車両に用いられるも
のである。
「従来の技術」
フォークリフトトラック等の産業車両においては、荷役
場所で頻繁に走行方向の転換を繰り返して荷物の積み換
え等の荷役作業をしている。
場所で頻繁に走行方向の転換を繰り返して荷物の積み換
え等の荷役作業をしている。
従来の産業車両の座席は車体に対して方向転換できない
よう固定しであるものが最も一般的である。そのような
車両では、車両が方向を変えて操縦者が後や横を向くと
きは、座席はそのままにして体を無理な姿勢にねじらな
ければならないので、操縦時に座席を回転でさるように
工夫されたものがあり、その場合、座席は重心位置等一
定の回転中心で回転するように設定されている。
よう固定しであるものが最も一般的である。そのような
車両では、車両が方向を変えて操縦者が後や横を向くと
きは、座席はそのままにして体を無理な姿勢にねじらな
ければならないので、操縦時に座席を回転でさるように
工夫されたものがあり、その場合、座席は重心位置等一
定の回転中心で回転するように設定されている。
「発明が解決しようとする問題点」
しかしながら、このような従来の技術では、座席を回転
させると操縦者の足が大きく振れるので、ブレーキペダ
ルやクラッチペダルから足が摩れてかえって操縦しにく
くなり、使い勝手が悪いという問題点があった。
させると操縦者の足が大きく振れるので、ブレーキペダ
ルやクラッチペダルから足が摩れてかえって操縦しにく
くなり、使い勝手が悪いという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、操縦姿勢を悪くすることなく方向転換をするこ
とができ、かつ方向転換の動作を円滑にすることができ
る座席装置を提供することを目的としている。
もので、操縦姿勢を悪くすることなく方向転換をするこ
とができ、かつ方向転換の動作を円滑にすることができ
る座席装置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、 (1)車体に固設される車体側レールとそれに摺動可能
に嵌合する座席側レールとより成る2列のスライドレー
ルを座席の左右に対応して配設し、該2列のスライドレ
ールの座席側レールの前端部間に伸縮可能な連結バーを
架設し。
は、 (1)車体に固設される車体側レールとそれに摺動可能
に嵌合する座席側レールとより成る2列のスライドレー
ルを座席の左右に対応して配設し、該2列のスライドレ
ールの座席側レールの前端部間に伸縮可能な連結バーを
架設し。
該連結バーの両端はそれぞれ対応するスライドレールの
座席側レールに略垂直軸回りに回動可能に連結するとと
もに、少なくとも一方の端は対応する一方のスライドレ
ールの座席側レールの前端部とともに移動可能に連結し
、 座席の前端部を前記連結バーの移動可能に連結された側
に固定する一方、座席の後端部を横方向に摺動可能に支
持して成る座席装置。
座席側レールに略垂直軸回りに回動可能に連結するとと
もに、少なくとも一方の端は対応する一方のスライドレ
ールの座席側レールの前端部とともに移動可能に連結し
、 座席の前端部を前記連結バーの移動可能に連結された側
に固定する一方、座席の後端部を横方向に摺動可能に支
持して成る座席装置。
(2)車体に固設される車体側レールとそれに摺動可能
に嵌合する座席側レールとより成る2列のスライドレー
ルを座席の左右に対応して配設し。
に嵌合する座席側レールとより成る2列のスライドレー
ルを座席の左右に対応して配設し。
該2列のスライドレールの座席側レールの前端部間に伸
縮可能な連結バーを架設し。
縮可能な連結バーを架設し。
該連結バーの一方の端は対応する一方のスライドレール
の座席側レールの前端部に略垂直軸回りに回動可能、か
つ該前端部とともに移動可能に連結し、他端側は他方の
スライドレールにロックプレートベースを介して連結し
、 該ロックプレートベースは、他方のスライドレールの座
席側レールの前端部の上面に摺動可能に載置するととも
に、座席の前後方向に長い長孔とピンとを介して略垂直
軸回りに回動可能かつ前後移動可能に設置し、かつロッ
クプレートベースの遊端には係脱部を設け、 他方のスライドレールの座席側レールに前記ロックプレ
ートベースの係脱部に対し、前記ピンが前記長孔の一端
