JPS62126374A - レ−ダ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野Ｊ この発明は、レーダ反射波から、実目標の中心を検出す
るレーダ装置の改良に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は、従来のレーダ装置を示すブロック図であ９１
図中、（１）は機械駆動アンテナ、（２）は送受信機、
（３）は検知器、（４）は目標信号幅検出回路、（５）
はクラッタ判定回路でおる。

次に動作について説明する。

機械駆動アンテナ（１１に送受信器（２）が接続され。

送受信機（２）から発生されたレーダパルスは１機械駆
動アンテナ（１）を通して空間に放射され、目標からの
反射信号が機械駆動アンテナ［＋１を通υ、送受信機（
２）に入力される。送受信機（２）は、受信信号を処理
し、いわゆるレーダビデオ信号として、検知器（３）に
入力する。同時に９機械駆動アンテナ（１）は。

その走査角度を検知器（３）に入力する。検知器（３）
は。

レーダビデオの前縁及び後縁を検出し、その前縁及び後
縁に対応するアンテナの走査角を、前縁及び後縁の位置
情報として出力する。前記出力は。

目標信号幅検出回路（４）に入力され、目標信号幅検出
回路（４）は、前縁位置情報から、後縁位置情報を減算
することによシ、目標信号幅を算出し、クラッタ判定回
路（５）に入力する。クラッタ判定回路（５）は、目標
信号幅が、所定の範囲外の場合にこれをクラッタによる
信号と判定するような、いわゆるランレングス判定を行
う。

〔発明が解決しようとする問題点ｊ ところで、前記のレーダ装置において１機械駆動式アン
テナのかわシに、フェーズド・アレイ・アンテナを用い
ようとする場合、フェーズド・アレイ・アンテナのビー
ム幅及びビーム形状は、アンテナの走査角によって変る
ため、セントロイド回路から出力される目標位置が誤っ
たものとなる。

これを２図を用いて説明する。

第４図は、アンテナ走査角とビーム幅の関係を示す図で
あり９図中、（６）はアンテナビーム形状であり、θ０
はアンテナビームボアサイト方向、θ１゜θ２はアンテ
ナの走査角、ΔθＯＬ＋Δθ０＆はアンテナビームボア
サイト方向でのビームの左右の幅。

Δθ１１７．Δ０１Ｒ及びΔθ２Ｌ＋Δ０２ルはそれぞ
れ、走査角θ１及びθ２でのアンテナビームの左右の幅
である。

図中のθＴに示す位置に目標が存在する場合、目標信号
の前縁は、アンテナの走査角θ１で、後縁はアンテナの
走査角θ２で受信される。このとき１機械駆動アンテナ
を用いていれば、アンテナの左右のビーム幅は常に一定
であるため、前縁及び後縁でのアンテナ走査角θ１と０
２の差を算出することで目標信号幅を得ることができる
が、フェーズド・プレイ・アンテナの場合には、走査角
のコサインに反比例してアンテナビーム幅が増大すると
ともに、アンテナビームの左右の幅が変化するため。

０１と０２の差を算出しても、正しい目標信号幅を得る
ことができず、クラッタの判定に誤シを生じるという問
題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、フェーズド・プレイ・アンテナを用いた場
合にも、正しくクラッタの判定を行うことのできるレー
ダ装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するだめの手段」 この発明に係るレーダ装置は、フェーズド・アレイ・ア
ンテナを介して目標の反射波を受信する送受信機からの
レーダビデオ信号を検知器に供給し、検知器によって検
出された前記レーダビデオ信号の前縁及び後縁の位置情
報を補正回路を用いて補正し、この補正された前縁及び
後縁の位置情報を用いて、目標信号幅を算出し、前記目
標信号幅を用いてクラッタ検知を行うことによシ、フェ
ーズド・アレイ・アンテナの走査角にかかわらず。

正しくクラッタ検出を行なおうとするものである。

〔作用〕

本発明におけるレーダ装置では、検出器から出力される
レーダビデオの前縁及び後縁の位置情報は、フェーズド
・アレイ・アンテナの走査角度によって補正され、目標
信号幅検出回路に入力され。

目標信号１隔が算出される。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図を用いて説明する。

第１図は９本発明の一実施例を示すブロック図であり２
図中、（７）はフェーズド・アレイ・アンテナ、（２）
は送受信機、（３）は検知器、（４）は目標信号幅検出
回路、（５）はクラッタ判定回路、（８）は補正回路で
ある。また、第２図は、前記補正回路（８）の詳細を示
すブロック図であり、（９）は走査方向判定回路。

