JPS62119164A - 炭化珪素質煉瓦の製造法 - Google Patents
炭化珪素質煉瓦の製造法Info
- Publication number
- JPS62119164A JPS62119164A JP60257399A JP25739985A JPS62119164A JP S62119164 A JPS62119164 A JP S62119164A JP 60257399 A JP60257399 A JP 60257399A JP 25739985 A JP25739985 A JP 25739985A JP S62119164 A JPS62119164 A JP S62119164A
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- Japan
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- weight
- silica powder
- ultrafine silica
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は炭化珪素煉瓦のｇＡ造法に関し、よシ詳しくは
、熱間において高強度及び耐ＣＯガス性が要求される、
コークス炉等各種工業炉に用いられる炭化珪素煉瓦の製
造法に関する。
、熱間において高強度及び耐ＣＯガス性が要求される、
コークス炉等各種工業炉に用いられる炭化珪素煉瓦の製
造法に関する。
炭化珪素質煉瓦は使用中熱間で雰囲気の影響を受は易く
、例えば空気、水蒸気、炭酸ガス等によシ容易に酸化さ
れ、還元雰囲気下でもＣＯガスとの反応性が高い。この
ため従来の炭化珪素質煉瓦は、製造時に、結合材として
粘土及び酸化剤としてＣｕＯ、Ｖ２Ｏ５等を配合して酸
化雰囲気下で焼成し、煉瓦表面に酸化被膜ガラスを形成
させることによって炭化珪素の耐雰囲気性を向上させて
来た。
、例えば空気、水蒸気、炭酸ガス等によシ容易に酸化さ
れ、還元雰囲気下でもＣＯガスとの反応性が高い。この
ため従来の炭化珪素質煉瓦は、製造時に、結合材として
粘土及び酸化剤としてＣｕＯ、Ｖ２Ｏ５等を配合して酸
化雰囲気下で焼成し、煉瓦表面に酸化被膜ガラスを形成
させることによって炭化珪素の耐雰囲気性を向上させて
来た。
しかしながら、従来の煉瓦では、焼成時にその内部にも
上記と同様のガラスが生じており、煉瓦の組織を劣化さ
せる。また、炭化珪素がアルカリ成分の多いガラス層で
被われた場合、炭化珪素単独の時よりも劣化が進み易い
。
上記と同様のガラスが生じており、煉瓦の組織を劣化さ
せる。また、炭化珪素がアルカリ成分の多いガラス層で
被われた場合、炭化珪素単独の時よりも劣化が進み易い
。
一方粘土、酸化剤等を配合しなければ、炭化珪素は酸化
され難く、焼成時に煉瓦表面の酸化被膜形成速度が極め
て遅くなり、コストアップを招く。
され難く、焼成時に煉瓦表面の酸化被膜形成速度が極め
て遅くなり、コストアップを招く。
従来の炭化珪素質煉瓦は、上記の如く、充分な熱間強度
及び耐ＣＯガス性を有しておらず、そのため耐用性が低
下し、大きな問題点となっている。
及び耐ＣＯガス性を有しておらず、そのため耐用性が低
下し、大きな問題点となっている。
本発明者は、上記問題点に鑑み、鋭意研究を重ねた結果
、炭化珪素質煉瓦にシリカ超微粉懸濁液を完成した。
、炭化珪素質煉瓦にシリカ超微粉懸濁液を完成した。
本発明は、純度８５％以上の炭化珪素原料１００重量部
、直径１μｍ以下の粒子を７０％以上含有するシリカ超
微粉１〜３．５重量部及びカオリン系粘土０．５〜１．
５重量部から成る炭化珪素質煉瓦素材を、直径１μｍ以
下の粒子を７０％以上含有するシリカ超微粉１００１敞
部及び水１００〜３００炭化珪素は、一般に熱間での膨
張及び収縮が小さく、溶銑、溶鋼に対して濡れ難く、耐
食性にも優れている。本発明では、これらの特性をよシ
顕著に発揮させるために、純度８５％以上の炭化珪素原
料を使用する。所望の密充填を得るには、直ｌＯ〜４０
重量％程度となるように粒度調整するのが好ましい。
、直径１μｍ以下の粒子を７０％以上含有するシリカ超
微粉１〜３．５重量部及びカオリン系粘土０．５〜１．
５重量部から成る炭化珪素質煉瓦素材を、直径１μｍ以
下の粒子を７０％以上含有するシリカ超微粉１００１敞
部及び水１００〜３００炭化珪素は、一般に熱間での膨
張及び収縮が小さく、溶銑、溶鋼に対して濡れ難く、耐
食性にも優れている。本発明では、これらの特性をよシ
顕著に発揮させるために、純度８５％以上の炭化珪素原
料を使用する。所望の密充填を得るには、直ｌＯ〜４０
重量％程度となるように粒度調整するのが好ましい。
本発明では、直径Ｉ ｌ１７ｆｆ以下程度の粒子を７０
