JPS62124019A - 鋼材のスケ−ル除去方法 - Google Patents
鋼材のスケ−ル除去方法Info
- Publication number
- JPS62124019A JPS62124019A JP26347185A JP26347185A JPS62124019A JP S62124019 A JPS62124019 A JP S62124019A JP 26347185 A JP26347185 A JP 26347185A JP 26347185 A JP26347185 A JP 26347185A JP S62124019 A JPS62124019 A JP S62124019A
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- JP
- Japan
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- scale
- steel
- nitrate
- phosphoric acid
- nitric acid
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G1/00—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
- C23G1/02—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts with acid solutions
- C23G1/08—Iron or steel
- C23G1/085—Iron or steel solutions containing HNO3
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業分野）
本発明はボイラプラント等に利用される鋼材の表面に付
着しているスケールを化学的に除去する方法に関する。
着しているスケールを化学的に除去する方法に関する。
（従来技術とその問題点）
従来から工場で用いられている焼鈍スケールの化学的除
去方法としてはリン酸溶解法がある。リン酸洗浄の長所
はスケールを除去しながら、鋼材表面に防錆効果を有す
るリン酔鉄皮膜を生成するにある。しかも、最近ボイラ
プラントの一部が。
去方法としてはリン酸溶解法がある。リン酸洗浄の長所
はスケールを除去しながら、鋼材表面に防錆効果を有す
るリン酔鉄皮膜を生成するにある。しかも、最近ボイラ
プラントの一部が。
コスト低減のために、ＳＵＳ＠から；ＪｉＣｒ＠ＶＣ変
りつつあるなかで、その高Ｃｒ’ｌＡＯ暁鈍スケールは
クロムリッチな内層部を有するので従来のリン酸溶解法
では完全に除くことができないという問題点が出てきた
。焼鈍スケールが系内に残留すると昭１離飛散してター
ビンに損傷を与える要因となるので、これを完全に溶解
除去する必要がある。
りつつあるなかで、その高Ｃｒ’ｌＡＯ暁鈍スケールは
クロムリッチな内層部を有するので従来のリン酸溶解法
では完全に除くことができないという問題点が出てきた
。焼鈍スケールが系内に残留すると昭１離飛散してター
ビンに損傷を与える要因となるので、これを完全に溶解
除去する必要がある。
なお、リン酸洗浄で焼鈍スケールを除去できろ材質は炭
素鋼、高Ｃｒ９！′４を除＜Ｃｒ−Ｍｎ鋼である。
素鋼、高Ｃｒ９！′４を除＜Ｃｒ−Ｍｎ鋼である。
５ＵＳｆｆｉの場合もリン酸洗浄で除くことができない
ため、別個に硝フッ酸を用いて洗浄している。
ため、別個に硝フッ酸を用いて洗浄している。
しかし、硝フッ酸は炭素η１、Ｃｒ−Ｍｏｐに対しては
腐食性が高いため、これらの材質を含む構造物の洗浄に
は適さない。高クロム鋼と低クロム閉のスケールの性状
を第１表に示す。
腐食性が高いため、これらの材質を含む構造物の洗浄に
は適さない。高クロム鋼と低クロム閉のスケールの性状
を第１表に示す。
第】表 高Ｃｒ鋼焼鈍スケールの特徴（発明の目的）
本発明は上記の従来技術の問題点を解決し、高Ｃｒ鋼材
等のスケールを完全に溶解除去することのできる鋼材の
スケール除去方法を提供スルニある。
等のスケールを完全に溶解除去することのできる鋼材の
スケール除去方法を提供スルニある。
（発明の構成）
すなわち、本発明によれば、水に１０〜２ｏチのリン酸
と０．０５〜０．５％アミン系インヒビターとＯ１３〜
３．０幅の硝酸また（家０．５〜３．０壬の硝酸塩とを
添加してなる洗浄液を４０〜８（）℃に加温し、これに
鋼材を浸漬することを特徴とする鋼材のスケール除去方
