JPS62117292A - ギヤツプ可変型高周波誘導加熱コイル - Google Patents

ギヤツプ可変型高周波誘導加熱コイル

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JPS62117292A
JPS62117292A JP25800085A JP25800085A JPS62117292A JP S62117292 A JPS62117292 A JP S62117292A JP 25800085 A JP25800085 A JP 25800085A JP 25800085 A JP25800085 A JP 25800085A JP S62117292 A JPS62117292 A JP S62117292A
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JP
Japan
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coil
frequency induction
pipe
induction heating
heating coil
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JP25800085A
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司 池上
菅原 尚武
杉原 勲
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は配管等を外周面から加熱するに適する高周波誘
導加熱コイルに係り、更に詳しくは、コイル各ターン間
のギャップを可変にするためのコイル段し部の改良に関
する。
〔発明の背景〕
一筒体、例えば配管等を外周面から加熱処理する必要の
あるとき、該配管の周りを高周波誘導コイルで囲んで、
高周波誘導電流によるうず電流で加熱、をすることが屡
々行われる。
例えばBWR(沸騰水型原子炉)fラントにおける原子
炉−次系を構成する配管は、従来からオーステナイト系
ステンレス鋼が使用されているが、溶接部に於ける材料
の鋭敏化、残留高引張応力、環境条件の3因子の重畳に
より溶接部に応力腐食割れが発生し、プラント稼動率の
低下を招いた事例がちり、この応力腐食割れを防止すべ
く上記3因子の内いずれか1因子を改善することが行わ
れ、例えば、そのだめの一手段として開発されたものに
特開昭53−38246号公報に記載される様な方法が
ある。これは配管内面に冷却材を存在させつつ、配管溶
接部外面を高周波誘導によるうず”it流で加熱する方
法である。これによって配管の内外面に温度差が発生し
、配管溶接部内面の残留高引張応力は圧縮応力に変わり
、応力腐食割れが防止される。上記配管溶接部を加熱す
る高1司波訪導加熱コイルは、特開昭52−13040
9号公報に記載のように直管−直管組合せの円周溶接部
や、特開昭58−9786号公報に記載のように円周溶
接部と形状を異にする母管に対する管台取付溶接部に対
して使用されてきた。
高周波誘導加熱コイルは一般に配管溶接部に対し同心円
状に巻回することが理想であり、また連続巻である為、
次のターンへ移行する為の段落し部を有している。
第3図は高周波誘導加熱コイルの従来例を示す斜視図で
あって、コイルは同心円的に巻かれた一連の銅板1およ
びその裏面に接合された中空・やイブ2(図では角型断
面パイf)からなり、図中、3で示す部分が次のターン
へ移行するだめの段落し部である。中空・ンイグ2を通
って冷却流体が流入管5′から流出管5“へ流れるよう
になっている。
コイル各ターンはコイル固定用の絶縁板6によってその
相互の間隔(ギャッf)が保たれるように支持されてお
り、またコイルは半円周に分割されていて、その各端部
にコイル接合部4を有し、加熱対象たる配管の固りに配
設された後、これらコイル接合部4を互にクランf(不
図示)で挾持固定することにより、全円周的に配管を取
巻くコイルが形成されるようになっている。
第4図は加熱対象たる配管9の溶接部10を中心として
その周囲に配設した高周波誘導加熱コイルを示す部分的
概要図であり、第5図はそれに対応する管軸方向の配管
9の加熱温度分布を示す。
一般にさまざまな形状の配管9の溶接部10を均一に加
熱するには、加熱対象たる配管9とコイルの空隙7をさ
まざまに変えるか、連続巻きコイルの間隔(ギャッf)
8を変化させる。従って、上記段落し部はコイルギャッ
プ8及びコイルターン幅によって段落し角度が変わり、
さまざまな形状のコイルに対し、段落し角度を変えて製
作する必要がある。しかし、従来、コイルの段落し部と
非段落し部は一体構成であったため、コイル個々に対し
て段落し角度を求め、銅板を切断して製作しなければな
らなかったので、製作時間、コストが掛り問題となって
いた。さらに配管溶接部の応力を改善するに適する温度
分布が得られない場合はコイル形状を変更しなければな
らず、したがって段落し部の改造ひいては、コイル全体
の再製が必要であった。しかしコイルの再製はコイルの
新規製作と同等のコスト、時間が掛るという問題がある
〔発明の目的〕
本発明の目的は、コイルの改造・再製を必要とせずに簡
単にコイル間ギャッフ0を可変にできる高周波誘導加熱
コイルを提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の高闇波誹導加熱コイルは、各コイルターン間の
段落し部を、各コイルターンの端部に着脱自在な没落し
形成用導体部材で構成したことにある。この段落し形成
用導体部材を種々作梨しておき、これを取り替えること
によりコイルギャップを変えることができる。
〔発明の実施例〕
次に本発明の一実施例を1悦明する。この実施例の構成
は段落し部3の構成以外は第3図に示したものど同様で
ある。
すなわち、第1図は本X bfa例における段落し部を
示した図であって、コイルを構成する中空パイプ10の
段落し部での端部に端栓11を溶接し、これにZ形溝体
(1j(例えば鋼製)12を・ビルト13で螺着固定す
ることによって段落し部を形成している。段差の異るZ
形溝体板12を製作しておき、これを取り替えることに
よって、コイルのギャッf8を所望に変化させることが
できる。ゲルト13および2形導体板12はノ々イア’
lO内の冷却材によって冷却される。2形溝体版12の
長さをなるべく短くなるようにして段落し部の冷却を有
効ならしめることができる。
第2図は本実施例の高周波誘導コイルで加熱したときの
