JPS6212305Y2 - - Google Patents

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JPS6212305Y2
JPS6212305Y2 JP7679578U JP7679578U JPS6212305Y2 JP S6212305 Y2 JPS6212305 Y2 JP S6212305Y2 JP 7679578 U JP7679578 U JP 7679578U JP 7679578 U JP7679578 U JP 7679578U JP S6212305 Y2 JPS6212305 Y2 JP S6212305Y2
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JP
Japan
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mold frame
circuit
chip
circuit board
electrode patterns
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JP7679578U
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JPS54178560U (ja
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  • Electric Clocks (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子時計の回路基板に関する。
時計のクオーツ化を主とした電子化および小型
薄型化が進むと共に低価格化のため時計製造の自
動化が要求され、回路実装に於いてもテープキヤ
リア方式の採用が増えつつある現状である。
前述のように小型化のため、回路ブロツクのス
ペースも少なく回路基板のパターン設計に於いて
も難しさを一層増している。加工の容易化とコス
トダウン上からフイルム状の回路基板は、片面に
銅箔を貼り合わせたものを使用するためなおさら
パターン設計が難しくなる。中でもアースパター
ンは他のパターンと交差しないように設計するこ
とは非常に困難なことであつた。
具体的にはデジタル時計を例にとつてみると第
1図〜第3図に示すとうり、フイルム状の回路基
板1に明けられた四辺形の穴1aにオーバーハン
グするように形成された銅箔パターンのフインガ
ー2a(複数)に発振・分周・駆動用ICチツプ
3に形成されたバンプ3a(複数)をギヤングボ
ンデイングすることによつて前記ICチツプ3を
固着する。樹脂部材から成るモールド枠4は凸部
4a,4bを前記回路基板1に明けられた穴1
b,1cに入れて位置決めおよび接着固定し、前
記モールド枠4により形成された凹部に固形のモ
ールド剤5を入れ、加熱溶解させることにより前
記ICチツプ3・フインガー2aおよび回路基板
1の細部にモールド剤5を充填させて強度および
湿気等の保護を行なつている。
電池6の極に圧接するプラスリード板7、
極に圧接するマイナスリード板8、水晶振動子
9、トリマコンデンサ10、緩急用コンデンサチ
ツプ11、温度補正用コンデンサチツプ12、昇
圧用コンデンサチツプ13a,13b、電池保護
コンデンサチツプ14、電池電圧低下検出用抵抗
チツプ15をそれぞれ前記回路基板1に設けられ
た端子パターン(複数)にハンダ付固定し、更に
剛性の大きな部材16で前記回路基板1を裏打ち
して強度アツプを図らせて回路ブロツクを形成し
ている。
回路ケース19に打込まれたネジピン20a,
20b,20c,20dに前記回路基板1に明け
られた位置決め穴1d,1e,1f,1gを案内
として前記回路ブロツクを、次にパネル枠21も
同様に組み込み、反射板22、前記液晶セル1
7,導電ゴム18a,18bを組込んでセル押エ
23a,23bをネジ24a,24b,24c,
24dにより前記ネジピン20a,20b,20
c,20dにネジ止め固定することにより時計体
を形成している。電池6は前記回路ケース19に
形成された凹部19aに収納され、前記プラスリ
ード板7、マイナスリード板8に圧接して回路ブ
ロツクに通電している。
前記液晶セル17に導電ゴム18a,18bを
介して電気エネルギーを供給するために前記回路
基板1に形成された電極パターン2b(複数)は
前記モールド枠4を挾むように上下に各々20〜30
個づつ配置されるので、前記パターン2bの外端
は前記回路基板1の外形の近傍にまでスペースを
必要とし、これらの電極2bと前記ICチツプ3
のパツド3aとの結合に要するパターン以外の左
右の狭いスペースに以下の回路素子を割り振つて
配置およびパターン結線をしなければならない。
前記水晶振動子9、トリマコンデンサ10、緩急
用コンデンサ11、温度補正用コンデンサ12を
結線するパターンの長さは最小に、しかも1ブロ
ツクにまとめ、残りの素子類も他のブロツクにま
とめて前述の左右のスペースにバランスをとつて
振り割けなければならず、また多機能化を指向す
るデジタル時計は液晶セルに表示する情報量は増
加する傾向にあり、従つて前記電極パターン2b
の端子数は増加するため、前述の回路素子間をア
ース結合するアースパターン2cを引き廻す余裕
は殆んどなく、これに対処するために前記左右の
スペースに対向する前記ICチツプ3の2辺に前
記ICチツプ3内をアース導通させたパツドを設
け前記アースパターンに繋がるフインガー2d
(2体)と導通を図つていたが液晶セル照明ライ
トの点灯等の大電流が流れるときのノイズがIC
チツプ内の他の要素に悪影響を与えないように処
置する手段およびパツド数が増すことによるIC
