JPS6212728B2 - - Google Patents
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- JPS6212728B2 JPS6212728B2 JP55110901A JP11090180A JPS6212728B2 JP S6212728 B2 JPS6212728 B2 JP S6212728B2 JP 55110901 A JP55110901 A JP 55110901A JP 11090180 A JP11090180 A JP 11090180A JP S6212728 B2 JPS6212728 B2 JP S6212728B2
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- Japan
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- flange
- gas
- compound
- joint surface
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- Expired
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G5/00—Installations of bus-bars
- H02G5/06—Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings
- H02G5/063—Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings filled with oil or gas
Description
本発明はガス絶縁開閉装置等に使用している金
属圧力容器相互間を互いに接続しているフランジ
接続部の特に接合面に塗布するコンパウンドを改
良したガス絶縁電気装置に関するものである。 接地電位にあるケース内部に導体をSF6ガスと
ともに収納して構成したガス絶縁母線等のガス絶
縁電気装置の単相母線１相分の一部を第１図に、
また第２図にそのフランジ接続部を示す。充電部
である導体１は図示されていない絶縁物を介して
接地されたケース２内に支持されている。このケ
ース２内には高圧の絶縁性ガス３が封入されてい
る。そしてケース２は互に接続されるが、このケ
ース２間はフランジ部４でガスシール用パツキン
５を介してボルト、ナツト６でお互いに電気的且
つ機械的に接続されている。又、ケース２が第１
図のように多点接地されている場合、即ちケース
２と電気的且つ機械的に固定された支持脚７が各
部で接地線８を介して接地網９に接続されている
場合には、導体１に流れる電流Ｉによつてケース
２―支持脚７―接地線８―接地網９からなる閉ル
ープに誘導電流ｉ，i′が流れる。この誘導電流は
第２図でで明らかなフランジ接続部にも流れるこ
とになる。 ところでフランジ接続部はガスシールを行なう
重要な部分である。屋外においてはフランジ接合
面１０に水が浸入して、パツキン５の当るフラン
ジシール面が腐食してガスリークにいたる恐れが
ある。従つて、このフランジ接合面１０に水を浸
入させないために防水防錆剤を塗布する必要があ
る。更に、前述したようにフランジ接続部には誘
導電流が流れるため通電用コンパウンドも含めて
種々のものが検討されてきたが、それらの防水防
錆力、パツキンへの影響等を実験した結果は表１
のような結果であつた。
属圧力容器相互間を互いに接続しているフランジ
接続部の特に接合面に塗布するコンパウンドを改
良したガス絶縁電気装置に関するものである。 接地電位にあるケース内部に導体をSF6ガスと
ともに収納して構成したガス絶縁母線等のガス絶
縁電気装置の単相母線１相分の一部を第１図に、
また第２図にそのフランジ接続部を示す。充電部
である導体１は図示されていない絶縁物を介して
接地されたケース２内に支持されている。このケ
ース２内には高圧の絶縁性ガス３が封入されてい
る。そしてケース２は互に接続されるが、このケ
ース２間はフランジ部４でガスシール用パツキン
５を介してボルト、ナツト６でお互いに電気的且
つ機械的に接続されている。又、ケース２が第１
図のように多点接地されている場合、即ちケース
２と電気的且つ機械的に固定された支持脚７が各
部で接地線８を介して接地網９に接続されている
場合には、導体１に流れる電流Ｉによつてケース
２―支持脚７―接地線８―接地網９からなる閉ル
ープに誘導電流ｉ，i′が流れる。この誘導電流は
第２図でで明らかなフランジ接続部にも流れるこ
とになる。 ところでフランジ接続部はガスシールを行なう
重要な部分である。屋外においてはフランジ接合
面１０に水が浸入して、パツキン５の当るフラン
ジシール面が腐食してガスリークにいたる恐れが
ある。従つて、このフランジ接合面１０に水を浸
入させないために防水防錆剤を塗布する必要があ
る。更に、前述したようにフランジ接続部には誘
導電流が流れるため通電用コンパウンドも含めて
種々のものが検討されてきたが、それらの防水防
錆力、パツキンへの影響等を実験した結果は表１
のような結果であつた。
【表】
【表】
上記表１の結果から、フランジ接合面１０には
防水防錆力のある硬化型シリコーンゴム、不硬化
型液状ガスケツトやグリスＡを塗布し、一方誘導
電流を流すため第２図に示すフランジ接続部をバ
イパスするようシヤント１１で互いのケース２を
電気的に短絡していた。これは通電用コンパウン
ドＡが防水防錆性に良好なものではなく、且つパ
ツキングへの影響が大きいためである。そしてフ
ランジ部での発熱等も考慮した結果としてシヤン
ト１１を使用しているのが現状である。 しかしながら上述したように、シヤントを全フ
ランジ接続部等に設けることは非常に高価になる
と共に組立上も複雑になる。 従つて本発明の目的は、防水防錆剤自身に通電
性と放熱性を持たせた防水防錆剤を使用すること
によりシヤントを不要にしうるガス絶縁電気装置
を提供するにある。 本発明の特徴は第３図に示すようにフランジ接
合面１０へ、通電性、放熱性、耐水性のあるコン
パンド１００を塗布することにある。即ちシリコ
ーン油に亜鉛の粉を例えば20〜40W％及びアルミ
