JPS62116907A - 防水型光フアイバケ−ブル - Google Patents

防水型光フアイバケ−ブル

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JPS62116907A
JPS62116907A JP60256711A JP25671185A JPS62116907A JP S62116907 A JPS62116907 A JP S62116907A JP 60256711 A JP60256711 A JP 60256711A JP 25671185 A JP25671185 A JP 25671185A JP S62116907 A JPS62116907 A JP S62116907A
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JP
Japan
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waterproof
optical fiber
weight
compd
less
Prior art date
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Pending
Application number
JP60256711A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Akasaka
伸宏 赤坂
Tetsuharu Aoki
徹治 青木
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は防水型光ファイバケーブル、さらに詳しく云え
ば、低温(例えば−20C〜−40C)においても伝送
損失が低く、しかも使用温度域内ではケーブルよシ流出
することなく、80C以上で充填が容易な防水性コンパ
ウンドを充填した防水型光ファイバケーブルに関する。
〔従来の技術〕
防水型光ファイバケーブルは、従来よシブラスチック被
覆心線間に防水性のコンパウンドを充填し、水分の侵入
を防止しているものが使用されている。この防水性コン
パウンドに要求される特性として、■700以下では流
動性がなくケーブル端末からコンパウンドが流出しない
こと、■120C以下では流動性をもち、クープル内へ
の充填が容易であること、の2点があけられる。この2
点の要求される特性を満足するものとして、従来は例え
ばペトロラタム系シェリー等が使用されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、光ファイバケーブルの中でも高密度化構
造である溝付スペーサに複数本のファイバ素線、または
テープ状に並べた心線を収納したもの、あるいは熱可塑
性樹脂製チューブ内に複数本の光ファイバ素線をルーズ
に収納するいわゆるルースチューブ心線等は、熱硬化性
樹脂、熱可塑性樹脂または紫外線硬化性樹脂被覆の光フ
ァイバ素線あるいは心線相互間に防水性コンパウンドを
充填しなけnばならない。
このとき、従来用いていた防水性コンパウンドを使用す
ると、低温においてこの防水性コンパウンドが固化収縮
し、光ファイバ素線を締め付け、その結果側圧によるマ
イクロベンディングが生じ、伝送損失を著しく増大させ
るといった問題が生ずる。特に冬期、あるいは寒冷地で
使用される場合には、これは極めて重大な問題であ)、
その改善が強く望まれている。
これに鑑み、本発明は熱硬化性、熱可塑性もしくは紫外
線硬化性樹脂被覆を有する防水型光ファイバにおける上
記問題点を克服し、低温でも伝送損失特性を維持でき、
かつ防水性コンパウンドの特性も満足できるものを提供
せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂もしくは紫外線硬
化性樹脂被覆の光ファイバ素線もしくは心線相互間に防
水性フンパウンドを充填した防水型光ファイバケーブル
において、該防水性コンパウンドが40Cにおける粘度
が100センチストークス以下のプロセスオイルが65
重重景以上85N1%以下、ゴム中間ブロックの成分比
が70%以上で、ショアA硬度が80以下のスチレン・
エチレン・ブチレン・スチレン共重合体が1重量%以上
4重量%以下、80Cにおける粘度が10000センチ
ポアズ以下のアタクチックポリプロピレンが15重量%
以上34重量%以下からなること?:4!徴とする防水
型光ファイバケーブルでアシ、これによシ上記の問題点
