JPS62129628A - 天吊形空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は天吊形空気調和機に係り、特にファンモーター
の動力で凝縮水を排水するポンプを備えた空気調和機の
構造に関する。

〔発明の背景〕

従来の天井に据付けるタイプの空気調和機では実開昭５
９−１９３９１８号に記載のように凝縮水の汲上げには
別途設けたモーターにポンプ機構を連結し、そのモータ
ー動力によりドレン水を汲上げ送風機を廻すモーターは
別設定となっていた。故に、送風用の動力源とポンプ用
の動力源を共用する点については何ら配慮されていなか
った。

〔発明の目的〕

本発明の目的は送風機用のモーターを利用して、ドレン
水汲上げ用のポンプを駆動するようにした天吊形空気調
和機の構造を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は部屋中央の天井部に吊下げて居住空間を最も効
率良く冷暖房することから送風機構造を全周に吐出する
ようプロペラ形にしたことにより、空気調和機の中心軸
と送風機の軸を一致させることができ、熱交換器を空気
調和機の外周に設置することにより凝縮水を中央部に容
易に集められる構造となった。このドレン水溜めとモー
ター軸の関係より送風機モーターでドレンポンプを駆動
することが可能となった。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。

第１図は本発明の円形天吊形空気調和機の外観斜視図、
第２図はその縦断面図を表わす。１は空気吸込口、２は
熱交換器、３はドレンパン、４は送風機、５は送風機４
を駆動するモーターを示し、天井６から吊下げて設置し
、運転時は冷媒で高温又は低温になった熱交換器２に矢
印で示すような空気流を通して暖冷房を行う。この冷暖
房運転のうち熱交換器２が低温となる冷房運転時には熱
交換器２で凝縮した凝縮水はドレンパン３上に流れ落ち
、この凝縮水を排水する必要が生ずる。本発明の空気調
和機では外周部に円形状に設置した熱交換器２で凝縮し
た凝縮水をドレンパン３の熱交換器受部７で受け、該凝
縮水を空気調和機の中心部に配置したドレン水溜め８へ
空気吐出口９内の１部に設けたドレン水路１０を介して
導き、該ドレン水溜め部８へ溜める。

このとき、ドレンパン３の形状は熱交換器受部７よりド
レン水路１０．ドレン水溜め８へと位置を順次低くする
ことにより凝縮水は自然にドレン水溜め８に集まる。

ドレン水溜め８内に溜まった凝縮水はファンモーター５
に直結したポンプ１２により汲み上げられ天井裏から室
外へ排水される。

本実施例によれば送風機４を駆動するファンモーター６
の軸心にドレン水溜め８を配置することができ、該ファ
ンモーター６の動力で凝縮水の排水が可能となるため従
来例のように排水用の別動力源が不要となる。

〔発明の効果〕

本発明によれば凝縮水の排水用のポンプ動力を送風機用
のファンモーターで兼用できる。ひいては、安価な天吊
形空気調和機を供給できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の空気調和機の外観斜視図、第２図は第
１図の縦断面図である。 １・・・空気吸込口、２・・・熱交換器、３・・・ドレ
ンパン、４・・・送風機、５・・・ファンモーター、８
・・・ドレン水溜め、１ｏ・・・ドレン水路、１２・・
・ポンプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円筒状に構成された天吊形空気調和機において、外周側
   面に具備された室内空気吸込口と、該吸込口に面して具
   備された熱交換器と、該熱交換器下端部全周に具備され
   た凝縮水を受けるドレンパンと、前記熱交換器の内側に
   具備されたファンモーターと、該ファンモーターの上軸
   に取付けられたファンと、前記ファンモーターの下軸に
   取付けられたポンプと、該ポンプ下方に具備された前記
   ドレンパンからの凝縮水を受けるドレン水溜め部と、該
   ドレン水溜め部と前記ドレンパンとの間に具備された空
   気吐出口とを備えて成ることを特徴とする天吊形空気調
   和機。