JPS6213028Y2 - - Google Patents

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JPS6213028Y2
JPS6213028Y2 JP2665380U JP2665380U JPS6213028Y2 JP S6213028 Y2 JPS6213028 Y2 JP S6213028Y2 JP 2665380 U JP2665380 U JP 2665380U JP 2665380 U JP2665380 U JP 2665380U JP S6213028 Y2 JPS6213028 Y2 JP S6213028Y2
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JP
Japan
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photoelectric switch
folding door
light
door
folding
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JP2665380U
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English (en)
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JPS56128594U (ja
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Priority to JP2665380U priority Critical patent/JPS6213028Y2/ja
Publication of JPS56128594U publication Critical patent/JPS56128594U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は折り戸を用いたバス乗降口ステツプ等
における物体の存在を検出する折り戸用光電検出
装置に関する。
一般にバス等の乗降口には、折り戸式の自動扉
が、戸袋が不要であり、低コストである等のため
広く用いられている。またバス等の乗降口では、
ステツプ上に人員やその他の物体が存在していな
いことを、光電スイツチ等により確認してドアを
開閉させるようにしている。この場合、前記折り
戸を用いると、開放時、折り戸がステツプ側に畳
まれるため、光電スイツチからの光線をさえぎつ
てしまう。このため折り戸を用いた場合、光電ス
イツチを使用できず、これに代つてやむをえずス
テツプマツトスイツチを使用して物体の検出を行
つていた。しかしステツプマツトスイツチは機械
的なものであり、故障が発生し易い等種々の問題
があつた。
本考案の目的は、折り畳まれる時、光電スイツ
チからの光線をしや断する部分に反射板を設ける
ことにより、折り戸を用いた乗降口ステツプにお
ける物体の検出を光電スイツチにより支障なく行
うことができる折り戸用光電検出装置を提供する
ことにある。
以下本考案を図面に示す一実施例を参照して説
明する。第1図に於て、11はバス等の車体の外
側板で、その乗降用の開口には、折り戸12を開
閉可能に取付ける。上記折り戸12は2枚の戸1
a,12bを中間蝶番13にて連結したもので、
その図示右側辺は前記外側板11に蝶番14を介
して回動可能に連結する。16は乗降口ステツプ
で、上記折り戸12の内側に形成されており、折
り戸12は開放時、この乗降口ステツプ16内に
折り畳まれる。18は光電スイツチで発光器及び
受光器を一体に組合せて成り、乗降口ステツプ1
6の一内側面に取付けられ、この乗降口ステツプ
16を横切る光線を発光する。19は固定反射板
で、上記光電スイツチ18と対向する如く乗降口
ステツプ16の内側面に設けられ、光電スイツチ
18からの光線を、光電スイツチ18に向けて反
射させる。21は移動反射板で、折り畳まれると
き、上記光電スイツチ18からの光線をしや断す
る折り戸12の一部に設けられ、折り戸12の開
閉に伴つて移動し、光電スイツチ18からの光線
を、光電スイツチ18に向けて連続的に反射させ
る。
ここで、折り戸12は開閉時第2図で示すよう
な移動軌跡をとる。即ち、折り戸12の図示左側
辺は、符号A,B,Cで示す如く、平面状に移動
する。これに対し、中間蝶番13による中折れ辺
13aは符号a,b,cで示す如く、蝶番14を
中心とした円軌道を取る。そして、光電スイツチ
18からの光線をしや断する部分は、一方の戸1
aの中折れ辺13aから幅方向ほぼ中間部までの
部分である。従つて、前記移動反射板21はこの
部分に設ければよい。また、上記光線をしや断す
る戸12aの角度は、図示のように、しや断し始
めの部分、即ち中折れ辺13aに近い部分ほど光
線に対し鋭角を成す。また折り畳終了時しや断す
る部分、即ち戸12aの幅方向中間部に近い部分
ほど、光線に対し直角に近く対向する。従つて中
折れ辺13aに近い部分の反射面21aを、戸12
aの表面と同一面にすると、反射光は光電スイツ
チ18に向わなくなるので、移動反射板21は、
図示の如く、その反射面21aが光線とほぼ直角
に対向するよう、戸12aの表面に対し傾斜をつ
けた鋸歯状に形成する。もちろん、この傾斜は、
