JPS62116216A - 燃料消費量計測装置 - Google Patents

燃料消費量計測装置

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JPS62116216A
JPS62116216A JP25688485A JP25688485A JPS62116216A JP S62116216 A JPS62116216 A JP S62116216A JP 25688485 A JP25688485 A JP 25688485A JP 25688485 A JP25688485 A JP 25688485A JP S62116216 A JPS62116216 A JP S62116216A
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JP
Japan
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fuel
effective
pressure
injection
internal combustion
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Application number
JP25688485A
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English (en)
Inventor
Genzo Ikeda
池田 元三
Kiyoshi Tsurumi
潔 鶴見
Hiroyasu Fukaya
深谷 広保
Keiji Aoki
啓二 青木
Toshiyuki Takimoto
滝本 敏幸
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関に燃料を噴0=1供給する燃料噴射
装置に用いられ、該燃料噴射装置より前記内燃機関に噴
射供給された燃料量、すなわち燃料消費量をh計測する
燃料消費量計測装置に関する。
[従来技術] 内燃機関に燃料を供給する装置の1つとして燃料噴射装
置が提案されている。加圧された燃料をパルス的に所望
期間(燃料噴側時間)だけ噴q4供給することで、内燃
機関に供給する燃料量を緻密に調節するのである。この
ような燃料噴射装置の作動状況、すなわち内燃機関の燃
料消費量をh計測することは、燃料噴射装置の作動良否
を判定できるばかりでなく、内燃機関の燃費算出のため
や燃料補給時期を報知するため等に必要であり、燃料噴
射装置の精度に見合う優れた燃料消費量計測装置が市場
より望まれている。
そこで従来は、単に燃料タンク内の燃料の液面の高さや
重量等を測定して燃料の残量を耐測するという低精度の
ものに対して次のようなものが提案されている。
燃料噴射装置の作動するパルス信号のパルス幅から、燃
料噴射装置が作動する際の遅れ期間、いり゛ゆる無効噴
射時間を減紳して実際に燃料噴04を実行している時間
(以下、実効噴射時間という)を算出し、それを梢紳す
るのである(特開昭48−5453号公報)。ずなわら
、燃料噴射装置の実効時間を正確に検出することで、該
燃料噴射装置から噴射供給される燃料mを知るのである
[発明が解決しようとする問題点1 しかしながら、上記のごとき技術も未だに充分なもので
はなく以下のような問題点を有していた。
すなわち、従来の燃料消費量計測装置にあっては燃料を
噴射する時間、実効噴射時間のみをパラメータとし、実
効噴射時間と噴射供給される燃料量とが正確に比例関係
にあることを前提条イ41としているのである。
しかし、燃料噴射装置が噴射する燃料は当然のごとく理
想的な液体ではなく、種々の状態を取り得るのである。
例えば、燃料噴射装置は燃料を加圧して噴射を実行する
が、この燃料に加えられる圧力(以下、燃圧という)と
噴射の実行される内燃機関の部位の圧力(以下、被噴射
部位圧という)との差、即ら燃料の噴射に有効に作用す
る圧力(以下、実効噴射圧力という)か低下すれば同一
