JPS62116920A

JPS62116920A - カラ−液晶表示素子

Info

Publication number: JPS62116920A
Application number: JP60257256A
Authority: JP
Inventors: Kenji Yamamoto; 健二山本; Kenji Misono; 健司御園; Takeshi Kawamura; 毅川村; Takafumi Kawaguchi; 登史川口
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1985-11-15
Filing date: 1985-11-15
Publication date: 1987-05-28
Also published as: JPH0448369B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、ＯＡ機器や計測器などに使用されるカラー
液晶表示素子に関する。

（ロ）従来の技術従来の電極着色カラー液晶表示素子はＬＣＤ（液晶表示
素子）のセグメント電極上に直接着色層を設け、さらに
その上に液晶配向膜を形成してイル。コ（１）方式はＧ
−）−Ｉ　　ＬＣＤ　（Ｇｕｅｓｔ−Ｈｏ５ｔ　ＬＣＤ
）　、　ＴＮ−ＦＥＭ　　ＬＣＤ　（Ｔｗｉｓｔｅｄ−
Ｎｅｆｆｉａｔｉｃ　　Ｆｉｅｌｄ　　ＥＨｅｃｔ　Ｍ
ｏｄｅ　ＬＣＤ）のいずれにも適用可能であり、いずれ
の場合も背面照明の透過光によるカラーパターンの表示
が可能なようにネガタイプの黒色シャッタセルとして用
いるのが最も一般的である。

（ハ）発明が解決しようとする問題点しかしながら、このようなＬＣＤにおいては、特に昼間
太陽光が入射してくる環境条件下で使用すると、背面照
明による透過光より太陽入射光が強いため表示の視認性
が極端に悪くなるという問題点がある。

この発明は、このような事情を考慮してなされたもので
、透過光に対して透明作用を有し、入射光に対して光反
射作用を有するパール顔料をブレンドしたカラーペース
トで着色を行い、昼間における入射太陽光などを逆に利
用して表示の視認性を向上させるカラー液晶表示素子を
提供するものである。

（ニ）問題点を解決するための手段この発明は、コモン電極を有するガラス基板とセグメン
ト電極を有するガラス基板との間に液晶を封入した液晶
表示素子であって、さらに、セグメント電極上、又は、
セグメント電極とガラス基板との間に透明カラーパター
ン着色層を設け、その透明カラーパターン着色層がパー
ル顔料を含有する透明カラーペーストから形成されてな
ることを特徴とするカラー液晶表示素子である。

なお、上記の透明カラーペーストは１０〜６０４の粒度
分布を有するパール顔料５〜２０型部％を含有すること
が好ましい。

また、透明カラーペーストにはセルローズをバインダー
としてアゾ系顔料を分散したものを使用する。

パール顔料には、たとえば、メルクジャパン■製Ｉ　ｒ
ｉｏｄｉｎシリーズを使用する。

（ホ）作　用パール顔料によってカラーパターン着色層が表面入射光
に対しては光反射作用を、背面光に対しては透明作用を
有する半透過型となるので、強い太陽光などの入射光に
対しても視認性が良好なカラー液晶表示素子が得られる
。

（へ）実施例以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する
。なお、これによってこの発明が限定されるものではな
い。

第１図（田はこの発明の一実施例を示す説明図であり、
（１）はコモン電極（２を有するガラス基板、（３）は
セグメント電極（４）を有するガラス基板、（５）は液
晶、（６）は配向膜、（７）は偏光板、（８）はセグメ
ント電極上に形成された透明カラーパターン着色層であ
る。

このＬＣＤの製作については、先ず、セグメント電極（
４）のパターン上に、アゾ系顔料をセルロースバインダ
ーに分散した透明カラーペーストに粒度分布１０〜６０
４のパール顔料（メルクジャパンｔ　ｒｉｏｄｉｎシリ
ーズ）を１０ｗｔ％混入し、それを用いてパターンの印
−を行って乾燥（１８０℃にて３０分間）させた後、そ
の上に配向膜（６）を形成した。以下、従来の処理に従
ってネ°ガタイブのＬＣＤセルを作成した。なお、注入
した液晶はＰＣＨ系である。

