JPS6212552Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6212552Y2 JPS6212552Y2 JP1979116106U JP11610679U JPS6212552Y2 JP S6212552 Y2 JPS6212552 Y2 JP S6212552Y2 JP 1979116106 U JP1979116106 U JP 1979116106U JP 11610679 U JP11610679 U JP 11610679U JP S6212552 Y2 JPS6212552 Y2 JP S6212552Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- housing
- gun
- barrel
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は火薬の爆発ガス圧力によつて打込ピンを
コンクリート、練瓦、岩石、鋼材等へ打込んで器
材を止め着ける場合に使用する鋲打機であつて、
爆発ガス圧力をピストンに作用させこのピストン
によつて打込ピンを打撃して目的物へ打込む形式
のものに関するものである。
コンクリート、練瓦、岩石、鋼材等へ打込んで器
材を止め着ける場合に使用する鋲打機であつて、
爆発ガス圧力をピストンに作用させこのピストン
によつて打込ピンを打撃して目的物へ打込む形式
のものに関するものである。
火薬の爆発ガス圧力を打込ピンにピストンを介
して作用させるものは直接作用させるものに比べ
打込ピンを低速度で目的物へ打込ませ、このため
目的物に割れを生じさせないという大きな利点を
有している。爆発ガスは銃腔のピストン後方に充
満しピストンを前進させるもので、ピストンに充
分な打込みエネルギを与えるためピストンの前進
行程のほぼ終りまで高温高圧の爆発ガスを大気中
へ逃すことなく銃腔内に封入し、その後はなるべ
く速かに放出させる必要がある。しかしながら、
従来のこの種の銃打機は適正な排ガス機構を具え
て居らず、打込みを終つて薬室から使用済み薬包
を抜出したとき後方へ放出されるかまたは銃腔と
ピストンとの僅かな空隙から徐々に放出されるに
とどまり、銃腔内部で爆発ガスが冷却し固形不純
物が銃腔壁面、ピストン外側周面等に附着堆積し
てピストンの動きを阻害し打込ピンが正確に打込
まれないという不都合を生じる原因となつてい
た。
して作用させるものは直接作用させるものに比べ
打込ピンを低速度で目的物へ打込ませ、このため
目的物に割れを生じさせないという大きな利点を
有している。爆発ガスは銃腔のピストン後方に充
満しピストンを前進させるもので、ピストンに充
分な打込みエネルギを与えるためピストンの前進
行程のほぼ終りまで高温高圧の爆発ガスを大気中
へ逃すことなく銃腔内に封入し、その後はなるべ
く速かに放出させる必要がある。しかしながら、
従来のこの種の銃打機は適正な排ガス機構を具え
て居らず、打込みを終つて薬室から使用済み薬包
を抜出したとき後方へ放出されるかまたは銃腔と
ピストンとの僅かな空隙から徐々に放出されるに
とどまり、銃腔内部で爆発ガスが冷却し固形不純
物が銃腔壁面、ピストン外側周面等に附着堆積し
てピストンの動きを阻害し打込ピンが正確に打込
まれないという不都合を生じる原因となつてい
た。
本案は前進したピストンを銃腔基端へ戻すピス
トン戻し機構を具えたものにおいて、ピストン戻
し機構がハウジングの先端部に設けられているこ
とを利用しここに排ガス通路を形成して爆発ガス
が速かに放出されるようにしたものである。
トン戻し機構を具えたものにおいて、ピストン戻
し機構がハウジングの先端部に設けられているこ
とを利用しここに排ガス通路を形成して爆発ガス
が速かに放出されるようにしたものである。
以下本案の実施例を図面に就いて説明すると、
後部に図示しない撃発機構を有するハウジング1
の前部に案内筒2を嵌装固着して基部に薬室11
を有する銃身3を軸線方向可動に嵌装し、この銃
身3を包んで前方へ突出した筒体4に銃身3の前
方に設けた副銃身5を嵌装する。
後部に図示しない撃発機構を有するハウジング1
の前部に案内筒2を嵌装固着して基部に薬室11
を有する銃身3を軸線方向可動に嵌装し、この銃
身3を包んで前方へ突出した筒体4に銃身3の前
方に設けた副銃身5を嵌装する。
銃身3と副銃身5とは案内筒2、筒体4の中を
一体となつて軸線方向へ動くもので、これらに形
成された銃腔6と副銃腔7とにピストン8が嵌装
され、ピストン8の基端大径部9は銃腔6にほぼ
密に嵌装し先端小径部10は副銃腔7にほぼ密に