ニウムの粉を５〜15W％混ぜて構成したコンパウ
ンドである。今、これをコンパウンドＢとする。 このコンパウンドＢは金属粉が入つているた
め、その金属粉がフランジ接合面１０において互
いのフランジ４を電気的に短絡し通電性を持たす
ことになる。第３図のようなアルミニウム製ケー
ス２０のアルミニウム製フランジ（接合面は無処
理のアルミ素地）２１をボルト、ナツト６で締付
けた場合におけるフランジ２１部の接触抵抗測定
結果を表２に示す。この結果からも分るようにコ
ンパウンドＢが最も接触抵抗が小さい、即ちフラ
ンジ接合面１０で通電することができる。尚、こ
こで使用したコンパウンド１００はシリコーン油
に亜鉛28W％、アルミニウム7W％混入させて構
成した場合の結果で、上述した範囲で同様の結果
を得られる。 また、コンパウンドＢには金属粉が入つている
ためコンパウンド自身の熱伝導率も非常によく約
1.5×103cal／cm・sec，℃である。従つて、誘導
電流による発熱も抑制できる。そして金属粉が混
入しているため、油成分の流失や高温における分
離も起きにくい。即ち、防水防錆の役をする油成
分が金属粉によつて安定維持されるため防水防錆
効果が大きい。尚、コンパウンドＢに混入される
金属として上記のものの他に、微量のCu粉やMg
粉を混入させてもよい。
防水防錆力のある硬化型シリコーンゴム、不硬化
型液状ガスケツトやグリスＡを塗布し、一方誘導
電流を流すため第２図に示すフランジ接続部をバ
イパスするようシヤント１１で互いのケース２を
電気的に短絡していた。これは通電用コンパウン
ドＡが防水防錆性に良好なものではなく、且つパ
ツキングへの影響が大きいためである。そしてフ
ランジ部での発熱等も考慮した結果としてシヤン
ト１１を使用しているのが現状である。 しかしながら上述したように、シヤントを全フ
ランジ接続部等に設けることは非常に高価になる
と共に組立上も複雑になる。 従つて本発明の目的は、防水防錆剤自身に通電
性と放熱性を持たせた防水防錆剤を使用すること
によりシヤントを不要にしうるガス絶縁電気装置
を提供するにある。 本発明の特徴は第３図に示すようにフランジ接
合面１０へ、通電性、放熱性、耐水性のあるコン
パンド１００を塗布することにある。即ちシリコ
ーン油に亜鉛の粉を例えば20〜40W％及びアルミ
ニウムの粉を５〜15W％混ぜて構成したコンパウ
ンドである。今、これをコンパウンドＢとする。 このコンパウンドＢは金属粉が入つているた
め、その金属粉がフランジ接合面１０において互
いのフランジ４を電気的に短絡し通電性を持たす
ことになる。第３図のようなアルミニウム製ケー
ス２０のアルミニウム製フランジ（接合面は無処
理のアルミ素地）２１をボルト、ナツト６で締付
けた場合におけるフランジ２１部の接触抵抗測定
結果を表２に示す。この結果からも分るようにコ
ンパウンドＢが最も接触抵抗が小さい、即ちフラ
ンジ接合面１０で通電することができる。尚、こ
こで使用したコンパウンド１００はシリコーン油
に亜鉛28W％、アルミニウム7W％混入させて構
成した場合の結果で、上述した範囲で同様の結果
を得られる。 また、コンパウンドＢには金属粉が入つている
ためコンパウンド自身の熱伝導率も非常によく約
1.5×103cal／cm・sec，℃である。従つて、誘導
電流による発熱も抑制できる。そして金属粉が混
入しているため、油成分の流失や高温における分
離も起きにくい。即ち、防水防錆の役をする油成
分が金属粉によつて安定維持されるため防水防錆
効果が大きい。尚、コンパウンドＢに混入される
金属として上記のものの他に、微量のCu粉やMg
粉を混入させてもよい。
【表】
以上説明したように本発明によれば、シリコー
ン油に亜鉛の粉及びアルミニウムの粉を混合した
コンパウンドをフランジ接合面に塗布することに
よつてこのコンパウンドが通電性、放熱性がよい
ため、フランジ接合面を電気的に接続すると共に
シース電流をバイパスシヤントなしで流すことが
できる。更に、コンパウンドの主成分である油で
フランジ接合面の防水防錆をすることができ、従
来のシヤントを取付ける構成に比較し安価で且つ
組立ても容易なガス絶縁電気装置を提供すること
ができる。
ン油に亜鉛の粉及びアルミニウムの粉を混合した
コンパウンドをフランジ接合面に塗布することに
よつてこのコンパウンドが通電性、放熱性がよい
ため、フランジ接合面を電気的に接続すると共に
シース電流をバイパスシヤントなしで流すことが
できる。更に、コンパウンドの主成分である油で
フランジ接合面の防水防錆をすることができ、従
来のシヤントを取付ける構成に比較し安価で且つ
組立ても容易なガス絶縁電気装置を提供すること
ができる。
第１図はガス絶縁電気装置の単相母線の一部を
示す正面図、第２図は第１図のフランジ接続部の
断面図、第３図は本発明におけるフランジ接続部
の断面図である。 １……導体、２……ケース、３……絶縁性ガ
ス、４……フランジ、５……パツキン、７……支
持脚、８……接地線、９……接地網、１０……フ
ランジ接合面、１１……シヤント、２０……アル
ミニウムケース、２１……アルミニウム製フラン
ジ、１００……コンパウンドＢ。
示す正面図、第２図は第１図のフランジ接続部の
断面図、第３図は本発明におけるフランジ接続部
の断面図である。 １……導体、２……ケース、３……絶縁性ガ
ス、４……フランジ、５……パツキン、７……支
持脚、８……接地線、９……接地網、１０……フ
ランジ接合面、１１……シヤント、２０……アル
ミニウムケース、２１……アルミニウム製フラン
ジ、１００……コンパウンドＢ。
Claims (1)
- １ ガス絶縁電気装置の接地された金属ケースに
おいて、互いに金属ケース間を電気的且つ機械的
に接続するためのフランジ接合面ヘシリコーン油
に亜鉛の粉20〜40W％のアルミニウムの粉５〜
15W％を混入したコンパウンドを塗布したことを
特徴とするガス絶縁電気装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55110901A JPS6212728B2 (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 | |