第２図は、透過型および反射型としての表示視認性を評
価するために、前述の実施例におけるＬＣＤの印加電圧
に対するコントラスト比特性を従来例（パール顔料を使
用しないもの）と比較して示したグラフである。ＬＣＤ
の駆動条件は最大５Ｖ、（１／２　）　Ｄ、（１／２　
”）　８、フレーム周波数１００１４２としている。

ＬＣＤを透過型として評価する場合には背面照明光源と
してアクリル板ライトガイドを有する１、８Ｗタングス
テンランプ（定格１２Ｖ　　１５０１Ａ　）２ケを使用
した。

また、ＬＣＤを反射型として評価する場合にはＬＣＤ表
面の垂直方向に対して３０’の角度から照射するハロゲ
ンランプを使用した。

なお、いずれのＬＣＤもセルの両側にニュートラル偏光
板を設置している。

コントラスト比は、ＬＣＤの正面にホトマル（光電子増
倍管）を設置し、ＬＣＤのオン時とオフ時に対するホト
マルの出力比によって算出している。

第１表は第２図に示す各特性の記号と条件との関係を示
したものである。

第１表第２図および第１表によれば、この実施例におけるＬＣ
Ｄは透過型、反射型のいずれにおいても、良好なコント
ラスト比が得られ、いわゆる、半透過型のＬＣＤとして
十分に実用に耐えることを示している。

第１図（ｂ）はこの発明の他の実ｇＩｉ例の構成を示す
説明図であり、ガラス基板（３）上に粒度分布１０〜６
０ｐのパール顔料１０重量％を含有する透明カラーペー
ストによって、所定パターンの透明カラーパターン着色
層（８）を印刷し、温度１８０℃にて３０分間乾燥後、
アクリル系ＵＶ樹脂を用いてガラス基板（３）のカラー
印刷面を全面均一にスピンナーで塗布した後、８０Ｗの
紫外線を照射して硬化させオーバーコート樹脂層（９）
を形成している。

その後、透明導電膜をスパッタ蒸着し、カラーパターン
に対応するセグメント電極（８）のパターンをエツチン
グで形成したのち、従来の処理に従って第１図（ωと同
等の構成にてネガタイプカラーＬＣＤを作成した。

この実施例についても、前述と同じ項目で透過型および
反射型としての表示視認性の評価を行ったが、前述の実
施例と同等の評価が得られ、半透過型ＬＣＤとしての性
能を十分に有することが確認された。

（ト）発明の効果この発明によれば、液晶表示素子が半透過型となるので
暗所における表示の十分な視認性が背面照明の装着によ
って得られると共に、昼間のような明所においても良好
な表示の視認性が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ωはこの発明の一実施例の構成を示す説明図、
第１図（ｂ＋はこの発明の他の実施例の構成を示す説明
図、第２図は実施例と従来例の印加電圧に対するコント
ラスト比を示すグラフである。（１）　（３）・・・・・・ガラス基板、（２・・・・
・・コモン電極、（４）・・・・・・セグメント電極、
（９・・・・・・液晶、（６）・・・・・・配向膜、　
　　　（７１・・・・・・偏光板、（８）・・・・・・
透明カラーパターン着色層。

Claims

【特許請求の範囲】１、コモン電極を有するガラス基板とセグメント電極を
有するガラス基板との間に液晶を封入した液晶表示素子
であつて、さらに、セグメント電極上、又は、セグメン
ト電極とガラス基板との間に透明カラーパターン着色層
を設け、その透明カラーパターン着色層がパール顔料を
含有する透明カラーペーストから形成されてなることを
特徴とするカラー液晶表示素子。２、透明カラーペーストが１０〜６０μｍの粒度分布を
有するパール顔料５〜２０重量％を含有してなる特許請
求の範囲第１項記載のカラー液晶表示素子。３、透明カラーパターン着色層が樹脂によつてコーティ
ングされてなる特許請求の範囲第１項記載のカラー液晶
表示索子。