にあるときは前記係脱部の軌跡外、他端にあるときは軌
跡内に位置する係上部を有するラッチプレートを固設し
、 座席の前端部を前記連結バーの対応する座席側レールの
前端部とともに移動する側に固定する一方、座席の後端
部を横方向に摺動可能に支持して成る座席装置に存する
。
の座席側レールの前端部に略垂直軸回りに回動可能、か
つ該前端部とともに移動可能に連結し、他端側は他方の
スライドレールにロックプレートベースを介して連結し
、 該ロックプレートベースは、他方のスライドレールの座
席側レールの前端部の上面に摺動可能に載置するととも
に、座席の前後方向に長い長孔とピンとを介して略垂直
軸回りに回動可能かつ前後移動可能に設置し、かつロッ
クプレートベースの遊端には係脱部を設け、 他方のスライドレールの座席側レールに前記ロックプレ
ートベースの係脱部に対し、前記ピンが前記長孔の一端
にあるときは前記係脱部の軌跡外、他端にあるときは軌
跡内に位置する係上部を有するラッチプレートを固設し
、 座席の前端部を前記連結バーの対応する座席側レールの
前端部とともに移動する側に固定する一方、座席の後端
部を横方向に摺動可能に支持して成る座席装置に存する
。
「作用」
しかして、一方のスライドレールの座席側レールを前進
させると、座席はこの座席側レールとともに、座席側レ
ールの前進に従い横にずれながら他方のスライドレール
の前端部を中心に回動し、機構上の回転中心は遠い位置
になり1着席者の足を過度に振らせることなく座席を方
向転換することができるものである。
させると、座席はこの座席側レールとともに、座席側レ
ールの前進に従い横にずれながら他方のスライドレール
の前端部を中心に回動し、機構上の回転中心は遠い位置
になり1着席者の足を過度に振らせることなく座席を方
向転換することができるものである。
また、座席の方向転換をするため着席者が足を突っ張る
のをやめ座席を前に出すようにすると、座席の回転中心
となるべきピンが長孔の後端に位置するようロックプレ
ートベースが他方のスライドレールの座席側レールに対
して移動し、ラッチプレートの係止部がロックプレート
ベースの遊端の係脱部の軌跡外になる。
のをやめ座席を前に出すようにすると、座席の回転中心
となるべきピンが長孔の後端に位置するようロックプレ
ートベースが他方のスライドレールの座席側レールに対
して移動し、ラッチプレートの係止部がロックプレート
ベースの遊端の係脱部の軌跡外になる。
そのまま座席を前記のように方向転換するとロックプレ
ートベースの係脱部がラッチプレートの係止部に対応す
る位置になり、そこで座席の方向転換運動をやめて操縦
等のために足を突っ張ると、座席がわずかに後退すると
ともに前記ピンが長孔の前端に移動し、ロックプレート
ベースの係脱部がラッチプレートの係止部に係止され、
座席がその位置に拘束される。
ートベースの係脱部がラッチプレートの係止部に対応す
る位置になり、そこで座席の方向転換運動をやめて操縦
等のために足を突っ張ると、座席がわずかに後退すると
ともに前記ピンが長孔の前端に移動し、ロックプレート
ベースの係脱部がラッチプレートの係止部に係止され、
座席がその位置に拘束される。
座席を元の方向に戻す場合も同様に座席をわずかの前後
運動をさせるだけでその位置に拘束したり解除すること
ができ、操縦席に用いれば自然な方向転換をすることが
できるものである。
運動をさせるだけでその位置に拘束したり解除すること
ができ、操縦席に用いれば自然な方向転換をすることが
できるものである。
「実施例」
以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
第1図〜第5図に示すように、産業車両たるフォークリ
フトトラック10の車体11に座席20が装着されてお
り、本実施例に係る座席装置30はこの座席20を支持
するためのものである。
フトトラック10の車体11に座席20が装着されてお
り、本実施例に係る座席装置30はこの座席20を支持
するためのものである。
第1図でわかるように、座席20の左右に対応して2列
のスライドレール40a、40bが配設されており、両
スライドレールはいずれも車体11に固設される車体側
