JPS62118395A - 鍵盤装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、鍵盤を有する電子楽器に関するもので、特に
押鍵圧により、楽音波形信号に振幅１周波数変調をかけ
る、あるいは音色を変化させることにより、表現力豊か
な演奏を可能とした電子楽器の鍵盤装置に関するもので
ある。

従来の技術 従来押鍵及び押鍵圧を検出するには、押鍵圧と押鍵速度
がほぼ比例関係にあることに着目し、切換え形の鍵スィ
ッチと、クロック信号発生器と、クロック信号を計数す
る計数器を用い、押鍵速度に対応する数だけ前記計数器
に前記クロック信号を計数させて押鍵圧を検出するもの
があり、その−例を第２図に示す。同図において、１は
鍵操作に応じて開閉動作するようにされた切換形の鍵ス
ィッチ、２はクロック信号発生器、３はフリップフロッ
プ（ＦＦ）、４は４入力端を有するＡＮＤ回路、６はパ
ルスカウンタ、６はインバータ回路、７はフリップフロ
ップである。鍵スィッチ１は可動接点１８．固定接点１
ａ＋’ｂをもち、一端を接地された可動接点１ｓは鍵と
連動するようになっており、常態では固定接点１１Ｌを
閉成して、接点１２Ｌの電位は零電位、即ち接地電位と
なっている。接点１＆はＡＮＤ回路４の１入力端子、カ
ウンタ５及びフリップ７０ツブ７のりセント入力端子に
接続されている。一方接点１ｂは常態ではセット状態に
されて動作出力を発生しているフリノプフロソプ３のリ
セット入力端子に接続されており、その動作出力のＱは
ＡＮＤ回路４の第３の入力端子に接続されている。また
、ＡＮＤ回路４の第２の入力端子にはクロック信号発生
器２からのクロックパルスが入力される。カウンタ５の
クロック入力端子はＡＮＤ回路４の出力端子と接続され
、カウンタ５のＭＳＢ出力はインバータ回路６を介して
フリップフロップ７のセット入力端子に接続されており
、フリップフロップ７の出力はＡＮＤ回路４の第４の入
力端子に接続されている。

つぎに第３図のパルス波形を参照して上述の構成の押鍵
圧検出方式の動作を説明する。

第３図の各波形は第２図の対応する符号の箇所の出力波
形を示す。クロック信号発生器２は第３図最上段に示す
ようなりロックパルスを常時発生している。ここで鍵が
押圧されると鍵スィッチ１の可動接点は接点１１を離れ
て接点１ｂを閉成し、しかる後に復帰する。接点１ａの
電位は第３図＆　゛に示すような波形となる。ここで、
フリップフロップ３はセット状態、フリップフロップ７
はりセット状態で、すでに動作出力を発生しているので
、ＡＮＤ回路４は論理積たるクロックパルスを出力側に
送出する。ところがスイッチ１の可動接点１ｓが接点１
ｂを閉成するとフリップフロップ３の状態が逆転し、動
作出力がなくなる。その状態を第３図のす、ｃで示す。

したがって、スイッチ１の可動接点が接点１２Ｌを離れ
てから接点１ｂに達するまでの間ＡＮＤ回路４は第３図
ｅで示すようなパルスを発生する。カウンタ６は第３図
ｅで示されるパルスを順次カウントし、カウント結果を
データ出力として出力側に送出する。ここでもし押鍵速
度がおそく、カウンタ６が第３図１に示すキャリー信号
を発生すると、キャリー信号はインバータ６を介し、フ
リップフロップ７のセット入力端子に加えられることに
より、フリップフロップ７の出力側に第３図中ｊに示す
ような信号が送出されるため、ＡＮＤ回路４は不動作状
態となる。この状態は可動接点１ｓが接点１ａに到達し
、フリップフロップ３がセット、カウンタ５、フリップ
７０ツブ７がそれぞれリセットの状態になるまで保持さ
れる。

以上述べたように押鍵の速度に応じた計数室を得ること
ができる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上述の押鍵圧検出方式においては、打鍵後
の押圧の変化を検出することは不可能である。

本発明は、打鍵時及び、打鍵後の押鍵圧を常時検出し、
楽音の振幅１周波数、音色等の制御手段の制御入力とし
て用い、タッチレスポンス、アフタータッチ効果を得る
ようにした電子楽器の鍵盤装置を提供することを目的と
する。

