JPS6212605B2 - - Google Patents

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JPS6212605B2
JPS6212605B2 JP55113093A JP11309380A JPS6212605B2 JP S6212605 B2 JPS6212605 B2 JP S6212605B2 JP 55113093 A JP55113093 A JP 55113093A JP 11309380 A JP11309380 A JP 11309380A JP S6212605 B2 JPS6212605 B2 JP S6212605B2
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JP
Japan
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wire
connector
station
loop
wires
Prior art date
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Application number
JP55113093A
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English (en)
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JPS5738510A (en
Inventor
Efu Fuanshitsuku Jatsuku
Shii Benitsuto Joozefu
Teii Tatsubusu Joozefu
Ii Shunaidaa Toomasu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
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Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
Priority to JP11309380A priority Critical patent/JPS5738510A/ja
Publication of JPS5738510A publication Critical patent/JPS5738510A/ja
Publication of JPS6212605B2 publication Critical patent/JPS6212605B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、絶縁排除タイプ(insulation
displacement type)のコンタクトを装填させ、
各コンタクトを絶縁被覆ワイヤへ接続させたハウ
ジングを有するコネクタを含むタイプの電気ハー
ネス(electrical harness)を製造するための方
法および装置に関する。
他のタイプの電気的接続にまつわる費用および
無効力のいくつかを排除するため、電気製品の製
造者は、絶縁排除タイプのコンタクトを用いる電
気ハーネスにますます依存してきている。広く受
け入れられるようになつてきているタイプの典型
的な電気ハーネスは、絶縁排除タイプのコンタク
トを装填させたハウジングを有するコネクタを通
常含んでいる電気ハーネスである。各コンタクト
は、絶縁被覆ワイヤに接続されている。ワイヤ
は、通常、コネクタの反対側のワイヤ端から絶縁
部の異なるセグメントを除去させた各種長さとな
つている。
労賃を排除することの望ましさから、上記のタ
イプの電気ハーネスを製造するのに、現在、自動
装置が用いられるようになつてきている。このよ
うな装置の1例は、1979年1月30日付米国特許第
4136440号に開示されている。
この米国特許第4136440号は: コネクタを第1ステーシヨンに位置決めする、 複数のワイヤの第1端を、第2ステーシヨンを
均一に通じて第1ステーシヨンへ同時的に供給す
る、 ワイヤを第1ステーシヨンでコネクタに挿入す
る、 第1ステーシヨンと第2ステーシヨンとの間で
ワイヤに各種長さでループを形成させる、 ワイヤの絶縁部を切断するように切断ブレード
を有する第2ステーシヨン近傍でのチヤネルへの
ワイヤの圧入、 第2ステーシヨン近傍でのワイヤの把持、 第2ステーシヨンでのワイヤの切断、および ワイヤに軸方向の力を加えて切断ブレードを通
るようにワイヤを引きそしてワイヤからワイヤ絶
縁部を剥ぎ取る、 ことを含んだ前記タイプの電気ハーネスを製造
する方法と装置を記載している。
さらにこの米国特許第4136400号は、ワイヤが
ワイヤの面に垂直な同じ面にあるワイヤの位置
で、すなわち2つのステーシヨンのどちらか一方
から同じ位置でのワイヤの位置でループ形成組立
体により軸方向に係合させられるようにしてワイ
ヤに種々の長さのループを形成させるためのルー
プ形成組立体を開示している。これは、コンタク
トとワイヤとの間に比較的幅のあるセンター間隙
(たとえば0.156インチ)を有する電気ハーネスに
対し満足となり得る。しかしながら、たとえば
0.100インチ以下のコンタクトセンター距離を有
する電気ハーネスを製造しようとするとき、ワイ
ヤ係合部材の厚さは、これらが同じ平面にあると
き、限定因子となる。
さらに、ワイヤを確実に駆動して供給する比較
的高度な手段が、米国特許第4136440号で求めら
れている。ワイヤは、前記の第1ステーシヨンと
第2ステーシヨンの間で動力でリールから送ら
れ、適当なワイヤ供給手段により駆動されねばな
らない。
さらには、米国特許第4136440号で供給されて
ない自動コネクタ装填手段および電気ハーネス押
出し手段を得ることが望ましい。その代り、コネ
クタは、第1ステーシヨンに手で装填される。
したがつて、本発明の主目的は、絶縁排除タイ
プのコンタクトを装填させ、各コンタクトを絶縁
被覆ワイヤに接続させた、ハウジングを有する少
なくとも1つのコネクタを含むタイプの電気ハー
ネスを製造する改良方法を提供することである。
該方法は、次の各段階: (a) 第1のステーシヨンにコネクタを位置決めす
る、 (b) コンタクトの数に少なくとも相当する数のワ
イヤを、該第1のステーシヨンから遠隔した第
2のステーシヨンで保持する、 (c) 該コネクタを該第2のステーシヨンに移動さ
せて各コンタクトが、それぞれの保持されたワ
イヤと整合するようにさせる、 (d) 第2のステーシヨンでそれぞれの保持された
