JPS62120350A - グリコ−ルアミド類の製造方法 - Google Patents

グリコ−ルアミド類の製造方法

Info

Publication number
JPS62120350A
JPS62120350A JP61260856A JP26085686A JPS62120350A JP S62120350 A JPS62120350 A JP S62120350A JP 61260856 A JP61260856 A JP 61260856A JP 26085686 A JP26085686 A JP 26085686A JP S62120350 A JPS62120350 A JP S62120350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
reaction
mol
methyl
process according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61260856A
Other languages
English (en)
Inventor
ハンス−ヨアヒム・デイール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPS62120350A publication Critical patent/JPS62120350A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D295/00Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms
    • C07D295/16Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms acylated on ring nitrogen atoms
    • C07D295/18Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms acylated on ring nitrogen atoms by radicals derived from carboxylic acids, or sulfur or nitrogen analogues thereof
    • C07D295/182Radicals derived from carboxylic acids

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は除草活性化合物(hcrbicidal ac
tivecompounds )の合成の中間体として
使用で慇る公知のグリコールアミド類の新規な製造ノj
法に関する。
グリコールアミド類がまずクロロアセチルクロライドを
アミンと反応させ、このようにしζ得られたクロロアセ
トアミドを第二段階においてアルカリ金属カルボキシレ
ートと反応させ対応する7シルオキシ7セトアミドを得
、これを第二段階においてケン化して所望のグリコール
アミドを得る三段階反応系列で製造できることは既に知
られている(例えば西ドイツ公開公報第2,201,4
32号、第2,904,490号及び第3,038,5
98号を参照)。多Pi階反応が技術的に不利であるこ
とは明白である。
グリフール酸N、N−ツメチル7ミドがグリコール酸メ
チルとジメチルアミンとから35℃におい′″C1週1
111反応することによって得られることも公知である
。しかしながらこの方法の一つの不利な点は反応時間が
長いことて・、これは工業における使用とは相反する。
更により深刻な不利な点は出発物質として使用できるア
ミン類が限られていることである。ジエチルアミンでさ
えこれらの反応条件下ではもはや反応できない(ジャー
ナル・オブ・オル〃ニフク・ケミストリー(J、Org
、CI+emiairy)15.323(I950))
ジグリコリド又はポリグリコリド類を適当なアミン類と
