JPS6212356Y2 - - Google Patents

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JPS6212356Y2
JPS6212356Y2 JP1983152956U JP15295683U JPS6212356Y2 JP S6212356 Y2 JPS6212356 Y2 JP S6212356Y2 JP 1983152956 U JP1983152956 U JP 1983152956U JP 15295683 U JP15295683 U JP 15295683U JP S6212356 Y2 JPS6212356 Y2 JP S6212356Y2
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motor
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opening
mounting table
display opening
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JP1983152956U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スーパーやデパートや其の他一般商
店などに配置して商品を陳列販売するための陳列
装置に関するものである。
従来、陳列した商品を買物客が随時にとり出し
得るようにした各種の陳列台が用いられている。
然しながら、これらの陳列台では限られたスペー
スに商品を陳列するのには限度があり、多くの商
品を陳列するためには多数の陳列台が必要でそれ
相応の床面積を必要としていた。
本考案は、上記の点に鑑みて案出されたもので
あつて、比較的狭い床面積の処に多種類の商品を
数多く収容して逐次陳列台の前面部に循環して現
われるようにし、客が希望する品物が正面に来た
ときに随時釦を押すことにより商品の移動を止め
て、これをとり出し得るようにしたもので、併せ
て商品の循環現出により人の注意を引き陳列効果
を上げることができるようにするとともに、商品
を陳列した移動する台による事故防止のため万全
の安全装置を具備せしめた装置を提供することを
目的とする。
以下、本考案の実施例を添付の図面に基いて説
明する。
第1図は本考案に係る陳列装置の斜視図であつ
て、第2図は第1図の多数の商品載置台の駆動部
を示す陳列装置の要部の縦断面図である。また、
第3図は第2図の−線における陳列装置の横
断平面図で、第4図は第1図における前面部を除
去した内部の構成を示す平面図である。
図において、1は第5図の斜視図が示すように
陳列すべき商品のための単独の商品載置台の一例
を示すもので、その左右両側部の立上り壁1a,
1aの中央上部には、後述するアーム間に吊下す
るために対称的に支軸3,3が植設され、且つそ
れらの壁の後縁部の間にはステー2が介設されて
いる。
このステー2は台の補強を兼ねるとともに、商
品載置台1の上面部に例えば箱に入つたまゝの多
数の商品(袋物商品や果物類其の他)を、箱の蓋
を開いたまゝ台上に置くときの箱の脱落防止のた
めのものであり、商品載置台は図示のものに限る
ことなく商品の種類に応じて任意の形状とするこ
とが可能である。
商品を陳列すべき多数の商品載置台1を内蔵し
ている箱体5は、その正面に陳列用開口部5cを
有し、箱体5の左右の側壁5a,5bの内面に
は、側壁のほゞ中心線上の上方と下方に所定距離
をおいて各一対のチエーンホイール6a,6a及
び6b,6bが取付けられ、上方のチエーンホイ
ール6a,6aは中間を商品載置台1が通過でき
るように左右の側壁5a,5bに別個に軸支さ
れ、下方のチエーンホイール6b,6bはともに
軸7に直結され、さらに右側のチエーンホイール
6bの外側には大径のプーリー8が固着されて該
軸7は、その両端を左右の側壁5a,5bに回動
自在に軸支されている。また、箱体5の底部5d
には、減速モーターMが設置され、その減速され
た回転軸には小プーリー9が固着されて、該小プ
ーリー9と上記大径のプーリー8との間には、V
ベルトなどのベルト10が架けられて減速モータ
ーMの回転数は更に減速されて下部のチエーンホ
イール6b,6bを回転せしめるように構成され
ている。左右に配置されたチエーンホイールの上
方のチエーンホイール6aと下方のチエーンホイ
ール6bとの間には、それぞれに無端チエーン1
2,12が懸架され、減速モーターMの回転によ
り、小プーリー9、ベルト10、大径のプーリー
8を介して、下段の左右のチエーンホイール6
b,6b即ちスプロケツトが回転して、懸架され
た左右の無端チエーン12,12は同期して緩速
度で回転するようになつている。而して、左右の
チエーン12,12の同一位相にあるリンクプレ
ート12a,12aには、商品載置台1の高さよ