ワイヤをその対応するコンタクトへ同時に挿入
させる、 (e) 該コネクタを該第1のステーシヨンへ戻し、
そして該コネクタと該第2のステーシヨンとの
間で定められた予定の長さのワイヤを同時に引
く、そして、 (f) 保持された全てのワイヤを第2のステーシヨ
ンで切断する、 を含んでなる。
本発明のもう1つの目的は、前記の方法を行う
改良装置を提供することである。該装置は、コネ
クタが、まず位置決めされる第1のステーシヨ
ン、各ワイヤをその対応するコンタクトへ同時に
移動させる挿入手段、該ワイヤを選択的に把持す
る保持手段を有する該第1のステーシヨンから遠
隔した第2のステーシヨン、および該挿入手段
と、保持手段と、ワイヤ切断手段とを与えられた
順番で順次作動させるための制御手段を含んでい
る形式である。本発明を構成する改良点は、与え
られた配置でコネクタを装着する手段が、該第1
のステーシヨンと、該ワイヤに整合している該第
2のステーシヨンとの間で運動可能であり;該挿
入手段が、該第2のステーシヨンに位置決めされ
ており;該制御手段が該コネクタキヤリヤを該第
1のステーシヨンから該第2のステーシヨンへ移
動させ、該挿入手段を作動させて該ワイヤを、そ
の対応コンタクトに移動させ、該保持手段を解放
させ、該コネクタキヤリヤを該第1のステーシヨ
ンへ戻させてワイヤを一緒に引き、該ワイヤ保持
手段を作動させ、該ワイヤ切断手段を作動させて
完成した電気ハーネスを形成させることを特徴と
する。
本発明のもう1つの目的は、前記のタイプの電
気ハーネス製造装置で各種の大きさのループを形
成させる改良手段を提供することである。この際
装置は、コネクタが位置決めされる第1のステー
シヨン、各ワイヤをその対応するコンタクトに同
時に移動させる挿入手段、該ワイヤを選択的に把
持するための保持手段と、該ワイヤを切断するた
めの切断手段とを有する第2のステーシヨン、お
よびワイヤ係合端をその対応ワイヤに軸方向に係
合するようにして通常は離隔させて有し、往復動
するように装着させた複数のワイヤループ形成部
材を有する該第1のステーシヨンと該第2のステ
ーシヨンとの間にあるループ形成組立体を含み、
各ワイヤループ形成部材は、第1の離隔位置から
第2の位置へ作動可能で、対応するワイヤに係合
して与えられた大きさのループを形成させ、よつ
て各種の大きさのループを該ワイヤに形成させ、
そして制御手段が、該挿入手段、保持手段、ワイ
ヤ切断手段およびループ形成組立体を与えられた
順番で順次作動させるようにしてなる。該ループ
形成組立体の改良点は、該ワイヤ係合端が、コネ
クタから様々な距離で各対応ワイヤにまず係合す
るように該ワイヤループ形成部材が相互に関し装
着されていることである。
本発明のもう1つの目的は、装置に新たなコネ
クタを自動的に装填しそして装置から完成した電
気ハーネスを押し出すようにした改良電気ハーネ
ス製造装置を提供することである。電気ハーネス
は、コンタクトを装填させた少なくとも1つのコ
ネクタを含んでいる。装置は、第1のコネクタが
まず位置決めされて完成したハーネスが最終的に
与えられる第1のステーシヨンを含む。こゝで改
良点は、第2のコネクタが、第1のステーシヨン
に位置決めされるのに先立つて位置決めされる該
第1のステーシヨンに隣接するコネクタ供給ステ
ーシヨン;および一方の部分をコネクタ供給ステ
ーシヨンで第2のコネクタに係合させそして他方
の部分を第1のステーシヨンで完成した電気ハー
ネスの第1のコネクタに係合させている往復動可
能に装着されたコネクタ係合押し部材を含んだ該
第1のステーシヨンと該コネクタ供給ステーシヨ
ンとの間で関連づけられた装填―押出し組立体を
含み、該コネクタ係合押し部材がコネクタ供給ス
テーシヨンから第1のステーシヨンに向けた方向
へ運動するように作動可能でコネクタ供給ステー
シヨンで第2のコネクタが第1のステーシヨンへ
移動させられ、同時に、完成した電気ハーネスが
反対側から押し出されるようにしてなり、そして
完成した電気ハーネスが第1のステーシヨンに与
えられた後、制御手段が、該装填―押出し組立体
を作動させるようになつている。
以下本発明を添付の図面を参照してさらに詳細
に説明する。
第1図および第3〜11図をみると、全体を参
照数字10で示した本発明の電気ハーネス装置が示
されている。装置10は、第2図に全体を参照数
字12で示した完成した電気ハーネスを自動的に
製作することを意図している。
第2図をみると、電気ハーネス12が、全体を
参照数字14で示したコネクタを有していて、コ
ネクタ14は、複数の絶縁排除タイプコンタクト
(insulation displacement type contact)18を
予め搭載させて有する絶縁されたハウジング16
を含んでいる。ハウジング16は、後述して明ら
かにする目的のためリツプ26が形成されてい
る。
各コンタクト18は、通常の絶縁排除タイプの
スリツト20(第12および13図)を有してお
り、スリツト20は、これに連結された絶縁被覆
ワイヤ22a,22b,22cおよび22dの絶
縁部に切込むようになつている。ワイヤ22a,
22b,22cおよび22dの各端は、露出する
ように剥ぎ取られたコンダクタ部分24a,24
b,24cおよび24dを有している。ワイヤ2
2a,22b,22cおよび22dの全部を全体
的に述べるとき、以下参照数字22を用いること
とする。
ワイヤ22a,22b,22cおよび22d
は、各種の寸法となつている。同様にして、露出
したコンダクタ部分24a,24b,24cおよ
び24dも、各種の寸法となつている。しかしな
がら、後述する方法および装置は、ワイヤおよび
露出したコンダクタ部分が、等しい電気ハーネス
または露出したコンダクタが全くない電気ハーネ
スを製作するのに用いられ得ると解釈されたい。
また図面には4回路のコンダクタ14が示されて
いるが、どの寸法のコネクタも用いられ得ると解
釈されたい。
もう1度第1図および第3〜11図をみると、
装置10は、全体を参照数字28で示した第1ス
テーシヨンおよび該第1ステーシヨン28から遠
隔した、全体を参照数字30で示す第2ステーシ
ヨンを含んでいる。コネクタ14は、第1ステー
シヨン28にまず置かれ、仕上げられた電気ハー
ネス12は、後にこゝから電気ハーネス製作操作
で出される。
ワイヤ22は、第2ステーシヨン30で絶縁排
除コンタクト18に接続される。さらに、ワイヤ
22の端は、第2ステーシヨン30で切断されて
から剥ぎ取られる。
コネクタ14は、全体を参照数字32で示すコ
ネクタキヤリヤ上に位置決めでき、コネクタキヤ
