JPS62119449A - 基質分析装置の校正方法 - Google Patents

基質分析装置の校正方法

Info

Publication number
JPS62119449A
JPS62119449A JP60260552A JP26055285A JPS62119449A JP S62119449 A JPS62119449 A JP S62119449A JP 60260552 A JP60260552 A JP 60260552A JP 26055285 A JP26055285 A JP 26055285A JP S62119449 A JPS62119449 A JP S62119449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
standard solution
electrode
output
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60260552A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Inoue
彰紀 井上
Koichi Endo
幸一 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP60260552A priority Critical patent/JPS62119449A/ja
Publication of JPS62119449A publication Critical patent/JPS62119449A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野] 本発明は一定電極(酵素電極、センサ)を備え、基質の定量を行う分析装置、より具体的には固定化アルコールオキシダーゼ電極を備えたアルコール分析装置、固定化グルコースオキシダーゼ電極を備えたグルコース分析装置、固定化ウリカーゼ電極を備えた尿素分析装置等の校正方法に関するものである。 【従来技術とその問題点】
従来、この種の分析装置の校正に際して、2点校正を行
う場合、低濃度および高濃度の標準液についてそれぞれ
1回の測定を行い、その測定値を用いて校正係数を算出
する方法がとられてきたが、かかる方法においては、電
極の不安定に起因するノイズや、試料量の影響を受けや
すく、得られた校正係数を用いて算出された分析値は精
度の低いものとなる。特に、分析装置に電源を投入した
後の最初の標準液の測定は、電極の安定度、温度変化、
測定セル内の気泡等の影響を受けやすく、校正係数を算
出するためのデータとして適さない場合がある。
【発明の目的】
本発明は、上記の点にかんがみてなされたものであって
、測定電極が不安定な時に測定したデータを用いずに、
正確な校正係数を簡単な操作によって得られるような基
質分析装置の校正方法を提供することを目的とする。
【発明の要点】
本発明は、酵素の作用によって試料中の基質が過酸化水
素に変換される際の測定電極(酵素電極。 センサ)の出力に基づいて試料中の基質の定量を行う基
質分析装置を使用する際、予め測定電極の出力の逆数(
1/D)と基質濃度の逆数(1/S)とを関係づける(
11式、 1/D=1/Vm十Km/ (Vm−3)  −・−<
1)の校正係数Km、Vmを求める過程で(即ち基質分
析装置の校正を行う過程で)、低基質濃度と高基質濃度
の標準液それぞれについて複数回の測定を行い、低基質
濃度の標準液と高基質濃度の標準液それぞれについて電
極出力の平均値を求める際に、基質分析装置の標準液値
設定スイッチの設定値に基づいて、先に測定される標準
液についての最後の測定を含む連続した所定回の測定に
よって得られた所定個の測定値を用いて、先に測定され
る所定濃度の標準液の電極出力の平均値を求め、これを
校正係数の算出に使用して基質分析装置の校正を行うも
のである。
【発明の実施例】
第3図は、本発明が実施される基質分析装置の構成図で
ある。 この第3図において、基質濃度に比例する反応電流を測