ともに数時間加熱し、次いで混合物を蒸留で仕上げるあ
る種のグリコールアミド類の合成力法も・開示されてい
る。この目的のために必要なジグリコリド又はポリグリ
コリドは心安に応じ銅の存在下にクロロm:mナトリ゛
クムを加熱することによってつ(られ、蒸留で用離され
る(ジャーナル・ヒユー・ブラクテイッシェ・ケミ−(
J、PrukL。
Cbell、 ) 18−1(I962)、ベージ14
1−149;及1西ドイツ公開公報ttS3,222,
229号を参照)。
特定の条件下にグリコール酸エステル類を適当なアミン
類と直接反応させると所望のグリコールアミド類が得ら
れることも公知である(西ドイツ公開公報Pt53,2
44.95(3号を参照)、このlj法の不利な点は先
の方法においてもそうであるが特定のアミン類、特に)
M肪族アミン類に限られていることである。塩基性が低
いので芳香族アミ/化合物はこのノj法では反応できな
い、 ti者の場合に必要なグリコール酸エステル類の
製造もまた虹に必要な合成段階としてこの方法のかなり
不利な点を構成する。
今回、一般式(I) 式中、 R’及びR2は互いに独立にアルキル、アルケニル、ア
ルキニル、随時置換されたシクロアルキル又はシクロア
ルケニル、ハロデノアルキル、アルコキシアルキル、ア
ルキルチオアルキル又はアルコキシ、7ラルキル又は随
時置換されたアリールを表すか又は R’及びl(′はこれらが結合し′ζいる窒素原子と一
緒になって随時置換された、飽和又は不飽和の、更にヘ
テロ原子を含むことができる複素環式MI#逍を表す、
のグリコールアミド類が一般式(II)式中、 R’及びR2は前記の意味を有する、 のクロロアセトアミド類を炭酸カリウムと、希釈剤とし
て非プロトン性アミドの存在下、必要に応じ相間移動触
W(phase transfer catalyst
)の存在−ドで反応させて式(III) 式中、 lり1及びR2は前記の意味をイJする、の対称的なカ
ーボネート類を得、これらのカーボネート類をあらかじ
め単離した後、別の第二段階において又は中間で単離す
ることなく直接−容器工程(one−pot proc
ess)において、触媒として水酸化アルカリ金属の存
在下で第一アルコールと反応することによって(すなわ
ちエステル交換によって)脱アシル化すると得られるこ
とが見出だされた。
塩素原子のヒドロキシル基による置換が本発明に従う反
応条件ドで円滑に行なわれるのは決定的に鳶くべきこと
として記述されなければならない。
というのは炭酸カリウム及び本発明に従う方法において
希釈剤として好んで使用されるジメチルホルムアミドと
の混合物がアルキル化する性質を有しく例えばシンセチ
ック フミュニケーシ3ン(Synthetic Co
++uaunications) 1977.559+
568を参照)、その結果、中間体として形成されるヒ
ドロキシ化合物から塩基性反応条件ドて・エーテル類が
形成されるべき(テトラヘドロン レターズ(I’eL
rahcdron  Letters)38.3251
−3254(I975);  シー、7エリー(C,F
erri)「有機合成の反応J” Reaktione
n der organischenSyntlies
c”(I(eactio口s  of  Organi
c  5yntbcsis”)ベーン396;シユツツ
トガルトのチーム出版社(’l’t+ic+ac Vc
rlag StuLtgart)1978 ;及びケミ
ッシェ・ベリヒデ(Chcm、[ler、 )−71」
−13210−1215(Iに)81)を参照)ことが
技術状況から公知であるからである。所望のグリコール
アミド類・\の円滑な転換に心尽な式(I) の対称的なカーボネートが中間に形成されるのは全く驚
くべきことである。というのは非プロトン性希釈剤中で
この種のカーボネートの形成は期待できないことが知ら
れていたからである(例えばジャーナル・オプ・オルπ
ニック・ケミストリー(J、Org、CI+cm、)4