が解決できる。
まず本発明の詳細な説明する。
本発明者らは、低温時においても低伝送損失を有する防
水型光ファイバケーブルの防水性コンパウンドを検討し
た結果、防水型光ファイバケーブルに充填する防水性コ
ンパウンドの一40CにおけるJIS規格(K−222
0)による稠度が60 (tenth Hl )以上で
あれば、低温時においても低伝送損失を得るために極め
て有利であることを見出し、さらKその防水性コンパウ
ンドとして40Cにおける粘度が100センチストーク
ス以下のプロセスオイル65〜82重量%、ゴム中間ブ
ロックの成分比が70%以上でショアA硬度が80以下
のスチレン・エチレン・ブチレン・スチレン共重合体1
〜4重量%、80Cにおける粘度が10000センチポ
アズ以下のアダクチツクポリプロピレン15〜34重量
%より成る防水性コンパウンド組成物を見出した。
本発明において使用するプロセスオイルは、アニリン点
が800以上のナフテン系およびパラフィン系が使用さ
れる。なお40Cにおける粘度が100センチストーク
スを越えるプロセスオイルを使用すると防水性コンパウ
ンドの粘度が増加し、ケーブル内への充填が難かしくな
る。
含有量については、82重量Xt−越えた場合は通常の
使用温度域内で防水性コンパウンドがケーブルよシ流出
し、一方65重量X未満では稠度が小さくなシ、低温で
固くなって伝送損失の増加を招く。
また、本発明において使用するスチレン・エチレン・ブ
チレン曇スチレン共重合体のゴム中間ブロックの成分比
が70%以上で、ショアA硬度が80以下のものが好ま
しいのは、低温でのこの防水性コンパウンドの柔らかさ
の条件を満たすためでアシ、スチレン・エチレン・ブチ
レン・スチレン共重合体としての含有量は1重量%未満
の場合は滴点が60C以上にならず、4重量y;を越え
る場合は低温での稠度が60以下とな択不適自である。
同じく、本発明において使用するアタクチックポリプロ
ピレンの80Cにおける粘度が10000センチポアズ
を越えると防水性コンパウンドの粘度が高くな)、防水
型光ファイバケーブルの防水性コンパウンドとしてケー
ブル内への充填が困難となる。また含有量が15重量%
未満の場合だと防水性コンパウンドの滴点が6Or以上
とならず34重量%が越えると、稠度も低くなシ、べと
つき、ふき取カ性が悪くなる。
〔実施例〕
以下図面について本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を実施した防水型光ファイバケーブルの
断面図である。図において、1はポリエチレン外被、2
は従来よシ知られてhる防水性コンパウンド、3は熱可
塑性樹脂チューブ、4は光ファイバ素線%5は本発明に
よる防水性コンパウンド、6はテンションメンバでアル
光ファイバ素線4としては、コア径が50μm、ファイ
バ径が125μm、モしてΔn=1%のGI型光ファイ
バに紫外線硬化性ウレタンアクリレート樹脂をコーティ
ングして、その外径を25(]μm にしたものを使用
した。
次に上記光ファイバ素ls4の6本を内径1.4關φ、
外径2.011φの熱可塑性樹脂であるポリアミド樹脂
製のチューブ3内に入れ、いわゆるルースチューブ心線
化した。
表1は、上記ポリアミド樹脂製チューブ3に充填した、
防水性コンパウンドの各試料A−Jの組成と稠度および
滴点の関係を示すものである。ここに、上記各試料A−
Jを上記ルースチューブ心線化したポリアミド樹脂製の
チューブ3に充填し、さらに該ルースチューブ心線10
本をテンションメンバ6のまわシに層撚ルにしてポリブ
テン系シェリーで構成された従来の防水性コンパウンド
2を充填し、ポリエチレン外被1を施してケーブル化し
た。表1におhて試料A、Bは従来のもの、試料り、E
、Fは本発明によるもの、試料0.G、H,I、Jは本
発明によるものと同様の成分を有するが混合比の異なる
もので比較のため示すものである。
なお表1の成分の項において、スチレン・エチレン・ブ
チレン・スチレン共重合体はゴム中間ブロックの成分比
が70%以上で、ショアA硬度が80以下のもの、プロ
セスオイルは40Cにおける粘度が100センチストー
ク以下のもの、アタクチックポリプロピレンは80Cに
おける粘度が1ooooセンチポアズ以下のものである
表Iにおいて、例えば試料Aはペトロラクタム系シェリ
ー100%で構成され、稠度は0C1−2Or、−40
Cでそれぞれ33.21.12−(tenth tx 
) 、滴点け79.0 (t:’ )であることを示し
