JPS6212088A

JPS6212088A - 高周波調理器

Info

Publication number: JPS6212088A
Application number: JP14995985A
Authority: JP
Inventors: 稲山　稔; 林　久男
Original assignee: Rinnai Corp
Current assignee: Rinnai Corp
Priority date: 1985-07-10
Filing date: 1985-07-10
Publication date: 1987-01-21
Also published as: JPH0322038B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は調理皿を上下の複数段に備える多段式の高周波
調理器に関する。

（従来の技術）本願出願人は、先にこの種調理器として、調理器本体内
の加熱室に、調理皿を上側と下側との少なくとも上下の
２段に収容自在とすると共に、マグネトロンに導波管を
介して連なる電波供給口を該調理皿に対応させて少なく
とも上下の２段に開口させるようにしたものを提案した
が、か）るものに於いて、更に該マグネトロンをその作
動制御回路に介入される出力切換スイッチにより大出力
と小出力との少なくとも２段に切換自在とすることし考
えられる。

（発明が解決しようとする問題点）然し乍ら、か）るものでは、該調理皿を例えば上側の１
段とし、これに対応して該マグネトロンを該切換スイッ
チにより小出力とした状態から、次いで該調理皿を追加
して多段調理とする場合、該マグネトロンは、これに対
応して大出力に切換えられるを要するが、この切換操作
は忘れ勝ちであり、かくてそれが自動的に行なわれるが
好ましい。

（問題点を解決するための手段）本考案はか）る要求に適合する装置を（昇ることをその
目的どしたもので、調理器本体内の加熱室に、調理皿を
上側と下側との少なくとも上下の２段に収容自在とする
と共にマグネ１−ロンに導波管を介して連なる電波供給
口を、該調理皿に対応して少なくとも上下の２段に開口
さぼ、更に該マグネ１〜ロンを出力切換スイッチにより
大出力と小出力との少なくとも２段に切換自在とする式
のものにおいて、該調理皿の該上下の２段の存在を検出
するセンサを備え、該センサの作動によれば、該切換ス
イッチの切換位置に係わりなく、該マグネトロンが大出
力状態に得られるにうにして成る。

（実施例）本発明の実施例を別紙図面に付説明する。

第１図及び第２図はその１例を示すもので、（１）は調
理器本体、（２）はその内部の加熱室を示し、該加熱室
（２）に調理皿（３）を上側と下側との上下の２段に配
置して出入自在に収容すると共に、マグネトロン（４）
に導波管（５）を介して連なる電波供給口（６）を、該
調理［［１（３）の上下の２段に対応させて、上下の２
段に開口さけるようにした。この場合、該導波管（５〉
は上側と下側との２本に分岐される分岐導波管に構成さ
れるものとし、その分岐部にダンパ（７）を備え、これ
を第１図に鎖線水の位置、即ち上側の導波管（５）を聞
く位置と点線示の位置即ち下側の導波管（５）を聞く位
置とに切換自在とし、前記した調理皿（３）が上側の１
段のみのとき即ち１段調理のとぎは該ダンパ（７）を該
鎖線水位置とし、かくて該マグネトロン（４）の出力は
該上側の調理皿（３）にのみ導かれてこれに高周波調理
を栂られるが、該調理皿り３）を上下の２段としたとき
、即ち多段調理のときは該ダンパ（７）を該鎖線水位置
と該点線水位置どに周期的に切換傾動させ、かくて該出
力は該調理皿（３）の上下の２段に交互に分配して導か
れて該２段に高周波調理が得られるようにした。該ダン
パ（７）にか）る作動を与える手段は例えば第２図示の
通りであり、即ち上側の調理ｆｆ１（３）の存在を検出
して閉じるフォトスイッチその他のＬ側センサ（８ａ）
と、下側の調理皿（３）の存在を検出して閉じるフォト
スイッチその他の下側センサ（８ｂ）とを用意し、両セ
ンサ（８ａＨ８ｂ）を該ダンパの駆動源（９）とその作
動電源（ＩＯとの接続回路に互に直列に介入させ、更に
該駆動源〈９）に連動して開閉する位置決めスイッチａ
ｔ＋を該下側センサ（８ｂ）と並列に設け、かくて調理
皿（３）が上下の２段に存す−るとぎは、両センサ（８
ａＨ８ｂ）が共に閉じるから、該駆動源（９）は該作動
電源（ＩＣによる通電を与えられて該ダンパ（７）に交
互の切換作動が１ｑられるが、次いで下側の調理皿（３
）を除去したときは、引続く該位置決めスイッチａつの
開放に伴い、該駆動源（９）が通電を断たれて該ダンパ
（７）が所定位置、即ら前記した鎖線水位置で自動停止
されるようにした。