法、が得られる。
と０．０５〜０．５％アミン系インヒビターとＯ１３〜
３．０幅の硝酸また（家０．５〜３．０壬の硝酸塩とを
添加してなる洗浄液を４０〜８（）℃に加温し、これに
鋼材を浸漬することを特徴とする鋼材のスケール除去方
法、が得られる。
本発明は、以上のように、高Ｃｒ鋼材もしくはこれを含
む数種の材質よりなるｆＩ！造物の表面に付着している
スケールを浸漬するだけで化学的に除去する方法であり
、洗浄液は水に１０〜２（）幅のリン酸とＯ，Ｄ５〜０
．５壬のアミン系インヒビターと０．３〜３．０％の硝
酸または０．５〜３．（１１の硝酸塩のスケール溶解促
進剤とを添加してなるものを使用する。
む数種の材質よりなるｆＩ！造物の表面に付着している
スケールを浸漬するだけで化学的に除去する方法であり
、洗浄液は水に１０〜２（）幅のリン酸とＯ，Ｄ５〜０
．５壬のアミン系インヒビターと０．３〜３．０％の硝
酸または０．５〜３．（１１の硝酸塩のスケール溶解促
進剤とを添加してなるものを使用する。
このように、本洗浄液はリン酸をベースとしているため
、スケールを溶解除去しながら、−万では防錆効果を有
するリン酸鉄皮膜をｒ材褒面に形成させることができ、
しかもスケール溶解促進剤として添加した硝酸または硝
酸塩の作用でＣｒ ＩＪラッチ高Ｃｒ鋼焼鈍スケールの
内層部までを４０〜８０℃に加温した状態で完全に溶解
除去することができる。
、スケールを溶解除去しながら、−万では防錆効果を有
するリン酸鉄皮膜をｒ材褒面に形成させることができ、
しかもスケール溶解促進剤として添加した硝酸または硝
酸塩の作用でＣｒ ＩＪラッチ高Ｃｒ鋼焼鈍スケールの
内層部までを４０〜８０℃に加温した状態で完全に溶解
除去することができる。
次に、本発明の洗浄液について詳述する。
（１１リン酸濃度
本洗浄ｉ′ｒｌ中のリン酸濃度はｌＯ〜２０優に管理す
る必要がある。１０チ未僧の濃度ではリン２鉄の沈殿が
生成する。逆に濃度が２０壬を越えるとスケール溶解速
度が大幅に低下する。
る必要がある。１０チ未僧の濃度ではリン２鉄の沈殿が
生成する。逆に濃度が２０壬を越えるとスケール溶解速
度が大幅に低下する。
第２表 リン酸濃度とスケール溶解時間（２）スケー
ル溶解促進剤 スケール溶解促進剤として硝酸または硝酸塩を抑制リン
酸に全没添加した洗浄液を用いて、窩Ｃｒ／Ａ暁鈍スケ
ールの硬質、ち密でＣｒリッチな内層部まで溶解除去す
ることができる。
ル溶解促進剤 スケール溶解促進剤として硝酸または硝酸塩を抑制リン
酸に全没添加した洗浄液を用いて、窩Ｃｒ／Ａ暁鈍スケ
ールの硬質、ち密でＣｒリッチな内層部まで溶解除去す
ることができる。
適用可能な硝酸塩は硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝
酸アンモンである。最適添加ａ度は硝酸は０．５優、硝
酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸アンモンは１チであ
る。
酸アンモンである。最適添加ａ度は硝酸は０．５優、硝
酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸アンモンは１チであ
る。
第３表 硝酸の＠適添加濃度
供試材ｍ５−９Ｃｒ鋼焼鈍スケ一ル
インヒビター添加濃反＝０．１壬
処理部Ｉｆ ： ６０℃
第４表 ＮＨ４Ｎｏｎ−ＫＮＯｓ 、ＮａＮＯｓの最適
添加ｃｋ度供試材：Ｓ−９Ｃｒ鋼板焼鈍スケ一ル インヒビター祭加濃度二０．１％ 処理温度 ＝６０℃ （３）インヒビターの添加濃度は０．０５〜０．５チの
範囲で、０．５チを越えると、溶解力が飽和して効果な
く、また０、０５％未満では溶解力が低下する。
添加ｃｋ度供試材：Ｓ−９Ｃｒ鋼板焼鈍スケ一ル インヒビター祭加濃度二０．１％ 処理温度 ＝６０℃ （３）インヒビターの添加濃度は０．０５〜０．５チの
範囲で、０．５チを越えると、溶解力が飽和して効果な
く、また０、０５％未満では溶解力が低下する。
インヒビターとしては市販のアミン系抑制剤を使用する
。
。
第５表 インヒビターの添加濃度
第６表 各材料のｌ＋に食行
（単位＋１９／ ｃＡ−ｈ ｒ ）
（４）処理温度
添付図面は処理温度と高Ｃｒ鋼焼鈍スケールを完全に除
去するに要する時間との関係を示す。図面及び工業的見
地より処理温度は４０〜８０℃の範囲である。
去するに要する時間との関係を示す。図面及び工業的見
地より処理温度は４０〜８０℃の範囲である。
（発明の効果）
本発明は上記の構成をとることによって次の効果を示す
。
。
（］）本洗浄液は高ＣｒＱｊ４またはこれを含む数種の