リヤ32は、第1ステーシヨン28と第2ステー
シヨン30との間で運動可能である。コネクタキ
ヤリヤ32は、後述して明らかとする目的のため
底部に形成させた開口38を有する、全体を参照
数字34で示した全体的にU字形のコネクタネス
トを含んでいる。ネスト34は、第1ステーシヨ
ン28と第2ステーシヨン30との間で運動する
ようになつている。キヤリヤ駆動装置42が、第
1ステーシヨン28と第2ステーシヨン30との
間でネスト34を運動させるように設けられてい
る。
複数の自由回転ワイヤリール44が、第1ステ
ーシヨン28の反対側の第2ステーシヨン30の
側に設けられている。リール44から供給される
ワイヤ46は、ワイヤガイド48を経て第2ステ
ーシヨン30へ通される。
第3〜11図をみると、第2ステーシヨン30
が、上方装着組立体50と下方装着組立体52と
を有しているのが見られる。より詳細には、各装
着組立体は、上方装着組立体駆動装置62と下方
装着組立体駆動装置68とにそれぞれ応答して上
方位置と下方位置との間で運動可能である。
第2ステーシヨン30でワイヤ46を保持する
ために、それぞれ上方と下方の把持部材54と5
6の形式をしたワイヤ保持手段が設けられてい
る。上方把持部材54は、上方装着組立体50へ
固締されていてこれと共に上方位置と下方位置と
の間で運動するようになつている。下方ワイヤ把
持部材56は、装置10の全操作を通じて静止し
ている。すなわち、上方装着組立体50がその下
方位置にあるとき、ワイヤ把持部材54と56と
が、第2ステーシヨン30でワイヤ46を保持す
る。上方装着組立体が、その上方位置にあるとき
は、ワイヤ把持部材54と56とは離隔していて
ワイヤを解放する。
上方と下方のワイヤ把持部材54,56に隣接
して、本分野で公知の形状の絶縁排除挿入ブレー
ド58が装着されている。挿入ブレード58は、
上方装着組立体50へ固締されていて共に運動す
るようになつている。
複数の上方絶縁切断ブレード60が、上方装着
組立体50へ固定されていて共に運動して、電気
ハーネスを構成するワイヤの端の絶縁部を切るよ
うになつている。それぞれの回路すなわちワイヤ
22に対し1つの絶縁切断ブレードがある。ブレ
ード60は、各回路のワイヤと整合しているばか
りでなく、図示されているように、相互に関し異
なる長手方向の配置をとつている。このことは、
電気ハーネスワイヤ22の端から絶縁部を異なる
長さで剥ぐのに必要とされる。
下方装着組立体52は、これと一緒に運動する
ワイヤ剪断ブレードを固締させて有する。剪断ブ
レード64は、ワイヤが、ブレードと、挿入ブレ
ード58の側面に挾まれたとき、ワイヤを切断す
ることができる。このことは、上方装着組立体5
0が下方位置にあり、かつ下方装着組立体52が
上方位置にあるとき生ずる。
下方装着組立体52は、また、共に運動させる
ように複数の下方絶縁切断ブレード66を固締さ
せて有する。下方絶縁ブレード66のそれぞれ
は、上方絶縁切断ブレード60と整合していて、
上方装着組立体50が下方位置にありかつ下方装
着組立体が下方位置にあるとき、ワイヤ22の端
で絶縁部を切断するように協働し得る。
挿入手段の一部の構成は、下方装着組立体52
へ連結せずに組合せられたコネクタ運動手段70
である。コネクタ運動手段70は、上方位置と下
方位置との間で往復運動するように装着されてい
て、そして第2のステーシヨン30でコネクタ1
4と係合するようになつていてコネクタを挿入ブ
レード58へ向け上方へ運動させる。コネクタ運
動手段70は、挿入駆動装置72に応答して運動
し得る。
全体を参照数字74で示したループ形成組立体
は、第1ステーシヨン28と第2ステーシヨン3
0との間に位置決めされている。ループ形成組立
体74は、後に詳述するようにして第1ステーシ
ヨン28と第2ステーシヨン30との間に張られ
たワイヤ22にループを形成するようになつてい
る。
通常、ループ形成組立体74は、複数のループ
形成部材76を各回路ワイヤに対し1つを対応さ
せて有する。ループ形成部材76のそれぞれの底
部には、ワイヤ係合ローラ78が、それぞれあ
る。ループ形成部材76は、相互に関し調節可能
であり、そして調節されると、ワイヤ22の上方
に離隔した第1位置と、ローラ78がワイヤ22
に係合し、ワイヤ22へ下方軸方向力を与える第
2位置と第2位置からさらに下方の第3位置との
間の下方向運動に対しユニツトとして往復動する
ように装着してある。
各回路ワイヤの下にはループ形成組立体74の
一部を形成する底部支持ローラ80が設けられて
おり、ループ形成部材76が下方向運動するよう
に作動させられると各回路ワイヤの下側に係合す
るようになつている。全ループ形成組立体74
は、ループ形成駆動装置82に応答するように作
動する。
全体を参照数字84で示した装填―押出し組立
体(第1図には示してない。第12および13図
を参照されたい)が、第1ステーシヨン28近傍
に位置している。装填―押出し組立体84は、通
常、複数のコネクタ14を収容するコネクタマガ
ジン86を含んでいて、第1ステーシヨン28に
直ぐ隣接する全体を参照数字88で示すコネクタ
供給ステーシヨン(第12および13図)でコネ
クタを1度に1個位置決めする。押し部材90が
コネクタ供給ステーシヨン88に位置したコネク
タ14に係合するように設けられていて、完成し
た電気ハーネス12が、第1ステーシヨン28に
位置した後、コネクタ14をコネクタネスト34
へ押し入れる。押し部材90が、新しいコネクタ
14をコネクタネスト34に装填すると同時に、
押し部材90は、完成した電気ハーネス12に係
合し、装填―押出し駆動装置92に応答して電気
ハーネス12をコネクタネスト34から押し出
す。
操作に際し、シーケンスコントロール94は、
各駆動装置42,62,68,72,82および
92を順次作動させて、所望の完成した電気ハー
ネス12をつくることができる。複数のコントロ
ールボタン96(第1図)を設けて一連の動作を
手動操作で停止させることができる。
まず、装置10は、第3図に示した配置で操作
を開始する。この時点で、ワイヤリール44から
のワイヤ46は、ワイヤガイド48を経て第2ス
テーシヨン30へ通され、こゝで、上方および下
方のワイヤ把持部材54,56により保持され
る。上方装着組立体50は、その下方位置にあ
り、下方装着組立体52は、その上方位置にあ
る。コネクタネスト34は、コネクタ14を装填
させて第1ステーシヨン28にある。ループ形成
組立体74も同様にその第1位置にある。
装置10が、操作を開始したとき、コネクタネ