％以上含有するシリカ超微粉を使用する。この特定粒度
のシリカ超微粉の使用によシ、炭化珪素の微粒間充填を
高め、シリカ超微粉の二次凝集作用によシ気孔率を一層
低下させ、もって６００〜１０００°Ｃ程度の熱間強度
を向上させる。シリカ超微粉の配合率は、重量比で炭化
珪素原料１００部に対し、１〜３．５部程度が好ましい
。１部未満では上記の効果を充分に得ることはできず、
３．５部を越えると１２００°Ｃ以上での熱間強度が低
下する。
％以上含有するシリカ超微粉を使用する。この特定粒度
のシリカ超微粉の使用によシ、炭化珪素の微粒間充填を
高め、シリカ超微粉の二次凝集作用によシ気孔率を一層
低下させ、もって６００〜１０００°Ｃ程度の熱間強度
を向上させる。シリカ超微粉の配合率は、重量比で炭化
珪素原料１００部に対し、１〜３．５部程度が好ましい
。１部未満では上記の効果を充分に得ることはできず、
３．５部を越えると１２００°Ｃ以上での熱間強度が低
下する。
結合材としては、Ｎａ ２０． Ｋ２Ｏ、ＣａＯ、Ｍｙ
Ｏ等の不純鉱物、ｔ ＩＪ サイト、イライト等の含有
率が少ないカオリン系粘土を使用する。不純鉱物のカオ
リン系粘土に占める含有量は、０．３重量−未満となる
のが好ましい。結合材を配合するのは、常温での保形性
及び熱間強度を確保するためでちゃ、更に上記の不純鉱
物が少ないため、煉瓦の表面に緻密且つ炭化珪素と反応
しにくい被膜が形成され、耐ＣＯガス性が向上する。粘
土の配合率は、重１１比で炭化珪素原料１００部に対し
、０．５〜１．５部程度が好ましい。０．５部未満では
上記の効果が得られず、１．５部を越えると１２００°
Ｃ以上での熱間強度が低下するとともに、煉瓦内部に低
融点物質が生成して酸化し、更にＣＯガスとも反応し易
くなる。
Ｏ等の不純鉱物、ｔ ＩＪ サイト、イライト等の含有
率が少ないカオリン系粘土を使用する。不純鉱物のカオ
リン系粘土に占める含有量は、０．３重量−未満となる
のが好ましい。結合材を配合するのは、常温での保形性
及び熱間強度を確保するためでちゃ、更に上記の不純鉱
物が少ないため、煉瓦の表面に緻密且つ炭化珪素と反応
しにくい被膜が形成され、耐ＣＯガス性が向上する。粘
土の配合率は、重１１比で炭化珪素原料１００部に対し
、０．５〜１．５部程度が好ましい。０．５部未満では
上記の効果が得られず、１．５部を越えると１２００°
Ｃ以上での熱間強度が低下するとともに、煉瓦内部に低
融点物質が生成して酸化し、更にＣＯガスとも反応し易
くなる。
本発明の炭化珪素煉瓦素材は、純度８５％以上の炭化珪
素原料１００重量部に対し、直径１μｍ以下の粒子を７
０％以上含有するシリカ超微粉１〜３．５重置部及びカ
オリン糸粘土０．５〜１．５重量部を、通常の方法に従
って混線、成形、焼成して製造される。焼成温度は通常
１４００″Ｃ程度である。
素原料１００重量部に対し、直径１μｍ以下の粒子を７
０％以上含有するシリカ超微粉１〜３．５重置部及びカ
オリン糸粘土０．５〜１．５重量部を、通常の方法に従
って混線、成形、焼成して製造される。焼成温度は通常
１４００″Ｃ程度である。
本発明では、シリカ超微粉の水性懸濁液を上記炭化珪素
質煉瓦素材に含浸させることによって、煉瓦表層部のＳ
ｉＯ２含量を高め、炭化珪素の酸化及びＣＯガスとの反
応を抑制する。シリカ超微粉の水性懸濁液は、上記と同
様のシリカ超微粉１００重量部と水１００〜３００重量
部からなるものを使用する。
質煉瓦素材に含浸させることによって、煉瓦表層部のＳ
ｉＯ２含量を高め、炭化珪素の酸化及びＣＯガスとの反
応を抑制する。シリカ超微粉の水性懸濁液は、上記と同
様のシリカ超微粉１００重量部と水１００〜３００重量
部からなるものを使用する。
含浸層の厚みは！、５〜３．５ｆｆ程度となる様に含浸
時間等を調整することが好ましい。含浸層の厚みが、１
．５１１１未満では充分な耐ＣＯガス性が得られず、３
．５ｆｌを越えると煉瓦の熱間強度が低下する。
時間等を調整することが好ましい。含浸層の厚みが、１
．５１１１未満では充分な耐ＣＯガス性が得られず、３
．５ｆｌを越えると煉瓦の熱間強度が低下する。
水性懸濁液には、必要に応じ、水溶性樹脂を、上記シリ
カ超微粉１００ｍ垣部に対し２０重社部を越えない範囲
で配合できる。
カ超微粉１００ｍ垣部に対し２０重社部を越えない範囲
で配合できる。
水浴性樹脂としては、特に制限されないが、メチルセル
０−ズ、カルボ士ジメチル℃ルローズ、ポリじニルアル
コール等を好ましく使用できる。
０−ズ、カルボ士ジメチル℃ルローズ、ポリじニルアル
コール等を好ましく使用できる。
本発明は以下の効果を有する。
（１） 炭化珪素質煉瓦の内部における低融点物質の
形成を防止し、煉瓦の熱間強度を著しく高める。
