JPS62120289A - 自転車のホ−ク肩とステムの接合方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ　発明の目的 ａ　産業上の利用分野 本発明は自転車のホーク肩とホークステムを接合する方
法であり、強度性に優れ外観も美しいとともに、作業性
が良くコストグクンも図れるような方法に関するもので
ある。

ｂ　従来の技術 ホーク月とホークステムは別体で形成され、その両者を
接合して一体化するが、その固着に従来一般はろう付け
を行っていた。

しかしろう付けによる接合方法では炉による９　００　
’Ｃ程度の加熱によってホーク胸やホークステムの材質
劣化が大きいとともに、ろう材・７ラツクス材の量・ガ
ス圧・火口の位置・角度等の不安定要素があっ又、強度
上・品質の均等上必ずしも最良なものが得られない。ま
だろう付は作業にはある程度の熟練技術が必要であるし
、ろうが多いと外観を悪くして、手直しの研摩加工が必
要である。さらに酸洗工程が必要なため他の１厘となじ
まず、工程が中断し製造ラインの一本化を１八ない。し
かもろう付け・酸洗等の作業環境は良いとは言えぬし、
ろう材・フランクス桐・ガス・酸洗水・冷却水等の消費
微か多く、経済上も最良の手段とは言い難いものである
。

Ｃ発明が解決しようとする問題点 従来のホーク肩とステムの接合方法としてのろう付けは
、上記の如く強度や品質の均質上、作業性や作業環境上
そして経済面からも多くの欠点・問題点を有している。

本発明はホーク肩とホークステムの接合方法において、
従来手段が有する上記欠点・問題点を解決しようとする
ものである。

即ち本発明の目的は、熱による材料劣化が少なく、また
不安定要素がなく１強度上・品質の均質上優れるととも
に、自動化が可能で特別な熟練技術を不要とし、酸洗工
程をなくして他の工程との製造ラインの一本化を図れる
ようにし、かつろう材・７２ツクス材・ガス等の副次的
材料費や酸洗・冷却用水を不要としてコストダクンを図
れ、しかもろう付け・酸洗工程等の作業環境の悪さをな
くした、ホーク肩とステムの接合方法を提供することに
ある。

口　発明の構成 ａ　問題点を解決するための手段 本発明のホーク肩とステムの接合方法は、ホーク肩（１
＋下部の開口部（２）を、ホークステム（３）の下端（
４）を支持可能にやや小さく形成するとともに、ホーク
肩（１）上部の玉受部（５）の内径を、ホークステム（
３）外周面との間で直かな間隙（１）をもつようやや大
きめに形成しておき、該ホーク肩（１）にホークステム
（３）下部を挿入し又、まずホータステム（３）の下端
（４）と七りを支持したホーク肩ｉ１＋の下部内面（６
）との間を電気溶接し、次いでホーク肩ｆｌ）上部の玉
受部（５）を締付はホークステム（３）に当接させた後
に、玉受部（ｆ＋１内周面とホークステム（３）とを電
気溶接するものである。

上記構成においで、ホーク肩ｆ１＋下部の開口部（２）
ヲ、ホークステム（３）の下端（４）を支持可能にやや
小さく形成したのは、ホークステム（３）を差入れたと
きその下端（４）をホーク肩（１）の下部内面（６）に
支持・当接させるだめのものである。ホーク肩（１）の
玉受部（１１）の内径とホークステム（３）外周面との
間隙（１）は、当初両者が接触せぬように例えば０６５
餌程度としておく。

なお、図でホーク肩ｆｌ）の両側下部（７）を斜めに形
成し又あるのけ、第５図で示すよう番てホーク足（８）
との接合を同じく電気溶接で行なうようにするためであ
る。

図において、＋９１　（１０１（１１）は溶接機（図示
略）からの電極、（Ｉ匂ｊ１３１４＋４）は＠着部を示
す。

ｂ　　作　　　用 本発明によるホークＮ（１）とホークステム（３）トの
溶接工程は、次の如く行われる。まず第１図の如くホー
ク肩（１）にホークステム（３）下部を挿入しで、ホー
クステム（３）の下端（４）をホーク肩ｆ１＋の下部内
面（６）とを圧接させる。この状態で第２図のようにホ
ーク肩（１）とホークステム（３）の下部寄りに溶接機
の電極（９１１１０）を接続し、通電する。これにより
、接触抵抗および固有抵抗にて、当接部分が溶接温度に
達して溶着され、溶着部（１２）が形成される。その場
合に、前記の如くホーク肩（１）の玉受部（５）を、ホ
ークステム（３）とは間隙（１）があるように形成しで
ある。