（１０ａ）及び（１ｏｂ）はビーム幅補正回路である。

第１図に示すように、フェーズド・アレイ・アンテナ＋
１１は、送受信機（２）からのレーダパルスを空間に放
射し、目標からの反射信号が、送受信機（２）に入力さ
れる。送受信機（２）は、上記反射信号を処理しレーダ
ビデオ信号として検知器（３）に入力する。

同時に、７エーズド・アレイ・アンテナ（６）は、その
走査角度を検知器（３）に入力する。検知器（３）は。

レーダビデオの前縁及び後縁を検出し、その前縁及び後
縁に対応するアンテナ走査角を前縁及び後縁位置として
、補正回路（８）に出力する。補正回路（８）に入力さ
れたレーダビデオの前縁位置θ１と後縁位置θ２は、走
査方向判定回路（９）に入力される。走査方向判定回路
（９）は、前縁位置０１と後縁位置θ２の大小を判定す
ることにより、ビームの走査方向を判定し、ビーム幅補
正回路（１０ａ）、（１０ｂ）に入力する。ビーム幅補
正回路（１０ａ）、（１０ｂ）は、ビームの走査方向に
よりアンテナビーム幅の補正をビームの左右どちらに対
して行うかを決定し、入力されるレーダビデオの前縁あ
るいは、後縁の信号から必要な補正量を計算する。本実
施例では、アンテナ走査が、ボアサイトの右側で右から
左へ行なわれている例を示している。走査角は、右側を
正とし。

レーダビデオの前縁位置を０１．後縁位置を０２とし。

そのそれぞれに対応するビームの左右の幅をΔθ１１Ｌ
＋Δθ１Ｌ＋Δθ２ル、Δθ２Ｌとし、ビームがボアサ
イト位置の場合のビーム幅の１／２をΔθ０と書けば、
補正回路の出力ＯＣ１ｒθｃ２は。

ビームの走査方向が左から右の場合は ０１ｃ＝０１＋（Δ０１１１Ｌ−Δθ０）　　・・・・
・・・・・・・・・・・（１）０２Ｃ＝０２−Ｃｅ−θ
２Ｌ−Δθ口）　　　　　　　・・・・・・・・・・・
・・・・　（２）ビームの走査方向が右から左の場合は θ１ｃ＝θ＋　　（６θ１Ｌ−Δθ０）　　　・・・・
・・・・・・・・・・・（３１θ２ｃ＝　　０２＋（ム
θ２Ｒ−ΔＯｏ）　　　　　・・・・・・・・・・・・
・・・（４）となる。上記補正は、演算回路を用いるか
、あるいはＲＯＭ等の記憶素子を用いることで、容易に
実現できる。

前記補正出力を、目標信号幅検出回路（４）に入力し、
目標信号幅検出回路（４）によって算出された目標信号
幅により、クラッタ判定回路（５）によるクラッタ判定
を行うことにより、ビームの走査角にかかわらず、正し
くクラッタ判定を行うことができる。

また、上記説明では、目標の反射信号の大きさにより、
受信が可能なアンテナレベルの変動については言及して
いないが、アンテナビーム幅の変化は、受信のレベルに
関係しないため、目標の反射信号の大きさにかかわらず
、正しい目標位置を得ることができる。

〔発明の効果」 以上のように、この発明によれば、フェーズド・アレイ
・アンテナのビーム幅の変化を補正する回路を設けたこ
とによ）、アンテナの走査角の変化により、ビーム幅が
変動した場合にも、正しくクラッタ判定を行うことが可
能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図。 第２図は補正回路の詳細を示すブロック図、第３図は従
来のレーダ装置を示すブロック図、第４図はアンテナ走
査角とビーム幅の関係を示す図であり９図中、（１）は
機械駆動アンテナ、（２）は送受信機。 （３）は検知器、（４）はセントロイド回路、（５）は
クラッタ判定回路、（６）はアンテナビーム形状、（７
）はフェーズド・アレイ・アンテナ、（８）は補正回路
、（９）は走査方向判定回路、　　（１０ａ）、（１０
ｂ）はビーム幅補正回路である。 なお１図中、同一符号は、同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電子的にアンテナビームの走査を行うフェーズド・アレ
   イ・アンテナと、このアンテナを介して目標からの反射
   波を受信する送受信機と、この送受信器からのレーダビ
   デオ信号が供給されビデオ信号の前縁及び後縁を検出す
   る検知器と、前記レーダビデオ信号の前縁及び後縁の位
   置情報を前記レーダビームの走査角度に応じて補正する
   補正回路と、前記補正回路によつて補正された前縁及び
   後縁の位置情報を用いて、前記目標からの反射波の広が
   りを導出する目標信号幅検出回路と、前記目標信号幅検
   出回路から出力される目標幅情報の大きさによつて、前
   記レーダビデオ信号が、クラツタであるか否かを判定す
   るクラツタ判定回路とを有するレーダ装置。