レール41と、それに摺動可能に嵌合する座席側レール
42とが主要部をなしている。
のスライドレール40a、40bが配設されており、両
スライドレールはいずれも車体11に固設される車体側
レール41と、それに摺動可能に嵌合する座席側レール
42とが主要部をなしている。
一方のスライドレール40aには前後移動拘束機構を設
けていないが、他方のスライドレール40bには設けて
あり、その操作レバー43がスライドレール40bに装
着されている。
けていないが、他方のスライドレール40bには設けて
あり、その操作レバー43がスライドレール40bに装
着されている。
一方ノスライドレール40aの座席側レール42の前端
部には、垂直ピン42aを介して略垂直軸回りに回動可
能な連結ブラケット44が設置されており、他方のスラ
イドレール40bの前端部にはロックプレートベース4
5が、垂直ピン42aと前後方向に長い長孔45aとを
介して略垂直軸回りに回動可能かつ前後移動可能に設置
されている。
部には、垂直ピン42aを介して略垂直軸回りに回動可
能な連結ブラケット44が設置されており、他方のスラ
イドレール40bの前端部にはロックプレートベース4
5が、垂直ピン42aと前後方向に長い長孔45aとを
介して略垂直軸回りに回動可能かつ前後移動可能に設置
されている。
ロックプレートベース45の遊端には切欠を含む係脱部
45bが形成されており、係脱部45bの先端部45c
には案内面45dが形成され、ロックプレートベース4
5にはさらに、スライドレール40bの座席側レール4
2の側面に当接するストッパ45eが固設されている。
45bが形成されており、係脱部45bの先端部45c
には案内面45dが形成され、ロックプレートベース4
5にはさらに、スライドレール40bの座席側レール4
2の側面に当接するストッパ45eが固設されている。
ロックプレートベース45に対応するラッチプレート4
6がスライドレール40bの座席側レール42に固設さ
れており、ラッチプレート46はロックプレートベース
45の係脱部45bを臨む片状の係止部46aを有して
いる。
6がスライドレール40bの座席側レール42に固設さ
れており、ラッチプレート46はロックプレートベース
45の係脱部45bを臨む片状の係止部46aを有して
いる。
ロックプレートベース45の係脱部45bとラッチプレ
ート46の係止部46aとは、ロックプレートベース4
5の長孔45aと垂直ピン42aとが相対的に前後に変
位する変位量S1に応じて、係上部46aがロックプレ
ートベース45の係脱部45bの軌跡内と軌跡外との間
の変位量S2だけ相対的に変位するよう設定されている
。
ート46の係止部46aとは、ロックプレートベース4
5の長孔45aと垂直ピン42aとが相対的に前後に変
位する変位量S1に応じて、係上部46aがロックプレ
ートベース45の係脱部45bの軌跡内と軌跡外との間
の変位量S2だけ相対的に変位するよう設定されている
。
連結ブラケット44とロックプレートベース45との間
には連結バー50が架設されている。
には連結バー50が架設されている。
連結バー50は外筒51と内挿ロッド52とにより伸縮
可能に構成され、連結バー50の一方の端を形成する外
筒51の端部51aが連結ブラケット44に連結され、
内挿ロッド52の端部はロックプレートベース45に連
結されている。
可能に構成され、連結バー50の一方の端を形成する外
筒51の端部51aが連結ブラケット44に連結され、
内挿ロッド52の端部はロックプレートベース45に連
結されている。
第4図に示すように、外筒51の端部51aは、連結ブ
ラケット44に固設したねじ軸44aに螺合し、抜ける
ことはないが回動可能に連結ブラケット44に連結され
ており、外筒51の端部51aはスライドレール40a
の座席側レール42の前端部に対し、略垂直軸回りに回
動可能。
ラケット44に固設したねじ軸44aに螺合し、抜ける
ことはないが回動可能に連結ブラケット44に連結され
ており、外筒51の端部51aはスライドレール40a
の座席側レール42の前端部に対し、略垂直軸回りに回
動可能。
かつ該前端部とともに移動可能に連結されている。内挿
ロッド52の端部も同様にロックプレートベース45に
連結されている。