| US06/290,323 US4399315A (en) | 1980-08-12 | 1981-08-05 | Gas-insulated electric apparatus |
| DE3131231A DE3131231C2 (de) | 1980-08-12 | 1981-08-06 | Gasisolierte, metallgekapselte Hochspannungsleitung |
| CH5143/81A CH652248A5 (de) | 1980-08-12 | 1981-08-10 | Gasisolierter, elektrischer apparat. |
| FR8115636A FR2488744A1 (fr) | 1980-08-12 | 1981-08-12 | Appareil electrique a isolation par gaz |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55110901A JPS6212728B2 (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5736511A JPS5736511A (ja) | 1982-02-27 |
| JPS6212728B2 true JPS6212728B2 (ja) | 1987-03-20 |
Family
ID=14547541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55110901A Expired JPS6212728B2 (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4399315A (ja) |
| JP (1) | JPS6212728B2 (ja) |
| CH (1) | CH652248A5 (ja) |
| DE (1) | DE3131231C2 (ja) |
| FR (1) | FR2488744A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62141485A (ja) * | 1985-12-16 | 1987-06-24 | 日本酸素株式会社 | 高純度窒素製造方法 |
| US4911018A (en) * | 1988-02-23 | 1990-03-27 | Hartman Doanld R | Flow meter bracket |
| DE3827102A1 (de) * | 1988-08-10 | 1990-03-08 | Licentia Gmbh | Huellenstromreduzierung |
| US5509240A (en) * | 1991-08-19 | 1996-04-23 | Barton, Jr.; Bruce G. | System for forming lined passages through concrete walls |
| DE9406307U1 (de) * | 1994-04-18 | 1994-06-09 | Hensel Kg Gustav | Niederspannungs-Schaltanlage |
| DE29710966U1 (de) * | 1997-06-18 | 1997-08-14 | Siemens Ag | Kapselungsgehäuse für eine gasisolierte Hochspannungsanlage |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1396983A (fr) * | 1964-06-01 | 1965-04-23 | Nv | Perfectionnements aux isolateurs de traversée pour haute tension |
| US3448202A (en) * | 1965-07-26 | 1969-06-03 | Westinghouse Electric Corp | Enclosed electric power transmission conductors |
| NL6805321A (ja) * | 1968-04-16 | 1969-10-20 | ||
| JPS55103006A (en) | 1979-01-30 | 1980-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | Deivc for sealing electric equipment |
-
1980
- 1980-08-12 JP JP55110901A patent/JPS6212728B2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-08-05 US US06/290,323 patent/US4399315A/en not_active Expired - Fee Related
- 1981-08-06 DE DE3131231A patent/DE3131231C2/de not_active Expired
- 1981-08-10 CH CH5143/81A patent/CH652248A5/de not_active IP Right Cessation
- 1981-08-12 FR FR8115636A patent/FR2488744A1/fr active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2488744B1 (ja) | 1984-12-28 |
| US4399315A (en) | 1983-08-16 |
| JPS5736511A (ja) | 1982-02-27 |
| DE3131231C2 (de) | 1985-12-12 |
| CH652248A5 (de) | 1985-10-31 |
| FR2488744A1 (fr) | 1982-02-19 |
| DE3131231A1 (de) | 1982-04-29 |
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