、また試料Eはスチレン・エチレン・ブチレン・スチレ
ン共重合体3.0重量%、プロセスオイル71.1重量
%、アタクチックポリプロピレン25.9重量%の組成
を有し、稠度はQC,−2DC,−40t:’において
それぞれ163.110.70 (tenth m )
、滴点は(59,0(C)であることを示すものである
上記のよりにして刃作したケーブルに対して、防水性コ
ンパウンド5(第1図)に対する各試料A−Jの低温に
おける波長0.85μmの光に対する伝送損失を測定し
、その結果を表2に示した。すなわち表2は防水性コン
パウンド試料に対する低温における伝送損失増加の関係
を示す。
防水型光ケーブルの防水性コンパウンドとして、伝送損
失の観点から見ると、その特性を満足するのは試料はc
、D、E、F及び工である。
滴点の観点から見ると、上記においてり、g、Fは満足
するが、試料C及び工は満足しない。
両方の特性全満足するのは本発明のり、E、Fのみであ
る。なおC及びIは550Cにおいてケーブルを垂直に
しておくと防水性コンパウンドの流出が観察され、不適
当であることが判明した。
従来の滴点、粘度の特性のみを考慮した防水性コンパウ
ンドを熱硬化性樹脂あるいは紫外線硬化性樹脂被覆の光
ファイバ素線相互間に充填した防水型光ファイバケーブ
ルでは、低温で上記コンパウンドが硬く固化して、光フ
ァイバ素線を締めつけマイクロベンディングが生じ伝送
損失増加がおこル、はなはだしい場合、使用範回内の曲
げに対して断線が起るようなことがある。
この伝送損失増加問題は、JIS規格(K−2220)
による稠度が一40Cにおいて60(tanth H)
以上のコンパウンドを使用することKよシ解決される。
サラに、コンパウンドをケーブルに充填することと、流
出防止との問題は、防水性コンパウンドにaOC以上で
適当な流動性を、また滴点を60C以上とすることによ
シ解決される。
表1および表2よシ明らかなように防水性コンパウンド
の試料D% EおよびFは上記の問題をすべて屏決し得
る性質を備えてお)、この結果から本発明に使用する防
水性コンパウンドの組成を上記の設定とすることが好ま
しいことが判る。尚、該防水性コンパウンドに着色剤、
あるいは酸化防止剤を混入することは勿論何ら差しつか
えない。
〔発明の効果〕
本発明は、低温においても低伝送損失特性を有し、使用
温度域内では充填した防水性コンパウンドの流出するこ
とのない初氷型光ファイバケーブルを提供し得る効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明全実施した防水型光ファイバケーブルの
断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂もしくは紫外線硬化性樹脂
    被覆の光ファイバ素線もしくは心線相互間に防水性コン
    パウンドを充填した防水型光ファイバケーブルにおいて
    、該防水性コンパウンドが40℃における粘度が100
    センチストークス以下のプロセスオイルが65重量%以
    上85重量%以下、ゴム中間ブロックの成分比が70%
    以上で、シヨアA硬度が80以下のスチレン・エチレン
    ・ブチレン・スチレン共重合体が1重量%以上4重量%
    以下、80℃における粘度が10000センチポアズ以
    下のアタクチツクポリプロピレンが15重量%以上34
    重量%以下からなることを特徴とする防水型光ファイバ
    ケーブル。
JP60256711A 1985-11-18 1985-11-18 防水型光フアイバケ−ブル Pending JPS62116907A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0295004U (ja) * 1989-01-10 1990-07-27
CN107357016A (zh) * 2017-09-04 2017-11-17 江苏亨通光电股份有限公司 松套管及耐低温气吹微型光缆
JP2021500591A (ja) * 2017-10-20 2021-01-07 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ.Dsm Ip Assets B.V. 光ファイバーケーブル要素及び同要素を含む光ファイバーケーブル構造物

Cited By (4)

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