 3−14682−4684(I978);及(7リー
ビツクス・アナーレン・チル・ケ ミ − (Lieb
igs  Ann、Chem、)1 9 8 1  、
 28〜32を参照)。
本発明に従う方法によって優先的に得られる式(I)の
化合物は式(I)において R’及びR2は!1′、いに独立に炭素原子1へ8個を
有する+fLIA状又は分岐状アルキル、直鎖状又は分
岐状であり、炭素原子2〜8個を有するアルケニル及び
アルキニル、又は同−又は異なる置換Jルによって随時
モノ置換又はポリ置換され(適した置換尤は特に炭素原
子1〜4個を有するアルキル基である)、炭素原子3〜
7個を有するシクロアルキル又はシクロアルケニルを表
し、更に直鎖状又は分岐状の炭素原子1又は2〜8個を
有するアルコキシ、アルコキシアルキル及びアルキルチ
オアルキル、炭素原子1〜8個及びハロゲン原子(特に
弗素、塩素及び臭素)1〜5個を有するハロデノアルキ
ル、アリール部分にR素原子6〜1()個を有し、アル
キル部分に炭素原子1又は2個を有するアラルキル及び
炭素原子6〜10個を有し、同−又は異なる置換基(了
り−小部分の適した置換基はハロゲン、直鎖状又は分岐
状であり、炭素原f1〜4個を有するアルキル、アルコ
キシ又はアルキルチオ、炭素原子1又は2個及びハロゲ
ン原子(特に弗素、塩素又は臭素)1〜5個を有するハ
ロデフアルキル、ハロデフアルコキシ及びハロデフアル
キルチオ、及びニトロである)によって1諭時モ/置換
又はポリ置換されたアリールを表すが又は R’及1/ R2はこれらが結合している窒索原fと一
緒になって同−又は異なる置換基を含有し、ヘテロ原子
、特に窒素又は酸素を央1こ2個まて゛合イ1すること
ができる随時モノ置換又はポリ置換された、飽和又は不
飽和の、5〜71−2環の複索環式構造を表す、ここ″
c−置換h(とじてi+J’能なものは炭素原子1〜6
個を有する直鎖状又は分岐状アルキル、縮合環系の形態
の前記アルキル、炭素原子(5〜1()個をイJするア
リール、縮合環系の形態の前記アリール、又は炭素原″
F2又は3個を有するジオキシアルキレンである 化合物である。
本発明に従う方法は特に好ましくは式(I)において 1(I及1/ R2は斤いに独立にjk索涼千1〜6個
を有するIfLfft状又は分岐状アルキル、直鎖状又
は分岐状であり、炭素原子2〜6個を有するアルケニル
又はアルキニル、炭素原(−5〜7個を有し、同−又は
)4なる、メチル又はエチルによって随時モア置換〜ト
リ置換されたシクロアルキル又はシクロアルケニルを表
すか又は直鎖状又は分岐状の炭素原子1〜6個を有する
アルコキシ、アルコキシアルキル又はアルキルチオアル
キル、炭素原子1〜6個及ゾハロゲン原子(vfに弗素
、塩素及び臭素)1〜5個を有するハロデフアルキル、
同−又は異なる置換基(特に好ましい置換J&はメチル
、エチル、メトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチル
、トリフルオロメチルシ、トリフルオロメチル千オ、弗
素、塩素又はニトロて゛ある)によって随時モノ置換・
〜トリ置換されたベンジル及びフェニルを表すか又は 丁(I及びR2はこれらが結合している窒素原子と一緒
になって同−又は異なる置換基によって随時モノ置換〜
トリ置換された下記式 の複素環式構造を表し、ここで特に好ましい置換基はメ
チル、エチル及び7エ二ルである 化合物に関する。
式(I)の化合物の例として次のものが挙げられるニ ゲリコール酸ジメチルアミド、ノエチルアミド、ジー1
1−プロピルアミド、ジ−インプロピルアミド、シー+
1−ブチルアミド、ノイソブチルアミ1−1N−メチル
−Nn−プロとルーアミド、N−メチ ル=N−n−ブチル7ミド、N−メチル−N−イソプロ
ピル−アミド、N−メチル−N−インブチル−アミド、
N−メチル−N−1−ブチル−アミド、N−メチル−N
  sec、−ブナルー7ミl’、N−エチル−Nn−