り僅かに長いピツチでチエーン12,12の進行
方向に直交してチエーンの回動する外側にアーム
12b,12bを左右対向するように付設し、そ
れらの先端の間に、商品載置台1の左右両立上り
壁1a,1aの中央上部を支軸3,3を介して軸
支し、商品載置台1を吊下する。すなわち、減速
モーターMを駆動して左右のチエーン12,12
を回転させるとき、各商品載置台1は吊下された
儘緩速度で回動するようになつている。従つて減
速モーターMが回転すると、箱体5内に設けられ
た多くの商品載置台1は緩速度で正面開口部1c
に逐次循環して現われるのである。
この場合、チエーン12の外側に突出したアー
ム12bを用いることは、商品載置台1がチエー
ンホイール6a又は6bの処で円弧状に移動する
ときの台どうしの干渉(衝突)の防止に役立ち商
品載置台1間の間隔をつめることができる。
一方、箱体5の陳列用開口部5cの側方の箱体
の前面部には、モーター停止用釦スイツチ13が
設けられ、この釦スイツチ13は第6図の回路図
が示すように、タイマーリレー14を介して上記
減速モーターMの通電回路に接続されている。こ
のタイマーリレー14は、モーター停止用釦スイ
ツチ13を押圧するとき、モーターの通電回路が
切れてモーターMは停止し、タイマーに設定され
た一定秒時が経過するとモーターMに通電されて
モーターMは起動するようになつている。つま
り、陳列用開口部5cに循環移動して来た所望の
商品載置台1を停止せしめようとするときは、モ
ーター停止用釦スイツチ13を押すと、該商品載
置台1は停止し、買物客は停止したその台より所
望の商品をとり出すことができ、とり出した後で
客が去り、釦押圧時より一定秒時経過するとモー
ターMは回転を始め商品載置台1は逐次もと通り
循環を始めるのである。
また、上記陳列用開口部5cの上側縁部の内側
には、フイラメントタイプの長い光源のランプ1
5aと反射鏡15b及び発光した光を平行光線に
するためのレンズ15cよりなる投光部15が開
口部の全面を光が通過するように設けられてお
り、一方、陳列用開口部5cの下方の内側には、
該開口部5cに手を差し入れたとき平行光線が一
部遮断されるのを検知するため、フオトトランジ
スターなどより構成される受光部16が複数個設
けられている。この受光部16は、手を開口部5
cに差し入れた場合何れかの受光部への光線が遮
断されても減速モーターMが停止するように適当
なピツチで直線上に多数設けられており、その出
力は増巾器、リレー等を介して上記減速モーター
Mの通電回路に前述のタイマーリレーと同様にし
て接続されている。上記投光部15は実施例では
フイラメントタイプの長い光源のランプ15aを
用いたが、これに替えて発光ダイオードを各受光
部16に対向して設置してもよく、また、赤外線
ランプなどを使用してもよい。
さらに、上記陳列用開口部の下縁部に、可撓性
のゴムカバー17aを装設して、その内方にパイ
プなどの軽量の棒材17b及びその下方にマイク
ロスイツチ17cを配設してモーター回路切断用
の安全スイツチとし、ゴムカバー17aを押圧す
る時、棒材17を介してマイクロスイツチ17c
が作動しモーター通電回路を切断するようになつ
ている。すなわち、子供等が手を開口部1cに差
し入れたとき、投光部15、受光部16間の光路
を一部遮断してモーターMは停止するようになつ
ているものの、光検知部の故障の場合などに、手
が商品載置台1の底面と開口部下縁のゴムカバー
17aとの間に挾つて手が下方に押し付けられる
とき、棒材17bを介してマイクロスイツチ17
cが作動し、モーター通電回路が切れ減速モータ
ーMが停止するのである。なお、上記の増巾器、
リレー、タイマーリレー等は、モーター制御部1
8としして箱体15の底部に設置されている。
本考案にかゝる陳列装置を用いて商品を陳列す
るときは、箱体5に内蔵された多数の商品載置台
1のそれぞれに、陳列すべき多種類の商品を例え
ば箱に入つたまゝの多数の袋物や果物などの商品
を箱ごと上部が開口した状態で該載置台1に載せ
て、モーター回路の電源スイツチを入れて減速モ
ーターMを回転せしめると、これらの商品をのせ
た商品載置台1は逐次箱体5の正面の陳列用開口
部5cに循環して現われる。即ち、商品を陳列す
るための商品載置台1は前後2列で多数段上下方
向に内蔵されているため、狭い床面積で多種類の
商品を1台の陳列装置で多数収納し逐次前面開口
部に陳列して行くことが可能である。さらに箱体
5の高さを高くすればいくらでも収納する商品を
増やすことができ、例えば2階で商品載置台1に
品物を補給するようにして、常に載置台1には品
物があるようにすることも可能である。また、箱
の前面上部に収納されている商品をカード等によ
り表示をしておけば、客は所望する商品が開口部
5cに現われるのを待つてモーター停止用釦スイ
ツチ13を押して商品載置台1の移動を停止して
品物をとり出せばよい。この場合、モーター停止