スト34は、第4図に示されるように第1ステー
シヨン28から第2ステーシヨン30へ運動させ
られる。次にコネクタ運動手段70が作動され
て、コネクタネスト34の開口38に受容され、
第5図に示されるように、コネクタ14に係合
し、これを絶縁排除挿入ブレード58に向け上方
向に移動させる。
次にコネクタ運動手段70が、往復動的に引込
められ、そして上方装着組立体50が、その上方
位置をとる。上方装着組立体50がその上方位置
をとるので、上方と下方のワイヤ把持部材54、
56がワイヤを解放し、挿入ブレードが、第6図
に示されるようにワイヤとの係合から外れて上昇
させられる。
初期的にネスト34の底部に着座していたコネ
クタ14が、ワイヤ22への結合のため上昇位置
となることに注目されたい。コネクタ14は、ハ
ーネス製造サイクルの残りの間この上昇位置をと
る。
第7図に示されているように、次に、コネクタ
ネスト34が、第2ステーシヨン30から第1ス
テーシヨン28へ移動させられる。ワイヤは、コ
ンタクト18に接続されるので、ワイヤは、ワイ
ヤ自体へ加えられる積極的な力すなわち動力駆動
力なしでリール44から引かれる。このため第7
図に参照符号Aで示した与えられた長さ(これ
は、第1ステーシヨン28のコネクタ14と第2
ステーシヨン30の剪断ブレード60との間で定
められる)を計りとるのにワイヤへ動力供給する
のに何ら複雑な機構すなわち追加の機構を必要と
しない。これが起こるとき、底部支持ローラ80
が、ワイヤ22を支持するように上方へ運動す
る。
第1の予め定められたワイヤの長さAは、全て
の回路に対し同じである。異なる回路に対し各種
長さのワイヤをつくるためには、ループ形成組立
体74がループ形成組立体駆動装置82により作
動されてループ形成部材76が、ワイヤ22上方
の第1位置からその対応するワイヤ22に係合し
てこれを押しやる第2位置まで運動して、与えら
れた大きさのループを形成させ、よつて第8図に
最もよく示されるようにワイヤ22に異なる大き
さのループが形成される。このため、第9図に参
照符号Bで示す所望の長さが、第1ステーシヨン
28でコネクタ14と、第2ステーシヨン30で
の剪断ブレード64との間で定められる(長さの
差は、ループの大きさの違いに帰せられる)。
第9図に示す次の段階の操作では、上方と下方
の装着組立体50,52が相互に向つて運動し
て、上方装着組立体50が、その下方位置をと
り、下方装着組立体52が、その上方位置をと
る。このことは、次の3つの結果をもたらす:(a)
上方と下方の絶縁切断ブレード60,66が、そ
れぞれコネクタ14の反応側のワイヤ22の端の
予定の位置で絶縁部を切断する;(b)絶縁ブレード
58とワイヤ剪断ブレード64とが協働して所望
の長さとした端でワイヤ22の全てを切断する;
(c)上方と下方のワイヤ把持部材54,56が、次
のハーネス製造サイクルの準備としてワイヤ46
を保持する。
次にループ形成組立体74が、もう1度作動し
て、切断ワイヤ22へ軸方向の力を加えてループ
形成部材76を、ワイヤ22に対し第3位置へ移
動させる。これが起こると、ワイヤ22の端がそ
れぞれの絶縁切断ブレード60,66から引き出
され、絶縁セグメント98が剥ぎ取られ、第10
図に示すようにワイヤ22が第2ステーシヨン3
0から離れる。この時点で、仕上げられた電気ハ
ーネス12が、コネクタネスト34に位置決めさ
れる。新たなコネクタ14が、完成した電気ハー
ネス12のコネクタ14より低い位置のコネクタ
供給ステーシヨン88(第12図)に既に位置決
めされている。
第11図をみると、ハーネス製造サイクルの最
後の段階が、絶縁セグメント98を第2ステーシ
ヨン30から除去し、ループ形成部材76と底部
支持ローラ80がワイヤ22から離隔される初期
位置にループ形成組立体74を戻すように位置決
めする。さらに、装填―押出し組立体84が、装
填―押出し駆動装置82により作動されて押し部
材90が完成した電気ハーネス12をコネクタネ
スト34から押出し、コネクタ供給ステーシヨン
88からの新たなコネクタ14をコネクタネスト
34へ装填する。このようにして装置10が、サ
イクルを繰り返すことができる。
第14図をみると、コネクタキヤリヤ32の一
部を含むコネクタネスト34が、全体を参照数字
100で示す細長いU字形コネクタ受容チヤネル
を有しているのがみられ、コネクタ受容チヤネル
100は、フロアー101と、これから延長して
いる2つの直立側壁102,104とにより画定
される。側壁102は、コネクタ受容チヤネル1
00の頂部の一部で突出するリツプ106(第1
5図)を有する。
側壁102は、複数の位置決め孔108を有
し、位置決め孔108の1つは、位置決めピン1
10を受容するように用いられ得る。位置決めピ
ン110は、その端が、コネクタ受容チヤネル1
00の中へ一部入り込む長さとなつている。コネ
クタ受容チヤネル100中へ延長しているピン1
10の一部は、装填されたコネクタ14に対する
位置決めストツプとして働く。ピン110の位置
をもう1つの位置決め孔108に変えることによ
り、異なつた寸法の回路コネクタが、コネクタ受
容チヤネル100に受容されて正しく整合され
る。
側壁102は、複数の貫通延長孔(参照符号を
付してない)を有し、各孔は、ばね負荷された位
置決めピン112を受容する。各位置決めピン1
12は、板ばね114により発揮される偏倚力を
有する。位置決めピン110の端は、コネクタ受
容チヤネル100内へ一部延長してコネクタハウ
ジング16を圧し、コネクタ14のチヤネルでの
垂直位置決めを補助し、第2ステーシヨン30
で、保持されたワイヤ46に関しコネクタを正し
く整合させておくのを補助する。
本発明の方法に関して述べた開口38は、ネス
ト34のフロアー101に形成された複数の孔1
16の形式をとつている。これらの孔116は、
さらに詳述するようにコネクタ運動手段70を受
容し得る。
コネクタネスト34は、装着プレート118へ
固締されていてこれと共に運動する。装着プレー
ト118は、第12および13図にも最もよく示
してあるようにコネクタネスト34のフロアー1
01に形成された孔116と対応して整合するよ
うに形成された複数の孔120を有する。
装着プレート118は、第1図と15図に最も
よく示してあるように、第1ステーシヨン28と
第2ステーシヨン30との間に延長する1対の運
搬レール122上にブラケツト組立体124によ
り装着されていて運動するようになつている。コ
ネクタネスト34、装着板118およびブラケツ
ト組立体124は、コネクタキヤリヤ駆動装置4