そのため玉受部（５）の部分ではホークステム（３）と
接触せず通電されぬから、溶接すべきホークステム（３
）の下端（４）とホーク肩（＋）の下部内面（６）との
間でのみ通電することになり、その部分で効率よく強固
な溶着が行われることになる。

その後、第３図の如くホーク肩（１）の玉受部（５）を
締付けてホークステム（３）とのＭｊ隙（１）をなくし
両者！１１　（３＋を圧接させる。この状窓では、先の
ホーク肩゛（１）下部寄りに代えて、電Ｊ？ｖ！、（Ｉ
ｌｌを第４因のように玉受部（５）に接続して通電する
。これにより、上記と同様にしてホーク肩（１）の玉受
部（６）内周面とホークステム（３）との問が溶着され
、溶着部（１３）が形成されることになる。

なお上記説明では、電気抵抗溶接によって述べたが、そ
れ以外の電気溶接を用い又もよいことは勿論である。

ハ　発明の効果 上記本発明の電気溶接による方法は、次の如き効果を奏
する。

ａ　従来のホーク肩とホークステムをろう付けする方法
に比べると、炉に入れて９００’Ｃ４こも加熱すること
がないので材質劣化が殆んどないし、ろう材・フラツク
ス材の量・ガス圧・火口の位置や角度等の不安定要素が
なく、強度上・品質の均等上優れた接合ができる。また
ろう付けのように余ったろうで外観が悪くなることもな
いので、手直しの研１６を作業が必要なくなるし、溶接
作業を１切化できるから、ろう付は作業のような熟練技
術を不要にできる。さらにろう付は作業と異なり酸洸工
屋が不要になるので、前ホーク製造ラインを一本化する
ことができ、生産性を向上できる。しかもろう付けに伴
なう悪い作業をなくすことができるし、ろう材・フラッ
クス材・ガス等の副次材料費や酸洗水・冷却水費を不要
もしくは減少できてコストグクンを図ることもできる。

ｂ　必要部分に効率よく、かつ強度的に優れた溶接がで
きる。即ち、ホーク周゛下部内面とホータステム下端と
の溶接時に、ホーク肩上部の玉受部とホークステムとは
当接せぬように間隙を設けであるので、溶接必要部分で
のみ通電されることになる。それゆえ電流のロスがなく
、必要部分だけに効率よくかつ強度上優れた溶着ができ
る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すもので、第１図はホーク膚に
ホータステムを差入れた状態の一部切欠正向図、第２図
はホークステム下端をホーク胸にｇ看時の一部切欠正面
図、第３図はホーク胸の玉受部を締付は次状態の一部切
欠正向図、第４図はホーク肩の玉受部とホークステムを
溶着時の一部切欠正面図、第５図は完成後の前ホークの
一部切欠正向図である。 図面符号（１）・・・ホーク膚、（２）・・・胸口部、
（３）・・・ホークステム、（４）・・・下端、（５）
・・・玉受部、（６）・・・下部内面、（１＞・・・間
隙。 出願人　　株式会社丹下鉄工所０１、 入・−−７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ［１］ホーク肩（１）下部の開口部（２）を、ホークス
   テム（３）の下端（４）を支持可能にやや小さく形成す
   るとともに、前記肩（１）上部の玉受部（５）の内径を
   、前記ステム（３）外周面との間で僅かな間隙（ｔ）を
   もつようやや大きめに形成しておき、肩（１）にステム
   （３）下部を挿入して、先ずステム（３）の下端（４）
   とそれを支持した肩（１）の下部内面（６）とを電気溶
   接し、次に肩（１）の玉受部（５）を締付けてステム（
   ３）に当接させ、玉受部（５）内周面とホークステム（
   ３）とを電気溶接するようにした、自転車のホーク肩と
   ステムの接合方法。