用釦スイツチ13を押して商品載置台1が移動を
停止し、釦を押圧して一定秒時後にタイマーリレ
ー14により自動的にモーター13が再起動して
商品載置台1は循環を開始するため、その儘放置
しても支障はない。また、客がモーター停止用釦
スイツチ13を押さずに開口部の中に手を差し入
れて品物をとるような場合でも商品載置台1は停
止するため客に不便を与えないし、手を抜き出せ
ば再び商品載置台1は循環を開始するのである。
このように本考案の陳列装置は、通常は商品載
置台1が循環して箱体正面の陳列用開口部5cを
移動して行くため、人目を引き易く陳列効果が大
きい。
さらに、陳列用開口部5cに手を差し入れたと
き緩速度で循環して行く商品載置台1は移動を停
止して危険を防止するとともに、開口部5cの下
縁部に2次的の安全スイツチを設けたので幼児な
どの不測の災害を防止することができる。
上記の説明から明らかなように本考案によれ
ば、多種類の多数の商品を限られた床面積の処に
移動する台を用いて陳列し、脚が随時商品の移動
を止めて希望する品物を取り出せるようにして販
売することを可能にするもので、商品を陳列した
移動する台による事故防止のため万全の安全装置
を備えたものであり、更に陳列商品が正面開口部
を移動するため陳列効果が大きいと言う利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図
は、本考案による陳列装置の斜視図、第2図は、
第1図の要部を示す縦断面図、第3図は、第2図
の−線における陳列装置の横断面図、第4図
は、第1図における前面部を除去した内部の構成
を示す正面図、第5図は、単独の商品載置台を示
す斜視図、第6図は、減速モーターの制御回路
図、である。 1……商品載置台、3……支軸、5……箱体、
5a,5b……箱体の側壁、5c……陳列用開口
部、6a,6b……チエーンホイール、8……大
径のプーリー、9……小プーリー、10……ベル
ト、12……チエーン、12a……リンクプレー
ト、12b……アーム、13……モーター停止用
釦スイツチ、14……タイマーリレー、15……
投光部、16……受光部、17c……マイクロス
イツチ、18……モーター制御部、M……減速モ
ーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少くとも正面に陳列用開口部を有する箱体内の
    左右両側部に、対向して一対の無端チエーンを、
    所定距離をおいて上下方向に隔置した各一組のチ
    エーンホイールにそれぞれ懸架して配置し、左右
    のチエーンの同一位相のリンクプレートに、チエ
    ーンの進行方向に直交して同一ピツチでチエーン
    の回動する外側にアームを対向するごとく付設
    し、対向する各アーム間に、商品載置台の左右の
    中央上部を軸支して商品載置台を吊下するごとく
    配置し、下段の一組のチエーンホイールを減速モ
    ーターを介して駆動せしめ、緩速度で商品載置台
    が正面開口部に逐次循環移動するごとく構成する
    一方、陳列用開口部の側方に、タイマーリレーを
    介して上記減速モーターに接続されたモーター制
    御用釦スイツチを備えるとともに、上記陳列用開
    口部の対向する両側部に投光部と受光部とを配置
    してその間に光路を形成し、光路の遮断時に上記
    モーターの駆動を停止するごとくモーター制御部
    を配設し、且つ陳列用開口部の下縁部に、該下縁
    部の押圧により作動するモーター回路切断用の安
    全スイツチを設けたことを特徴とする陳列装置。
JP15295683U 1983-09-30 1983-09-30 陳列装置 Granted JPS6058060U (ja)

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JP15295683U JPS6058060U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 陳列装置

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JPS6058060U JPS6058060U (ja) 1985-04-23
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2821737B2 (ja) * 1996-06-01 1998-11-05 隆 片尾 回転式展示商品棚
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JPS5737361B2 (ja) * 1978-10-28 1982-08-09

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