ロッド52の端部も同様にロックプレートベース45に
連結されている。
座席20のフレーム21の前端部22は、連結バー50
が一方のスライドレール40aの座席側レール42の前
端部とともに移動可能に連結された側であるところの外
筒51に固定され、第5図でわかるように、座席20の
フレーム21の後端部23にはシュ一部材24が架設さ
れている。
が一方のスライドレール40aの座席側レール42の前
端部とともに移動可能に連結された側であるところの外
筒51に固定され、第5図でわかるように、座席20の
フレーム21の後端部23にはシュ一部材24が架設さ
れている。
シュ一部材24はスライドレール40a。
40bの座席側レール42.42に摺動可能に載置され
、シュ一部材24の下にはストッパ脚24a、24bが
固設され、ストッパ脚24aには案内傾斜面24cが設
けられている。
、シュ一部材24の下にはストッパ脚24a、24bが
固設され、ストッパ脚24aには案内傾斜面24cが設
けられている。
次に作用を説明する。
先ず概略的に動作を説明すれば、第7図に実線で示すよ
うに、座席20が正面を向いた状態から図において左側
の一方のスライドレール40aの座席側レール42だけ
を前進させると、連結ブラケット44は座席側レール4
2の前端部とともに移動し、かつ垂直ピン42aを中心
にして回動する。
うに、座席20が正面を向いた状態から図において左側
の一方のスライドレール40aの座席側レール42だけ
を前進させると、連結ブラケット44は座席側レール4
2の前端部とともに移動し、かつ垂直ピン42aを中心
にして回動する。
連結ブラケット44の移動と回動に従い連結バー50の
外筒51の端部も連結ブラケット44と一体的に移動し
、連結バー50は外筒51と内挿ロッド52とが摺動し
て伸張しながら、はぼ他方のスライドレール40bの垂
直ピン42aを中心にして回動し、第7図に想像線で示
した状態になる。
外筒51の端部も連結ブラケット44と一体的に移動し
、連結バー50は外筒51と内挿ロッド52とが摺動し
て伸張しながら、はぼ他方のスライドレール40bの垂
直ピン42aを中心にして回動し、第7図に想像線で示
した状態になる。
座席20の前端部は連結バー50の外筒51に固定され
ているので、外筒51と一体的に回動し、方向を転換す
る。このとき、座席20の後部ではシュ一部材24がス
ライドレール40a。
ているので、外筒51と一体的に回動し、方向を転換す
る。このとき、座席20の後部ではシュ一部材24がス
ライドレール40a。
40bの座席側レール42.42上を横方向に摺動して
従動する。
従動する。
その結果、第8図の一点鎖線に示すように、座席20は
その前方のペダルA、Bの操作範囲Cを外すことなく方
向を転換する。二点鎖線に示す従来の方向転換の位置と
比較すれば相違が明確になる。
その前方のペダルA、Bの操作範囲Cを外すことなく方
向を転換する。二点鎖線に示す従来の方向転換の位置と
比較すれば相違が明確になる。
より詳細に作用を説明すれば、
第1図および第3図に示すように座席20が正面を向い
た状態で、前後移動拘束機構の操作レバー43を操作し
て、座席20を前後移動させれば、正面を向いたままで
座席20の位置を調節することができる。
た状態で、前後移動拘束機構の操作レバー43を操作し
て、座席20を前後移動させれば、正面を向いたままで
座席20の位置を調節することができる。
前後移動拘束機構で座席20を拘束したまま回転力を与
えなければ、座席20はそのままの姿勢を保持している
0通常は着席者が足を突っ張っているので、スライドレ
ール40bにおいて垂直ヒン42aは長孔45aの前端
に位置している。
えなければ、座席20はそのままの姿勢を保持している
0通常は着席者が足を突っ張っているので、スライドレ
ール40bにおいて垂直ヒン42aは長孔45aの前端
に位置している。
ここで座席20を第3図において時計方向に回転させる
よう着席者が体をねじると、その動作により座席20が
回動を始める。すなわち、一方のスライドレール40a
の座席側レール42が前方に移動し始める。
よう着席者が体をねじると、その動作により座席20が
回動を始める。すなわち、一方のスライドレール40a
の座席側レール42が前方に移動し始める。