プロピル−アミド、 N−エチル−N−イソプロピル−アミド、N−エチル−
N−n−ブチル−7ミド、N−エチル−N−インブチル
−アミド、N−エチル−N−s c c 、−ブチル−
アミド、N−エナルーN−t c r t 、−ブチル
−アミド、N−ロープロピル−N−インプロピル−アミ
ド、N−n−プロピル−N−〇−ブナルーアミド、N−
n−プロピル−N−インブチル−アミド、N−11−プ
ロピル−N  see、−ブチル−アミ1″、N−n−
プロピル−N−ter t 、−ブチル−アミV1Nn
−ブナルーN−インブナルーアミド、N −n −ブチ
ル−N  sea、−ブナルーアミド、N−n−ブチル
−N  tcrt、−ブチル−アミド、ノー(2−7ト
キシーエチル)−アミド、ノーアリル−アミド、N−メ
チル−N−プロパルギル−アミド、N−メチル−N−(
I−メチループロバルキル)−7ミド、ノブロパルギル
ーアミド、N−メチル−N−シクロペンチルアミド、N
−メチル−N−シクロヘキシルアミド、N−メチル−N
−(I,1−ジメチルプロパルギル)−アミド、N−メ
チル−N−(2,2,2−トリフルオoxチル)−アミ
ド、N−エチル−N−シクロヘキシル−アミド、N−メ
チル−アニリド、N−エチル−アニリド、N−プロピル
−7ニリド、N−イソプロピル−アニリド、N−ブチル
−アニリド、N−インブチル−アニリド、N  s e
 c 、−ブチル−7ニリド、N−し−ブチル−アニリ
ド、ノベンフルアミド、N−メチル−N−ベンジルアミ
ド、N−エチル−N−ペンシル7ミド、N−プロピル−
N−ベンジルアミド、N−ブチル−N−ベンジルアミド
、ピロリノド、2−メチル−ピロリシト、モルホリド、
ピペリジド、2−メチル−ピペリジド、4−メチル−ピ
ペリノド、2,4−ツメチル−ピペリジド、2,4,6
−)リメチルービベリノド、2−エチル−ピペリノド、
4−エチル−ピペリノド、2,4−シエナルービペリジ
ド、2,4.6−ドリエチルービペリノド、2−メチル
−4−エチル−ピペリジド、2−エチル−4−メチル−
ピペリノド、2−メチル−5−エチル−ピペリジド、2
−エチル−5−メチル−ピペリノド、2−メチル−6−
ニチルービペリノド、1,2,3.4−テトラヒドロキ
ノリド、2−メチル−1,2,3,4−デトラヒVロキ
ノリド、ベルヒドロ7ゼビド、2−メチルーベルヒ1t
【1キ/す+1,3−メチル−ピペリジド、:)t5−
ジメチル−ピペリノド、3,5−ノエチルーピベリジド
、N−メチル−N−メトキシメチルアミド、N−メチル
−N−シクロヘキーエーエニルアミド(N−mcLl+
yl −N−cyclobax−1enya+aide
)、N−メチル−N−(3゜5.5−トリメチルシクロ
ベキ−1−工二ル)−アミド(N−methyl−N−
(3+5+5−Lri5−Lr1neLhylcycl
obex−1−eny)−a、6−メチルペルヒドロキ
/リド、N−ベンジルアミドl/、N−ペンシル−N−
プロピル7ミド、N−エチル−N−(2,2,2−トリ
プルオロエチル)−アミド、N、N−シー(2−メトキ
シエチル)−アミド、N−メトキシ−N−ブナルアミド
、N−/チルーN−(2−メチル−ベルヒドロ7ランー
2−イル)メチル−アミド、ベルヒドロ7ゼビド(pe
rhydrouzcpide)、3−エナルービベリジ
ド、4−フェニル−1,4−ビベフノド、3.3.5−
トリメチルーベルヒドロアゼビド、3.4−ジオキシエ
チレン−ピペリノド、3−メナルーモルホリド、3.5
−ジメチルモルホリド、4−メチル−1,4−ビベラシ
ド、3,4−デヒドロ−ピペリド及び1゜2.3.4−
テトラヒドロインキ7リド。
例えば第一段階でN−メチル−クロロアセ)7二リドを
出発化合物として、ジメチルホルムアミドを希釈剤とし
て及びトリエチルアミンと臭化カリウムとの混合物を触
抛として使用し、第二Vi階で/り/−ルを第一アルコ
ール(及び希釈剤)として、水酸化カリウムを触媒とし
て使用すると本発明に従うノj法の反応経路は次式で表
される:て必要なりロワアセトアミド類は式(■)によ