2に応答して全ハーネス製造サイクルを通じレー
ル122上で単一ユニツトとして運動する。
第12および13図は、本発明の装置10の第
1ステーシヨン28に位置した、またはその近傍
に位置した装置を示している。より詳細には、装
填―押出し組立体84は、第12図に示されてい
て、第10図の製造操作段階にあり、第13図
は、第11図のハーネス製造操作段階を示してい
る。
図示した装填―押出し組立体84は、複数の予
め装填されたコネクタ14を収容させたコネクタ
マガジン86を含み、第1ステーシヨン28にす
ぐ隣接する全体を参照数字132で示したコネク
タ供給ステーシヨンに1度に1個のコネクタを配
置させる。コネクタ供給ステーシヨン88は、コ
ネクタキヤリヤ32の装着プレート118上にあ
るプラツトフオームプレート134上に画定され
ている。供給ステーシヨン88へコネクタ14を
分配する手段は、米国特許第4087908号に開示さ
れている。
押し部材90は、コネクタ供給ステーシヨン8
8近傍のスリーブ136中で往復動するように装
着されている。押し部材90は、段形状となつて
いて、上方ハーネス係合面138と下方コネクタ
係合面140を有している。
前記したように、完成した電気ハーネス12
は、第1ステーシヨン28に存在すると、コネク
タネスト34のフロアー101から比較的に上げ
られた位置にくる。ハーネス12のコネクタ14
は、第21図に最もよく示したようにばね負荷さ
れた位置決めピン112のためにこの配置に保た
れる。この間に新たなコネクタ14が、第12図
に示されるようにコネクタ供給ステーシヨン88
でプラツトフオーム134に分配される。
次に押し部材90が、装填―押出し駆動装置9
2より作動されて押し部材90が、第12図でみ
て右方へ運動する。このことが起こると、ハーネ
ス係合面138が、上昇した完成電気ハーネス1
2に係合し、これをコネクタ受容チヤネル100
から押す。電気ハーネスは、上げられた位置のた
めに位置決めピン110を避ける。同時に、コネ
クタ係合面140は、新たなコネクタ14に係合
し、第13図に最もよく示したようにコネクタ供
給ステーシヨン88からコネクタネスト34のコ
ネクタ受容チヤネル100へこのコネクタ14を
押しやる。この新たなコネクタ14は、位置決め
ピン110に当接するまで押される。次に押し部
材90は、第12図に示した位置へ引き戻され
る。
第17〜22図は、ハーネス製造サイクルの際
の第2のステーシヨンおよび各段階にある関連す
る装置の異なる図面である。既述したように、ワ
イヤ22の一端が、コンタクト18に挿入され、
ワイヤ22の他端が切断され、絶縁部が剥がされ
る。
上方と下方の装着組立体50,52は、図示す
るように上方と下方の装着シユー142と144
を対応するように有する。上方装着シユー142
は、部材146により上方装着組立体駆動装置6
2と組合されており、一方、下方装着シユーは、
部材148により下方装着組立体駆動装置68と
組合せられている。
ワイヤ46を把持すなわち保持する手段が、第
19〜22図に最もよく示されている。上方ワイ
ヤ把持部材54は、間に装着させた1対のばね部
材154により上方把持部装着ブロツク152に
装着される。このように装着されて、上方ワイヤ
把持部材54が、上方装着シユー142と共に運
動する。
下方ワイヤ把持部材56が、上方装着シユー1
42に関し定置した下方把持部装着ブロツク15
6へ固締されている。このように、上方ワイヤ把
持部材54だけが、下方ワイヤ把持部材56に関
し運動して把持位置または解放位置を達成する。
第19図をみると、下方ワイヤ把持部材56
は、ワイヤ46が整合され案内される複数のワイ
ヤ受容チヤネル158を有している。上方ワイヤ
把持部材54は、ワイヤ把持部材54,56が、
把持位置すなわち保持位置にあるとき、ワイヤ4
6に押圧するようにチヤネル158内に部分的に
受容され得る複数の相補的に対応する突起160
を有している。ワイヤ把持部材54,56が、第
19図に示すように解放位置にあるとき、突起1
60の底部が、ワイヤ受容チヤネル158の上方
になり、ワイヤが引張られている間、ワイヤ46
は、チヤネルから偶発的には動き得ない。第2
0,22図に示すように、ワイヤ把持部材54,
56が把持位置すなわち保持位置にあるとき、突
起160が、ワイヤ46の頂部に弾力的に係合す
る。
第20〜22図をみると、4つの上方絶縁切断
ブレード60および挿入ブレード58が、装着ピ
ン164により上方装着シユー142に装着され
ている。4つの下方絶縁切断ブレード66および
ワイヤ剪断ブレード64が、もう1つの装着ピン
166により下方装着シユー144に装着されて
いる。
ワイヤ剪断ブレード64にすぐ隣接して、複数
の挿入ピン受容孔170が設けられていて、コネ
クタキヤリヤ32に形成された孔116,120
に整合するようになつている。一緒になつてコネ
クタ運動手段70を含んでいる往復動可能支持体
176に装着された複数の対応挿入ピン174
が、孔116,120および170に貫通するよ
うに受容可能となつている。
コネクタネスト34が、挿入準備のため第2ス
テーシヨン30に達すると、孔116,120,
170が挿入ピン174のすぐ上方に整合する。
挿入段階が第6および20図に示すように起こる
と、支持体176が、挿入駆動装置72に応答し
て上げられてピン174を上方向に運動させ、コ
ネクタネスト34のコネクタ受容チヤネル100
内側のコネクタ14の底部に係合させる。サイク
ルのこの段階の間、挿入ブレードは、第18図に
最もよく示してあるように、ワイヤ22の一端の
頂部に係合する。コネクタ14に対しピン174
により加えられる上方向力は、挿入排除コンタク
ト18のスリツト20が、絶縁部に切り込み、コ
ンタクト18とワイヤ22のコンダクタとの間の
電気的接触を与えるようにさせる。
コネクタ14は、ばね負荷された位置決めピン
112により与えられる横方向の力のため第20
図に示す上昇位置にとどまる。その後、コネクタ
14は、コネクタネストリツプ106に対するハ
ウジングリツプ26の衝合のため、ハウジングか
ら上方向に運動できない。
その後、挿入ピン174は、引込められ、コネ
クタキヤリヤ32が、第21図に示すようにネス
ト34を第1ステーシヨンへ戻させる。次に、さ
らに詳述するように、第9および22図に示すよ
うに切断と剥ぎとりのため、第2ステーシヨン3
0でワイヤ22の両端を与えるワイヤー22にル
ープを形成する。
第22図に示すように、上方装着組立体50
が、その下方位置をとり、下方装着組立体がその