定する測定電極1は、白金および銀電極表面に、酵素を
固定した選択透過性膜を密着させて構成され、温度補正
電極2とともにセルCEにセットされている。緩衝液4
は、液体ポンプ3により吸引され、セルCEに送り込ま
れてセルCE内の洗浄を行い、反応後は、廃液5として
廃棄される。エアポンプ6は、反応セルCE内へ注入口
OPから注入された試料をシリコンダイヤフラムSDを
振動させることによって撹拌し、セルCE内の濃度を均
一にする。温度センサ7はセルブロックの温度を検出し
、ヒータ8はこのセルブロックを加熱し、セルCE内に
注入された試料を所定の温度に加熱、保持する。 マイクロコンピュータCPUから主として成る制御装置
CCは、ラインL I”” L bによって分析部GU
と接続されており、ラインL、を介して測定電極1から
の反応電流を読取り、ラインL2を介して測定値に対す
る温度補正量を読取り、ラインL4.LSを介してセル
ブロックの温度の測定および制御を行い、ラインL3お
よびり、を介して液体ポンプ3およびエアポンプ6の動
作を制御し、ラインL7〜L11によって各種スイッチ
MO,〜M Oa、 D S I””” D S z 
、表示器DIおよびプリンタPと接続されてこれらの入
出力制御等、装置全体の制御を行う。なお、DS、は検
体番号設定スイッチ(ディジスイッチ)、DS2は標準
液値設定スイッチ(ディジスイッチ)、CALおよびR
UNは校正および運転状態を表すモード表示器、MO,
−MO4はこれらのモードおよびプリンタPの紙送りな
らびにDS、のセット等のモード設定スイッチを表す。 第4図は、第3図の主要部を詳細に示すブロック図であ
り、第1図はこの発明による校正方法を示すフローチャ
ート、第2図は基質分析装置における校正時および試料
測定時のセンサの出力特性を示す特性図である。 第3図において、測定電極またはセンサ1の出力は差動
増巾器9に与えられ、A/D変換器10、バッファ11
を介して制御装置を構成するマイクロコンピュータCP
U12に与えられる。なお、RAM13はランダム・ア
クセス・メモリ (RAN  DOM  ACCESS
  MEMORY)である。 ここで、反応セル内に標準液が注入されると、基質測定
電極またはセンサに化学反応にもとづく反応電流が生じ
る。この反応電流は、差動増巾器9によって増巾される
とともに電圧信号に変換され、さらにA/D変換器10
でディジタル信号に変換されて制御装置を構成するマイ
クロコンピュータCPU12へ与えられる。マイクロコ
ンピュータCPUでは、センサからの出力を所定の時間
々隔でサンプリングし、一定時間後のサンプリングデー
タを測定して、RAMのエリアDRへ格納する。 第1図と第2図によって、本発明による基質分析装置の
校正方法の1例を説明する。 例えば低基質濃度(10χ)標準液を3回、高基質濃度
(20χ)標準液を2回測定して、校正を行う際に測定
電極が不安定な場合、または高い測定精度が要求される
場合には第3図の標準液値設定スイッチDS、を10χ
に設定し、その設定値を10χ標準液の2回目の測定M
L、の終了時にCPUが読込み、10χ標準液の3回目
の測定ML、を測定後、20χ標準液の測定M o 1
. M o zを行い、測定M)I□の終了時にCPU
は10χ標準液の1回目ML、の測定値XLIを無視し
、2回目Mtt、  3回目ML3の測定値XLz、 
 XLIにより、 X Lx+ XL3 DL”       ’−−−−−−−−−−−−・・
・−−〜−−・−・−−一一−−−−−・ (2)を求
め、20χ標準液の測定値XHI、  XH2によりを
求めてそれぞれを(1)式に代入する。 DL   Vm    Vm    10D、   V
m    Vm    20この連立方程式より 2D、−D。 を求める。 電極が安定している場合、高い測定精度が要求されてい
ない場合には標準液値設定スイッチD S zを20χ
に設定し、その設定値を10χ標準液の2回目の測定M
L!終了時にCPUが読み込み、10χ標準液の3回目
の測定ML!を行わず20χ標準液の測定M14.. 