る一般的な方法で定義される。この式(II)においC
1RI及びR2は好ましくは本発明に従う、式(I)の
物質の記述においてこれらの置換基に対し好ましいもの
として既に挙げた基を表す。
式(II)のクロロアセトアミド類は一般に公知の化合
物である(例えば西ドイツ公開公1[I2,904.4
90号)。
本発明に従う方法は希釈剤として非プロトン性アミドの
存在下で実施される。N、N−7メチルアセトアミド、
N、N−ジメチルホルムアミド、N−メチルホルムアニ
リド、N−メチルピロリドン又はN−メチルピペリドン
を使用するのが好ましい。この点においてこれらの希釈
剤は無水形態ではなく、工業溶剤(Lcchnical
 5olvent)の形態(すなわちおよそ3%までの
水含有量を有する)で使用できるのは特にイノ利な点ぐ
ある。
本発明に従うノj法は適当な相間移す1触媒のイf在ド
に有利に実施できる0gJ用の相間移動触媒、例えばヨ
ウ化テトラブチルアンモニウム、臭化テトラブチルアン
モニウム、臭化トリブチルメチルホスホニウム、塩化ト
リメチル−CI 3/ C+ s−アルキルアンモニウ
ム、ジベンジルツメナルアンモニウム メチルサルフェ
ート、塩化ツメチル−CI2/C1,−フルキルベンノ
ルアンモニウム、水酸化デトラプチルアンモニウム、1
8−クラウン−6(I8−croauドf3)、m化)
リエチルベンノルアンモニワム又は塩化トリメチルベン
ノルアンモニウム、又は反応混合物中に効果的な相間移
動触媒を形成する物′IL(例えば置換アンモニウム塩
)は特に適している一;後者には、例えば臭化アルカリ
金属(例えばKI3r’)と混合した第三アミン(例え
ばトリエチルアミン)が含まれ、これらは過剰のクロロ
アセトアミド(I)と反応し対応する16換臭化アンモ
ニウムをi3−える。
本発明に従う方法の第一段階を実施するに際し、反応温
度はがなり広い範囲内で変えることがて゛きる。一般に
、反応は20℃〜150℃の温度、好ましくは60℃〜
110℃の温度で実施される。
本発明に従う方法の第二段階を実施するために(エステ
ル交換による脱アシル化)、第一アルコールを加5える
ことが必要である。メタ/−ル又はエタノールはこの目
的に特に適している。
本発明に従う方法の第二段階においては触媒として水酸
化アルカリ金属の存在が必要である。水酸化ナトリウム
又は水酸化カリウムは待に適している。
また、本発明に従う方法の第二段階を実施するに際し、
反応温度はがなり広い範囲内で変えることができる。一
般に、反応は40℃〜120 ’cの温度、好ましくは
60℃〜110 ’Cの温度で実施される。
本発明に従う方法のllI+1段階は一=一般に常圧ド
で実施される。
本発明に従う方法は第一段階において式(I1)のクロ
ロアセトアミド1モルに対し、一般に0゜5〜1.3モ
ル、好ましくは0.8〜1.()モルの炭酸カリウム及
び0.01〜0.5モル、好ましくは0.03〜0.3
モルの相1111移動触媒、第二段階においては少なく
とも2モル、好ましくは1()〜20モルの第一アルコ
ール及び0.001〜0.01モルの水酸化アルカリ金
属を使用することによって実施される。第二段階におけ
る過剰のアルコールは希釈剤として作用する。
本方法を実施するために、希釈剤として使用される非プ
ロトン性アミド中の炭酸カリウム及び相間移動触媒のI
@maをまず調製し、次いで式(II)のクロロアセト
アミドを加え、この混合物を必要な温度r数時間攪拌す
る。
中間体として形成される式(III)のカーボネート類
はまだ熱いうちに反応混合物から不溶解成分を濾過し、
溶剤を蒸留によって炉液から除去することによって単離
される。得られた結晶をメタノールて゛洗浄し、必要に
応じ適当な溶剤から再結晶する。
式(Ill)のカーボネート類は必貢量の触媒及び第一
アルコールとともに1・−3時間、必要な温度て゛攪拌
し、不溶解成分を濾過し、過剰のアルコールを減圧下で
除去し、結晶又は蒸留によって式(I)の最終生成物を