加熱対象たる配管の軸方向温度分布を示す図であって、
実線15は非段落し部に面する配管部分の、また点線1
6は段落し部に面する配管部分の温度を示す。図かられ
かるように、コイルの端附近で段落し部に面する配管部
分の融度が非段落し部に面するそれよりも若干低くなる
が、コイル中心附近での温度はいずれも同じである。
第6図、第7図は、第1図の如き段落し部形成用の銅板
12と第3図に示す如きコイル接合部4とを兼用した部
材を用いる実施例を示す。同部材の立面図を第6図(a
)、その平面図を第6図(b)に示す。これは段落し用
Z形溝体板(例えば銅製)部12とコイル接合用の板部
4とをろう付け17シて作ってもよいし、又は、プレス
で一体に作ってもよい。これを第7図に示すように、第
1図と同様にコイルの中空・やイア”10にボルト13
で固定し、そのコイル接合用の板部4を相手方の中空パ
イプに設けられたコイル接合部4に合せ、クランプ(不
図示)で締め付けて組立てる。Z形溝体板部12の形を
種々に変えた上記部材を製作しておき、これを取シ替え
ることによりてコイル接合部f8を変えることができる
第8図は、以上述べた本発明実施例においてコイルギャ
ップ8を変える場合に好適に用いられるコイルの各ター
ン固定用絶縁板6(第3図参照)の形態を示す。すなわ
ち、この絶縁板6は長孔を有しており、コイルギャップ
を変えるときは、この長孔に沿ってコイルターン固定位
置をずらせることによって容易に対応できる。
第9図はコイルの中空・ぐイア中に冷却流体を流すだめ
の構成を示し、同図(、)は平面図(但し半分のみを図
示)、同図(b)は側面図であって、コイル接合部4近
傍にてコイルの中空バイア”10と連通ずる冷却流体用
ホース14を図示の如く順次下段に至る如く接続し、図
示の如く一端から冷却流体を流入せしめ、他端から流出
させる。
〔発明の効果〕
本発明によれば高周波誘導加熱コイルの形状、製作、組
立過程を単純化することができる。またコイルギャップ
を自由に可変にできるので、好適な所望の温度分布を得
る為に従来の如くコイルを大幅に改造したり再製したり
することは不要となる。さらに一つのコイルで対応でき
る配管溶接部形状の範囲を拡大することができるので、
コイルの少量化も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に係るコイル段落し部を示す
図、第2図は同実施例による配管加熱温度分布を示す図
、第3図は従来の高周波誘導加熱コイルの斜視図、第4
図は第3図のコイルで配管を囲んだ状態を示す部分的概
要図、第5図は従来のコイルによる配管加熱温度分布図
、第6図(a)。 (b)は本発明の他の実施例に係る段落し兼コイル接合
用の部材の立面図および平面図、第7図は第6図の部材
を用いたコイル段落し部と接合部を示す図、第8図は本
発明実施例に好適に用いられるコイル固定用絶縁板の平
面図、第9図(a) 、 (b)は冷却流体を流す構成
を示す平面図(半分)および側面図である。 1・・・銅板、      2・・・中空・ぐイア、3
・・・段落し部、      4,4′・・・コイル接
合部、6・・・コイル固定用絶縁板、9・・・加熱対象
配管、10・・・中空・ぞイブ    11川端栓、1
2・・2形銅板、     13・・・ボルト。 第1図 第2図 繋 一一一−□→−M’、4Nイ、・わ゛らの距組第4図 第9図(α) 第9図(b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 各コイルターン間の段落し部を、各コイルターンの端部
    に着脱自在な段落し形成用導体部材で構成したことを特
    徴とするギャップ可変型高周波誘導加熱コイル。
JP25800085A 1985-11-18 1985-11-18 ギヤツプ可変型高周波誘導加熱コイル Expired - Lifetime JPH06101379B2 (ja)

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JP25800085A JPH06101379B2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18 ギヤツプ可変型高周波誘導加熱コイル

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JP25800085A JPH06101379B2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18 ギヤツプ可変型高周波誘導加熱コイル

Publications (2)

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JPS62117292A true JPS62117292A (ja) 1987-05-28
JPH06101379B2 JPH06101379B2 (ja) 1994-12-12

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0343989A (ja) * 1989-07-10 1991-02-25 Canon Inc 高周波加熱コイル及びそれを用いた加熱方法
JP2020119807A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 トヨタ自動車株式会社 板状部材の誘導加熱装置及び誘導加熱方法

Cited By (3)

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JPH0343989A (ja) * 1989-07-10 1991-02-25 Canon Inc 高周波加熱コイル及びそれを用いた加熱方法
JP2020119807A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 トヨタ自動車株式会社 板状部材の誘導加熱装置及び誘導加熱方法
US11477860B2 (en) 2019-01-25 2022-10-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Induction heating apparatus and induction heating method of plate-like member

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