上方位置をとる。このことが起こると、ワイヤ剪
断ブレード64が挿入ブレード58と協働してワ
イヤ22の端を切断する。同時に上方と下方の絶
縁切断ブレード60,66がそれぞれ絶縁部を切
断する。追加の軸方向の力が、ループ形成組立体
74により加えられたとき、切断されたワイヤ2
2が、上方と下方の絶縁切断ブレード60,66
を過ぎて第2ステーシヨン30から引かれて、絶
縁部がワイヤ22の端から剥ぎ取られることが認
識されよう。絶縁切断ブレード60,66が、相
互に関し、与えられた長手方向の配置で個々の装
着ピン164,166に装着され得てワイヤ22
の端に各種の露出したコンダクタセグメントを与
えることを理解されたい。
第15および16図をみると、ループ形成組立
体74が、第7および8図に示したハーネス製造
サイクルの2つの段階にあるのが示されている。
ループ形成組立体74は、異なる大きさのワイヤ
22にループを形成させ、ワイヤ22の端から絶
縁部を剥ぐように必要な軸方向の力を加える働き
をなす。
第15および16図に示すように、ワイヤルー
プ形成部材76は、フレーム182に固締されて
いる。フレーム182は、貫通するように受容可
能な1対の装着ピン184を有して各ループ形成
部材76に形成された位置決め孔186と協働す
る。所望に応じてピン184を引き出し、ループ
形成部材76を上方向または下方向に運動させる
ことにより、下方向の距離が調節できる。ループ
形成組立体74が、第16図に示すように第2位
置をとると、関与するワイヤ22が強制され得
る。
ワイヤ係合ローラ78は、2つの垂下プレート
188の間の対応するループ形成部材76の底部
に装着されている。各ワイヤ係合ローラ78は、
転がるようにワイヤ22を受ける凹部を形成する
ように丸味を帯びた形を有する。
底部支持ローラ80は、ループ形成組立体駆動
装置82により駆動される枢動底部ローラ組立体
192により支持される。底部ローラ80は、回
転するようにワイヤ22を支持するのでワイヤ2
2のより正確な寸法をとることができ、一方、同
時に、ループ形成部材76が軸方向力をワイヤ2
2に発揮するときの摩擦を減ずる。摩擦の減少
は、各自のコンタクト88からのワイヤ22の偶
発的な外れを防ぐのに望ましい。
ループ形成部材76は、相互に関し食い違うよ
うに配置されていて、各ループ形成部材76のワ
イヤ係合ローラ78が、隣接するワイヤ係合ロー
ラとは異なる距離でコネクタ14から距離をもつ
て各自のワイヤ22と係合するようになる。第1
5および16図に示すように食い違い形状は、コ
ネクタ14に密なコンタクト間隔を可能とさせ
る。
ループ形成組立体74は、第16図に示す第2
位置から第3の位置(第10図)へ進むようにな
つている。このことが起こると、ワイヤ22の端
が、第10図に示すように第2ステーシヨン30
から引き出される。
本発明の装置10および方法は、多数の各種の
用途に用いることができる。たとえば装置10
は、広範なパラメータを調節して異なる大きさま
たは同じ大きさのワイヤを製造することができ
る。コネクタ14の反対でワイヤ22の絶縁部を
とつた端は、同じ大きさであつても異なる大きさ
であつてもよく、あるいは全く剥ぎ取られなくて
もよい。
コネクタネスト34の大きさおよびそのコネク
タ受容チヤネル100の大きさに依存して、各種
の回路寸法のコネクタ14が用いられ得る。加え
て、2つのコネクタ14が、同時にネスト34に
装填され得る。
コネクタ回路の数に対応する各種のワイヤリー
ル44が使用され得ることが認識されよう。しか
しながら、リール44およびリールからでるワイ
ヤ46の数は、コネクタ回路の数より大きくても
よい。たとえば、第2ステーシヨン30に保持さ
れた4回路コネクタ46に対し第2ステーシヨン
30に保持された10のワイヤ46および10のリー
ル44があつてもよい。このような場合、装置1
0の方法と構造のため、コネクタ14のコンタク
ト18と整合する僅か4つのワイヤ46が、リー
ルから出される。なぜならこれらのワイヤは、コ
ンタクトに接続されたワイヤだけであるからであ
る。このようにコネクタ回路の寸法を変えると
き、追加の数のワイヤ46を第2ステーシヨン3
0に通す必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の装置の斜視図である。第2
図は、本発明の装置および方法に従つて製造した
完成した電気ハーネスの斜視図である。第3〜1
1図は、本発明の方法を示す概略的なフローダイ
ヤグラムである。第12図は、第10図に示した
ハーネス製造サイクルの段階の間の本発明の装置
の装填―押出し組立体および第1ステーシヨンの
側断面図である。第13図は、第11図に示した
ハーネス製造サイクルの段階の間の本発明の装置
の装填―押出し組立体および第1ステーシヨンの
断面図である。第14図は、本発明のコネクタキ
ヤリヤの一部の上面図であり空のコネクタネスト
を示している。第15図は、第1の位置に示され
た本発明のループ形成組立体の斜視図である。第
16図は、第2の位置に示された本発明のループ
形成組立体の斜視図である。第17図は、第5図
の線17―17に沿つてとつた本発明の装置の第
2ステーシヨンの図面である。第18図は、第5
図の線18―18に沿つてとつた本発明の装置の
第2ステーシヨンの断面図である。第19図は、
第8図の線19―19に沿つてとつた本発明の装
置の第2ステーシヨンの断面図である。第20図
は、第17の線20―20に沿つてとつた断面図
である。第21図は、第7図に示したハーネス製
造サイクルの段階の間の本発明の装置の第2ステ
ーシヨンの断面図である。第22図は、第9図に
示したハーネス製造サイクルの段階の間の本発明
の装置の第2ステーシヨンの断面図である。 10……電気ハーネス装置、12……完成した
電気ハーネス、14……コネクタ、16……絶縁
されたハウジング、18……絶縁排除コンタク
ト、22a,22b,22c,22d……ワイ
ヤ、26……リツプ、24a,24b,24c,
24d……露出するように剥ぎ取られたコンダク
タ部分、28……第1ステーシヨン、30……第
2ステーシヨン、32……コネクタキヤリヤ、3
4……コネクタネスト、42……キヤリヤ駆動装
置、44……ワイヤリール、46……ワイヤ、4
8……ワイヤガイド、50……上方装着組立体、
52……下方装着組立体、54……上方ワイヤ把
持部材、56……下方ワイヤ把持部材、62……
上方装着組立体駆動装置、68……下方装着組立
体駆動装置、70……挿入駆動装置、74……ル
