JPS62116140A - 合わせガラス - Google Patents

合わせガラス

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JPS62116140A
JPS62116140A JP25725585A JP25725585A JPS62116140A JP S62116140 A JPS62116140 A JP S62116140A JP 25725585 A JP25725585 A JP 25725585A JP 25725585 A JP25725585 A JP 25725585A JP S62116140 A JPS62116140 A JP S62116140A
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laminated
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井上 匡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の訂、IIIな説明 (イ)産業上の利用分野 この発明は、合わせガラスに関する。さらに詳しくは、
仮ガラスと硬質の樹脂層との間に軟質の樹脂層を介して
なり、各種分野にJjGノる窓ガラス、採光材、遮閉材
等として有用であり、ことに自動重用のフロントガラス
や航空機、電車などのIII輌、n層ピル等の窓ガラス
として有用である合ねμガラスに関する。
(0)従来の技術 最近、自動車のフ[1ントガラスとして安全性の点で従
来の部分強化ガラスに代って合わせガラスを用いること
が推奨されており、高級車のみならず大衆車においても
合わせガラスが用いられるようになってきた。かかる合
わせガラスは安全ガラスの一種で少なくとも2枚以上の
板ガラスを軟質樹脂を中間層として接着して積層一体化
した両面板ガラスタイプのもので、外力の作用により板
ガラスが破損しても中間層により衝撃が吸収されかつ破
片の大部分が飛散しないようにしたものである。そして
、そうに軽量化をはかる[1的や破損の際の人体の負傷
を少なくする目的のため、軟質樹脂(中間層)の−面側
を板ガラスとし細面側を板ガラスの代わりに硬質の樹脂
層で被覆した合わせガラスも提案されるに至っている。
かかる合わLガラス用の樹脂中間層としては、従来、1
lillセルロース系や酢酸セルロース系の合成樹脂が
使用されたこともあったが、現在では専らiiJ塑化ブ
チラール樹脂が使用されている。そしてこの合わせガラ
スの製造法としては、樹脂中間層を板ガラスで挟持し、
加圧下・加熱して圧着するか真空に減圧することにより
脱気して空気泡を除きなからt4温低圧ドで圧着する方
法などが通常とられている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 上記可塑化ブチラール樹脂は中lFI膜材料として優れ
た性質を示すが、比重が高くかつ低温下ことに一20℃
以I;になると著しく硬く脆くなり衝撃吸収力が顕著に
低下するという物性を有する。従って、これを中間膜と
して用いた合わせガラスはいずれのタイプであっても、
重量面や寒冷地における使用の有効性に問題があった。
一方、従来の2枚以上の板ガラスをb4脂層を中間とし
て接着して積層一体化した合わせガラスの場合、外力の
作用により板ガラスが破損した場合WJgI吸収性に効
果はあるものの、人体がWiMにより前面に投げ出され
ガラスに頭部を打ち負1nするケースが多くみられ、衝
撃が著しい場合、ついには全体が破損し、そのため人体
を負10させる危険性がある。
この発明は、かかる状況に鑑みなされたものであり、こ
とに重量面や低温使用時の問題点を大幅に改善し、人体
の負傷も軽減さ「うる新規な合わせガラスを提供しよう
とするものである。
(ニ)問題点を解決するための手段及び作用かくしてこ
の発明によれば、芳香族ビニル化合物のm合体からなる
両端ブロックと共役ジエン系重合体からなる中間ブロッ
クとからなるブロック共重合体の両端ブロックが共重合
体中10〜40重量%でその10%以下が水添されてな
り、かつ中間ブロックが90%以上水添されてなるブロ
ック共重合体(J又はこのブロック共重合体(田を主体
とする透明の樹脂組成物からなる樹脂中間層の、−面に
板ガラスが、他面に硬質の樹脂層が積層一体化されてな
ることを特徴とする合わせガラスが提供される。
上記の特定のブロック共重合体く■又はこれを主体とす
る樹脂組成物は合わせガラスの中間層として要求される
