JPS62124199A - 共沸様組成物 - Google Patents

共沸様組成物

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JPS62124199A
JPS62124199A JP26383285A JP26383285A JPS62124199A JP S62124199 A JPS62124199 A JP S62124199A JP 26383285 A JP26383285 A JP 26383285A JP 26383285 A JP26383285 A JP 26383285A JP S62124199 A JPS62124199 A JP S62124199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
solvent
cleaning
azeotrope
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP26383285A
Other languages
English (en)
Inventor
森島 秀喜
裕一 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP26383285A priority Critical patent/JPS62124199A/ja
Publication of JPS62124199A publication Critical patent/JPS62124199A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、1.2−ジクロロ−1−フルオロエタン(以
下、フロン141と称する)の共沸様溶剤組成物に関す
る。
(従来の技術) 従来より塩素化炭化水素系の溶剤や弗素化炭化水素系芯
剤(以下、弗素系溶剤と称する)が、一般溶剤として、
これまで数多く提案されてきた。しかし、実用的な面か
ら、溶解力が高く、低毒性で、化学的にも変化しにくい
、安定で、かつ安全な溶剤が強く要望されている。たと
えば、トリクロロエチレンやテトラクロロエチレンは、
溶解力はかなり大きいものの、毒性が強い上に、被洗物
等の材質を侵す傾向が太きいために、その使用が制限さ
れる。また、メチルクロロホルムでは前二者より毒性は
低いが、溶解力が十分ではない。他方、トリフルオロ)
 IJジクロロタン(フロン113)やテトラフルオロ
ジクロロエタン(フロン112)等の弗素系溶剤は低毒
性であり、被洗物等の材質への影響が小さく、使用範囲
は広いが、溶解力が低すぎる。
そのため、これらの弗素系溶剤については、他の種々の
溶剤を添加することにより、溶解力を改−gさせる方法
力;提案されている。ところが、これらの弗素系混合溶
剤でも、未だ実用上必要とされる各解性を<14足する
には至っていない。
(発明が解決しようとする問題点) フロン141は弗素系溶剤の中では、広範囲の@解方な
有する優れた溶剤であるが、それでも洗浄剤として極性
汚れに対する洗浄力が厳しく要求されるような場合には
、必ずしも十分ではない。特に、これらの溶剤を洗浄用
に用いる場合には、蒸気洗浄や洗浄後の溶剤回収などの
再蒸留工程があり、その場合には、溶剤の組成が不変で
ある方が望ましい。そのために、溶剤の性質として、共
沸組成物か、または共沸様組成物であり、かつ、広範囲
の溶解力を有することが望ましい。
したがって、本発明の目的は、溶剤使用時における組成
変化が少なく、良好な溶解力を有する共沸組成物または
共沸様組成物を提供することである1、 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記フロン141の溶剤としての上記問
題点を同時に解決する目的で、低討性で極性の高いアセ
トニトリルを選び種々検討した結果、優れた溶解力を有
し、かつ、非引火性の共沸様芯剤組成物を見出し、本発
明に到達した。
すなわち、本発明は、フロン141(80,2〜82.
0重量%)、アセトニトリル(9,5〜10.5重量%
)およびn−プロパノール(8,5〜9.3重量係)か
ら成る共沸様溶剤組成物;フロン141 (96,64
〜98.88ffii%)、アセトニトリル(1,1〜
3.3重+jx係)およびインブタノール(0,02〜
0.06血量%)から成る共沸様溶剤組成物;フロン1
41(95,95〜98.65重11、アセトニトリル
(0,75〜2.255重量%および2−ブタノール(
0,6〜1.8重量%)から成る共沸様芯剤組成物を与
える。
なお、この組成範凹以外では、フロン141とアセトニ
) IJルおよびアルコール類(n−プロパノール、イ
ンブタノールまたは2−ブタノール)は共沸様組成物を