嵌装してその前方に嵌合保持される打込ピンを目
的物へ打込む。
一体となつて軸線方向へ動くもので、これらに形
成された銃腔6と副銃腔7とにピストン8が嵌装
され、ピストン8の基端大径部9は銃腔6にほぼ
密に嵌装し先端小径部10は副銃腔7にほぼ密に
嵌装してその前方に嵌合保持される打込ピンを目
的物へ打込む。
案内筒2、銃身3には軸線方向へ延びる溝孔1
2,13が重ねて設けられ、ハウジング1の先端
部に装備したピストン戻し機構14のキイ15が
溝孔12,13は貫通して銃腔6に突出してい
る。ピストン戻し機構14はハウジング1にその
軸線に対し直角方向へ螺装した円筒形の本体16
の前後へ貫通した円形中空部にキイ15の偏平基
部17を嵌装し、本体16に螺装した蓋18に適
当数のガス抜き孔19を設けると共にこの蓋18
と偏平基部17との間にばね20を圧入して構成
され、本体16と偏平基部17との間隙21、蓋
18の内部、ガス抜き孔19は溝孔12,13を
経て銃腔6とハウジング1の外部とを連通する排
ガス通路22を形成している。
2,13が重ねて設けられ、ハウジング1の先端
部に装備したピストン戻し機構14のキイ15が
溝孔12,13は貫通して銃腔6に突出してい
る。ピストン戻し機構14はハウジング1にその
軸線に対し直角方向へ螺装した円筒形の本体16
の前後へ貫通した円形中空部にキイ15の偏平基
部17を嵌装し、本体16に螺装した蓋18に適
当数のガス抜き孔19を設けると共にこの蓋18
と偏平基部17との間にばね20を圧入して構成
され、本体16と偏平基部17との間隙21、蓋
18の内部、ガス抜き孔19は溝孔12,13を
経て銃腔6とハウジング1の外部とを連通する排
ガス通路22を形成している。
副銃腔7に打込ピンを嵌合保持し目的物に副銃
身5の先端面を押付けてハウジング1を目的物へ
向け前進させると銃身3、副銃身5が相対的に後
退し、薬室11の薬包が撃発可能な状態となつた
ときこれを撃発することにより火薬の爆発ガスが
ピストン8を前進させ打込ピンを目的物へ打込
む。打込みを終つたとき筒体4を前方へ引張ると
銃身3、副銃身5が一体となつて前方へ引出さ
れ、このとき前進位置のピストン8は基端大径部
9がキイ15に衝つて停止させられるため銃身
3、副銃腔5のみが引出されてピストン8は銃腔
6の中を相対的に後退させられ薬室11に接する
位置まで戻される。次で筒体4をハウジング1へ
向つて押戻すことにより銃身3、副銃身5、ピス
トン8が一体となつて後退し第1図の状態に戻
る。
身5の先端面を押付けてハウジング1を目的物へ
向け前進させると銃身3、副銃身5が相対的に後
退し、薬室11の薬包が撃発可能な状態となつた
ときこれを撃発することにより火薬の爆発ガスが
ピストン8を前進させ打込ピンを目的物へ打込
む。打込みを終つたとき筒体4を前方へ引張ると
銃身3、副銃身5が一体となつて前方へ引出さ
れ、このとき前進位置のピストン8は基端大径部
9がキイ15に衝つて停止させられるため銃身
3、副銃腔5のみが引出されてピストン8は銃腔
6の中を相対的に後退させられ薬室11に接する
位置まで戻される。次で筒体4をハウジング1へ
向つて押戻すことにより銃身3、副銃身5、ピス
トン8が一体となつて後退し第1図の状態に戻
る。
爆発ガスはピストン8の前進行程のほぼ終りに
銃身3の溝孔13から案内筒2の溝孔12を通り
排ガス通路22を経て大気中へ放出されはじめ、
同じ経路を通つて速かに放出される。
銃身3の溝孔13から案内筒2の溝孔12を通り
排ガス通路22を経て大気中へ放出されはじめ、
同じ経路を通つて速かに放出される。
尚、副銃身5は銃身3の一部であることからこ
れと一体構造であつてもよいことは勿論である。
れと一体構造であつてもよいことは勿論である。
以上のように本案は打込み後に銃身をハウジン
グ前方へ引出し、ピストンをキイによつて停止さ
せて相対的に後退させるピストン戻し機構を具え
た鋲打機において、この機構がハウジングの先端
部に設けられていることを利用し排ガス通路を形
成したものであるから、銃身、ハウジング等に排
ガス用の孔あけ加工を施す必要がなく容易に設け
ることができるばかりか、ピストンの前進行程の
ほぼ終りまで高圧の爆発ガスを銃腔内に封入して
充分な打込みエネルギを与え打込ピンを正確に所
定深さ打込むことを可能ならしめるのである。そ
して爆発ガスはピストン前進行程のほぼ終りに速
かに放出されるので高温のまま排出され、従つて
固形不純物が気化した状態で排出され銃身内部に
残留して冷却固化する量がきわめて少なく、銃腔
壁面、ピストン外側周面等に附着堆積してピスト
ンの動きを阻害するという不都合を殆んど生じな