方向転換のために着席者が足を突っ張るのをやめ、かえ
って座席20を前方に移動させる力が働くので、座席2
0はわずかに前に移動し、垂直ピン42aが長孔45a
の後端に移動する。従ってラッチプレート46の係止部
46aはロックプレートベース45の係脱部45bの移
動軌跡外に位置するようになる。
って座席20を前方に移動させる力が働くので、座席2
0はわずかに前に移動し、垂直ピン42aが長孔45a
の後端に移動する。従ってラッチプレート46の係止部
46aはロックプレートベース45の係脱部45bの移
動軌跡外に位置するようになる。
座席20を十分に回動させると、ロックプレートベース
45も回動し、ロックプレートベース45の係脱部45
bの切欠にラッチプレート46の係止部46aが嵌入可
能な位置になる。ラッチプレート46の係止部46aは
ロックプレートベース45の係脱部45bまたは先端部
45cの移動軌跡外にあるので、干渉することなく嵌入
可能な状態になる。
45も回動し、ロックプレートベース45の係脱部45
bの切欠にラッチプレート46の係止部46aが嵌入可
能な位置になる。ラッチプレート46の係止部46aは
ロックプレートベース45の係脱部45bまたは先端部
45cの移動軌跡外にあるので、干渉することなく嵌入
可能な状態になる。
そこで座席20を停止させ、意識的に、あるいは無意識
に着席者が足を突っ張ると、座席2oが後退し、ラッチ
プレート46の係上部46aがロックプレートベース4
5の係脱部45bの切欠に嵌入してロックプレートベー
ス45を係止し、第6図に示す状態になる。
に着席者が足を突っ張ると、座席2oが後退し、ラッチ
プレート46の係上部46aがロックプレートベース4
5の係脱部45bの切欠に嵌入してロックプレートベー
ス45を係止し、第6図に示す状態になる。
動作の都合でラッチプレート46の係止部46aがロッ
クプレートベース45の係脱部45bの移動軌跡内に位
置したまま座席2oが方向転換した場合、長孔45aの
案内面45dがラッチプレート46の係止部46aに当
接して案内する。
クプレートベース45の係脱部45bの移動軌跡内に位
置したまま座席2oが方向転換した場合、長孔45aの
案内面45dがラッチプレート46の係止部46aに当
接して案内する。
座席20が方向転換している状態では、ラッチプレート
46の係止部46aがロックプレートベース45の先端
部45cの切欠に嵌入してロックプレートベース45を
係止しているので不用意に座席20が復帰することがな
い。
46の係止部46aがロックプレートベース45の先端
部45cの切欠に嵌入してロックプレートベース45を
係止しているので不用意に座席20が復帰することがな
い。
座席20を復帰させる場合は、足を突っ張るのを止めて
座席20を少し前に出すようにするとラッチプレート4
6の係止部46aがロックプレートベース45の係脱部
45bの切欠から外れてロックプレートベース45を開
放する。そこで座席20を復帰方向に回転させるよう着
席者が体をねじると自然に座席20が回動し、ロックプ
レートベース45に固設したストッパ45eがスライド
レール40bの座席側レール42の側面に当接して座席
20は正面を向いた位置に復帰する。
座席20を少し前に出すようにするとラッチプレート4
6の係止部46aがロックプレートベース45の係脱部
45bの切欠から外れてロックプレートベース45を開
放する。そこで座席20を復帰方向に回転させるよう着
席者が体をねじると自然に座席20が回動し、ロックプ
レートベース45に固設したストッパ45eがスライド
レール40bの座席側レール42の側面に当接して座席
20は正面を向いた位置に復帰する。
座席20の方向転換動作に応じて、座席20の後端部に
設けたシュ一部材24はスライドレール40a、40b
の座席側レール42.42(7)上で摺動する。
設けたシュ一部材24はスライドレール40a、40b
の座席側レール42.42(7)上で摺動する。
また、座席20は連結バー50の中心軸であるねじ軸4
4aを中心に回動するよう後部を起して全体を前倒させ
ることができる。前倒させた後の車体11に点検口が開
き内部を点検することができる。座席20を復帰させる
