JPS62128415A - シヤドウマスク - Google Patents

シヤドウマスク

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Publication number
JPS62128415A
JPS62128415A JP26907485A JP26907485A JPS62128415A JP S62128415 A JPS62128415 A JP S62128415A JP 26907485 A JP26907485 A JP 26907485A JP 26907485 A JP26907485 A JP 26907485A JP S62128415 A JPS62128415 A JP S62128415A
Authority
JP
Japan
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length
segregation
thickness
less
rolling
Prior art date
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Pending
Application number
JP26907485A
Other languages
English (en)
Inventor
Morinori Kamio
守則 神尾
Masahiro Tsuji
正博 辻
Yoshihisa Kita
芳久 喜多
Akihiko Nishimoto
昭彦 西本
Koji Iwase
耕二 岩瀬
Osamu Nozoe
野副 修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Mining Co Ltd, NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Mining Co Ltd
Priority to JP26907485A priority Critical patent/JPS62128415A/ja
Publication of JPS62128415A publication Critical patent/JPS62128415A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は民生用及び産業用のカラー受像管に用いられる
シャドウマスクに関する。
従来、シャドウマスク用素材としてリムド鋼が用いられ
てきたが、冷延鋼板にレジスト塗布後パターンを焼付は
現像し、エツチング穿孔するというシャドウマスクの製
造工程において、エツチング穿孔時に酸化物系介在物に
よるエツチング不良が多く発生し、しかもその後のプレ
ス成形性を付与するため焼鈍を施すと降伏点伸びが発生
しやすく、プレス成形でストレッチャーストレインとい
った不良を生じやすいという間賄がある。そのため脱炭
焼鈍した極低炭素人1キルド函を使用することが多くな
っている。板厚は、エツチング性、プレス成形性、軽量
性、経済性等の観点からα3鱈以下とされている。この
脱炭Alキルド餌の使用により、リムド鋼に較べればエ
ツチング不良が減少したが、それでもまだ圧延方向に平
行なスジムラと呼ばれる透過ムラが発生することが多く
、シャドウマスクとして大きな欠陥となっている。
発明の概要 本発明者等はかかる点に鑑み、透過不良の発生原因の究
明に努めた結果、シャドウマスク材が塩化第2鉄を主体
としたエツチング液で穿孔する際に、穿孔されたエツチ
ング孔壁面が荒れ、透過光又は反射光がそこで散乱され
たり遮断されて透過不良が生じることが分った。このエ
ツチング孔壁面の荒れは、シャドウマスク材の偏析部で
エツチング性の異なる物の存在により穴状の荒れを生じ
ることにより起る。特にMn及び又はSの偏析があり、
しかもその偏析が圧延方向に伸びて偏析帯となっている
場合に透過不良が生じることを見い出したものである。
つまり本発明の要旨とするところは、偏析帯の圧延方向
の長さが30011111以下であることを特徴とする
板厚α3關以下の極低炭素A1キルド冷延鋼板を用いた
シャドウマスクにある。
本発明で適用される極低炭素Alキルド冷延鋼板はC;
a、005重量%以下(以後重量を省略)、Sl:α0
5%以下、Mn:α06〜100%、s;Q、ooos
〜α0200%、Pi(LOO5〜α015%、5ol
A1:α005〜0.080%、N:α0010〜α0
100%、Cr:0.02〜0.10%そして残部F・
及び不可避的不純物から成る組成を有する。板厚は、エ
ツチング性、プレス成形性、軽量性、経済性等の観点か
らα5 ms以下とされている。
この極低炭素AIキルトン冷延鋼板において圧延方向の
偏析帯の長さが300藺を超えて存在する場合エツチン
グ穿孔後のクヤドウマスク孔には偏析帯の長さに比例し
た孔壁面の荒れが形成され、その結果透過不良が生じる
。また偏析帯の長さが300關以下に制御された場合、
その部分のエツチング後の孔壁面に荒れは生じるが、欠
陥となる荒れた孔の個数が少なく、全体のシャドウマス
クの中では実用上問題にならない。
偏析は主に鋳造時の最終凝固部に鋼中の溶質元素が濃縮
しながら凝固することにより生じ、その後の熱処理等で
形を変化させながら、圧延加工により圧延方向に伸ばさ
れて偏析帯となる。従ってシャドウマスクの板厚にまで
加工された際に偏析帯の長さの短いものはその幅も厚み
も相対的に小さくなっており、偏析帯の長さを300f
i以下に制御しさえすれば、透過不良には問題がない。
一般的には圧延方向の偏析帯の長さが300闘程度の場
合rL5fMIIの板厚でその偏析帯の幅方向の拡がり
は1〜2■程度で厚みは数μ以下である。
また偏析部には鋼中の含有成分全てが偏析する可能性を
もちシャドウマスクの透過不良に対する原因となりつる
が、そのうち特にMn及び又はSが偏析帯を形成する場
合に透過不良が最も顕著である。
これらの具体的内容及び効果を以下の実施例を用いて説
明する。
