JPS6212401B2 - - Google Patents

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JPS6212401B2
JPS6212401B2 JP54044538A JP4453879A JPS6212401B2 JP S6212401 B2 JPS6212401 B2 JP S6212401B2 JP 54044538 A JP54044538 A JP 54044538A JP 4453879 A JP4453879 A JP 4453879A JP S6212401 B2 JPS6212401 B2 JP S6212401B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
main body
center
liquid
container
Prior art date
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Expired
Application number
JP54044538A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55139501A (en
Inventor
Nobuyuki Sugimura
Kazuo Sugimura
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Individual
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Publication date
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Publication of JPS55139501A publication Critical patent/JPS55139501A/ja
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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液圧機器の蓄圧、緩衝に用いるブラ
ダ形アキユムレータに関する。
従来のダイヤフラム形アキユムレータは、図面
第1図に示すように、容器主体1の内部に、底部
を上方へ反返らせたダイヤフラム2を気密的に取
付け、このダイヤフラム2の肉厚とした底部中央
に前記容器主体1の液体給排口3に対応する弁体
2′を取付けたものであつた。
このものにおいて、容器主体1に蓄積した圧力
液体の排出速度が数m/sec以下と低速の場合に
は、上方へ反返ていた底部が徐々に下方へ戻つ
て、蓄積液体が殆ど排出された後に、図面第1図
に一点鎖線で示すように容器主体1の内形と合致
して、蓄積液体を閉じ込めを生ずることはない。
しかし、圧力液体の排出速度が数10m/sec以
上と高速の場合には、液体給排口3がジエツトノ
ズルのような作用をし、ダイヤフラム2の底部に
強力な吸引力を作用させる。従つて、この力に耐
えて、ダイヤフラム2が反返り状態を保持するた
めには、ダイヤフラム2の折れ曲り部aが前述の
吸引力に耐える力を有しなければならない。
しかしながら、ダイヤフラム2の折れ曲り部a
は、図面第1図に示すように肉薄に形成されてお
り、吸引力に耐える力を有しない。
従つて、ダイヤフラム2の底部中央を同図に示
す様に肉厚にしてあつても、ダイヤフラム2の底
部中央は液体排出の瞬間に下方へ膨み出し、同図
に二点鎖線で示すように弁体2′により液体給排
口3を閉じさせて、蓄積液体を容器主体1内に残
留させると言う問題点があつた。
そこで、この発明の技術的課題は、蓄積液体を
高速度で排出させても、上方へ反返つているダイ
ヤフラムがゆるやかに戻つて、容器主体内に蓄積
液体を残留させることがないようにすることであ
る。
この技術的課題を解決するために講じたこの発
明の技術的手段は、次の通りである。
ダイヤフラムの折れ曲り部の内側から底部の中
心へ向つて求心状に幾条かの補強骨を設けたこと
である。
上記技術手段の作用は次の通りである。
すなわち、前記ダイヤフラムは折れ曲り部の内
側から底部中心に向つて幾条かの補強骨を求心状
に設けられており、この補強骨がダイヤフラムの
折れ曲り部を補強して、圧力容器より数10m/
sec以上の高速で液体が排出されるとき、ダイヤ
フラムの底部に大きな吸引力を作用させても前記
折れ曲り部を伸展させない。従つて、上方へ反返
つているダイヤフラムは液体の高速排出によつて
底部が突出し、圧力容器の液体給排口を閉じるこ
とがない。
この発明は次の効果を奏する。
容器主体内に蓄積した圧力液体が数10m/sec
以上の高速度で排出されても、ダイヤフラムの底
部が上方への反返り状態を保持し、排出途中にお
いて、液体給排口を閉じないから、圧力液体の閉
込めを防止して、その利用率を増大することがで
きる。
次に本発明の実施例に付いて図面に基き説明す
る。
図面第2図に示す例は、前記技術手段のうちダ
イヤフラムの折れ曲り部の補強骨として幾条かが
中心で合体するリブを用いたものである。この例
の容器主体4は椀状の本体bと同じく椀状の蓋体
cとをねじ5により結合して構成する。そして、
この容器主体4における椀状本体b内には、底部
を上方へ反返らせたダイヤフラム6を収容する。
このダイヤフラム6は、その取付フランジ7の内
側に抑え環8を嵌め込んで、前記取付フランジ7
を椀状本体bの段部9と、椀状蓋体cの下端縁と
で挾圧させ、容器主体4へ気密的に取付ける。
又、前記ダイヤフラム6は、折り曲げ部aの内側
から底部の中心に向つて、図面第8図に示す様に
求心状に8本のリブ10を設けて各リブ10を中
心で合体させてあり、底部中心の外側には弁体1
1を取付け、椀状本体bに設けた液体給排口12
を開閉させる。そして前記椀状蓋体cは、その天
部の中心にガスの封入弁13を取付けてある。
このダイヤフラム形アキユムレータは、ダイヤ
フラム6における中間の折り曲げ部aが、その内
