JPS62131505A - 超電導線輪 - Google Patents

超電導線輪

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JPS62131505A
JPS62131505A JP27226285A JP27226285A JPS62131505A JP S62131505 A JPS62131505 A JP S62131505A JP 27226285 A JP27226285 A JP 27226285A JP 27226285 A JP27226285 A JP 27226285A JP S62131505 A JPS62131505 A JP S62131505A
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JP
Japan
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winding
connecting piece
pancake
interface
piece
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JP27226285A
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JPH0464444B2 (ja
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Makoto Suzuki
信 鈴木
Kazuo Aizawa
会沢 一男
Takeshi Yamagiwa
威 山際
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は超電導線輪に関するものである。
〔発明の〒テ景〕
従来、テープ状の超電導線を用いたパンケーキ形の超電
導線輪は、1個の巻枠ボビンに一要素のパンケーキコイ
ル(以下、シングルパンケーキと称する)を2ヶ巻線し
た、所謂ダブルパンケーキを複数個積層して電気的な接
続が施され、超電導電磁石として使用される。
第5図にはダブルパンケーキの従来例が示されている。
同図に示されているようにダブルパンケーキは巻枠ボビ
ン1上に超電導線を巻き回して形成された2個のシング
ルパンケーキ2が、接続片3を介して接続・積層されて
いる。すなわち金属間化合物系テープ状超電導線材で、
例えばNbaS−やV s G aを主体とした厚み0
.05から0.5m、幅5から20−の超電導線を数百
ターン巻回してシングルパンケーキ2が形成されるが、
ダブルパンケーキは次に述べるようにして製作される。
巻枠ボビン1の外表面で接続片3と超電導線とを半田付
は等により電気的9機械的に接続し、一方のシングルパ
ンケーキ2を巻線する。一方のシングルパンケーキ2の
巻線後はこのパンケーキ2上にパンケーキ間スペーサ4
を配し、更に他方のシングルパンケーキ2を前述のそれ
と同様に接続片3にその巻き始め端を接続した超電導線
で巻線形成する。このようにして1個の巻枠ボビン1上
にダブルパンケーキが形成されるが、シングルパンケー
キ2間は接続片3で接続されている。このシングルパン
ケーキ2すなわちパンケーキコイル巻 の加線方法としては特開昭55−77108号公報にも
示されているように、必ずシングルパンケーキ2間の接
続の部分すなわち接続片3の部分から巻き始めるが、接
続方法については各種の方法がとられている。
ところでこのようにして形成されたダブルパンケーキで
、シングルパンケーキ2間接続部が弱点となっている。
すなわちシングルパンケーキ2の巻始め部がシングルパ
ンケーキ2間を接続する接続片3なので、巻線張力が直
接接続片3にかかり。
接続片3を破損し易い、この張力の影響をなくすために
は巻き始め部の張力を小さく設定しなければならないが
、張力を小さく設定するとシングルパンケーキ2の最内
周に緩みの出易い不安定なものとなる。また、シングル
パンケーキ2を複数個接続・積層としてなる超電導線輪
を超電導電磁石として使用する際には1発生する磁界の
強さに比例して図中矢印表示のように軸方向に強大な圧
縮電磁力がかかる。この場合にシングルパンケーキ2間
接続部は直接圧縮力による変位が生じ、変形や変形によ
る特性劣化および破損の重大な事故を生じる要因となる
。このような現象は超電導電磁石 石の運転時に超電導状態から常電導状態に転位する。所
謂クエンチ発生の要因ともなり、超電導電磁石としての
性能を低下させる。
〔発明の目的〕
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、パンケー
キコイル間接続部が巻線張力および圧縮力に耐えること
を可能とした超電導線輪を提供することを目的とするも
のである。
〔発明の概要〕
すなわち本発明は巻枠ボビン上に超電導線を巻回してパ
ンケーキ状に形成されたパンケーキコイルを、接続片で
複数個接続・積層してなる超電導線輪において、前記巻
枠ボビンに前記超電導線の巻き始め端を接続する接続用
部片を埋設すると共に、前記接続用部片間を前記接続片
で接続したことを特徴とするものであり、これによって
接続用部片および接続片が巻線張力および圧縮力に耐え
るようになる。
〔発明の実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
1図から第4図には本発明の一実施例が示されている。
なお従来と同じ部品には同じ符号を付したので説明を省
略する1本実施例では巻枠ボビン1aに超電導線の巻き
始め端を接続する接続用部片5を埋設すると共に、接続
用部片5間を接続片3aで接続した。このようにするこ
とにより巻枠ボビン1aに超電導線の巻き始め端を接続
する接続用部片5が埋設されると共に、接続用部片5間
は接続片3aで接続されるようになって、接続用部片5
および接続片3aが巻線張力および圧縮力に耐えるよう
になり、パンケーキコイル間接続部が巻線張力および圧
縮力に耐えることを可能とした超電導線輪を得ることが
できる。
すなわち巻枠ボビン1aに接続用部片5を埋設したが、
接続用部片5そのものの電気抵抗およびこの部分での接
続部電気抵抗をできる限り少なくするため、巻枠ボビン