際に位置が狂った場合、案内傾斜面24cがスライドレ
ール40bの座席側レール42に当接して案内するので
確実に復帰させることができる。
4aを中心に回動するよう後部を起して全体を前倒させ
ることができる。前倒させた後の車体11に点検口が開
き内部を点検することができる。座席20を復帰させる
際に位置が狂った場合、案内傾斜面24cがスライドレ
ール40bの座席側レール42に当接して案内するので
確実に復帰させることができる。
なお、前記実施例では、連結バー50を外筒51と内挿
ロッド52とにより伸縮可能にしたが、この構造に限ら
れるわけではなく、例えば、連結バー50は単体として
、その端をロー、クプレートベース45に挿通して全体
として伸縮可能にしてもよい。
ロッド52とにより伸縮可能にしたが、この構造に限ら
れるわけではなく、例えば、連結バー50は単体として
、その端をロー、クプレートベース45に挿通して全体
として伸縮可能にしてもよい。
また、座席20の後部にシュ一部材24を設けてスライ
ドレール40a、40bの座席側レール42.42上を
摺動する構成のものを示したが、ストッパ脚24a 、
24bが車体11の上面を摺動するようにしてもよい。
ドレール40a、40bの座席側レール42.42上を
摺動する構成のものを示したが、ストッパ脚24a 、
24bが車体11の上面を摺動するようにしてもよい。
「発明の効果」
本発明に係る座席装置によれば、着席者に無理な姿勢を
強いることなく座席の方向転換をすることができ、方向
転換時の着席者の自然な動作を利用して座席の転換を拘
束したり解除したりするようにしたから、方向転換が極
めて自然に行なわれ、使用感が極めて優れた座席とする
ことができる。
強いることなく座席の方向転換をすることができ、方向
転換時の着席者の自然な動作を利用して座席の転換を拘
束したり解除したりするようにしたから、方向転換が極
めて自然に行なわれ、使用感が極めて優れた座席とする
ことができる。
図は本発明の一実施例を示しており、第1図は座席装置
の斜視図、第2図は座席装置を備えるフォークリフトト
ラックの斜視図、第3図は座席装置の前部の平面図、第
4図は第3図IV−IT線断面図、第5図は座席装置の
下部の背面図、第6図は方向転換した状態の座席装置の
前部の平面図、第7図および第8図は動作説明図である
。 10・・・フォークリフトトラック 11・・・車体 20・・・座席24・・・
シュ一部材 30・・・座席装置40a、40b・
・・スライドレール 41・・・車体側レール 42・・・座席側レール4
2a・・・垂直ピン 44・・・連結ブラケット4
5・・・ロックプレートベース 45a・・・長孔4
5b・・・係脱部 46・・・ラッチプレート第
3図 第5図
の斜視図、第2図は座席装置を備えるフォークリフトト
ラックの斜視図、第3図は座席装置の前部の平面図、第
4図は第3図IV−IT線断面図、第5図は座席装置の
下部の背面図、第6図は方向転換した状態の座席装置の
前部の平面図、第7図および第8図は動作説明図である
。 10・・・フォークリフトトラック 11・・・車体 20・・・座席24・・・
シュ一部材 30・・・座席装置40a、40b・
・・スライドレール 41・・・車体側レール 42・・・座席側レール4
2a・・・垂直ピン 44・・・連結ブラケット4
5・・・ロックプレートベース 45a・・・長孔4
5b・・・係脱部 46・・・ラッチプレート第
3図 第5図
Claims (2)
- (1)車体に固設される車体側レールとそれに摺動可能
に嵌合する座席側レールとより成る2列のスライドレー
ルを座席の左右に対応して配設し、該2列のスライドレ
ールの座席側レールの前端部間に伸縮可能な連結バーを
架設し、 該連結バーの両端はそれぞれ対応するスライドレールの
座席側レールに略垂直軸回りに回動可能に連結するとと
もに、少なくとも一方の端は対応する一方のスライドレ
ールの座席側レールの前端部とともに移動可能に連結し
、 座席の前端部を前記連結バーの移動可能に連結された側
に固定する一方、座席の後端部を横方向に摺動可能に支
持して成る座席装置。 - (2)車体に固設される車体側レールとそれに摺動可能
に嵌合する座席側レールとより成る2列のスライドレー