問題点を解決するだめの手段 全鍵盤に個別の感圧抵抗素子を設けると共に、この感圧
抵抗素子の一方の端子を接地し、他方の端子に、一定電
圧を抵抗を介して加え、さらに、抵抗と感圧抵抗素子の
接続点より得た電圧をアナログスイッチを介してＡ／Ｄ
コンバータに供給することにより、デジタル信号として
、押鍵圧を検出する構成となっている。

作用 本発明は、押鍵圧を感圧抵抗素子に加え、その抵抗値の
変化に対応した電圧をＡ／Ｄ変換することにより、押鍵
圧をデジタル信号として検出するものであり、このデジ
タル信号を楽音の振幅９周波数、音色等の制御手段の制
御入力として用いることにより、タッチレスポンス、ア
フタータッチ等の楽器演奏の表現力をより豊かにした電
子楽器を容易に実現することができるものである。

実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図は、本発明の一実施例を含む電子楽器の鍵盤装置
のブロック図であり、１は鍵、２は電子楽器の筐体、３
は感圧抵抗素子、４はアナログスイッチ、５はＡ／Ｄ変
換器、６は制御回路、７はＡ／Ｄ変換器出力端子である
。感圧抵抗素子３は一方の電極を接地され筐体２に固定
されており、鍵１が打鍵されると感圧抵抗素子に圧力を
加える。

−力感圧抵抗素子３の他方の端子には抵抗Ｒを介して電
圧＋Ｖが供給されるとともに、アナログスイッチ４の入
力端子とも接続されている。アナログスイッチ４の出力
はＡ／Ｄ変換器５の入力端子と接続されており、アナロ
グスイッチ４及びＡ／Ｄ変換器５の動作は制御回路６に
よってコントロールされる。

アナログスイッチ４の入力端子には以下の（１）式に示
す電圧ｖｉｎが供給される。

Ｒｖ：感圧抵抗素子３の抵抗値 この押圧検出電圧ｖｉｎは押鍵圧に対応した値となる。

上記感圧抵抗素子３、抵抗Ｒ１アナログスイッチ４は各
部に対応して取付けられており（図示せず）アナログス
イッチ４のオン、オフのコントロール信号及びＡ／Ｄ変
換器５のム／Ｄ変換スタート信号は制御回路６により供
給され、時分割で全鍵からの押圧検出電圧ｖｉｎをＡ／
Ｄ変換器６によりデジタル信号に変換し出力する。この
ようにＡ／Ｄ変換器出力端子７には押鍵圧に対応したデ
ータが発生することがわかる。また押鍵されている鍵を
検出するには、上記制御回路６により、順次各鍵盤に対
応する抑圧検出電圧ｖｉｎをアナログスイッチ４を制御
することによりＡ／Ｄ変換器５に供給し、検出信号の大
きさで検出することができる。なお、圧力検出手段とし
ては感圧抵抗素子以外のものでもよいことはいうまでも
ない。

発明の効果 上述のごとく、本発明によれば鍵のオン、オフ。

打鍵の強さ、押鍵圧の変化を容易に検出することが可能
となり、楽音の音色、振幅９周波数などの制御手段の制
御入力として用いることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における鍵盤装置の検出回路
を示すブロック図、第２図は従来の押鍵速度検出方式を
示すブロック図、第３図は第２図の構成の各部の出力を
示す波形図である。 １・・・・・鍵盤、２・・・・・・電子楽器の筐体、３
・・・・・・感圧抵抗素子、４・・・・・・アナログス
イッチ、５・・・・・・Ａ／Ｄ変換器、６・・・・・・
制御回路、７・・・・・・Ａ／Ｄ変換器出力端子。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 ／ｂ／

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）押鍵の圧力を電圧に変換する押鍵圧検出手段と、
   アナログ電圧をデジタルデータに変換するアナログ−デ
   ジタル変換手段と、前記押鍵圧検出手段の出力のアナロ
   グ電圧を前記アナログ−デジタル変換手段に選択的に供
   給するスイッチ手段とを具備してなる鍵盤装置。
2. （２）押鍵圧検出手段として感圧抵抗素子を用いる特許
   請求の範囲第１項記載の鍵盤装置。