M、、に移る。測定M。終了時にIOX標準液の測定値
XL、、  XL、により を求め、20χ標準液の測定値X、、、x、、によりX
旧+X)12 DH=  □ を求めて、前記と同様に(41〜(7)式により、Vm
。 Kmを求める。 この様にして求めたVm、Kmを用いて、実際の試料測
定時に、(11式を変形した(9)式にサンプリングデ
ータX3を代入して、 As =Km/ (Vm/Xs −1)  −−−−−
−−−−−−−(9)とすることにより、試料中の基質
濃度Asを求める。 第3図に示した基質分析装置においては、測定電極のベ
ース電流を制御装置CCによって監視し、取りこんだベ
ース電流のデータをCPUで判断して、ベース電流が所
定の範囲を越えて変動している場合には、例えば第1図
に示したような測定を開始できぬようにプログラムして
おくことができる。かかるプログラムが装置に内蔵され
ている場合には、通常上記校正方法の実施例におけるが
如く、先に測定されている標準液について、最初の測定
で得られた電極出力のデータをその標準液についての電
極出力の平均値を求める際に使用するかしないかによっ
て校正時間の短縮、あるいは高い測定精度いづれの要請
にも対応することができる。 上記実施例では、低基質濃度の標準液、高基質濃度の標
準液それぞれについて2個の測定データを採用して、電
極出力の平均値を求めているが、各標準液についての電
極出力の平均値を求める際に採用する測定データの数、
従って測定回数は所定の回数を予め装置にプログラムし
ておけばよく、2個に限定されるものではない。 低基質濃度、高基質濃度各標準液それぞれについて、3
個の測定データを平均して電極出力の平均値を求める場
合には、本発明による校正動作は第5図にフローチャー
トで示したようになり、先に測定される標準液(この例
では10χ標準液)について3回の測定から電極出力の
3個の測定データを得るか、4回の測定を行い、最後の
測定を含む連続3回の測定についての電極出力の測定デ
ータを採用するかは標準液値設定スイッチの設定値を選
択することによって装置に指令すればよく、校正係数を
より正確に求められる効果がある。 次に、初めに測定される標準液(例えば10X標準液)
について、所定回数(例えば2回)以上の任意回数(例
えば4回)の測定を行い、次に別の標準液(この場合は
20χ標準液)について所定回(この場合2回)の測定
を行い、低基質濃度、高基質濃度いづれの標準液につい
ても所定個(この場合は2個)の測定データを平均して
電極出力の平均値を求める場合の校正動作は第6図にフ
ローチャートで示したようになる。この実施例に於いて
は、標準液値設定スイッチは、初め10に設定しておき
、任意回(この場合4回)10χ標準液について測定し
た後、20χ標準液の測定に移行する前に標準液値設定
スイッチを20に設定し直せばよい。 この実施例によれば、最初に測定される標準液について
任意回の初めの方の測定で得たデータを不採用にするこ
とができるので、電極不安定時に測定したデータの採用
を可及的に回避するのに適している。 上記のいづれの実施例に於いても、基質と酵素の組み合
せとしては、例えばアルコールとアルコールオキシダー
ゼ、グルコースとグルコースオキシダーゼ、尿素とウリ
カーゼ等がある。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、測定電極(酵素電極)
の出力の逆数と基質濃度との関係を表すプロットが検量
線として使用できる場合の基質分析装置の校正方法とし
て好適であり、簡単な操作で正確な校正係数を得て、試
料中の基質濃度を正確に測定することを可能とするもの
である。また状況に応じて校正時間の短縮も可能とする
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基質分析装置の校正方法を説明するた
めのフローチャート、第2図は第1図に示した校正の流
れに対応する測定電極の出力特性を示す特性図、第3図
は本発明が適用される基質分析装置の全体的な構成を示
す構成図、第4図は第3図の主要部を詳細に示すブロッ
ク図、第5図は本発明による第2の実施例を説明するた
めのフローチャート、第6図は第3の実施例を説明する
ためのフローチャートである。 1− 測定電極(酵素電極、センサ)9 ・−・差動増
巾器、10−=・A/D変換器、11−・バッファ、1
2−  マイクロコンピュータ(CP U) 、13−
・ランダム・アクセス・メモリ (RAM) 、CE 
−一反応セル、OP−・注入口、GU −分析部、DS
2−・標準液値設定スイッチ。 第1図 1−入米升う夙り定 を譜出方 p、−!n−−’シ八へ衾・会 オ 5図 “1Eも〔米什う代り定 オ6図 言す(ン沁ミ)fi入り定 ヲ貝11定イiXt+ ヲ貝り宅(11XL2 う貫’I ンi:、イ直XL3 ′311定追XL); う貝り定値XH+ 5111(IX+2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酵素の作用によって試料中の基質が過酸化水素に
    変換される際の測定電極の出力を、予め標準液の基質濃
    度の逆数と測定電極の出力の逆数との関係から求めてお
    いた校正係数を使用して基質濃度に換算し、前記試料中
    の前記基質の定量を行う基質分析装置において、低基質
    濃度の標準液、高基質濃度の標準液それぞれについて複
    数回数の測定を行い、低基質濃度の標準液、高基質濃度
    の標準液それぞれについて電極出力の平均値を求める際
    に、前記分析装置の標準液値設定スイッチの設定値に基
    づいて、先に測定される標準液についての最後の測定を
    含む連続した所定回数の測定によって得られる所定個の
    測定値を用いて、先に測定される前記標準液の電極出力
    の平均値を求めることを特徴とする基質分析装置の校正
    方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の基質分析装置の校正
    方法において、酵素がアルコールオキシダーゼ、グルコ
    ースオキシダーゼ、またはウリカーゼであることを特徴
    とする基質分析装置の校正方法。