ープ形成組立体、76……ループ形成部材、82
……ループ形成組立体駆動装置、84……装填―
押出し組立体、88……コネクタ供給ステーシヨ
ン、90……押し部材、92……装填―押出し駆
動装置、100……コネクタ受容チヤネル、10
8……位置決め孔、110……位置決めピン、1
12……ばね負荷された位置決めピン、124…
…ブラケツト組立体、132……コネクタ供給ス
テーシヨン、142,143……装着シユー、1
58……ワイヤ受容チヤネル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁排除タイプのコンタクトを装填したハウ
    ジングを有する少なくとも1つのコネクタを含
    み、各コンタクトを絶縁被覆ワイヤに接続させた
    電気ハーネスの製造方法において: (a) 第1のステシーヨンにおいてコネクタを位置
    決めする工程; (b) 少なくともコンタクトの数に相当する数のワ
    イヤを、該第1のステーシヨンから遠隔した第
    2のステーシヨンで保持する工程; (c) 該コネクタを該第2のステーシヨンに移動し
    て、各コンタクトが保持されたワイヤの各々と
    整合するようにせしめる工程; (d) 第2のステーシヨンにおいて、それぞれの保
    持されたワイヤをその対応するコンタクトへ同
    時に挿入する工程; (e) 該コネクタを該第1のステーシヨンへ戻し、
    そして該コネクタと該第2のステーシヨンとの
    間で定められた予定の長さのワイヤを同時に引
    く工程;そして (f) 保持された全てのワイヤを第2のステーシヨ
    ンにおいて切断する工程; を含むことを特徴とする電気ハーネスの製造方
    法。 2 (a) 該所定の長さのワイヤにおいて異なつた
    大きさのループを形成し、それにより第2の予
    定の長さのワイヤを引き出し、該コネクタと該
    第2のステーシヨンとの間で各コンタクトから
    延びているワイヤの所望の長さを画定する工
    程; (b) 第2のステーシヨンにおける各々の所望の長
    さのワイヤの端部において、各ワイヤを保持す
    る工程; (c) 第2のステーシヨンにおいて、所望の長さの
    各ワイヤの各々の各端部で予定の絶縁体セグメ
    ントを切断する工程; (d) 該切断された長さのワイヤに軸方向の力を付
    加し、第2のステーシヨンから該ワイヤを引つ
    張り、そして切断された絶縁体セグメントを該
    ワイヤの各端部から取り去る工程; を含む特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 完成した電気ハーネスを第1のステーシヨン
    から押し出し、一方、該第1のステーシヨンにお
    いて新しいコネクタを同時に装填する工程を含む
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 該挿入する工程は、該コネクタを該保持され
    たワイヤに向けて動かし、各ワイヤをその対応す
    るコンタクト内に変位することを含む特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 5 該ワイヤが該コネクタ中に挿入され且つ該コ
    ネクタが第1のステーシヨンに戻された後に、予
    定の長さの該ワイヤ中に異なつた大きさのループ
    を形成する工程を含み、 該ループを形成する工程においては、該コネク
    タと該第2のステーシヨンとの間で各コンタクト
    より延びているワイヤの第2の予定の長さが引き
    出される特許請求の範囲第1項記載の方法。 6 絶縁排除タイプのコンタクトを装填した少な
    くとも1つのコネクタを含み、各コンタクトは絶
    縁被覆ワイヤに接続されている電気ハーネスの製
    造装置において、該装置は コネクタが初めに位置決めされる第1のステー
    シヨン、各ワイヤをその対応するコンタクト内へ
    同時に変位する挿入手段、該ワイヤを選択的に挟
    持するための保持手段を有していて該第1のステ
    ーシヨンから遠隔している第2のステーシヨン、
    及び該挿入手段、保持手段及びワイヤ切断手段を
    与えられた命令において連続的に作動するための
    制御手段を含んでおり、改良点として: 与えられた位置においてコネクタを載置するコ
    ネクタキヤリヤを含み、該コネクタキヤリヤは該
    ワイヤと一致して該第1のステーシヨンと該第2
    のステーシヨンとの間を移動可能であり; 該挿入手段は第2のステーシヨンにおいて位置
    されており;そして 該制御手段は、該第1のステーシヨンから該第
    2のステーシヨンまで該コネクタキヤリヤを移動
    し、該ワイヤがその対応するコンタクト内に変位
    される様に該挿入手段を作動し、該ワイヤ保持手
    段を解放し、ワイヤを引き出しつつ該コネクタキ
    ヤリヤが該第1のステーシヨンに戻る様に移動
    し、該ワイヤ保持手段を作動し、ワイヤ切断手段
    を作動して、完成した電気ハーネスを形成する; ことを特徴とする電気ハーネスの製造装置。 7 該挿入手段は該コネクタを該ワイヤに向けて
    動かす手段を含み、該ワイヤとその対応するコン
    タクト内に変位させる特許請求の範囲第6項記載
    の装置。 8 該コネクタキヤリヤはコネクタネストを備
    え、該コネクタネストはコネクタをその内部に位
    置決めする為の手段を有し、該コネクタネストは
    その内部に開口を伴つた底部床材を有しており、
    該床材上で該コネクタが初期に位置決めされ、該
    コネクタを移動する手段は、第2のステーシヨン
    にある場合に該コネクタネストの開口の下方に整
    合されている往復運動をする押し部材を備え、そ
    して該押し部材は、作動される場合に、該開口を
    通して受け入れられて、コネクタを該ワイヤに向
    けて上方に押す特許請求の範囲第7項記載の装
    置。 9 該第1及び第2のステーシヨンの中間にあ
    り、該制御手段によつて作動され、往復運動をす
    る様に取り付けられたループ形成組立体を備え、
    該ループ形成組立体は、ワイヤの端部が該コンタ
    クト内に変位され且つ該コネクタが該第1のステ
    ーシヨンに位置された後に、該ワイヤに対して軸
    方向の力を加えそして該ワイヤ中に異なつた大き
    さのループを形成し、それにより該コネクタと該