中折れ辺13aに近いほど強くし、幅方向中間部
に近い部分ほど弱くし、最終的には戸12aの表
面と同一面にする。
上記構成に於て、折り戸12が閉じている時
は、光電スイツチ18から発せられた光線は固定
反射板19にて反射され光電スイツチ18に戻つ
てその受光部にて捕えられる。従つて乗降口ステ
ツプ16上に人員や物体が存在すれば上記光線を
しや断することになるので、光電スイツチ18は
これを検出することが出来る。また折り戸12を
開いた時は、その中折れ辺13aが第2図の如
く、乗降口ステツプ16内に進入するが、光線を
しや断する部分には、移動反射板21を取り付け
てあるので、この移動反射板21により光線を光
電スイツチ18に向けて反射させることができ
る。従つて、光電スイツチ18による検出動作を
何らさまたげることなく、折り戸12を開閉する
ことができる。
尚、移動反射板21の形状は前述した鋸歯状に
のみ限定されるものではなく、折り戸12の開閉
時、光線を光電スイツチ18に向けて連続的に反
射させ得るものであればよい。例えば、第3図
a,bで示すように、移動反射板21の反射面2
aを、光線と鋭角を成す中折れ部13a近くの部
分は、半円状の円周面を複数個戸の幅方向に並置
したような形状にする。
このように形成すると、光線があたる反射面の
曲率は常に一定であるため、光線はある一定範囲
に拡散反射され、常に光電スイツチを照射するこ
とができる。従つて、折り戸12の開閉によつて
も光電スイツチ18の検出機能をさまたげること
はない。尚、幅方向中間部近くの反射面21a
は、前述の鋸歯形状のものと同じ理由により、戸
12aの表面と同一面をなすように形成する。
以上のように本考案によれば、折り戸の折り畳
まれる側の空間、例えば乗降口ステツプ中におけ
る物体の存在を検出するにあたり、折り畳まれる
とき、光電スイツチからの光線をしや断する折り
戸の一部に、その開閉に伴つて移動する移動反射
板を設けたので、折り戸の開閉によつても、光電
スイツチによる検出機能を何らさまたげることは
なく、従来のマツトスイツチ等によるものに比
べ、信頼性等が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による折り戸用光電検出装置の
一実施例を示す平面図、第2図は本考案に用いる
移動反射板の反射作用説明図、第3図a,bは本
考案に用いる移動反射板の他の形状例を示す正面
図及び平面図である。 12……折り戸、12a……戸、13a……中折
れ辺、18……光電スイツチ、19……固定反射
板、21……移動反射板、21a……反射面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 折り戸の折り畳まれる側の空問における物体
    の存在を検出する発光器及び受光器からなる光
    電スイツチと、この光電スイツチとの対向個所
    に設けられ光電スイツチからの光線を光電スイ
    ツチに向けて反射される固定反射板と、折り畳
    み時前記光電スイツチからの光線をしや断する
    折り戸の一部に設けられ光電スイツチからの光
    線を光電スイツチに向けて連続的に反射させる
    移動反射板とを備えたことを特徴とする折り戸
    用光電検出装置。 (2) 移動反射板として、折り戸の開閉時検出用の
    反射光が常時光電スイツチを照射するように、
    その反射面の、戸の表面に対する傾斜が、折り
    戸の中折れ辺に近づくにつけて強くなる如く鋸
    歯状に形成したものを用いたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の折り戸用
    光電検出装置。 (3) 移動反射板として、折り戸の開閉時検出用の
    反射光が常時光電スイツチを照射するように、
    折り戸の中折れ辺近くの反射面を、半円状の円
    周面が複数個戸の幅方向に並置されたように形
    成したものを用いたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の折り戸用光電検出
    装置。
JP2665380U 1980-02-29 1980-02-29 Expired JPS6213028Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2665380U JPS6213028Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29

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JP2665380U JPS6213028Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29

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Publication Number Publication Date
JPS56128594U JPS56128594U (ja) 1981-09-30
JPS6213028Y2 true JPS6213028Y2 (ja) 1987-04-03

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