JP60260552A 1985-11-20 1985-11-20 基質分析装置の校正方法 Pending JPS62119449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60260552A JPS62119449A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 基質分析装置の校正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60260552A JPS62119449A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 基質分析装置の校正方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62119449A true JPS62119449A (ja) 1987-05-30

Family

ID=17349540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60260552A Pending JPS62119449A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 基質分析装置の校正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62119449A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53134493A (en) * 1977-04-27 1978-11-24 Hitachi Ltd Electrolyte measuring system
JPS5774650A (en) * 1980-10-29 1982-05-10 Fuji Electric Co Ltd Correcting method for blood sugar value analyzer
JPS5774652A (en) * 1980-10-29 1982-05-10 Fuji Electric Co Ltd Correcting method for blood sugar value analyzer

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53134493A (en) * 1977-04-27 1978-11-24 Hitachi Ltd Electrolyte measuring system
JPS5774650A (en) * 1980-10-29 1982-05-10 Fuji Electric Co Ltd Correcting method for blood sugar value analyzer
JPS5774652A (en) * 1980-10-29 1982-05-10 Fuji Electric Co Ltd Correcting method for blood sugar value analyzer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2800981B2 (ja) 誤表示防止フェールセーフ機能付バイオセンシングメータ
JP4381413B2 (ja) バイオセンサー・システム
EP0702787B1 (en) Biosensing meter with ambient temperature estimation method and system
JP3848993B2 (ja) 共存物質の存在下における成分量の測定方法及び測定装置
JP2702286B2 (ja) 差込可能メモリーキーを伴うバイオセンシングメータ
TWI453409B (zh) 用於生物感測器系統之溫度調節分析物判定
KR101001902B1 (ko) 바이오센서 측정결과 오류의 보정방법 및 이를 이용한 장치
JPWO2002057768A1 (ja) センサを用いる定量分析方法および定量分析装置
US3905769A (en) Method and apparatus for measuring prothrombin time and the like
JP2938302B2 (ja) 血液凝固時間測定方法とその装置
KR101299275B1 (ko) 바이오센서 측정기, 바이오센서 측정 시스템 및 바이오센서측정 방법
EP0052718B1 (en) Method and apparatus for the determination of substances in biological solutions by differential ph measurement
Wu et al. Versatile microcomputer-controlled titrator
CN100470244C (zh) 离子浓度检测仪及其检测方法
EP1558921B1 (en) Method of performing calibration and quality control of a sensor and apparatus for performing said method
JPS62119449A (ja) 基質分析装置の校正方法
JP2869610B2 (ja) 電解質分析計の校正方法
Sjöberg et al. Dual mode antimony electrode for simultaneous measurements of PO2 and pH
JP3252366B2 (ja) 匂い測定装置
EP0342820B1 (en) A method of and an apparatus for measuring the concentration of a substance in a sample solution
JPH04191650A (ja) イオン測定装置
JPH05322843A (ja) イオン電極を用いた電解質分析装置
JPH09318634A (ja) グルコース濃度の測定方法
JPS62168045A (ja) 成分測定法
JPS5930215B2 (ja) 内部標準補正法を用いる分析装置