透明性、柔軟性、耐候性等の要件を備えていると共に、
従来の可塑化ブチシール樹脂に比して、ことに低温下に
おける衝撃吸収性が優れている。従って低温環境下にお
番ブる使用時の問題点が改訂されることとなる。
この発明に用いるブロック共重合体(Jは、ポリブタジ
ェン、ポリイソプレン、ボリク[10プレン等の共役ジ
エン系直鎖状m合鎖(中間ブロック)の両端に、ポリス
チレン、ポリ−α−メチルスチレン、ポリー〇−メヂル
スチレン、ポリクロルスヂレン等の芳香族ビニル化合物
の重合体鎖(両端ブロック)をイiする直鎖状重合体を
水添処理して得られるものである。この際、中間ブロッ
クの水添割合が95%以上となるように充分に水添され
たものを用いるのが耐熱性、耐候性等の点で好ましい。
かJ:うな充分な水添処理を行なっても、両端ブロック
中のアリール基の水添割合は通常、10%以内に抑えら
れる。また、中間ブロックの平均分子聞は通常、500
0〜125000とされ、両端ブロックの平均分子めは
通常、10000〜300000とされる。
最も適切な共重合体(Jは、両端ブロックがポリスチレ
ンで中間ブロックがエチレン−ブチレン共重合体構造(
ポリブタジェンの水添物)のもの及び両端ブロックがポ
リスチレンで中間ブロックがエヂレンープロピレン共重
合体構造(ポリイソプレンの水添物)のものである。か
かるブロック共重合体(a)は、クレイトンQ −16
50、G−1652、G−1651、G −11358
(いずれもシェル化学製)等の名称及び型番で容易に入
手可能である。
なお、水添萌のブロック共重合体は透明で柔軟であるが
、耐候試験時の黄変が茗しくこの発明の目的に適さない
上記共重合体(a)は−秤用いられていてもよく場合に
よっては二種以上混合して用いられてもよい。
ことに、中間層は予めシート状に成形される観点から、
通常、シート成形性が良好なものや組合わu+:iR択
することが好ましい。ことにブロック共重合体(a)と
して■両端ブロックが共重合体の約10〜20重漕%で
あるブロック共重合体と■両端ブロックが共重合体の約
25〜35重量%であるブロック共重合体とを混合して
用いるのが好ましく、とくに■のブロック共重合体20
〜90i!ff ffi FJIに対し■のブロック共
重合体を80〜10重分部混合することにJ、リシート
成形性を顕著に向上さけることができ製造上有利である
この発明の中間層は、実質的に上記ブロック共重合体(
a)のみから構成するのが好ましい。しかしながら、透
明性、柔軟性及び耐候性を損なわない限り、他のmff
1が混合されていてもよく、ブロック共重合体(a)を
主体とする透明の樹脂組成物を種々適用することができ
る。この際、混合する他の樹脂としては、ポリプロピレ
ンやポリプロピレン系コポリマー、低密度ポリエチレン
、^密度ポリエチレン、エチレン−ビニルエステル(酢
酸ビニル等)コポリマー、エチレン−アクリレート(エ
チルアクリレート等)=1ポリマー、エヂレンーアクリ
ル酸く又はメタクリル酸)コポリマーもしくはその塩、
ポリブテン−1、ポリ−4−メチルペンテン−1等の種
々の樹脂成分が挙げられこれらは2種以上組合わヒて用
いられてもよい。これらの混合割合は特に限定はないが
、透明性の点でブロック共重合体+a> 100畷mi
に対し10車M部以下程度が通常適している。
なお、上記共1合体(a)やこれを主体とする樹脂組成
物中には、少fit(通常、全体の10ffu fit
%以下)の鉱油、可塑剤等の低分子改質剤がさらに加え
られていてもよく、また、必要に応じ、耐熱安定剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、帯電防止剤、着色剤等
の各梯添加剤が少ffi添加されていてもよい。ことに
耐候性が要求される場合には紫外線吸収剤を添加してお
くことが好ましく、また全体もしくは部分的に着色剤が
添加されていてもよい。
とくに自動車用のフロントガラスとして用いる場合には
かかる紫外・線吸収剤や着色剤の添加は好ましい態様で
ある。
この発明の中間層は、上記共重合体(a)や樹脂組成物
を押出し成形に付してシート状に成形するいわゆるシー
ト成形に付1か、溶液から流延してシート状とする(注
形)ことにより作製される。
通常、経済性の面で前者の方法でシート化するのが適し
ている。
この発明にお()る合わせガラスの一面を形成する硬質
樹IFtW!Iは、中間層と同様な透明性(通常、光線
透過率10%以上)が要求される。さらにこの樹脂層は
、中聞層以−トの表面硬度(鉛筆硬度で3〜511程度