単離することによって分解される(第二Fi階/脱7り
ル化)。
本1反応を一段階(−容器工程)で実施する時はクロロ
アセトアミド、炭酸カリウム、相間移動触媒及び希釈剤
として用いられる非プロトン性アミドから成る反応混合
物を数時間、高い温度で攪拌し、次いで必kMの水酸化
アルカリ金属及び第一アルコールを加え、全混合物を更
に1時間、必要な温度で加熱する0式(I)のグリコー
ルアミド類の仕上げ及び単離は二段階反応方法において
記述したように実施される。
本発明に従う方法における“一段階”反応方法(ここで
はカーボネート類(ill)は単離されない)の特別な
具体的態様lこおいて、出発化合物として用いられる式
(II)のクロロアセトアミド類を予備反応において同
じ′単一容器”中でクロロアセナルクロライドを式(■
) 1’l I 式中、 Rl及(/R2は前記の意味を有する、のアミンと、更
なるモルの炭酸カリウムの存在ド、本発明に従う方法の
第一段階において希釈剤として用いられる非プロトン性
アミドの存在下で、0℃〜30℃の温度で反応させるこ
とによって*aすることもできる(製造実施例も参照)
本発明に従う方法によって製造できる式(I)の公知グ
リコールアミド類は稙物保aim(plantprot
ecLion agents)%例えば除草効果のある
ヘテロ−7リールオキシアセトアミド類(例えばヨーロ
ッパ待fF第5,501号及び第113.497号、西
ドイツ公開公報第3,038,599号、PIS3to
 :(8、60>s号、第3,038,635号及び第
3.038,652号、ヨーロッパ特許tjS37,5
24号、第37,525号、第37,526号、第37
.527号及び第37,938号、米国特許第J + 
399 t 988 号及(F 四F イ’7 公闇公
m ’Is 2 v201.432号及び第2,647
.568号を参照ンの合成の重要な中1m体である。
聚立天産匠: K(例−1−二 (一段階で実施される反応) ジメチルホルムアミド100J中のN、N−ノーn−プ
ロピル−クロロアセトアミド92.31(0,52モル
)の溶液を攪拌しながら450℃においてツノナルホル
ムアミド200a+C炭酸カリウム69.Ig(0,5
モル)及びトリエチルアミン5−から成る懸濁液に滴ド
する0滴ドが終わったら混合物を更に3時間、100℃
〜110℃において攪拌し、50℃に冷却し、水酸化カ
リ°クム0゜2y(o、o O35モル)及びメタノー
ル150−を加え、混合物を1時間、還流温度で加熱す
る。不溶解成分を濾過し、減圧下で溶剤を除去し、商減
圧下で残渣を蒸留することによって仕上げる。純度95
%(〃スクロマトグラフイーで測定)を有するN、N−
ノー1−プロピル−グリコール次凧飄アミド(2,6ミ
リバールにおいて沸、1.“J、+10’に)66g(
理論値の80%′)がイ;Fられる。
同様にして大の一般式(I)のグリコールアミド類がS
l造の一般的な指示に従って得られる:’x m po
 −ζ: (二段階で実施される反応) g−i* ジメチルホルムアミド50−中のN−メチルクロロアセ
トアニリド2’7.(3y(0,2モル)の溶液を60
℃において攪拌しながらジメチルホルム?ミド100m
jl、炭酸カリウム27.6g(0,2モル)、臭化カ
リウム1g及びトリエチルアミン2−がら成るsW4液
に滴ドし、滴fが終わった後、混合物を更に3時間、1
00℃〜110℃において攪拌する1反応混合物を70
℃覧こ冷却し、吸引濾過し、炉液を減圧下で濃縮し、結
晶性の残渣をメタ7−ルで洗浄し、吸引濾過(suct
ion−draincd) L、乾燥する。0.0−ビ
ス−(N−メチル−N−フェニル−アミ7カルボニルメ
チル)カーボネート(融点167℃)19.61 (埋
鹸値の55%)が得られる。
同様にして次の一般式(III)の対称的なカーボネー
ト類が製造の一般的な指示に従って得られる。
篩 米ヨヨ目ミ 第、二双■ 水酸化カリウムo、i、、をメタノール80社中の0.