の実効哨q旧1.1間の下での噴射供給される燃料量は
減少覆る。このため、通常燃料噴射装置1は実効噴射圧
力を一定に保つためにプレッシャレギュレータ等を使用
しているが、これによっても定常状態においでの実効噴
射圧力を安定さ1!ることしかできない。従って、特に
負荷か広範囲に変化する内燃機関、例えば車両用内燃機
関等にあっては吸入空気量あるいは吸気管圧力の過渡的
な変化の度に実効噴射圧力に変動が生じ、精度の高い燃
料消費量のh計測は不可能となるのである。このように
、燃料の実効噴射圧力は噴射供給される燃ll量、すな
わら燃料消費量に大きく影響し、この実効噴射圧力を考
慮せずに精度の高い燃料消費量の検出は不可能なのであ
る。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、内燃機
関に噴I=j供給する燃料量、すなわち燃料消費量を充
分な精度の下に正確に閉側することのできる優れた燃料
消費量計測装置を提供することをその目的としている。
[問題点を解決するだめの手段1 上記問題点を解決するために本発明の構成した手段は、
第1図の基本的構成図に示づごとく、内燃機関「Gに燃
料[を噴gJ4供給する燃料噴口・1装置Mに用いられ
、該燃判噴I#J装置Mより噴射された燃料量を計測す
る燃料消費量1−計測装置において、 前記燃料噴射装置Mが実際に燃料[を噴射する実効噴射
時間を検出する実効噴射時間検出手段C1と、 前記燃料噴射装置Mより噴射される燃料[の実効噴射圧
力を検出する実効噴射圧力検出手段C2と、 該実効噴射圧力検出手段C2の検出結束及び前記実効噴
射時間検出手段C1の検出結束より前記燃料噴射装置M
より噴射された燃料量を締出する燃料岨誇出手段C3と を備えることを特徴とする燃料消費量h計測装買をその
要旨としている。
[作用] 本発明にお【ノる実効噴射時間検出手段C1とは、燃料
噴射装置Mの実際に燃料Fを噴射している時間、実効噴
θN1時間を検出1−るものである。周知のごとく燃料
噴射を実行する各種の機器は機械的なものであり、例え
ば燃料噴射弁が駆動信号を入力してからその弁を解放す
るまでには当然遅れ時間が存する。このように、実際に
燃料噴射を実行する時間は信号としての燃料噴射時間と
、該燃料噴射時間から実際に燃料噴射を実行するまでの
遅れ時間、いわゆる無効噴射時間を除いた時間である。
この実際に燃料噴射を実行する時間、実効噴射時間を本
実効噴射時間検出手段C1によって検出するのである。
例えば、燃料噴射装置Mの一部である燃料噴射弁等はそ
の駆動力源となるバッテリの電圧によって上記遅れ時間
を大きく巽にすることが知られている。そこで、燃料噴
射装置の作動する時間からこのバッテリの電圧によって
推定される燃料噴射弁の遅れ時間を減緯することによっ
て実効噴射時間を締出する構成のものでよい。また、上
記のごとき演詐を実行するものでなく、例えば燃料哨削
装置M内で燃料哨mlにより燃*:1が噴出、流動する
時間を計測する等のように実効燃料噴64114間を実
測するもの等でもよい。
また実効噴射圧力検出手段C2どは、燃料哨口・1装置
Mから噴q・1される燃)l’l l−に加えられる実
効噴射圧力を検出する−6のである。燃)l’l噴劃!
側訪M/))ら燃料[を噴*=J−!Jる揚台に燃料[
に有効に作用−りる噴θ4圧力は、燃料噴!tl %!
−若Mが燃料[を加Illりる燃圧と内燃機関の燃料哨
q・1部位のバカ、例えば吸気管圧力等の被噴6=1部
(1/斤との差である実効噴射圧力である。本実動噴q
・1斤力検出手段C2LJ、、この実効噴射圧力を検出
するのである。通常内燃機関EGの運転状態を検出する
ための1つとして吸気管圧カセンリか用いられているた
め、これと同時に燃圧セン1〕によって燃圧を検出し、
2つの差圧により実効噴射時間を検出するもの、あるい
は吸気管圧力等と燃圧との差圧を直接検出する差圧セン
1ノ等によって構成される。又、実効噴射圧力検出手段
C2の検出精度としては、燃料噴射装置Mがプレッシャ
レギュレータ等の均F+装置や燃圧のフィードバック制