)を右し、耐me性に優れていることが必要である。こ
れらの要求を満たす樹脂層の形成は、硬質樹脂のフィル
ムを中間層に接着Jる方法、又中間層表面にプライマ一
層形成後、そのプライマー皮膜との密着性にすぐれ、か
つ耐摩耗性のすぐれた紫外線硬化塗料を塗布後、紫外線
硬化さU、硬い皮膜を形成させてWj!買樹脂層とする
方法が考えられる。ここr:前者の硬質樹脂としては、
ポリメチルメタクリレート、ポリ■ヂレンデレフタレー
ト樹脂、ポリカーボネート樹脂等が好ましい。これら樹
脂100μフイルムの代表的な物性給は、後述する実施
例などに示される。
なお、この硬質樹脂層は異種の二mbしくは多層からな
るものであってbよく、ことに中間層に貼着した硬質樹
脂フィルムの上に更に紫外線硬化樹脂(塗布)を塗布し
て硬質樹脂層を二層構造として耐候性・耐擦傷性をより
向上させることもでき、例えば、ポリカーボネート樹脂
等の耐候性が不充分なフィルムを用いる場合には特にh
用な態様である。
この発明の合わUガラスは、従来の合わUガラスと同様
に板ガラスと硬質樹脂層の間に中間層を挟持して加圧下
・加熱して圧着するか、減圧上加熱して圧着する方法に
より製造できる。しかしながら、その際、硬質樹脂が溶
融し、圧力により所定の厚みに成形するのがむずかしい
場合には、予め板ガラスと中間層を&!i層一層化体化
後、硬質樹脂を別工程により貼り合わせるか、前述のご
とくコーティングして形成する方法を行なえばよい。
この際、中間層の厚みは適宜室めればよいが、自動中の
フロントガラス客を用いる点からJISR3211(自
動車用安全ガラス)の規定(0,38〜0.76 nu
n )に準じて厚み設定するのが好ましい。
また硬質樹脂層の厚みは5〜5004が適しており、1
0〜200膚が好ましい。
また、必要に応じて、板ガラスの接着表面に表面カップ
リング処理(例えば、シランカップリング剤での処理)
を行なったり、中間層となるシー1〜の表面を前処1g
!(例えば、コロナ放電処理やシランカップリング剤で
の処理、接着性樹脂の塗布や積層)することにより中間
層と板ガラスの[を性や中間層ど硬質樹脂層の密着性を
より向上させることができる。
なお、合わ゛せガラスの素材となる板ガラスは、目的に
応じて所望形状に成形されたものであってもにり、とく
に平板状でなくてもよい。通常、普通板ガラス、フロー
ト板ガラス、スリガラス、熱線吸収ガラス等の種々のガ
ラス材を適用することができる。さらに1板ガラスとし
てそれ自体が着色や粗面化されているものや部分又は全
体が強化処理されているものを用いることも可能である
(ホ)実施例 実施例1 中間層用の樹脂として下記組成の配合物をブレンダーで
混和後、押出機で押出してベレットを作成した。
クレイトンG  1657    40mm部 ゛クレ
イトンG  1(352GO重量部チヌごンP0.4小
量部 (チバガイギー社製) 〔なお、クレイトンQ  1657は、両端ブロックが
ポリスチレンで中央水添ブロックがエチレン−ブチレン
共重合体で前者対後者のff1ffl比率が1/l/8
Gのものであり、クレイトン01652は前者対後者の
重M比率が28/ 72のものである。またヂヌピンP
は紫外線吸収剤であり、2− (2’ −ヒドロキシ−
5′−メヂルフJニルベンゾトリアゾール)からなる。
〕 このベレットを用い、■−ダイにより厚さ0.8mmの
シートを押出しにより製造した。このシートを中間層と
し、厚さ2.75能、幅50 mm%長さ50mmの鱈
通板ガラスと、表面コロナ放電処理した厚さ50ミクロ
ンのポリエチレン−テレフタレート樹脂フ、イルムで挟
持し、230℃の温度下で減圧下でプレスして一面が板
ガラスで他面が硬質樹脂からなるこの発明の合わせガラ
スを作製した。
一方、比較のために中間層として、従来の可塑化ブヂラ
ール樹脂及び上記中間層用の各0.8mm厚のシートを
各々用い、この両面を板ガラスで挟持し、Ivif?5
Get 200℃、−1??ハ230℃F [11L 
IC二Nの両面板ガシスタイプの合わせガラスを作製し
たく前者は比較例2、後者は比較例1)。
得られた各合わせガラスについて、その光線透過率の測
定及び種々の温度下にお1ノるデュポン式衝撃試験機に
よる破砕試験を行なった。破砕試験が1は以トの通りで
ある。
温度を一20℃、約20℃及び60℃に設定し、デュポ
ン式衝撃試験機(釣車300(1,20c+miL’&
ざより落下)により落];テストを行ない破砕の状況を
観察した。
結果を下表に承り。
(以下余白、次頁へ続く。) 表中、Δはガラス破砕状態、Bは破片飛散状態を示す(