形成を防止し、煉瓦の熱間強度を著しく高める。
（２）炭化珪素質煉瓦の表面に緻密な被膜を形成し、煉
瓦の耐ＣＯガス性を大幅に向上させる０上述の効果を有
する本発明の炭化珪素質煉瓦を、ＣＯガス雰囲気下で使
用すると、スポーリシジ等の発生も少なく、炉寿命は約
２倍に延長される。
瓦の耐ＣＯガス性を大幅に向上させる０上述の効果を有
する本発明の炭化珪素質煉瓦を、ＣＯガス雰囲気下で使
用すると、スポーリシジ等の発生も少なく、炉寿命は約
２倍に延長される。
以下に実施例を挙げ、本発明をより一層明らかにする。
実施例１
本発明品及び比較品を、第１表に示す原料の配合割合で
製造し、それぞれの物性を調べた。その結果を併せて第
１表に示す。含浸用水性懸濁液としては、重量比でシリ
カ超微粉１００部、メチルセルロー１５部、水２００部
を混合したものを用いた。
製造し、それぞれの物性を調べた。その結果を併せて第
１表に示す。含浸用水性懸濁液としては、重量比でシリ
カ超微粉１００部、メチルセルロー１５部、水２００部
を混合したものを用いた。
実施例２
本発明品及び比較品を、第２表に示す原料の配合割合で
製造し、それぞれの物性を調べた。その結果を併せて第
１表に示す。含浸用水性懸濁液としては、実施例１と同
様のものを用いた。
製造し、それぞれの物性を調べた。その結果を併せて第
１表に示す。含浸用水性懸濁液としては、実施例１と同
様のものを用いた。
第 １ 表
第 ２ 表
第１及び２表から明らかな様に、本発明品−１゜２は、
比較品−１，２に対し気孔率が低く、９００〜１３００
°Ｃにおける熱間強度も大幅に向上している。更に、１
３００°Ｃにおける空気中及びＣＯガス中での重量増加
も小さく、このことから本発明品が耐ＣＯガス性に優れ
ていることがわかる。
比較品−１，２に対し気孔率が低く、９００〜１３００
°Ｃにおける熱間強度も大幅に向上している。更に、１
３００°Ｃにおける空気中及びＣＯガス中での重量増加
も小さく、このことから本発明品が耐ＣＯガス性に優れ
ていることがわかる。
（以 上）
Claims (1)
- （１）純度８５％以上の炭化珪素原料１００重量部、直
径１μｍ以下の粒子を７０％以上含有するシリカ超微粉
１〜３．５重量部及びカオリン系粘土０．５〜１．５重
量部から成る炭化珪素質煉瓦素材を、直径１μｍ以下の
粒子を７０％以上含有するシリカ超微粉１００重量部及
び水１００〜３００重量部から成る水性懸濁液に含浸さ
せることを特徴とする炭化珪素質煉瓦の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60257399A JPS62119164A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 炭化珪素質煉瓦の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60257399A JPS62119164A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 炭化珪素質煉瓦の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62119164A true JPS62119164A (ja) | 1987-05-30 |
Family
ID=17305843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60257399A Pending JPS62119164A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 炭化珪素質煉瓦の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62119164A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115583838A (zh) * | 2022-10-25 | 2023-01-10 | 昆山思创耐火材料有限公司 | 高温退火炉用耐火砖及其制造方法 |
-
1985
- 1985-11-15 JP JP60257399A patent/JPS62119164A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115583838A (zh) * | 2022-10-25 | 2023-01-10 | 昆山思创耐火材料有限公司 | 高温退火炉用耐火砖及其制造方法 |
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