御装置を内蔵するものであるならば、これらの制御装置
による実効燃料噴射斥力の過渡的変動までをも検出可能
であることが望ましい。
燃料量締出手段C3とは上記実効噴射時間検出手段C1
及び実効噴射圧力検出手段C2の検出結束から燃料噴射
装置Mより噴射された燃料量を緯14 iる。すなわら
、実効噴射時間検出手段C1により検出された実効噴射
時間だけ燃)PI Fを噴射したとき、実効噴射圧力検
出手段C2によって検出された圧力の燃料Fが、どれほ
どの量実際に内燃機関1Gに噴射供給されたかを締出す
るのである。
例えばマイクロコンピュータ等の演緯回路、あるいはデ
ィスクリートな電気回路等により構成すればよい。
以下、本発明をより具体的に説明するために実施例を挙
げて詳述する。
[実施例1 まず第2図は本発明の実施例である燃料潤費吊h4測装
置を搭載した内燃機関及びその周辺装置を電子制御回路
のブ[1ツク図と共に表わす概略構成図である。
1は内燃機関本体、2はピストン、3は点火プラグ、4
は排気マニホールド、5は排気マニホールド4に備えら
れ排ガス中の残存酸素濃度を検出する酸素センサ、6は
内燃機関本体1の吸入空気中に燃料を噴射する燃料噴射
弁、7は吸気マニホールド、8は内燃機関本体1に送ら
れる吸入空気の温度を検出する吸気温センサ、9は内燃
機関冷却水の水温THWを検出する水温センサ、10は
スロットルバルブ、11はアイドルスイツヂを内蔵しス
ロットルバルブの開度を検出するスロツ!〜ルセンザ、
14は吸入空気の脈動を吸収するり一−ジタンク、15
は1ノージタンク14に設しJられ、吸気管内の圧力を
検出する吸気圧【2ンサ、をそれぞれ表わしている。
そして16は点火に必要イr高電圧を出力するイグナイ
タ、17は図示していないクランク軸に連動し上記イグ
ナイタ16で発生した高電圧を各気筒の点火プラグ3に
分配供給するディストリビュータ、1Bはディス1〜リ
ビユータ17内に取り付(プられ、ディストリビュータ
17の1回転、即らクランク軸2回転に24発のパルス
信号を出力する回転数センサを兼ねた回転角センサ、1
9はディストリビュー夕17の1回転に1発のパルス信
号を出力する気筒判別センサ、20は制御手段としての
電子制御回路、21はキースイッチ、22はキースイッ
チ21を介して電子制御回路20や前記燃料噴射弁6に
電力を供給するバッテリ、23は車載の変速機、24は
変速機23の出力軸の回転数から車速を検出する車速セ
ンサ、を各々表わしている。燃料噴射弁6に燃料を配送
する油路には燃料タンク25内の燃料を仕送する燃料ポ
ンプ26及びプレッシャレギュレータ27が接続されて
おり、燃料ポンプ26が加圧した燃料をプレッシャレギ
ュレータ27の有する調圧機能により常に一定圧力の燃
料が供給されている。28はこの燃料噴射弁6に圧送さ
れてくる燃料の圧力(燃斤〉を検出する燃圧[ン1)、
29は車両のインジケータパネル内に組み込まれる燃料
消費表示器を表わしている。
又、電子制御回路20の内部構成についてば1明すると
、図中、30は各セン号より出力されるデータを制御プ
ログラムに従って入力及び演算すると共に、各種装置を
作動制御等するための処理を行なうセントラルプロセシ
ング]ニット(CPtJ)、31は制御プログラム、マ
ツプ及び初期データが格納されるリードオンリメモリ(
ROM> 、32は電子制御回路20に入力されるデー
タや演算制御に必要なデータか一時的に読み出ぎされる
ランダムアクセスメモリ(RAM) 、33はCPU3
0により1御上の実時間を随時読みとることができしか
も内部にCP LJ 30への割込ルーチンを生じさせ
るレジスタ(以下、]ンペアAと呼ぶ)を有するタイマ
、36は各センサからの信号を入力する入力ボート、3
8はイグナイタ16及び各気筒に備えられた燃料噴射弁
6を駆動し、また燃料消費表示器2Bを表示させる出力
ポート、39は上記各素子を相互に接続する]センバス
である。
入力ポート36は、酸素センサ5.吸気温センサ8、水
温センサ9.スロツトルセン1j11 、吸気圧セン1