    第2のステーシヨンの間で異なつた長さのワイヤ
    を画定する特許請求の範囲第6項記載の装置。 10 第2のステーシヨンにおいて、該ループ形
    成組立体が作動した後で、該コネクタと反対側の
    ワイヤの該部から予定の絶縁体セグメントを切断
    するための手段を備え、該ワイヤは該ワイヤ切断
    手段によつて切断され、該ループ形成組立体は2
    回目の作動をして該ワイヤに対して付加的な軸方
    向の力を加え、該切断されたワイヤを絶縁体切断
    手段より引つ張り且つ切断された絶縁体セグメン
    トを各ワイヤ端部から取り去り、それにより、異
    なつた長さの絶縁体セグメントが除去される様に
    ワイヤを形成する特許請求の範囲第9項記載の装
    置。 11 絶縁排除タイプのコンタクトを装填した少
    なくとも1つのコネクタを含み、各コンタクトは
    絶縁被覆ワイヤに接続されており、該ワイヤは概
    略異なつた長さとなつている電気ハーネスの製造
    装置において、該装置は コネクタが位置決めされる第1のステーシヨ
    ン、各ワイヤをその対応するコンタクト内へ同時
    に変位する挿入手段、該ワイヤを選択的に挾持す
    る保持手段及び該ワイヤを切断する手段を有する
    第2のステーシヨン、往復運動する様に取り付け
    られた複数のワイヤループ形成部材を備えていて
    該第1及び第2のステーシヨンの中間にあるルー
    プ形成組立体を備えており、該ループ形成部材
    は、その対応するワイヤから垂直方向に間隔を空
    けて配置され且つその対応するワイヤと垂直方向
    に係合する事に適合したワイヤ係合端部を有し、
    各ワイヤループ形成部材は、その対応するワイヤ
    に対して間隔を空けた第1の位置から該対応する
    ワイヤに係合し且つ付勢する第2の位置まで動く
    様に作動可能であつて、与えられた大きさのルー
    プを形成し、それにより異なつた大きさのループ
    が該ワイヤ中に形成され、そして該挿入手段、保
    持手段、ワイヤを切断する手段及びループ形成組
    立体を与えられた命令において連続的に作動する
    制御手段を備えており、改良点として: 該ワイヤループ形成部材は、コネクタから異な
    つた距離において該ワイヤ係合端部がそれぞれの
    各ワイヤと初めに係合する様に相互に相対的に取
    り付けられている、 ことを特徴とする電気ハーネスの製造装置。 12 該ループ形成組立体が作動した後に該コネ
    クタとは反対側にあるワイヤの端部から予定の絶
    縁体セグメントを切断する手段を該第2のステー
    シヨンにおいて含み、その結果、ワイヤを押す手
    段がその第2のステーシヨンに位置し、該ワイヤ
    は該ワイヤ切断手段によつて切断され、該ループ
    形成組立体は2度目の作動が為され、該ループ形
    成部材を第3の位置へ動かし、これにより該ワイ
    ヤに対して付加的な軸方向の力を加え、該切断さ
    れたワイヤを絶縁体切断手段から引つ張り且つ切
    断された絶縁体セグメントを各ワイヤの端部より
    取り去り、それによつてワイヤは異なつた長さの
    絶縁体セグメントが除去されている様に形成され
    る特許請求の範囲第11項記載の装置。 13 電気ハーネス製造サイクルに先立つ所定の
    配置において、該ループ形成組立体は該ループ形
    成部材を相互に関連して往復運動させる事によつ
    て調節される特許請求の範囲第11項記載の装
    置。 14 電気ハーネスの製造装置において、 該ハーネスはコンタクトを装填した少なくとも
    1つのコネクタを含み、各コンタクトはワイヤに
    接続されており、 該製造装置は、第1のコネクタが初めに位置決
    めされ且つ完成した電気ハーネスが最終的に位置
    している第1のステーシヨンを備え、 改良点として: 該第1のステーシヨンに隣接するコネクタ供給
    ステーシヨンを含み、該供給ステーシヨンにおい
    ては、第1のステーシヨンにおいて位置決めされ
    る以前に第2のコネクタが位置決めされ; 該コネクタ供給ステーシヨンと該第1のステー
    シヨン間で関連している装填及び押出し組立体を
    含み、該組立体は往復運動する様に取り付けられ
    たコネクタ係合押し部材を有し、該押し部材はコ
    ネクタ供給ステーシヨンにおいて第2のコネクタ
    と係合する1つの部分を有し、且つ該押し部材は
    第1のステーシヨンにおいて完成した電気ハーネ
    スの第1のコネクタと係合するその他の部分を有
    しており、該コネクタ係合押し部材はコネクタ供
    給ステーシヨンから第1のステーシヨンに向かう
    方向へ移動する様に作動可能であり、その結果コ
    ネクタ供給ステーシヨンにおける第2のコネクタ
    は第1のステーシヨンまで移動し、一方、同時に
    完成した電気ハーネスはその反対側端部から押し
    出され;そして 完成した電気ハーネスが第1のステーシヨンに
    位置された後に、該装填及び押出し組立体を作動
    する制御手段; を含むことを特徴とする電気ハーネスの製造装
    置。 15 コネクタをスライドさせて保持するため
    に、端部が解放された細長いコネクタを受容チヤ
    ネルをその内部に有している概略U字状のコネク
    タネストを第1のステーシヨンにおいて備えてお
    り、 該装填及び押出し組立体は該第2のコネクタを
    該チヤネル内へその一端部において装填し、且つ
    該完成した電気ハーネスをその反対側端部から押
    し出す特許請求の範囲第14項記載の装置。 16 該コネクタネストは、該チヤネルの底部に
    隣接してコネクタチヤネル内部に位置させる手段
    と、該位置させる手段の上方のチヤネル内部に位
    置決めする手段とを備え、それにより、完成した
    電気ハーネスが押し出される位置よりも下方の位
    置において該第2のコネクタが装填される特許請
    求の範囲第15項記載の装置。 17 コネクタ供給ステーシヨンに隣接し、各電
    気ハーネス製造サイクルの時間毎に1つのコネク
    タをコネクタ供給ステーシヨンに分配するコネク
    タ供給手段を備える特許請求の範囲第14項記載
    の装置。
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