形成しない。
ここで言う共沸様組成物とは、組成物が沸騰または蒸発
する際に、定沸点性や気液組成の一定性などを示す点に
おいて、真の共沸組成物の如(挙動することを意味して
いる。すなわち、このような組成物は、真の共沸組成物
でなくてもよく、構成する成分が同一であっても、各成
分の割合に巾があることである。
それ故、このような組成物では、沸騰または蒸発中に生
成する蒸気の組成は、最初の液体の組成と実質的に同一
である。したがって、沸騰または蒸発中に、液体の組成
が変化するとしても、それは殆んど無視できる程度であ
る。これは、沸騰または蒸発中に、液体の組成が相当変
化する非共沸組成物または非共沸組成物と区別されるべ
きものである。
また、本発明の組成物は、蒸留再生等を伴なう通常の使
用条件に際して、安定的に一定の組成を維持し、かつ、
樹脂またはワックス類に対する優れた溶解性を示す。
これを洗浄の目的に使用する場合には、通常行なわれる
浸漬洗浄、蒸気洗浄および超音波洗浄等が適用できる。
また、本発明の組成物は、比較的高沸点で、かつ、高溶
解力の溶剤であるため、プリント基板のフランクス洗浄
の他、エレクトロニクス関連の分野や光学レンズ等の洗
浄など、広範囲に亘って有効に用いられる。また、本発
明の組成物は、洗浄目的の他、溶剤としても、また、抽
出剤や希釈剤および増量剤等の一般有機溶剤の用途にも
代替使用することが可能である。
さらに、特別の目的のために、共沸性に悪影響を与えな
い限り、その他の安定剤や洗浄助剤等を添加することは
支障ない。
(実施例) 以下に実施例を挙げて、本発明の共沸様溶剤組成物につ
いて説明するが、本発明の組成物の用途は、これらに限
定されるものではない。
実施例1 下記第1表の成分の等量ずつから成る混合物を蒸留フラ
スコに仕込み、迎論段数20段の充填式精留装置を用い
て、常圧下に蒸留を行なった。
その結果、いずれも最低共沸点を示した。その留分をガ
スクロマトグラフィーにより分析した結果、下記第1表
に示す組成のものであった。
第1表 実施例2 下記第2表の如き混合物を、実施191j lと口L′
!;な方法で精留したところ、その留分は、仕込み液と
同一または実質的に同一であった。
第2表 実施例3 実施例1で得られた共沸様溶剤組成物について、フラッ
クスの洗浄性を調べるために、次の実゛験を行なった。
重量測定した100メツシユの銅製金網(4cm X 
4 cm )に各種市販のハンダ付フラックスを塗布し
、260℃で1分間焼付けを行なった。
これらを洗浄用試験片として、洗浄液の中に常温で浸漬
し、超音波をかけながら10秒間洗浄を行なった後、再
度重量測定した。この洗浄前後の重量差を7ラツクスの
塗布量で除した値を、洗浄試1倹におけるフラックスの
除去率とし、係で表示した結果を下記第3表に示す。
第6表 実施例4 実施例1で得られた共沸様溶剤組成物について、極性物
質に対する溶解性を調べるためて、ステアリン酸を選び
、次の実験を行なった。先ず、一定量のステアリン酸の
塊りに溶剤を−5ぜ量添加し、20℃で30時間静置後
の溶解量を求めた結果が下記第4表である。
率 フロン141のステアリン酸浴隔置を1.0とし、
その相対比で表わす。
上記の結果より、本弁明のb削組成物は、(0,η件物
質に対して優れた/J解性な有する。
(発明の効果) このように、本発明の組成物は、共沸様組成物であり、
使用中に組成変化を伴わないため、溶剤の管理が楽であ
る。また、本組成物は極性またはイオン注物質に対する
溶解性が大きい上に、1在気部品や電子回路基板上の合
成1fiJ IIWやゴムに対する影響が小さいため、
その実用的価値は高い。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1,2−ジクロロ−1−フルオロエタン80.2
    〜82.0重量%、アセトニトリル9.5〜10.5重
    量%およびn−プロパノール8.5〜9.3重量%から
    成る共沸様溶剤組成物。
  2. (2)1,2−ジクロロ−1−フルオロエタン96.6
    4〜98.88重量%、アセトニトリル1.1〜3.3
    重量%およびイソブタノール0.02〜0.06重量%
    から成る共沸様溶剤組成物。
  3. (3)1,2−ジクロロ−1−フルオロエタン95.9
    5〜98.65重量%、アセトニトリル0.75〜2.
    25重量%および2−ブタノール0.6〜1.8重量%
    から成る共沸様溶剤組成物。
JP26383285A 1985-11-26 1985-11-26 共沸様組成物 Pending JPS62124199A (ja)

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