J15及び燃圧センサ28からのアナログ信号をA/D
変換して入力する図示しないアナログ入力部と、スロッ
トルセン法11内の図示しないアイドルスイッチ、回転
角センサ18.気筒判別センIJ19からのパルス信号
を入力する図示しないパルス入力部とからなっている。
又、出力ポート38はCP LJ 30からの燃料噴射
起動の指令をうけると燃料噴射弁6を開弁する制御信号
を出力し、この制御信号は出力ポート38がCPU30
より燃料噴射の終了を指令する信号をうけとるまで出力
され続ける。燃料噴射の終了の指令は、タイマ33の内
部の]ンペアAにCPU30によって設定された燃料噴
射終了時刻とタイマ33がカウントしつづけている実時
間とが一致した時に発生ずる]ンペアA一致割込ルーチ
ン(後述)によって与えられるよう構成されている。
次に本実施例の燃料消費量計測装置の動作説明に関し、
最初に内燃機関の基本的な制御Iルーチンについて第3
図のフローチャー1・に拠って、次に通常の燃料噴射の
開始の制御を行なう30’CA割込ルーチンについて第
4図(A)のフl1−チt7−トを拠って、又、燃料哨
口・1の終了の制御を行(7うコンベア△一致割込ルー
チンについて第4図(B)のフローチャ−1〜に拠って
説明する。そして、次にそのような燃料噴q・1を実行
する制御に対して、実施例の燃料潤費Ul測装置が実行
する燃料消費h計測ルーチンのフローチャー]・につい
て第5図、及び第6図、第7図の噴側遅れ時間検索マツ
プ、実効噴射圧補正係数検索マツプに拠って順次説明す
る。
第3図に示すように、内燃機関1の基本的な制御ルーチ
ンは、キースイッチ21がオンされると起動されて、ま
ずCPtJ30の内部レジスタのクリア等の初期化を行
ない(ステップ100)、次に内燃機関1の制御に用い
るデータの初tFi値の設定、例えば燃料カットの実施
中を示すフラッグ[CUTをOに設定するといった処理
を行なう(ステップ105)、続いて内燃機関1の運転
状態、例えば吸気汁センザ152回転角センザ18.水
温センサ9等からの信号を読み込む処理を行ないくステ
ップ110)、こうして読み込んだ諸データから、内燃
機関1の吸気管圧力PMや回転数N1あるいは負荷Q/
N等内燃機関1の制御の基本となる諸量を計算する処理
を行なう(ステップ120)。以下、ステップ120で
求めた諸量に基づいて、周知の点火時期制御(ステップ
130)や、燃料噴射量の制御(ステップ140)が行
なわれる。ステップ140の終了後、処理はステップ1
10へ戻って上述の処理を繰返す。
なお、ここで燃料噴射量の制御(ステップ140)は通
常は空燃比のフィードバック制御を行なうものであって
、内燃機関1の負荷Q/Nに基づいて定められる基本燃
料噴射量(基本燃料噴射時間T b )を空燃比フィー
ドバック補正係数などの各種補正項Kによって補正した
燃料噴射量(燃料噴射時間T=Tb (1−K))によ
り、内燃機関1の1回転に2回、同期噴射を行なうもの
であるが、内燃機関1運転上の種々の要求に応じて空燃
比フィードバック制御に替えて燃料を増早するオープン
1御やその伯の周知の制御を行なうこともある。例えば
、本実施例ではステップ120で締出した内燃機関1の
運転状態が低負荷高回転時であれば、第4図(A)で後
)ホする燃料カッ1への7ラグFCUTを11−1にl
!ツ1へする等の燃料カット制御を実行している。点火
+1.’i Itll制御を含め、これらの内燃機関の
基本的41制御については、良く知られているので説明
1之1省xiる。
次に、第4図(A>の711−チV−トを用いて、燃料
噴q4の開始を制御する30’CA割込ルーJンについ
て説明する。本制御ルーチンはクランク角の30°CA
fjJに回転角セン1夕1Bから人力されるパルスによ
って割込ルーチンとして起動され、まずステップ150
で気筒判別センサ19からパルスが入力されたII;’
1点を零として回転角セン1J−18からパルスが入力
される毎に1から24まで繰返しカウントアツプされる
特に図示しないカウンタの値を知って現在のクランク角