前記した１段調理に際しては、該マグネトロン（４）は
その出力が集中して導かれるため比較的小出力で足ると
共に、前記した多段調理に際しては、該マグネトロン（
４）はその出力が分散して導かれるため比較的大出力で
あるを要し、かくて該マグネトロン（４）は例えば第３
図示のようにその作動ｉｌｌ　Ｉｎ回路に出力切換スイ
ッヂａツを備え、該スイッチ（’＋２１により小出力状
態と大出力状態とに切換自在とする。このものに於いて
、前記した多段調理に際して、前記した切換スイッチ（
１３の切換位置に係わりなく、該マグネトロン（４）が
大出力状態に得られるようにしたもので、図示のもので
はこれを行なわせるべく、前記した切換スイッチ（′１
ツと並列に別個の出力切換スイッチ（１３１を用意し、
これを前記した２個のセンサ（８ａ）（８ｂ）の閉路に
よれば通電するリレーａ／Ｄに応動して大出力側に切換
えられるようにした。かくて該切換スイッチａｚが小出
力側に存するも、該切換スイッチａ３により該マグネト
ロン（４）は大出力状態に得られて不都合が生じないよ
うにした。

第４図はその変形例を示ずもので、この場合該切換スイ
ッチ（ｌｚはタイマ■により間歇的に開閉制御される型
式とした。

尚、前記したダンパ（７）は第１図示のような板状部材
に限ることなく、例えば第５図示のような側面に開口（
７ａ）を有する円筒状部材とすることも可能である。

（作　用）その作動を例えば対１図乃至第３図示のものにつき説明
するに、調理皿（３）を上側の１段とした１段調理に際
しては、マグネトロン（４）は必要に応じ切換スイッチ
ａｚにより小出力状態と大出力状態とに自在に得られる
が、この状態から次いで調理皿（３）を下側にも追加し
て多段調理とする場合、該スイッチ（′ｌｚの切換位置
に係わりなくこれと並列のスイッチ（１３が閉じ、かく
て該マグネトロン（４）は自動的に大出力状態に得られ
る。

（発明の効果）このように本発明によるとぎは、調理皿を少なくとも上
下の２段に備える多段調理に際しては、マグネトロンは
出力切換スイッチの切換位置に係わりなく、自動的に大
出力状態に得られるもので、該切換スイッチの切換え忘
れによる調理の不良を無くすことが出来、その構成は比
較的簡単で廉価に得られる等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明調理の１例の截断側面図、第２図はその
ダンパの制御回路図、第３図はそのマグネトロンの制御
回路図、第４図はその変形例の回路図、第５図はダンパ
の変形例の断面図である。（１）・・・調理器本体　　　　（２）・・・加熱室（
３）・・・調理［Ｉ［１（４）・・・マグネトロンク５
）・・・導波管　　　　　　（６）・・・電波供給口（
７）・・・ダンパ　　　（８ａＨ８ｂ）・・・センサａ
ｚ・・・出力切換スイッチａ３・・・別個の出力切換スイッチ１ｔ！！ンる　　〜

Claims

【特許請求の範囲】

調理器本体内の加熱室に、調理皿を上側と下側との少な
くとも上下の２段に収容自在とすると共にマグネトロン
に導波管を介して連なる電波供給口を、該調理皿に対応
して少なくとも上下の２段に開口させ、更に該マグネト
ロンを出力切換スイッチにより大出力と小出力との少な
くとも２段に切換自在とする式のものにおいて、該調理
皿の該上下の２段の存在を検出するセンサを備え、該セ
ンサの作動によれば、該切換スイッチの切換位置に係わ
りなく、該マグネトロンが大出力状態に得られるように
して成る高周波調理器。