強度の許す限り厚みtを小さく1幅りおよび長さWを大
きくする。また場合によっては接続用部片5の数を複数
としてもよい。
このようにして接続用部片5を設けた巻枠ボビン心 18に加回したシングルパンケーキ2は、その巻き始め
端が巻枠ボビン1aに埋設した接続用部片5と半田付は
接続されているので、巻き始めより規定の張力で巻線さ
れるようになり1巻線部に緩みのない安定した巻線がで
きるようになる。また従来、シングルパンケーキ2間は
巻線時にジャーショート等の異状が発生していても巻線
後にチェックすることができないのみならず、その異状
に対する対策を行うこともできずに、ダブルパンケーキ
が使用できなくなってしまう、これに対し本実施例の場
合は第2図にも示されているようにシングルパンケーキ
2としてでき上がるので、裏。
表共に異状部のチェックが可能で、かつ異状に対する対
策も行い易くなり、各種の信頼性試験実施後にシングル
パンケーキ2の組立てが可能となる。
また、接続用部片5間を接続片3aで接続するようにし
たので、シングルパンケーキ2を重ね合せた時点で雇、
治具等によりその軸方向に、運転時に加わる電磁力に同
等または近似の圧縮力を付加した状態で接続できるよう
になって、運転時に圧縮力がかかつても変位が殆んど生
じないようになり、シングルパンケーキ2間接続部の変
形や破損の発生が防止できる。このようにシングルパン
ケーキ2間接続部の変形や破損の発生が防止できるよう
になったので、クエンチの発生が防止でき、性能の安定
した超電導線輪を得ることができる。
なお巻枠ボビン1aは強度の点及び巻線部と電気的にも
接続されているので、超電導状態での通電において殆ん
ど電流を流し得ない電気抵抗の大′きいSUS材および
真鍮などが適当である。一般に機械的強度が高く、電気
抵抗が銅より大きいものであれば材料として選定できる
が、場合によってはカーボン繊維を使用したFRP材の
ように、金属以外のものであってもよい。
また、巻枠ボビン1aに埋設された接続用部片5は直接
超電導線と半田付けされ、かつその内周面側に接続片3
aが半田付けされるが、超電導状態における通電々流を
非常に小さい抵抗で流す必要があるので、無酸素鋼のよ
うに電気抵抗の小さい材料が選定される。
〔発明の効果〕
上述のように本発明はパンケーキコイル間接続部が巻線
張力および圧縮力に耐えられるようになって、パンケー
キコイル間接続部が巻線張力および圧縮力に耐えること
を可能とした超電導線輪を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の超電導IIA輪の一実施例の一部破断
斜視図、第2図は同じく一実施例のシングルパンケーキ
の一部破断斜視図、第3図は同じく一実施例の巻枠ボビ
ンの斜視図、第4図は第2図のイ枠部の拡大一部破断斜
視図、第5図は従来の超電導線輪の一部破断斜視図であ
る。 1a・・・巻枠ボビン、2・・・シングルパンケーキ(
パンケーキコイル)、3a・・・接続片、5・・・接続
用部片・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.巻枠ボビン上に超電導線を巻回してパンケーキ状に
    形成されたパンケーキコイルを、接続片で複数個接続・
    積層してなる超電導線輪において、前記巻枠ボビンに前
    記超電導線の巻き始め端を接続する接続用部片を埋設す
    ると共に、前記接続用部片間を前記接続片で接続したこ
    とを特徴とする超電導線輪。
JP27226285A 1985-12-03 1985-12-03 超電導線輪 Granted JPS62131505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27226285A JPS62131505A (ja) 1985-12-03 1985-12-03 超電導線輪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27226285A JPS62131505A (ja) 1985-12-03 1985-12-03 超電導線輪

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62131505A true JPS62131505A (ja) 1987-06-13
JPH0464444B2 JPH0464444B2 (ja) 1992-10-15

Family

ID=17511393

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27226285A Granted JPS62131505A (ja) 1985-12-03 1985-12-03 超電導線輪

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JP (1) JPS62131505A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010109287A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Toshiba Corp 超電導コイル装置
JP2013041871A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Fujikura Ltd 超電導コイル及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010109287A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Toshiba Corp 超電導コイル装置
JP2013041871A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Fujikura Ltd 超電導コイル及びその製造方法

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JPH0464444B2 (ja) 1992-10-15

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