実施例1 供試材は、低炭臓銅を250トン転炉で出御し、その後
、そのままF@−Mn、A14を添加して成分調整を行
い、連続鋳造を行う工程、及び出鋼後RH脱ガス設備に
より炉外精錬を施し鋼を清浄化し、C,P、5XAl等
の成分を調整し連続鋳造を行う工程の両方を実施した。
また、連続鋳造においては偏析帯の状況を変えるため、
鋳造凝固中期から末期にかけて゛?M、磁攪拌もしくは
ロールによる軽圧下等の処理を施した。
鋳造されたよ片は、C: 0. OO2〜α050%、
Sにα05%以下、Mn:α06〜1.00%、B :
 o、 o o o s〜0.0200%、P : 0
.005〜1015%、So1人1 : 0.005〜
0.080%、N : α0010〜α0100 %、
 Cr : cLo 2〜α10%、そして残WSF・
及び不可避的不純物から成る組成を有する。
これらの鋼片を の工程で板厚α15m1m1の薄鋼板とした。偏析帯の
長さを変えるために、上記工程の熱間圧延でのスラブ加
熱温度、パススケジュール、巻取温度等を変化させると
共に脱炭焼鈍前の冷間圧延率を変えた。
これらのα151Ill+の鋼板のC量は全てα005
%以下で、極低炭素鋼の領域であり、そのためF a 
3 Cの存在によるエツチングのムラは光生じない。こ
れらの鋼板のコイルから第1(a)図に示すように圧延
方向に50altliII隔で10個の試料を切り出し
、第1(b)図に示すように幅方向が一致するように圧
延直角方向垂直断面をそろえて(Q、15m×10枚)
、該垂直断面を研磨し、ピクリン酸水溶液に界面活性剤
を添加した腐食液で腐食し、光学顕微鏡で偏析帯を調査
した。第1(b)図に模式的に示すが、圧延直角断面で
例えば3個の試料に続けて同一位置に偏析帯がWi詔さ
れれば偏析帯の長さは3X50−=150mと走義した
。また各コイルで最も長い偏析帯を最大長さとした。こ
の偏析帯をX線マイクロアナライザーで分析するとM 
n Sが主体であり、権にP単独偏析やM n Sに脱
S処−理時に使用し九〇aが含まれているものがあった
これらの同一フィルから切り出した鋼板を脱脂→レジス
ト液塗布→現像→バーニング処N等の工程を経て、所定
のシャドウマスク形状のパターンにエツチング開孔し、
その後の光極の透過不良の有無をダ4査した。
この透過不良の各コイルの発生率と前記の偏析帯の最大
長さの関係を第2図に示す。この第2図カラ明らかなよ
うに鋼板の中に存在する偏析帯の最大長さが3001を
超えると透過不良の発生率が著しく簡くなることがわか
る。すなわち、偏析帯の長さが5QQm以下の極低炭素
Alキルド簿板金用いたシャドウマスクは欠陥が非常に
少ないことが明らかである。
実施例2゜ 供試材は実施例1と同様な工程で熱間圧延及び酸洗まで
行った、表1に示す化学成分の鋼である。
鋼Aは2.81Is の酸洗板から0.4Mまで冷圧し
連続焼鈍炉で焼鈍し、調質圧延後、さらに(11511
18まで冷間圧延を行った。
114 B +!: m Cハ2.8 m (D酸洗板
から165鶴まで冷圧し、オープンコイル焼鈍炉で脱炭
焼鈍を行い、Cを0.001%以下まで低げた。焼鈍後
調質圧延で形状矯正し、再度冷間圧延し1151111
1厚さとした。これら3鋼種の各々の冷圧コイルの長手
方向から3個所(T、M、B)について第1図に示す検
査方法で偏析帯の最大長さを測定し、フィルの残りの部
分からシャドウマスクを製造した。
この偏析帯長さとエツチング後の透過不良率を表2に示
す。圧延方向の偏析帯の長さが300錦を越している鋼
Cは透過不良率が11%であるが、500 m11以下
であるmAとw4Bは2%未−である。
【図面の簡単な説明】
第1(&)図は偏析帯長さの検査のだめの試料の切出し
方法を説明する説明図(斜線部が試料、50闘間隔で1
0試料)、第1(b)図は、切出した10枚の試料集合
体(α15闘X10枚)による検査面と及びその一部A
及びBの拡大図(人においては偏析帯長さは50X5=
250關と50X2=100gそしてBにおいては偏析
帯長さは50×5=1s ox)、そして第2図は偏析
帯長さと不良率の関係を示すグラフである。 同       風  間  弘  志(7第2図 +00  200  300  400  500傅折
帯の最″P、、長さ (mm) 、m比方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)偏析帯の圧延方向の長さが300mm以下である
    ことを特徴とする板厚0.3mm以下の極低炭素Alキ
    ルド冷延鋼板を用いたシヤドウマスク。
JP26907485A 1985-11-29 1985-11-29 シヤドウマスク Pending JPS62128415A (ja)

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JP26907485A JPS62128415A (ja) 1985-11-29 1985-11-29 シヤドウマスク

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JP26907485A JPS62128415A (ja) 1985-11-29 1985-11-29 シヤドウマスク

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JPS62128415A true JPS62128415A (ja) 1987-06-10

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ID=17467295

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JP26907485A Pending JPS62128415A (ja) 1985-11-29 1985-11-29 シヤドウマスク

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