0−ビス−(N−メチル−N−フェニルアミ7カルポニ
ルメチル)カーボネート35.6g(0゜1モル)に加
え、混合物を1時間、還流温度で攪4′rする。不溶解
成分を濾過し、溶剤を減圧下で除去すると、純度98%
(〃スクロマトグフフイーで測定)のグリコール酸N−
メチルアニリド〈融、−χ52 ・−53℃)33.3
)/(埋#を値の99%)がイ孕Cンれ杭 ′LMi!i3 : (二段階を含む一容器工程) クロロアセチルクロライド57,43g(0,51モル
)を20℃〜25℃において冷J:lI Lながらジメ
チルホルムアミド;(00wA、N−/チルアニリン5
3、.5g(0,5モル)及び炭酸カリウム69,1゜
(0,5モル)から成る懸濁故に滴下する。f4ドが終
わったら、混合物を更に90分間(tf大の発生が終わ
るまで)、室温において攪拌し、次いで更に炭酸カリ電
ンム69,1y(0,5モル)、臭化カリウム3.及び
トリエチルアミン5−を加え、この混合物を100℃〜
110℃において2暗闇加熱する。反応混合物を50℃
に冷却し、メタノール150鵜1&V水酸化カリtムo
、’yを加え、全混合物をjll湿温度更に1時+11
加熱する。冷却した反応混合物を吸引濾過し、炉液を減
圧下で濃縮する。ブスクロマトグラフイーの測定により
61゜2%のグリコール酸N−メチルアニリド(I−2
)の含有tiL(N−メチル7ニリンに対しては理論値
の60%の収率と一致する)を有する油状の粗製生成物
81yが得られる。
同様にしてN、N−ノー11−プロピル−グリフ−ルア
ミドが三段階を含む一容器工程で得られる:収率二ノー
+1−プロピルアミンに対し理論値の6゛1%;0.5
ミリバールにおいて沸、α80℃〜85℃0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、 R^1及びR^2は互いに独立にアルキル、アルケニル
    、アルキニル、随時置換された シクロアルキル又はシクロアルケニル、 ハロゲノアルキル、アルコキシアルキル、 アルキルチオアルキル又はアルコキシ、 アラルキル又は随時置換されたアリール を表すか又は R^1及びR^2はこれらが結合している窒素原子と一
    緒になって随時置換された、飽 和又は不飽和の、更にヘテロ原子を含む ことができる複素環式構造を表す、 のグリコールアミド類の製造方法において、一般式(I
    I) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中、 R^1及びR^2は前記の意味を有する、 のクロロアセトアミド類を炭酸カリウムと、希釈剤とし
    て非プロトン性アミドの存在下、必要に応じ相間移動触
    媒の存在下で反応させて式(III)▲数式、化学式、表
    等があります▼(III) 式中、 R^1及びR^2は前記の意味を有する、 の対称的なカーボネート類を得、これらのカーボネート
    類をあらかじめ単離した後、別の第二段階において又は
    中間で単離することなく直接に一容器工程において、触
    媒として水酸化アルカリ金属の存在下で第一アルコール
    と反応させることによつて(すなわちエステル交換によ
    って)脱アシル化することを特徴とする方法。 2、第一反応段階を20℃〜150℃の温度で実施する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、第二反応段階を40℃〜120℃の温度で実施する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、第一反応段階においてジメチルホルムアミドを非プ
    ロトン性アミドとして使用することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 5、第二反応段階においてメタノール又はエタノールを
    第一アルコールとして使用することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 6、第一反応段階において0.5〜1.3モルの炭酸カ
    リウム及び0.01〜0.5モルの相間移動触媒をクロ
    ロアセトアミド(II)1モルに対して使用し、第二反応
    段階において少なくとも2モル、好ましくは10〜20
    モルの第一アルコール及び0.001〜0.01モルの
    水酸化アルカリ金属を使用することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 7、前反応においてクロロアセチルクロライドを下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 式中、 R^1及びR^2は特許請求の範囲第1項記載の意味を
    有する、 のアミンと反応させることによるクロロアセトアミド類
    (II)の製造を“一容器工程”を形成するためにカーボ
    ネート類(III)を単離しない、特許請求の範囲第1項
    記載の方法の第一及び第二反応段階と組合わせることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法の具体的態
    様。
JP61260856A 1985-11-07 1986-11-04 グリコ−ルアミド類の製造方法 Pending JPS62120350A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3539394.7 1985-11-07
DE19853539394 DE3539394A1 (de) 1985-11-07 1985-11-07 Verfahren zur herstellung von glykolsaeureamiden