以下同じ)。
実施例2 下記組成の配合物を用い、実施例1と同様にして、この
発明の合わせガラスを作製した。
クレイトン0 1657    90重は部クレイトン
0 1652    10重間部チヌビンP     
   O14重聞置部の合わせガラスについて実施例1
と同様にして光線透過率及び破砕試験を行なった結果を
下表に示す。
第2表 実施例3 下記組成の配合物を用い、これをペレット化化した後、
押出して厚み2.5mmのシートを製造した。
これを中間層として実施例1と同様にして合わせガラス
を作製した。
クレイI・ンG  1657    50重置部クレイ
トンG  1652    5唖1部ニュクレル N 
−1207C10重置部チヌビンPO04重闇部 〔ニュクレルはエチレン−メタクリル酸コポリマー(三
l↑・デュポンポリケミカル社製)である。〕この合わ
ばガラスについての試験結果は下表の通りであった。
(以下余白、次頁に続く。) 第3表 実施例4 下記組成の配合物を用い、ペレット化後押出して厚み2
.5mmのシートを製造した。これを中間層とし、硬質
樹脂層としてポリメチルメタクリル樹脂フィルム50μ
を用い実施例1と同様に合わせガラスを作製し試験をJ
3こなった。
クレイトンG  1(357GOfflR部’y L/
−1’ トンG  1650    401tIi部ヂ
ヌビンPO02重吊部 1)°ノールLS−622LD   0.2重量部なお
、サノールLS、−622LDはヒンダードアミン系の
耐光安定剤(チバガイギー社製)である。
なお、クレイトンG  1650はクレイトンG165
2と同様な組成だが、より高分子量のものである。
第4表 実施例5 ト記の組成の配合物を用い、ペレット化後押出して厚み
0 、8 mmのシートを製造した。
クレイトン3 1657    40徂M部クレイトン
0 1652    60小吊部チヌビンPO04重量
部 これを中間層とし、硬質樹脂層として第5表のごとくプ
レポリマー又はオリゴマー、反応性七ツマ−の各部数を
50℃で混合溶解せしめ、別に秤量した光重合開始剤、
その細化合物を加え均一に溶解混合した。
得られた紫外線硬化樹脂組成物をこの中間層のシート表
面にバーコーター(R,D、スベシャリティーズ社製、
ROD  No、5)を使用して、約20ミクロン厚に
塗布し乾燥層中で80℃で10分間乾燥した。次にこの
塗布試験片に硬化用紫外線照射装置QRC−701−C
HN型(ORC製作所製、高圧水銀燈)を使用して、紫
外線強度350mw檀、照射スピード2011 /分、
照射回数4回の割合で紫外線照射をおこない、表面の組
成物の硬化を完了させた。
こうして得られた硬質樹+fff?lは鉛筆硬度で4日
の硬瓜を有している。また塗布硬化膜厚みは約10膚で
ある。
第5表 この合わせガラスについて実施例1と同様にして光線透
過率及び破砕試験を行なった結束を下表に示す。
第6表 以上の実施例1へ・5に示されるように室温及びlT′
!i温下におけるこの発明の合わじガラスと従来品との
間に耐破損性の貞での差異はほとんど見られないが、−
20℃という低温下においでは、この発明の合わけガラ
スが耐破損性の点で優れていることがわかる。特に実施
例3.4に示されたように中間層の厚みを増しC合わU
ガラス厚みを従来品の2枚(以上)のガラス合わせ方式
の厚みに近づけた場合破砕試験は特に変わりないが、衝
撃はガラスのみで中間層、硬質樹脂層は特に影響を受番
ノでいなかった。従来の合わ往ガラスでは衝撃を受1ノ
だ反対面のガラスもその衝撃により破損あるいは破砕し
結果的に人体が負傷する場合が考えられるが、この発明
の合わせガラスにおいては、反対面は樹脂層であり、ガ
ラスに比べ軽量で破に1することは少ない。かつ硬質樹
脂側の硬度は硬質樹脂層が実施例のように薄い場合、中
間層の硬度の影響が大きく、結果的に人体に対してクッ
ション竹を有する。
実施例6 下記組成の配合物を用い、実施例1と同様にして0 、
8 nunのシー1−〈中間層)を製造した。
クレイトンG  1657    5Q重聞部クレイi
・ンQ  1f352    50重争部チヌビンp 
       O,4重塁部このシー1〜について秤々
の物性を測定した結果を比較例(市販の合わせガラス用
可塑化ブチラール樹脂シート;  0.8mm>と共に
次表に示す。
(以下余白、次頁へ続く。) 第7表 この表から明らかなように、この発明の合わせガラスに
おける中間層は、比重が低く、加熱減率、吸水率、溶出
率、低温での動的弾性率等の種々の点で従来の中間膜(
可塑化ブチラール)に比して多くの利点を有している。