ルを座席の左右に対応して配設し、該2列のスライドレ
ールの座席側レールの前端部間に伸縮可能な連結バーを
架設し、 該連結バーの一方の端は対応する一方のスライドレール
の座席側レールの前端部に略垂直軸回りに回動可能、か
つ該前端部とともに移動可能に連結し、他端側は他方の
スライドレールにロックプレートベースを介して連結し
、 該ロックプレートベースは、他方のスライドレールの座
席側レールの前端部の上面に摺動可能に載置するととも
に、座席の前後方向に長い長孔とピンとを介して略垂直
軸回りに回動可能かつ前後移動可能に設置し、かつロッ
クプレートベースの遊端には係脱部を設け、 他方のスライドレールの座席側レールに前記ロックプレ
ートベースの係脱部に対し、前記ピンが前記長孔の一端
にあるときは前記係脱部の軌跡外、他端にあるときは軌
跡内に位置する係止部を有するラッチプレートを固設し
、 座席の前端部を前記連結バーの対応する座席側レールの
前端部とともに移動する側に固定する一方、座席の後端
部を横方向に摺動可能に支持して成る座席装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27126885A JPS62131833A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | 座席装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27126885A JPS62131833A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | 座席装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62131833A true JPS62131833A (ja) | 1987-06-15 |
JPH036010B2 JPH036010B2 (ja) | 1991-01-29 |
Family
ID=17497711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27126885A Granted JPS62131833A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | 座席装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62131833A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010074467A3 (ko) * | 2008-12-24 | 2010-09-10 | 두산인프라코어 주식회사 | 시트베이스 슬라이딩 장치 |
CN112079272A (zh) * | 2020-08-13 | 2020-12-15 | 王群英 | 一种建筑材料运输设备 |
-
1985
- 1985-12-02 JP JP27126885A patent/JPS62131833A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010074467A3 (ko) * | 2008-12-24 | 2010-09-10 | 두산인프라코어 주식회사 | 시트베이스 슬라이딩 장치 |
US8500082B2 (en) | 2008-12-24 | 2013-08-06 | Doosan Infracore Co., Ltd. | Seat base sliding apparatus |
CN112079272A (zh) * | 2020-08-13 | 2020-12-15 | 王群英 | 一种建筑材料运输设备 |
CN112079272B (zh) * | 2020-08-13 | 2022-04-08 | 江苏伟丰建筑安装集团有限公司 | 一种建筑材料运输设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH036010B2 (ja) | 1991-01-29 |
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