JPS621231Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS621231Y2 JPS621231Y2 JP1981177083U JP17708381U JPS621231Y2 JP S621231 Y2 JPS621231 Y2 JP S621231Y2 JP 1981177083 U JP1981177083 U JP 1981177083U JP 17708381 U JP17708381 U JP 17708381U JP S621231 Y2 JPS621231 Y2 JP S621231Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cylinder
- chemical conversion
- conversion treatment
- hanger
- treated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 11
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 10
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 238000007654 immersion Methods 0.000 claims description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は浸漬式金属表面化成処理装置の改良に
関する。更に詳しくは、特に自動車車体のコンベ
ア式処理に適する装置改良に関する。
関する。更に詳しくは、特に自動車車体のコンベ
ア式処理に適する装置改良に関する。
従来、自動車車体のコンベア式浸漬式化成処理
にあつては、第１図および第２図に示す構造の装
置が一般に採用されている。即ち、オーバフロー
槽１を有する処理槽２に対して、ハンガー３に保
持される自動車車体４がコンベア５によつて搬送
され、槽内処理液６に浸漬されて化成処理され
る。ところで、自動車車体はその形状により例え
ばルーフの如き袋部を有しているので、上述の装
置による処理によつては、かかる袋部にエアポケ
ツト７（第３図参照）が形成され、該エアポケツ
トに接する部分の金属表面は処理液６と接触しな
いため、満足に化成処理されないという致命的な
欠点を有する。このような袋部を有する被処理物
を浸漬式にて満足に化成処理するために、各種の
改良策が提案されているが、特に自動車車体の如
き大型被処理物の処理に適合する満足な改良は皆
無であつた。
にあつては、第１図および第２図に示す構造の装
置が一般に採用されている。即ち、オーバフロー
槽１を有する処理槽２に対して、ハンガー３に保
持される自動車車体４がコンベア５によつて搬送
され、槽内処理液６に浸漬されて化成処理され
る。ところで、自動車車体はその形状により例え
ばルーフの如き袋部を有しているので、上述の装
置による処理によつては、かかる袋部にエアポケ
ツト７（第３図参照）が形成され、該エアポケツ
トに接する部分の金属表面は処理液６と接触しな
いため、満足に化成処理されないという致命的な
欠点を有する。このような袋部を有する被処理物
を浸漬式にて満足に化成処理するために、各種の
改良策が提案されているが、特に自動車車体の如
き大型被処理物の処理に適合する満足な改良は皆
無であつた。
本考案はかかる従来技術の問題点の解消を目的
とするものであつて、その要旨は、コンベア式浸
漬式金属表面化成処理装置において、被処理物を
保持するハンガーにプツシヤー受けを設け、装置
本体にエアシリンダを有する機構を設け、該機構
をプツシヤー受けに作用させて処理液中の被処理
物をその搬送方向に対して直角方向に揺り動か
し、上記作用から解放された被処理物はそれ自体
によつて逆方向に揺動させることにより、被処理
物に形成されているエアポケツトを消滅または移
動させるようにしたことを特徴とする装置にあ
る。
とするものであつて、その要旨は、コンベア式浸
漬式金属表面化成処理装置において、被処理物を
保持するハンガーにプツシヤー受けを設け、装置
本体にエアシリンダを有する機構を設け、該機構
をプツシヤー受けに作用させて処理液中の被処理
物をその搬送方向に対して直角方向に揺り動か
し、上記作用から解放された被処理物はそれ自体
によつて逆方向に揺動させることにより、被処理
物に形成されているエアポケツトを消滅または移
動させるようにしたことを特徴とする装置にあ
る。
次に本考案の改良点を添付第３図および第４図
に基づいて具体的に説明する。
に基づいて具体的に説明する。
本考案では、装置本体、例えばブースチヤンバ
ー８にエアシリンダ９を設け、そのロツド９′に
対応してハンガー３にプツシヤー受け１０が設け
られている。エアシリンダロツドとプツシヤー受
けの両者またはいずれか一方には、搬送中の自動
車車体４に対して所定時間エアシリンダ９の作用
を確保するために、例えば該搬送方向に所定長さ
を有する受板１１が設けられている。勿論、運動
しているハンガー３に対して静置固定されている
エアシリンダ９の関係から、エアシリンダロツ
ド、プツシヤー受け１０、および受板１１の間に
おいて、上記関係に適応できる適当な手段（例え
ば第４図に示す如く受板１１へのローラ１２の設
置）を採用する必要がある。
ー８にエアシリンダ９を設け、そのロツド９′に
対応してハンガー３にプツシヤー受け１０が設け
られている。エアシリンダロツドとプツシヤー受
けの両者またはいずれか一方には、搬送中の自動
車車体４に対して所定時間エアシリンダ９の作用
を確保するために、例えば該搬送方向に所定長さ
を有する受板１１が設けられている。勿論、運動
しているハンガー３に対して静置固定されている
エアシリンダ９の関係から、エアシリンダロツ
ド、プツシヤー受け１０、および受板１１の間に
おいて、上記関係に適応できる適当な手段（例え
ば第４図に示す如く受板１１へのローラ１２の設
置）を採用する必要がある。
なお、上記エアシリンダ９の設置位置は、自動
車車体４が全没浸漬された後速かにプツシヤー受
け１０に作用できる位置が好ましく、また、この
エアシリンダ９は図示の如く自動車車体４の搬送
路を中心にしてその片側に設けられてもよく、ま
た設置位置を搬送路に沿つて平行にずらしてその
両側に設けられてもよい。
車車体４が全没浸漬された後速かにプツシヤー受
け１０に作用できる位置が好ましく、また、この
エアシリンダ９は図示の如く自動車車体４の搬送
路を中心にしてその片側に設けられてもよく、ま
た設置位置を搬送路に沿つて平行にずらしてその
両側に設けられてもよい。
かかる改良によれば、エアシリンダ９のロツド
９′の動作をプツシヤー受け１０が受けることに
より、ハンガー３が傾斜し、これに保持されてい
る自動車車体４はその搬送方向に対して直角方向
に揺り動かされる。この自動車車体４の揺動によ
り、これに形成されていたエアポケツト７は消滅