いばかりか、使用後の清掃を簡便ならしめると共
に部品の発錆、腐食を著しく減少させる等のすぐ
れた効果を有するものである。
グ前方へ引出し、ピストンをキイによつて停止さ
せて相対的に後退させるピストン戻し機構を具え
た鋲打機において、この機構がハウジングの先端
部に設けられていることを利用し排ガス通路を形
成したものであるから、銃身、ハウジング等に排
ガス用の孔あけ加工を施す必要がなく容易に設け
ることができるばかりか、ピストンの前進行程の
ほぼ終りまで高圧の爆発ガスを銃腔内に封入して
充分な打込みエネルギを与え打込ピンを正確に所
定深さ打込むことを可能ならしめるのである。そ
して爆発ガスはピストン前進行程のほぼ終りに速
かに放出されるので高温のまま排出され、従つて
固形不純物が気化した状態で排出され銃身内部に
残留して冷却固化する量がきわめて少なく、銃腔
壁面、ピストン外側周面等に附着堆積してピスト
ンの動きを阻害するという不都合を殆んど生じな
いばかりか、使用後の清掃を簡便ならしめると共
に部品の発錆、腐食を著しく減少させる等のすぐ
れた効果を有するものである。
第1図は本案の実施例を示す縦断面図、第2図
は第1図X−X線に沿う断面図、第3図は第1図
Y−Y線に沿う拡大断面図である。 1……ハウジング、3……銃身、6……銃腔、
8……ピストン、9……基端大径部、10……先
端小径部、11……薬室、13……溝孔、14…
…ピストン戻し機構、15……キイ、16……本
体、18……蓋、19……ガス抜き孔、21……
間隙、22……排ガス通路。
は第1図X−X線に沿う断面図、第3図は第1図
Y−Y線に沿う拡大断面図である。 1……ハウジング、3……銃身、6……銃腔、
8……ピストン、9……基端大径部、10……先
端小径部、11……薬室、13……溝孔、14…
…ピストン戻し機構、15……キイ、16……本
体、18……蓋、19……ガス抜き孔、21……
間隙、22……排ガス通路。
Claims (1)
- ハウジング1と、基部に薬室11を有しハウジ
ング1に軸線方向可動に嵌装された銃身3と、銃
身3の銃腔6に装入され火薬の爆発ガス圧力によ
つて前身し銃腔6の先端部に保持されている打込
ピンを目的物へ打込むピストン8と、ハウジング
1に装備され銃腔6へ突出してピストン8の基端
大径部9に衝るキイ15を有するピストン戻し機
構14とを具えた鋲打機において、銃腔6とハウ
ジング1の外部とを連通し火薬の爆発ガスを放出
する排ガス通路22をピストン戻し機構14に設
けた鋲打機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979116106U JPS6212552Y2 (ja) | 1979-08-23 | 1979-08-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979116106U JPS6212552Y2 (ja) | 1979-08-23 | 1979-08-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5634644U JPS5634644U (ja) | 1981-04-04 |
JPS6212552Y2 true JPS6212552Y2 (ja) | 1987-04-01 |
Family
ID=29348332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979116106U Expired JPS6212552Y2 (ja) | 1979-08-23 | 1979-08-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6212552Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4924029A (ja) * | 1972-06-24 | 1974-03-04 |
-
1979
- 1979-08-23 JP JP1979116106U patent/JPS6212552Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4924029A (ja) * | 1972-06-24 | 1974-03-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5634644U (ja) | 1981-04-04 |
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