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62120350A true JPS62120350A (ja) 1987-06-01

Family

ID=6285314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61260856A Pending JPS62120350A (ja) 1985-11-07 1986-11-04 グリコ−ルアミド類の製造方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0221494B1 (ja)
JP (1) JPS62120350A (ja)
DE (2) DE3539394A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4413618A1 (de) * 1994-04-19 1995-10-26 Hoechst Ag Verfahren zur Herstellung von Glykoloylaniliden
DE4421884A1 (de) * 1994-06-23 1996-01-04 Hoechst Ag Verfahren zur Herstellung von Hydroxycarbonsäureaniliden
DE19525098A1 (de) * 1995-07-10 1997-01-16 Hoechst Ag Verfahren zur Herstellung von Hydroxycarbonsäureaniliden

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2904490A1 (de) * 1979-02-07 1980-08-21 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von alpha -hydroxycarbonsaeureamiden
DE3038598A1 (de) * 1980-10-13 1982-05-19 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur herstellung von (alpha)-hydroxy-carbonsaeureamiden, neue zwischenprodukte hierfuer und verfahren zu deren herstellung
FR2524879A1 (fr) * 1982-04-09 1983-10-14 Inst Francais Du Petrole Procede de preparation d'ethers d'aryle portant des substituants differents sur les deux noyaux aromatiques

Also Published As

Publication number Publication date
DE3660449D1 (en) 1988-09-08
EP0221494B1 (en) 1988-08-03
DE3539394A1 (de) 1987-05-14
EP0221494A1 (de) 1987-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015531403A (ja) ベンズアミド化合物の合成に有用な化合物
JPS6340179B2 (ja)
DD298911A5 (de) Azetidine, ihre herstellung und verwendung als zwischenprodukte fuer die herstellung von biologisch wirksamen substanzen
JPS62120350A (ja) グリコ−ルアミド類の製造方法
JP6251197B2 (ja) 置換フェニルプロパノンを調製するためのプロセス
JPH0629265B2 (ja) 2−メルカプト−4,6−ビス−フルオロアルコキシピリミジンの製造方法
JPS5927343B2 (ja) 3−アミノイソオキサゾ−ル類の合成法
JPH0338263B2 (ja)
JPH0692913A (ja) アニリン誘導体の製造方法
JPH0641066A (ja) ピロール誘導体の製造方法
JP2006298872A (ja) 1−フルオロ−1−フェニルチオエテンの製造方法
JPH0446175A (ja) 5―ヒドロキシ―3,4―メチレンジオキシ安息香酸誘導体の製造法
JPS62145058A (ja) 4−メルカプトベンゾニトリル類の製造方法および新規な4−メルカプトベンゾニトリル類
JPS5888361A (ja) 3−アミノ−1,4−ビス(アルコキシカルボニル)マレイミド類およびその製法
JPH04247053A (ja) ビシクロ〔4,1,0〕ヘプタン−2,4−ジオン誘導体の製造方法
JPH08151374A (ja) 5−ブロモ−2−フルフラール誘導体の製造方法
JPH08245595A (ja) ピラゾールの製造方法
JPS58154537A (ja) オキシ安息香酸低級アルアルキルエステルの製造法
JP2008273841A (ja) エチレンジアミン誘導体及びその製造法
JPS61158962A (ja) 1,4−ジヒドロピリジン誘導体の製造法
JP2004269435A (ja) ビスアミノメチル−1,4−ジチアン類の製造方法及びその中間体
JPWO2017126197A1 (ja) 2−アミノニコチン酸ベンジルエステル誘導体の製造方法
JPH05194336A (ja) アミノアクリル酸誘導体
JPH0741469A (ja) イソチオシアネート誘導体の製造方法
WO2002079177A1 (fr) Procede de preparation de (4-phenylthiazol-2-yl)alkanitrile