を求める処理が行なわれる。続くステップ160では、
ステップ150で求めたクランク角から、現在第1気筒
または第6気筒の吸気行程の開始にあたっているか否か
の判断を行なう。これは、内燃機関1の1回転に2回、
燃料噴射を行なうことから、現時点での内燃機関の行程
が内燃機関の回転に同期した燃料噴射を行なう行程、即
ち第1または第6気筒の吸気行程の開始にあたるクラン
ク角にあるか否かの判断を行なうことにあたる。ステッ
プ160での判断がrNOJであれば、燃11噴射を開
始する必要はないとして、処理はRTNへ抜けて本割込
ルーチンを終了する。ステップ160での判断がrYE
sJであれば処理はステップ170へ進み、フラッグF
CUT=0であるか否かの判断を行なう。フラッグFC
UTとは燃料カットを実施すべきか否かを示すフラッグ
であって、その初期値はOであり、第3図に依拠して前
述したように、内燃機関1の運転状態によって設定され
るものである。今、仮にフラッグFCUTの値が1であ
れば、燃料カッミル実施中であるとして、処理はRTN
へ扱けて本割込ルーチンを終了する。一方、フラッグF
CUT=Oであれば、処理はステップ170よりステッ
プ180へ進み、燃料噴射を起動ずべく出力ポート38
に指令信号を出力し、燃お1哨躬弁6を開弁させる。続
くステップ190では、第3図のステップ140で求め
られた燃料噴Il!(燃料噴射時間T)をタイマ33か
ら読みとられる実時間1’−rに加えた値、即ち燃料噴
射終了時刻t1をタイマ33内の]ンペアAにセットす
る処理が行なわれる。ステップ190の終了後、処理は
RTNに抜けて、本割込ルーチンを終了する。
タイマ33内の]ンペア△では、セットされた燃料噴射
終了時刻t1と制御上の実時間Trとを比較し続け、制
御上の実時間Trが燃料噴射終了時刻11となった時、
CPU30に対して割込要求を発し、]ンペアA一致割
込みルーチンを起動させる。これが、第4図(n)のフ
ローチャーi・に示すルーチンであって、ステップ19
5Gごおいて、出力ポート38に燃料噴射を終了する為
の信号を出力し、燃料噴射弁6を閉弁させて、燃料噴剣
を終了させる。ステップ195の処理の終了後、直りに
RTNに恢けて、本コンベアA一致割込ルーチンを終了
する。
以上の説明のごとく内燃機関1への燃料噴射時間Tが決
定され、内燃機関1のクランク角に同期して燃料噴射を
実行し、あるいは燃料カットが行なわれるのである。
上記のごとき燃料噴射量制御の下において本実施例の燃
料消費量開側装置は、第5図の燃料消費計測ルーチンの
フローチャートに従って次のような処理を行なう。
本ルーチンは、例えば前述の第4図(A>におけるステ
ップ190の処理により燃料噴射弁6が起動される毎に
CPLJ30によって繰り返し実行されるものであり、
燃料カットが実行される期間中は燃料消費量に変化がな
いことから実行されないものである。まず、本ルーチン
が開始されるとステップ200により燃料噴射弁6の実
効噴射時間TRが紳出される。これは周知のごとく燃料
噴射弁6の駆動力源たるバッテリ22の端子電圧VBに
依存して燃料噴射弁6の作動に遅れ時間を生じ、信号と
して与えられる前述の燃料量a=を時間下よりこの噴射
遅れ時間TIを減帥した実効噴射時間T尺だけ実際の燃
料噴射か実行されることから、これを算出するのである
。この噴射遅れ時間TIとバッテリ電圧VBとの関係は
第6図のような特性であり、この特性を予めマツプとし
てROM31に格納しておき、このマツプから検索する
ことで簡単に噴射遅れW間TI、そして実効噴射時間T
Rを求めることができる。次いでステップ210では吸
気圧センサ15及び燃圧センサ−28の検出結果PM、
PF [kg/Cm2]から実効噴射圧補正係数CPF
の検索がなされる。これもROM31に予め記憶されて
いる第7図のようなマツプから容易に検索されるもので
ある。ここで実効噴射圧補正係数CPFとは、同一の燃
料量04時間の下であっても実効噴射圧(PF−PM)
が異なれば燃料の噴射供給量が大きく相違することに鑑