材質からなる構造物の表面に付着しでいるスケールを浸
σｔするだけで化学的に完全に除去することができ、し
かもスケール溶解促進剤としての硝酸または硝酸塩を含
有しているので、従来では除去できなかったｅ ｒ Ｉ
Ｊラッチ高Ｃｒ 悩Ｒ鈍スケールの内層部まで完全に溶
解除去することが可能となった。
材質からなる構造物の表面に付着しでいるスケールを浸
σｔするだけで化学的に完全に除去することができ、し
かもスケール溶解促進剤としての硝酸または硝酸塩を含
有しているので、従来では除去できなかったｅ ｒ Ｉ
Ｊラッチ高Ｃｒ 悩Ｒ鈍スケールの内層部まで完全に溶
解除去することが可能となった。
（２）本洗浄液はリン酸をペースにしているので、スケ
ールを溶解しながら、−万では防錆効果のあるリン酸鉄
皮膜を鋼材全看面に形成させることができる。
ールを溶解しながら、−万では防錆効果のあるリン酸鉄
皮膜を鋼材全看面に形成させることができる。
（３）炭素鋼、低合金鋼に対しても悪影啼を及ぼさない
ので、本洗浄液は裏機の材質よりなる構】貨物に対して
も適用できろ。
ので、本洗浄液は裏機の材質よりなる構】貨物に対して
も適用できろ。
添付図ｉは高Ｃｒ鋼材の表面に付着したスケールを洗浄
液に浸漬したときの処理温度とスケールを完全に除去す
る時間との関係を硝酸水溶液と硝酸塩水溶液の場合につ
いて示すグラフ図である。 １０ タ０ ｉ：づ１１里、７Ｌ（゛す
液に浸漬したときの処理温度とスケールを完全に除去す
る時間との関係を硝酸水溶液と硝酸塩水溶液の場合につ
いて示すグラフ図である。 １０ タ０ ｉ：づ１１里、７Ｌ（゛す
Claims (1)
- （１）水に１０〜２０％のリン酸と０．０５〜０．５％
アミン系インヒビターと０．３〜３．０％の硝酸または
０．５〜３．０％の硝酸塩とを添加してなる洗浄液を４
０〜８０℃に加温して鋼材を浸漬することを特徴とする
鋼材のスケール除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26347185A JPS62124019A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 鋼材のスケ−ル除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26347185A JPS62124019A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 鋼材のスケ−ル除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62124019A true JPS62124019A (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=17389968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26347185A Pending JPS62124019A (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | 鋼材のスケ−ル除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62124019A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1022357A1 (de) * | 1999-01-22 | 2000-07-26 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Verfahren zur Oberflächenbehandlung von rostfreien Stählen |
-
1985
- 1985-11-22 JP JP26347185A patent/JPS62124019A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1022357A1 (de) * | 1999-01-22 | 2000-07-26 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Verfahren zur Oberflächenbehandlung von rostfreien Stählen |
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