チツプのコスト増、回路実装、検査等に要する工
数増の欠点があつた。
本考案の目的は、上述の欠陥を補なつてスペー
ス効率を高め、より合理的な設計・製造を可能と
し、小型で薄型な時計を提供するものである。
図面に沿つて一実施例を説明すると、(第1
図、第2図、第3図と異なる部分について詳述す
る)第4図、第5図の通り、剛性大なる導電部材
から成るモールド枠4は凸部4a,4bを回路基
板1に明けた穴1b,1cに入れて位置決めさ
れ、電極パターンと絶縁を保つよう接着剤により
回路基板に固定されている。更に前記凸部4a,
4bの周辺部4c,4dは前記回路基板1に形成
したアースパターン2c(2個所)と溶接または
ハンダ付け等により導電可能なように結合してモ
ールド枠4自身がアース導通のバイパス即ち電気
導通路を兼ねるようにしている。
モールド枠4はICチツプ3を包囲するように
配置されるので、モールド枠4をアース導通のバ
イパスを兼ねるようにすると、アースパターンは
どの位置にあつてもモールド枠4に接続するだけ
で相互の接続が達成されることになり、アースパ
ターン及び他の電子部品の配置自由度が高まり、
小型化及び製造上都合の良い構成とすることがで
きる。またアースパターンを通過する大電流が
IC内を通過しないので、ICチツプ内の他の素子
にノイズ等の悪影響を与えることが少ない。
以上の如く本考案によれば、モールド枠を導電
部材にて形成するとともに、回路基板上の電極パ
ターンと絶縁を保つて回路基板に接着固定し、且
つ2つの電極パターンをモールド枠に接続させモ
ールド枠を電気導通路となしたことにより次の効
果を有する。
a ICチツプのモールド枠はICチツプをほぼ包
囲するように配置されるものであり、そのモー
ルド枠を導通路として形成すると、ICチツプ
を挾んで両側にある電極パターンを他の配線と
交鎖させることなく接続させることができ、こ
の結果電極パターンの配置自由度が高まり、ひ
いては他の電子部品のスペース効率を増加さ
せ、時計の小型化に寄与するものである。
b モールド枠が導通路となつているために、
ICチツプ両側の電極パターンを接続するのに
格別な部品を必要とせず、時計の薄型化の点で
有利であり、且つ製造を容易化するものであ
る。
c ICチツプ内を通過する配線の1つをモール
ド枠により兼ねることができるので、ICチツ
プの端子数の削減及びそれに伴う小型化が期待
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデジタル時計の回路ブロツクを
示す組立平面図。第2図は前記回路ブロツクの組
立断面図。第3図はデジタル時計の部分組立断面
図。第4図は本考案の一実施例を示す回路ブロツ
クの組立平面図。第5図は部分組立断面図。 1……回路基板、2a……フインガー、2b…
…液晶セルと導通を図る電極パターン、2c……
アース導通を図る電極パターン、3……発振・分
周・駆動用ICチツプ、4……モールド枠、5…
…モールド剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水晶振動子、発振・分周・駆動用ICチツプ、
    前記ICチツプをモールドするためのモールド
    枠、回路素子と電極パターンを配置接続して成る
    回路ブロツク、及び電源を有する電子時計の回路
    構造において、前記モールド枠を導電部材にて形
    成するとともに、前記回路基板上の電極パターン
    と絶縁を保つて前記回路基板に接着固定し、且つ
    2つの電極パターンを前記モールド枠に接続させ
    前記モールド枠を電気導通路となしたことを特徴
    とする電子時計の回路構造。
JP7679578U 1978-06-06 1978-06-06 Expired JPS6212305Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7679578U JPS6212305Y2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06

Applications Claiming Priority (1)

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JP7679578U JPS6212305Y2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54178560U JPS54178560U (ja) 1979-12-17
JPS6212305Y2 true JPS6212305Y2 (ja) 1987-03-28

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ID=28992399

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JP7679578U Expired JPS6212305Y2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06

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JPH0743671Y2 (ja) * 1987-03-05 1995-10-09 セイコーエプソン株式会社 電子時計

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JPS54178560U (ja) 1979-12-17

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