み導入される量である。
即ち、プレッシャレギュレータ27により制御される実
効噴射圧力(PF−PM)は、吸気管圧力PMや燃圧P
「が変動しない定常状態下でのみ一定圧を維持すること
が可能であり、そのいずれかの圧力か変化する過渡期に
あっては該レギュレータの応答遅れにより圧力変動が生
じる。この実効噴射圧力変動の燃料噴射量に及ぼす影響
を補正するために実効噴射圧補正係数CPFが定められ
るのであり、従ってその値は第7図に示すように実効噴
射圧力の4−病に伴って補正係数CPFも大きな値とな
る右上がりの特性である。
なお、本実施例ではプレッシャレギュレータ27の制御
する実効噴射圧力は2.55 [kq/ct112]一
定であり、通常ならば実効噴射圧力が2゜55 [kg
/cm2]の時の実効噴射圧補正係数CPFかIQ、O
Jとなるべきである。しかし、前述の如くこの補正はマ
イクロコンビ]−−タを中心とする論理演算回路で実行
されるため負の数の演算には複相な処理を必要とする。
このためプレッシャレギュレータ27の制御する実効噴
射圧力の下限値2.05 [kq/cm2] を’lJ
J噴射圧−20= 補正係数CPFがro、0.Iとなるように)多連り一
る他の比例定数に4!−選択することで実効噴口;1f
f補正係数CPFが常にiFの舶を取るように配慮しτ
いる。
この実効噴射圧補正係vICPFを決定するマツ1は例
えば予め実験的、あるいIJ理論的に求められるのであ
る。そして、以−]二のごとく求められた実効噴射圧力
丁R及び実効噴射圧補正係数CPFに基づいて今回燃料
噴射弁6より噴口・1供給される燃)14ffiΔFが
次式より算出される。
ΔF=KXTRX (1+CPF) ここで、Kは実効燃料噴射時間TRから燃料噴射量を算
出するための一種の変換係数であり、かつ前述の如く実
効噴射圧補正係数CPFが常に正の値となるように決定
される。
このようにして締出された今回の燃料量ΔFは、それま
での本ルーチンの実行により積粋された燃料量ΣFに加
締され(ステップ230) 、これをステップ240の
処理によりインジケータパネル内の燃料消費表示器29
に表示するため出カポ−ト38より制御出力が出され、
本ルーチンを終了する。
以上、詳述した本実施例の燃料消費量h]測装置によれ
ば、内燃機関1における燃料の消費量は燃料噴射弁6か
らの噴射に対応して正確かつ迅速にh計測されるのであ
る。
すなわち、単に実効噴射時間TRに基づいて噴射供給さ
れる燃料量ΣF@紳出締出のみでは、燃料を噴射する際
の実効噴射圧力の変化に伴う燃料量変化が存在し、それ
を積綽すれば最終的に算出される燃料潤費間には大きな
差異が生じることになる。例えば第7図の実験的に求め
られた実効噴射圧補正係数CPFより明らかなように、
実効噴射圧力(PF−PM)が約3.0 [kq/cm
2 ]のときには2.05 [kQ/cm2](7)と
キト比べて実際の燃料噴射量には約20%程度の変化が
生じている。
しかしながら本実施例によれば、燃料の供給量に密接な
関係にある実効噴射圧力を検出し、この実効噴射圧力に
伴って同一燃料噴射時間の下で生じる燃11吊の変動を
正確に補正する実効哨tI]−1斤補正係数CPFを実
験的に求め、該実行噴射圧補正係数CP Fを用いて燃
料研ΣFを補正している。従って、内燃機関1かいかに
その負荷状態を広範に変化させて運転しようとも、その
全ての運転状態の下で正確に燃料潤費晴の算出かできる
のである。
このようにして高精度に燃料潤費早のit測が達成され
るならば、ぞの結果を燃料噴側m刊御に利用して、より
Ill密な燃料哨躬帛制御を実行1ノたり、また燃料噴
射吊制御の一ノイーFバック制御…とじても利用できる
ことになる。
更にこれにより内燃機関1の運転状態や、燃料噴射装置
の作動の1(否69を判定づることかでき、燃料量ΣF
の変化のlll歴を検8・Jすることで内燃機関1の運
転状態のIt移をl1sa測することができる等その副
次的すj果に151人ぎ<r ’bのかある。
なお、本実施例においては実効哨q1圧力を検出するた