側から底部の中心に向つて求心状に設けられ、中
心において合体するリブ10により補強されてい
る。従つて、容器主体4内に蓄積した圧力液体を
50m/secの速度で排出したとき、容器主体4に
おける液体給排口12がジエツトノズルの様に作
用し、ダイヤフラム6の底部に強い吸引力を作用
させたが、前記リブ10が折れ曲り部aの伸展を
抑えるため、ダイヤフラム6は底部が上方へ反返
つたままの状態を保持して、液体の排出途中では
液体給排口12を塞がない。従つて、液体は容器
主体4に閉込められることなく、ほぼ完全に排出
された。
図面第4図及び第5図は、他の実施例を示すも
のであつて、前記技術手段のうちダイヤフラム6
の折り曲げ部aの補強骨として幾条かのリブが中
央のリングに結合される例である。
この例における容器主体4は、図面第2図に示
す場合と同様に、椀状の本体bと椀状の蓋体cと
により構成されていて、ダイヤフラム6も同様に
支持しており、唯、ダイヤフラム6における折り
曲げ部aを補強させるリブ10が第2図の場合ダ
イヤフラム6の底部中心において合体していたも
のが、底部中心に設けたリング14に結合されて
いる点と、図面第2図の場合、ダイヤフラム6の
底部中心に取付けられていた弁体11が弁軸15
を用いて液体給排口12側に取付けられている点
において異るが、ダイヤフラム6の折り曲げ部a
をその内側から底部の中心へ向う求心状のリブ1
0により補強する技術的手段において、図面第2
図のものと同一であるため、その働きに何等変る
ところはないので、これに付いての説明は省略す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダイヤフラム形アキユムレータ
の構造と作用を示した中央縦断正面図。第2図は
本発明に関する装置を採用したダイヤフラム形ア
キユムレータの実施例を示す中央縦断側面図。第
3図は同上装置の主体をなすダイヤフラムの平面
図。第4図は同上装置を採用した他の実施例を示
す一部を省略した中央縦断正面図。第5図は同上
装置の主体をなすダイヤフラムの一部を省略した
平面図である。 図中4は容器主体、6はダイヤフラム、aはそ
の折れ曲り部、10は補強骨である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 容器主体の内部に、底部を上方へ反返らせた
    ダイヤフラムを気密的に取付け、このダイヤフラ
    ムの底面中央部に前記容器主体の液体給排口に対
    応する弁体を取付けたダイヤフラム形アキユムレ
    ータにおいて、前記ダイヤフラムの折れ曲り部の
    内側から底部の中心へ向つて求心状に幾条かの補
    強骨を設けたことを特徴とするダイヤフラム形ア
    キユムレータにおける液体の閉込め防止装置。
JP4453879A 1979-04-12 1979-04-12 Apparatus for preventing trapping of liquid in accumulator Granted JPS55139501A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4453879A JPS55139501A (en) 1979-04-12 1979-04-12 Apparatus for preventing trapping of liquid in accumulator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4453879A JPS55139501A (en) 1979-04-12 1979-04-12 Apparatus for preventing trapping of liquid in accumulator

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55139501A JPS55139501A (en) 1980-10-31
JPS6212401B2 true JPS6212401B2 (ja) 1987-03-18

Family

ID=12694279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4453879A Granted JPS55139501A (en) 1979-04-12 1979-04-12 Apparatus for preventing trapping of liquid in accumulator

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825036Y2 (ja) * 1981-05-29 1983-05-28 塚本精機株式会社 回転掘削工具の圧力補償装置
DE10126444A1 (de) * 2001-05-31 2002-12-05 Hydac Technology Gmbh Hydropneumatischer Druckspeicher
JP5854006B2 (ja) * 2013-07-12 2016-02-09 株式会社デンソー パルセーションダンパ及びそれを備えた高圧ポンプ
JP6160510B2 (ja) * 2014-02-25 2017-07-12 株式会社デンソー バルブ特性調整用リニアソレノイド及びバルブ特性調整装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830414A (ja) * 1971-08-24 1973-04-21

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JPS4830414A (ja) * 1971-08-24 1973-04-21

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JPS55139501A (en) 1980-10-31

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