また、光線透過率も従来品に比して全く遜色はなく、耐
候性も優れている。ことに低比用であり、又、この場合
、ガラス両面の貼り合わせに比べ、軒ω化の点で大きな
利点であり、かつ低温での動的弾性率が低く、低温衝撃
吸収性の点で好都合であることが判る。
なお、この発明の合ねU゛ガラス使用しうる硬質樹脂の
代表物性表を次表に示す。
(以下余白、次頁へ続く。) fI!質樹脂物性表(100ミクロン フィルム)上表
で示されるように硬度の値はプラスチックの中では、い
ずれも硬質に属し、かつ用途上、光線透過率で示される
ように高い透明性が要求される。また、合わせガラスで
しばしば問題がおきている気泡の混入等、吸湿による影
響を受けない樹脂であることも中間層の樹脂とともに望
ましい。
実施例7 実施例1で得られた合わせガラスのポリエチレン−テレ
フタレート樹脂フィルム表面に実施例5で作成した紫外
線硬化樹脂組成物をバーコーター(R,Dスペシャリテ
イーズ社製、ROD  No。
5)を使用して、約10ミクロン厚に塗布し、乾燥層中
で80℃で10分間転燥した。次にこの塗布試験片に硬
化用紫外線照射装etQnc −701−CI(N苧(
ORC製作所製、高圧水銀燈)を使用して、紫外線強度
3+01W 4、照射スピード20m/分、照射回数4
回の割合で紫外線照射をおこない、表面の組成物の硬化
を完了させた。
こうして得られた硬質樹脂表層は鉛筆硬度で4Hのli
J!度を有している。また塗布硬化膜厚みは約5ミクロ
ンである。得られた合わせガラスについて、実施例1と
同じ方法でその光線透過率の測定、及びデュポン式衝撃
試験機による破砕試験を行なった。その結果この合わせ
ガラスについての試験結果は下表の通りであった。
(へ)発明の効果 この発明の合わせガラスは、従来に比して軽量化され、
低温使用時における衝撃吸収力が改善されたばかりでな
く、軟質の中間層の使用により、仮に人体が直接衝撃を
受けても負傷を軽減させることができ、又表面は硬質樹
脂層のため耐擦傷性に優れている。さらに従来品と同様
な光線透過率を示し、しかも加熱、温度、水等による品
質変化を従来よりも受は難い中間層を用いているため、
製造上も有利である。従って、従来と同様な用途に用い
ることができると共に、多方面にわたる用途への応用が
期待される。
手続?i13 if三三ツ 4和6Of、12月20 2、発明の名称 合わせガラス 3、補正をする考 事件との関係   特許出願人 住 所  大阪市東区淡路町2丁目44番地名 称  
 人日本プラスチックス株式会社代表者  坂 内 綱
 策 4、代理人 〒530 住 所  大阪市北区西天満5丁目1−3クォーター・
ワンビル5、補正命令の日f−J    (自 発)明
1111i!!第2真下から第61’i flの[イし
て、そらに1を「そして、さらにJと8Tfする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、芳香族ビニル化合物の重合体からなる両端ブロック
    と共役ジエン系重合体からなる中間ブロックとからなる
    ブロック共重合体の両端ブロックが共重合体中10〜4
    0重量%でその10%以下が水添されてなり、かつ中間
    ブロックが90%以上水添されてなるブロック共重合体
    (a)又はこのブロック共重合体(a)を主体とする透
    明の樹脂組成物からなる樹脂中間層の一面に板ガラスが
    、他面に硬質の樹脂層が積層一体化されてなることを特
    徴とする合わせガラス。
JP25725585A 1985-11-15 1985-11-15 合わせガラス Granted JPS62116140A (ja)

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JP25725585A JPS62116140A (ja) 1985-11-15 1985-11-15 合わせガラス

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JPS62116140A true JPS62116140A (ja) 1987-05-27
JPH0548175B2 JPH0548175B2 (ja) 1993-07-20

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ID=17303840

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