めに吸気管圧力PMと燃圧P「とを各々検出し、その差
を演柿によって求める構成であるが、燃圧と吸気管圧力
との差圧を直接検出する相対圧センサ°を用いて構成し
てもよい。
また、多気筒内燃機関に搭載するに際しては、本実施例
のような演紳を各気筒毎に固有の係数を用いて実行する
ようにすれば、各気筒間に存在する誤差さえも考慮した
高精度の燃料消費間の検出が可能となる。
[発明の効果] 以上実施例を挙げて詳述したごとく、本発明の燃料消費
量計測装置は、 内燃機関に燃料を噴射供給する燃料噴射装置に用いられ
、該燃料噴射装置より噴射された燃料量をh計測する燃
料消費量計測装置において、前記燃料噴射装置が実際に
燃料を噴射する実動噴ロー1時間を検出する実効噴射時
間検出手段と、前記燃料噴射装置より噴射される燃料の
実行噴射圧力を検出する実行噴射圧力検出手段と、該実
行噴射圧力検出手段の検出結果及び前記実効噴射時間検
出手段の検出結果より前記燃料噴射装置より噴射された
燃料量を算出する燃料量篩用手段と を備えることを特徴とするものである。
従って、内燃機関かいかイ【る運転状態とf、Tす、そ
の負荷が広範に変化しようとも、正確、迅速に、かつ高
精度に内燃機関にお()る燃1’lの消費N /)福を
測できるのである。
これにより、内燃機関や燃料噴射装置の作動状況やその
履歴を観測することもでき、他の制御と一体となってよ
り一層の内燃機関の運転状態の緻密な制御を達成するこ
とが可能となる。また、内燃機関の燃費や燃料の補給時
期、あるいは残昂の燃料により内燃機関がどれだけ運転
状態を継続できるか等の諸量を精度よく緯出することも
可能となる等その効果には大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成図、第2図は実施例の燃料
消費量計測装置を搭載した内燃機関の構成概略図、第3
図はその基本的制御のフローチャート、第4図(A)は
燃料噴射の30’CA割込ルーチンのフローチャート、
第4図(B)は燃りl哨射のコンベア△一致割込ルーチ
ンのフ[l−ブV/−ト、第5図は燃料消費耐測ルーチ
ンのフローチャート、第6図は噴射遅れ時間とバッテリ
電圧との関係を表わすマツプ説明図、第7図は実行噴射
圧補正係数と実行噴射圧力との関係を表わすマツプ説明
図を示す。 FG・・・内燃機関 M・・・燃料噴射装置 C1・・・実効噴射時間検出手段 C2・・・燃料状態量検出手段 C3・・・燃料間締出手段 6・・・燃料噴射弁 15・・・吸気圧センサ 26・・・燃料ポンプ 27・・・プレツシャレキュレータ 2B・・・燃斤センザ 29・・・燃料消費表示器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内燃機関に燃料を噴射供給する燃料噴射装置に用いられ
    、該燃料噴射装置より噴射された燃料量を計測する燃料
    消費量計測装置において、 前記燃料噴射装置が実際に燃料を噴射する実効噴射時間
    を検出する実効噴射時間検出手段と、前記燃料噴射装置
    より噴射される燃料の実効噴射圧力を検出する実効噴射
    圧力検出手段と、該実効噴射圧力検出手段の検出結果及
    び前記実効噴射時間検出手段の検出結果より前記燃料噴
    射装置より噴射された燃料量を算出する燃料量算出手段
    と を備えることを特徴とする燃料消費量計測装置。
JP25688485A 1985-11-15 1985-11-15 燃料消費量計測装置 Pending JPS62116216A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013221754A (ja) * 2012-04-12 2013-10-28 Protek Co Ltd 液流体の流量計測方法及び液流体の流量計測装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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