または移動し、その結果、それまでエアポケツト
７が接していた部分の金属表面が処理液６に接触
し、満足に化成処理されることになる。その後エ
アシリンダ９の動作を解消すると、今まで傾斜さ
せられていた自動車車体４はその反動によつて、
その搬送方向に対して直角方向に自体揺動するこ
とをくり返す。この場合にも上述と同様にエアポ
ケツト７は消滅または移動を来たして、エアポケ
ツト接触部金属表面が処理液６と接触して満足に
化成処理されることになる。
９′の動作をプツシヤー受け１０が受けることに
より、ハンガー３が傾斜し、これに保持されてい
る自動車車体４はその搬送方向に対して直角方向
に揺り動かされる。この自動車車体４の揺動によ
り、これに形成されていたエアポケツト７は消滅
または移動し、その結果、それまでエアポケツト
７が接していた部分の金属表面が処理液６に接触
し、満足に化成処理されることになる。その後エ
アシリンダ９の動作を解消すると、今まで傾斜さ
せられていた自動車車体４はその反動によつて、
その搬送方向に対して直角方向に自体揺動するこ
とをくり返す。この場合にも上述と同様にエアポ
ケツト７は消滅または移動を来たして、エアポケ
ツト接触部金属表面が処理液６と接触して満足に
化成処理されることになる。
以上の如く本考案改良点はその構造が単純であ
るにもかかわらず、自動車車体の如き大型被処理
物の化成処理に適した有用性を有している。勿
論、小型の被処理物を化成処理する装置に本考案
改良を採用することについて何ら支障はない。
るにもかかわらず、自動車車体の如き大型被処理
物の化成処理に適した有用性を有している。勿
論、小型の被処理物を化成処理する装置に本考案
改良を採用することについて何ら支障はない。
第１図は従来装置の一例を示す簡略側断面図、
第２図はその正面断面図、第３図は本考案改良を
採用した装置の簡略正面断面図、第４図は改良要
部の簡略斜視図であつて、２は処理槽、３はハン
ガー、４は被処理物、５はコンベア、６は処理
液、７はエアポケツト、９はエアシリンダ、１０
はプツシヤー受け、１１は受板を示す。
第２図はその正面断面図、第３図は本考案改良を
採用した装置の簡略正面断面図、第４図は改良要
部の簡略斜視図であつて、２は処理槽、３はハン
ガー、４は被処理物、５はコンベア、６は処理
液、７はエアポケツト、９はエアシリンダ、１０
はプツシヤー受け、１１は受板を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ コンベア式浸漬式金属表面化成処理装置にお
いて、被処理物を保持するハンガーにプツシヤ
ー受けを設け、装置本体にエアシリンダを有す
る機構を設け、該機構をプツシヤー受けに作用
させて処理液中の被処理物をその搬送方向に対
して直角方向に揺り動かし、上記作用から解放
された被処理物はそれ自体によつて逆方向に揺
動させることにより、被処理物に形成されてい
るエアポケツトを消滅または移動させるように
したことを特徴とする装置。 ２ 被処理物が自動車車体である上記第１項の装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17708381U JPS5883464U (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | 浸漬式金属表面化成処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17708381U JPS5883464U (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | 浸漬式金属表面化成処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5883464U JPS5883464U (ja) | 1983-06-06 |
| JPS621231Y2 true JPS621231Y2 (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=29970640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17708381U Granted JPS5883464U (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | 浸漬式金属表面化成処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5883464U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60152700A (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-10 | Trinity Ind Corp | 電着塗装装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5055493A (ja) * | 1973-09-21 | 1975-05-15 | ||
| JPS5556875A (en) * | 1978-10-24 | 1980-04-26 | Sonic Ferro Kk | Wash transporter of automatic washer |
| JPS56141883A (en) * | 1980-04-05 | 1981-11-05 | Nippon Parkerizing Co Ltd | Pretreatment and device for sheet metal structure before coating |
-
1981
- 1981-11-27 JP JP17708381U patent/JPS5883464U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5055493A (ja) * | 1973-09-21 | 1975-05-15 | ||
| JPS5556875A (en) * | 1978-10-24 | 1980-04-26 | Sonic Ferro Kk | Wash transporter of automatic washer |
| JPS56141883A (en) * | 1980-04-05 | 1981-11-05 | Nippon Parkerizing Co Ltd | Pretreatment and device for sheet metal structure before coating |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5883464U (ja) | 1983-06-06 |
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